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5月31日(水)

金曜と振替えで休み。郵便局への道の途中にホタルブクロが咲いていた。
  • ジョン・ファウルズ『コレクター(上・下)』(白水社Uブックス)
  • ジェイムズ・ヘクター『ザ・ローリング・ストーンズ全曲解説』(シンコーミュージック)
有名な映画『コレクター』はTV放映時に2回くらい観たので、原作(『魔術師』と作者・訳者とも同じ)を読んでみよう、と……。
BGMはThe Smithのシングル "What Difference Does It Make?" スリーヴにテレンス・スタンプ(『コレクター』のワンシーンか?)の写真が使われているのだ。 聞くところによると本人からクレームがつき、急遽モリッシーが同じポーズをとる写真に差し替えられた後、スタンプ氏の気が変わりお咎めなしになったそうで。

5月29日(月)

    昼休みに古書店で:
  • J・T・ストーリイ『ハリーの災難』(HPB687)
  • ジョルジュ・シムノン『ストリップ・ティーズ』(集英社文庫)
『ハリーの災難』は四半世紀前に映画館で観た。 ヒッチコック映画の中でものんびりとしたブラック・コメディで若いお母さん役のシャーリー・マクレーンがかわいかった。 邦訳では死体を見つけた船長の第一声が「南無八幡大明神!なむあみだぶつ!」なのだが……原文は"Great Gordon Bennett! Christ Almighty!"
ううむ。

5月28日(日)

    下の子が模試なので送りがてらブックオフ:
  • 仁賀克雄編『吸血鬼伝説 ドラキュラの末裔たち』(原書房)
  • P・オースター『偶然の音楽』(新潮文庫)
    映画(良かった)を観て原書も持っているが、邦訳を読むのは初めて。柴田元幸訳。
  • G・ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』(新潮文庫)
  • コーネル・ウールリッチ『夜の闇の中へ』(ハヤカワ文庫HM10-5)

5月27日(土)

    ブックオフにて:
  • P・G・ウッドハウス『ジーヴズの事件簿』(ウッドハウス選書I 文藝春秋)
  • アヴラム・デヴィッドスン『どんがらがん』(奇想コレクション 河出書房新社)
  • シオドア・スタージョン『輝く断片』(奇想コレクション 河出書房新社)
  • クレイグ・ライス『幸運な死体』(ハヤカワ文庫HM28-4)
  • クレイグ・ライス『時計は三時に止まる』(創元推理文庫)
  • アイザック・アシモフ『黒後家蜘蛛の会2』(創元推理文庫)
  • ルース・レンデル『ロウフィールド館の惨劇』(角川文庫)
  • ルース・レンデル『荒野の絞首人』(角川文庫)
  • ルース・レンデル『絵に描いた悪魔』(角川文庫)
  • ハンス・キルスト『長いナイフの夜』(集英社文庫)
前回(先々週くらい)行った時はなかった奇想コレクションが2冊も! ウッドハウス選集はきのう新刊書店であまりの高さに買うのを諦めたばかり。 奇想コレクションの2冊とともに定価の半額。 ハンス・キルストは『将軍たちの夜』原作者。

文藝春秋と国書刊行会の2社から出ているウッドハウスものを見比べてみたのだが、文藝春秋より国書刊行会の方が活字が大きく行間が広い。 最近の新聞紙面のように、老眼でも読みやすいようにとの配慮か。 総ページ数が増え本が分厚く(または分冊に)なればなるほど、ウサギ小屋に住む読者の新刊離れに繋がり逆効果ではないだろうか。 豆粒ほどの小さな活字がびっしり並ぶ昔の文庫やポケミスが好きなわたしは、詩集は別として、(もちろん実際は十行ほどはあるのだが感覚として)数行読んだらページをめくらなければならない大きな活字の本に読書の幸福感を得られない体質になってしまったようだ。

5月26日(金)

