2月28日(火)
2月27日(月)職場が合併先と統合され、移転後初出勤。 近くに昔ながらの古書店が数軒残っているので早速帰りがけに立ち寄る。
2月26日(日)1週間帰っていた上の子が下宿に戻るので、送りがてら途中のブックオフへ。 また、Amazon(US)マーケットプレイスから1冊到着。
2月25日(土)
2月24日(金)
2月23日(木)
2月21日(火)
2月19日(日)『ココ』読了。通販やオークションでの支払ごとにかかる振込手数料についてぼやいていたところ、Sさんより新生銀行の「月5回まで手数料無料」サービスを教えていただく。 おお、郵便局のATMが使えるなら設置台数の心配もいらない。 金融方面に疎くて「新生銀行」は全然知らなかったのだが、「前身は長銀」と聞いてもまだ今ひとつわかっていない。 2月18日(土)
BBC2ブリストルでアルバム "Black Sea"リリースに合わせて放送した1時間番組、"Towers Of London"レコーディングのドキュメンタリー(レコーディングは7月に終了していたが、8/24から8/26にかけてレコーディング・プロセスの再現を撮影したそうだ)"XTC At The Manor"を観る。 ドラムス、スネア、ベース、ディヴのギター、アンディのギター、ヴォーカル…と音入れしていく様子にはどきどきする。 森脇真末味『おんなのこ物語』(ハヤカワコミック文庫全3巻)の1・2巻が届く。 この作品を読むといつも、頭のてっぺんを掴まれ一気に初読当時に戻される。 あらすじより引用: 「コミックバンド桃色軍団のドラマー八角京介は、すぐれた音楽の才を持っているが、気がやさしく、いつも都合よく人に利用されてしまう。しかしその実態は、内心に懊悩をかかえ、自分の本性を恐れて家畜のふりをつとめようとしている獣なのだ。……」 作者あとがき『まだプロじゃない』より引用: 「仮に見えない骨があったとして、その骨が折れて少し曲がったまま、知らずに治ってしまったようなカンジを想像してみたんです」 2月17日(金)ヤフオクでXTC のフランス盤コンピ"The Tiny Circus Of Life"を。 終了1時間前にたまたま見つけた時には500円だったのだが、出品者より「限定3000枚」と更新されたとたんあれよあれよと入札が増え、結構な値段で終了してしまった。2月15日(水)
2月12日(日)
2月11日(土)スタンリイ・エリン「パーティの夜」、フィリップ・マクドナルド「夢見るなかれ」、ジェラルド・カーシュ「壜の中の謎の手記」、ウィリアム・オファレル「その向こうは−闇」、(既読)ロアルド・ダール「女主人」、ジョン・ダラム「虎よ」、ディヴィッドスン「ラホーア兵営事件」、イーリィ「ヨット・クラブ」、クェンティン「不運な男」を読む。 エドガー全集(上)を読了。 「パーティの夜」こっ怖い! 最近公開されたばかりのある邦画の主人公の気分だ。Bryan Forbes監督の『King Rat』(1965年米)をDVD (TSDD-17892)で観る。 モノクロ映像にジョン・バリーのやるせない、チリチリしたテーマ。 第二次世界大戦中の日本軍によるシンガポールのチャンギー捕虜収容所が舞台で、飢餓と病気、絶望から精神的・肉体的に脱落していく(「チャンギー・ブルー」……死にたくない理由がなくなる)捕虜も多い中、たくましく生き抜く者もいる。 不正をはたらく者、要領よくたちまわる者への憎悪を支えにしてなんとか精神的に持ちこたえている憲兵隊長がトム・コートネイ、一人になると「神様、妻に自分が無事生きていることをお伝え下さい」とぎりぎりのところまで追いつめられている。 収容所の影の帝王「キング」伍長役はスティーヴ・マックイーンやポール・ニューマンにもオファーがあったが断られ、ジョージ・シーガルに決まったそうだ。 貸切にした独房で仲間たちと一緒に肉を食べる場面でのふてぶてしい表情がナイス。 シーガル以外はアドリヴだったそうだが、デンホルム・エリオット以下のリアクションはさすがイギリス人。 戦争終結がもたらした平和と食糧、しかし同時に戻ってきた容赦のない現実。 伍長の階級相当にトラックの荷台に乗せられて収容所を後にするキングの姿は「王の帰還」に程遠いが、それでもその極限状態でネズミのように、たとえ憎悪にせよ彼が与えたものにすがって生き延びた者たちの王には違いなかったと思う。 キング同様に現実的なイギリス人捕虜マーロウ役のジェームズ・フォックスが、角度により『戦メリ』のボウイによく似ていた。 2月10日(金)
2月9日(木)「白夜行」放送日。2月8日(水)エドガー賞全集(上)よりフィリップ・マクドナルド「おそろしい愛 (Love Lies Bleeding)」を読む。 作者は『レベッカ』などのスクリプトライターをつとめたという。 道理でとても映像的な作品を書くわけだ。 最後まで読むと、タイトルの奥深さがよくわかる。
2月7日(火)『エドガー賞全集(上)』より、アイリッシュ「晩餐後の筋書」ローレンス・G・ブロックマン「なまず物語」ジョン・コリア「夢判断」を読む。
2月6日(月)Sofa Soundから到着。 もったいないので一度しかまだ聴いていない。
2月5日(日)軽いものが読みたくなり、『エドガー賞全集(上)』1947年受賞作「気ちがいティー・パーティ (The Adventure of the Mad Tea-Party)」(エラリイ・クイーン)を読む。2月4日(土)
2月3日(金)曜日を「きん」と入力したら、「菌」と変換された。ぷんすか。スタンリイ・エリン「倅の質問」で『九時から五時までの男』を読み終える。 『特別料理』『鏡よ、鏡』は(もったいないから)ちびちび読もう。 帰りの車内ではアンソロジー『いまどきの老人』から、「おばあちゃんと猫たち」(シャーリイ・ジャクスン)を読む。 これは『たたり』ではなく『野蛮人との生活』の流れ、ブラックユーモアたっぷりの短篇。 先月買った『黒い家 (The Black House)』で、主人公が朝食のBGMにしているのが「ピーター・ハミルのニューロティックなダミ声」。 1959年生まれの作者・貴志祐介が、リアルタイムで聴いていたとしても不思議はない。 何の曲を流していたんだろうか? 個人的には朝一番に"(In the) Black Room"のイントロで肝をつぶすより、"Modern"のほうがいい。 2月に1,2巻、3月に3巻がハヤカワ文庫で復刊する『おんなのこ物語』の作者、森脇真末味の『グリフィン』に登場する生臭神父の名前がジョナサン・キャロル。 積読の中にジョナサン・キャロルの『死者の書』『我らが影の声』『月の骨』(処女作、二作目、三作目)もあるのに、短篇集(特にII)に森脇作品と非常に通じるものがあると聞き、読んでみたくなり注文。 到着が楽しみな2冊。
2月1日(水)日曜の夕方から調子が悪く、月曜は出勤したが久しぶりに39度近い熱を出し渋々病院に行く。 検診以外で病院にかかったのは、一昨年の骨折以来だ。 インフルエンザの疑いはほぼ晴れ(検査の結果A型90パーセント、B型70パーセントで陰性)4種類の薬+解熱剤を処方された。 食事以外は大体寝ていたが、待合室と寝床でスタンリイ・エリン短篇集『九時から五時までの男』から「運命の日」「蚤をたずねて」「七つの美徳」「九時から五時までの男」を読む。逆説的七つの大罪論には唸ってしまう。
2003Jan
Feb
Mar
Apr
May
Jun
Jul
Aug
Sep
Oct
Nov
Dec |