出張帰りのMさんと待ち合わせて乗換駅でお茶。 ジョージ・R・R・マーティンの新刊をもう購入しておられた。 わたしは『ドアのない家』→『将軍たちの夜』→『一日の悪』→『最後の一壜』と続き『火星人ゴーホーム』を読んでいるところ。 『タフの方舟』を買おうかどうしようか迷っていると言うと、それも既に購入済みとのこと。 ううむ。やはり職場そばの古書店から2冊とも引揚げてくるべきか。 全然気づかなかった(←それで本当に読んでいたのか?)のだが、『ドアのない家』の活字がひとつ横向きになっていたんだとか。 「たいやき」が「たこやき」になっているような感じだろうか? おみやげのDVDありがとうございました。いひひひひ。 新幹線で帰るMさんと別れ、栄の旭屋書店で本を物色。 ウッドハウス選集は高いしなぁ、と諦め、アーウィン・ショー『緑色の裸婦』(集英社文庫)を購入。 文庫も高い昨今、新刊で490円。 ヘミングウェイといろいろあった人のようだ。
    古書店より:
  • リチャード・マシスン『地球最後の男』(ハヤカワ文庫NV151)
  • 浅倉久志編『世界ユーモアSF傑作選1』(講談社文庫)

5月25日(木)

    古書店にて:
  • レイモンド・チャンドラー『プレイバック』(HPB518)
  • ウィルマー・H・シラス『アトムの子ら』(HPB SF3015)
  • 世界推理小説全集41『ガードナー すねた娘』(東京創元社)
奥付に訳者(『プレイバック』清水俊二「Shunji」、『すねた娘』大岡昇平「昇」)の検印。 手持ちをあたってみると昭和30年代前半に出た古本の何冊かに著者検印を発見、『黄色い部屋』日影丈吉、『犯罪の進行』小笠原豊樹、『カックー線事件』高橋豊、『二人の妻をもつ男』大久保康雄、『天の光はすべて星』田中融ニなどなど。 捺したのはご本人かご家族か。 印税の「印」とはこの著者検印のことなんだそうだ。 先日見つけた新釈現代文は昭和50年代の版だが、著者高田瑞穂氏の検印。 ワンコイン(もちろん100円だよ)で買える古本もまた楽し。

5月23日(火)

家族が買ったらしい須藤真澄『長い長いさんぽ』をまったく予備知識なしに読んでしまう。 わが家にも去年迎えたばかりの猫がいる。 今までどこかで考えないようにしていたが、人より寿命の短い生きものと暮らすからには避けて通れない日がくることを初めて覚悟した。
    ポケミス20冊が到着(昭和30年代前半の本にはまだ訳者検印あり)
  • アンドリュー・ガーヴ『カックー線事件』(HPB192)
  • ガストン・ルルウ『黄色い部屋』(HPB237)
  • エドガー・ボックス『死は熱いのがお好き』(HPB582)
  • W・P・マッギヴァーン『高速道路の殺人者』(HPB782)
  • E・S・アーロンズ『秘密指令―叛逆』(HPB861)
  • ユリアン・セミョーノフ『ペトロフカ,38』(HPB883)
  • ウィリアム・ハガード『架空線』(HPB1125)
  • ハリイ・ケメルマン『土曜日ラビは空腹だった』(HPB1138)
  • レイモンド・マーシャル(ハドリー・チェイス)『フィナーレは念入りに』(HPB1155)
  • P・アンドレオータ『ジグザグ』(HPB1172)
  • E・リチャード・ジョンソン『モンゴが帰ってきた』(HPB1196)
  • ドロシィ・イーデン『ウィラを待ちながら』(HPB1203)
  • A・P・デュシャトー『五時から七時までの死』(HPB1248)
  • ジョン・スラデック『黒い霊気』(HPB1277)
  • ロイ・ウィンザー『死体が歩いた』(HPB1290)
  • ・エドワード・D・ホック『ホックと13人の仲間たち』(HPB1298)
  • マーガレット・ミラー『明日訪ねてくるがいい』(HPB1299)
  • メアリ・インゲイト『水は静かに打ち寄せる』(HPB1323)
  • アントニア・フレイザー『野生の島』(HPB1331)
  • モーリス・ベリッセ『メリーゴーランドの誘惑』(HPB1432)

5月21日(日)

    ブックオフなど:
  • クレイグ・ライス『マローン売り出す』(光文社文庫)
  • リイ・ブラケット『赤い霧のローレライ』(青心社)
  • 小鷹信光編『冷えたギムレットのように 美酒ミステリー傑作集』(大和書店)
  • クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』(創元推理文庫)
  • クレイグ・ライス『死体は散歩する』(創元推理文庫)
ユーモア・ミステリがよく見つかる。
『魔術師』文庫版に訳者がTVで映画化されたのを観た感想が載っていたが、残念ながらたいした出来ではなかったようだ。 出演したケインの自伝を読んでも気乗りのしない撮影だったようだし(主演女優とそりが合わなかったとも)。 ジョン・ファウルズの『コレクター』が原作の半分を伝えているとしたら、『魔術師』は十分の一、とは訳者の感想。 そういえば、『コレクター』も小笠原訳だったんだな。

5月20日(土)

ハヤカワポケミスまとめて20冊で2600円で落札。1冊だけ手持ちと重複あり。 『明日訪ねてくるがいい』 の紹介を読むとなかなか楽しそうだったし、『ヒルダよ眠れ』のガーヴ作『カックー線事件』、 それに「ラビは○曜日に○○する」シリーズからの1冊が読んでみたいのだ。

5月19日(金)

今日から開催の古書会館古本市(古書即売会)へ。 バイト先へは昼から出社と根回し済み。
    上から100円×2、500円×2
  • アラン・シリトー『華麗なる門出/長距離走者の孤独』(集英社版世界の文学19)
  • ハンス・H・キルスト『将軍たちの夜』(ハヤカワノヴェルズ)
  • レイ・ブラッドベリ『とうに夜半を過ぎて』(集英社)
  • ハンター・ディヴィス『ビートルズ』(草思社)
「とうに夜半を過ぎて」のタイトルをもじった中島らもさんの本があったっけ。 ブラッドベリとハンター・ディヴィスは小笠原豊樹訳。相変わらず訳者で選ぶ日々。

『将軍たちの夜』は表紙カバーが映画のスチール写真(ワルシャワ市街を爆破しに行くタンツ将軍=ピーター・オトゥール)なので、100円本の山の中でも目についた。 映画では曖昧にされた犯行の動機もはっきりと書かれ(PC難民生活中にて読書三昧)、ほうほうそういうことであったか、と読み出したら止まらないかっぱえびせん状態。 原作は半分近くが、プイグの『蜘蛛女のキス』のように、かつての関係者の手紙や日記、証言を集めたドキュメンタリー形式。 当然証言者の主観により事件のあらましや人物像が微妙に違うのもおもしろいところ。 映画ではさすがに全部を盛り込めなかったらしく、人間関係もかなりはしょられていた。

5月17日(水)

昨日帰宅して立ち上げたらば、液晶部分が死んでほぼ真っ暗。 輝度を最大にしても、ポインタの場所すらわからず。 ディスプレイを修理するか、どっかから使えるのを借りてくるまで家からは繋げ……ても 画面が見えません。
    古書店にて500円:
  • 奥田継夫/米倉斉加年『魔法おしえます』(偕成社)
  • ミッキー・スピレイン『蛇』(HPB887)
  • 深町眞理子『翻訳者の仕事部屋』(ちくま文庫)
トマス・スターリング『一日の悪』読了(一気読み!おもしろかったぁ)、スタンリイ・エリン短編集『最後の一壜』を読み始める。

5月16日(火)

新刊書店(生本屋)へ。人が久しぶりに新刊で買おうと思ったのに! 十代の頃読んだ『太陽の黄金の林檎』を再読目的で文庫の棚で探す。 難なく見つかったが、中○梓の顔文字入り解説に萎え、昔馴染んだ幻想的な表紙の古本(解説も伊藤典夫だ)で読むことにしたさ。
    いつも古本ばかりで申し訳ないので新刊を:
  • エラリイ・クイーン編『黄金の13/現代編』(ハヤカワ文庫HM2-29)

5月15日(月)

  • 風見潤編『ユーモアミステリ傑作選』(講談社文庫)
  • ロイ・ヴィカーズ『老女の深情け』(HPB734)
  • エドマンド・クーパー『アンドロイド』(ハヤカワ文庫)
古書店や密林マーケットプレイスで落穂拾い。

5月14日(日)

トマス・スターリング『ドアのない家 (The House Without A Door)』読了。
ハンナ・カーペンターは、まだうら若い娘時代、ニューヨーク、マディスン街のホテルの一室を借り、そこに閉じこもったまま、世間との交渉を一切断ってしまった。 突然の父親の死と、それに続く失恋とが、徹底した人間嫌いに彼女を追いやったのだった。 そして34年の歳月が流れたある日のこと─ 突然ハンナは街に出たい衝動にかられた。(解説より)

初めて彼女は、正気な人の完全な自信が羨ましく思えた。以前は平気で夢想に耽れたのが、羨ましく思えた。 自分の理性を疑い始めた人は、子供じみた夢想に耽ることは許されない。 空想したことが何でも、真実になるかもしれないのだ。(p174)
エミリー・ディキンスンの "My Letter To The World" (私は世の中に手紙を書く、世の中は私には書いてくれない……)を読むたび涙を流すハンナ。 勇気を奮い起こして世の中に足を踏み出した矢先に巻き込まれた殺人事件。 恐ろしさのあまりホテルに舞い戻り、窓にシャッターを降ろし、ドアに鍵をかけ再び閉じこもってしまう。 人との関わりを避けてきたため相談する相手もなく、鍵をかけた部屋の中で殺人者の影に怯えるハンナの葛藤、狂気とのぎりぎりの戦いが読者の心に迫る。 事件を追う警部が、事件当時偽名を使っていた彼女をどこで、またどんな手がかりで発見してくれるか?

話の筋とは関係ないが、関係者が受けたハンナの印象がやっぱり普通の人とずれていたのはおもしろかった。 雑誌から流行の型を取って手縫いしたドレス姿のハンナ、本人は自信たっぷりだがさすがに長年のホテル暮らしで室内履きのような靴がちぐはぐなのが、ね。

さて、次はこの寡作な作家が5年の沈黙を破って発表した『一日の悪(The Evil Of The Day)』にとりかかるとするか。

5月13日(土)

しりあがり寿原作のロードムービー、『真夜中の弥次さん喜多さん』DVDを家人が借りてきた。 ふたりが目指すはフロリダ、じゃなくて伊勢。 賽の河原の婆=サイババだとか、突然イージーライダーしてしまうところとか、ちょっと言うのを憚られるようなギャグが散りばめられている。
    ヤフオクにて:
  • ジョン・ファウルズ『魔術師(上・下)』(河出書房新社)
『コレクター』『フランス軍中尉の女』でも有名なファウルズのこの作品は作者自身の脚本で映画化されているが、ケイン出演作なのに一度も観たことがない。 せめて原作でも、と思ったら訳が小笠原豊樹氏だっ!

5月11日(木)

    古書店にて:
  • レイ・ブラッドベリ『刺青の男』(創元推理文庫)
  • E・アンブラー『デミトリオスの棺』(HPB111)
  • W・P・マッギャヴァーン『緊急深夜版』(HPB469)
  • コーネル・ウールリッチ『もう探偵はごめん』(HPB1153)
  • E・S・ガードナー『すばらしいペテン』(HPB1240)
  • マグダレン・ナブ『真夜中の訪問客』(HPB1554)
ウールリッチのみ300円、他は各100円。 『デミトリオス(ディミトリオス)の棺』は昭和31年刊行、50年前の本だからその傷み具合も半端じゃないが100円だから文句はいえない。 『真夜中の訪問客』はシムノン絶賛の、という解説で購入。 そのうち読みたい絶版本が安いとつい買ってしまうので、積読がたまる一方。 生きている間に全部読みきれるだろうか? 電車の中で聴いていた音楽も最近はお預け。 数曲でひと段落するCDシングルが家で意外と重宝している。

5月10日(水)

    ヤフオクにて150円:
  • クレイグ・ライス『セントラル・パーク事件』(ハヤカワ・ミステリ332)
ビンゴ&ハンサムコンビのシリーズ二作目『七面鳥殺人事件』がおもしろかったので一作目も入手。安価で嬉しい。 コンビの一人ハンサム・クザックにはあらゆることを「写真のように」記憶するという特異な能力があり、まるでアルバムを開くように思い出せる。 二人は街頭写真家。 この作品が発表されたのは1943年、その頃日本は旅行どころではなかったはずだが、対戦国のアメリカ、ましてやその田舎町に戦争の影はまだない。 『七面鳥殺人事件』の登場人物のひとりに文字は綴れるが読めない男がおり、60年以上も前の作品でディスレクシアをとりあげているのには驚いた。
「私は字は書けますが、読めないんです」
「言って下されば、どんなことばでも書きます。しかし私は読むことはできません。これは純粋に心理的な欠陥らしいです。頭脳の退化ということではありません」 *心理的な、というのは違うと思うのだが訳も昭和34年だからなぁ
    古書店にて300円:
  • 復刻エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジンNo.1-3(早川書房)
  • ミステリマガジン1988年1月号
    ポケミス1500番記念特集の、ポケミス全点解説目録(101〜1500)が便利。
  • ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』(ハヤカワ文庫SF245)

5月9日(火)

    ヤフオクにて:ミステリマガジン以外は1冊50円
  • ジョン・T・フィリフェント『ナポレオン・ソロ6 気ちがい科学者』(ハヤカワ・ミステリ959)
  • コーネル・ウールリッチ 『恐怖の冥路』(ハヤカワ・ミステリ532)
  • ウィリアム・アイリッシュ 『黒いカーテン』(創元推理文庫)
  • ハドリー・チェイス『ミス・ブランディッシュの蘭』(創元推理文庫)
  • B・S・バリンジャー『歯と爪』(創元推理文庫)
  • 間羊太郎 『ミステリ百科事典』(教養文庫)
  • 結城昌治 『公園には誰もいない』(講談社文庫)
  • ミステリマガジン(1976〜1978年)4冊
出品者は秋田県の方。きのこ採りが趣味で、発送のやりとりと一緒に山菜話に花が咲く。

5月8日(月)

    100円ワゴンと密林マーケットプレイス:
  • オットー・ペンズラー編『愛の殺人』(ハヤカワ文庫HM218-1)
  • ロバート・ブロック 『血は冷たく流れる【改訂版】異色作家短篇集8』(早川書房)

5月7日(日)

朝から雨。 引き出物用紙袋にいっぱいの本をブックオフへ持ち込むが、昔の漫画の単行本や古本で購入したものばかりなので、ほとんど値段はつかず。 ダイソーでエコロジー収納ボックスを買い足し。 11番は文庫本なら「田」の字に、SFマガジンなら2列、ポケミスなら3列に並べて収納できるスグレモノなのだ。これで普段読まない文庫のシリーズものと雑誌のバックナンバーを一気に片付け。 が本の入った箱が重い!一体どこに置けって……
    すべて105円:
  • クリスティー/クロフツ他『ザ・スクープ』(中央公論社)
    BBCが1930年と1931年に放送したラジオ朗読ドラマ「屏風の陰に」「ザ・スクープ」の2編を収録。ドロシー・セイヤーズ、アガサ・クリスティー、クレメンス・デイン、E・C・ベントリー、アントニー・バークリー、フリーマン・ウィリス・クロフツの6人が章ごとに分担執筆したのだとか。訳は飛田茂雄・金塚貞文。
  • ジェズアルド・ブファリーノ『その夜の嘘』(早川書房)
    処刑前夜に四人の死刑囚がさまよう真実と嘘のはざま、という帯につられて購入。
    計算しつくされた物語はこび、みごとな文学空間…極限状況下の人間の真実と嘘を鋭く追求し、今世紀のイタリア文学を代表する作品とまで絶賛された傑作(解説より)。
  • クリスティー『無実はさいなむ』(ハヤカワ・ミステリ文庫HM1-30)
    小笠原豊樹訳。 これは読みたいと思っていたので、ブックオフ詣でのたびに探していた。 クリスティーはもちろん推理ものが凄いのだろうが、ポワロの出てこない「春にして君を離れ」のような作品のほうが好き。
  • ジェレミー・ドロンフィールド『飛蝗の農場』(創元推理文庫)
知人が皿連合のXTCの棚でMartin Newell "The Spirit Cage"を見つけたとのこと。 連休の終わりにいいことがあったね。

5月6日(土)

家人が「TRICK」DVDを3枚借りてきた。 1枚目を調子よく観終わり2枚目を入れたら「ディスク読み込み中」のままフリーズ。 イジェクトボタンを押しても無反応。 ディスクがずれていたのか、それとも裏返しに入れてしまったのか? 底のリセットボタンを押してもダメ。 一旦電源を切りひと晩放置し、翌朝再起動したら機械がディスクを吐き出してくれ事なきを得たが、レンタル中に雑な扱いを受けたディスクの中心に亀裂が入っており、これがトラブルの原因だった様子。 やれやれ。 TVに繋いでいるDVDレコーダーではフリーズしたが、ディスクの種類を選ばない台湾製のポータブルプレーヤーのほうで無事再生。 ストーンヘンジのような建造物、消えた少女……ってエピソード2はウィッカーマンか。

ミステリマガジン400号からカーター・ディクスン『魔の森の家』を読む。 江戸川乱歩の訳だが「偉大なる人」「偉大なはげ頭」「偉大なる体躯」「偉大な太鼓腹」と続くとまるでどこかの国の首領様のようではないか。

5月4日(木)

アーサー・ヒラー監督『あきれたあきれた大作戦』(1979年米)を観る。 ピーター・フォークがジェスチャーまじりに披露する、「南米で天然記念物に指定されたワシほどもある巨大ハエ 」のヨタ話が最高。

5月3日(水)

ミステリマガジン(No.400)から、短編をぼつぼつ読む。
  • ロバート・L・フィッシュ『アダム爆弾の怪』
  • シャーリイ・ジャクスン『美しき新来者』
  • ディヴィッド・イーリイ『そこだけの小世界』
『そこだけの小世界(The Academy)』
ある父親が、私立の全寮制学校を訪ねる。 隅ずみまで掃除のゆきとどいた校舎、最新式の設備が整った清潔な食堂と礼儀正しい職員たちに目を見張る父親。 校長は息子が入学審査に通ったことを伝え、学校側の目標は適応性のある社会人にするために生徒をうまく誘導して成功させること、そのためには軍隊式訓練が人間修養に最高のものと考え、学校の生活軌道にちゃんと乗らない入学後1年以内の帰省は許可しないと説明する。 父親は規律正しい訓練の号令を聞き、柔軟体操をする生徒たちを見、寮で勉強していた生徒のひとりと面談して、校長の自信のほどにも納得させられるが、何かが心にひっかかる……
驚愕のどんでんがえしでなくても、もし「ヒッチコック劇場」あたりでドラマになっていたら、ぜひ観てみたいラスト。
    ブックオフにて:
  • カート・ヴォネガット『青ひげ』(ハヤカワ文庫SF1205)
  • ジェイムズ・P・ブレイロック『ホムンクルス』(ハヤカワ文庫FT123)
  • ウィリアム・アイリッシュ『アイリッシュ短編集1 晩餐後の物語』(創元推理文庫)
  • クレイグ・ライス『大はずれ殺人事件』(ハヤカワ文庫HM28-2)
  • クレイグ・ライス『大あたり殺人事件』(ハヤカワ文庫HM28-3)

5月2日(火)

只今読んでいるのは『七面鳥殺人事件』
    職場のまわりの古書店をぐるり一周:
  • ロス・マクドナルド『魔のプール』(創元推理文庫)
  • ロス・マクドナルド『ロス・マクドナルド傑作集』(創元推理文庫)
    ロス・マクドナルド作品は「さむけ」「ウィチャリー家の女」「縞模様の霊柩車」など小笠原豊樹(今読んでいるクレイグ・ライスの七面鳥殺人事件もそう)訳が多く、「どうせ読むなら目についた時に買っておこう」と思ったら自然と集まりだした。
  • P・G・カステックス編
    『ふらんす幻想短編 精華集<冴えわたる30の華々>(上下)』(透土社)
    売上カードつき新本?1,500円。羽良田平吉氏の凝った装丁で函入り変形判。

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