3月31日(土)今朝は『名探偵再登場』を録画し、先週末に録画した『名探偵登場』を観る。一週間ずつずれているっちゃ。
3月30日(金)
ボンフィリオリを読み終えたので、アンガス・ウィルソンにとりかかろうと思ったが相当長い。 あとがきの著者紹介によると、ついに働くことを知らず財産を食いつぶした上流中産階級出身の両親から6人兄弟の末っ子として生まれ、大家族で安ホテル生活を送っていた。南アフリカの宝石商の娘だった母親の僅かな遺産でオックスフォード大に進み中世史を専攻、卒業後2年の就職浪人の末大英博物館図書館に勤務。対戦中は外務省に徴用され、終戦後図書館に復帰し執筆活動に入る。外務省時代にかかった神経衰弱の作業療法として小説を書くことを医師に勧められたのがきっかけとか/以上私の覚書き。 読めるのかこの大河小説「笑いごとじゃない」 3月29日(木)読んだ長編:……。 チャーリー・モルデカイ閣下、すばらしくおかしい。 ボンフィリオリの悪漢ピカレスク小説、俗っぽいところもなんのその気に入った。 モルデカイを主人公とした三部作で訳されたのはこの1冊だけだが前後のお話も読んでみたい。 ただ、これがどうしてサンリオ「SF」文庫に……? 3月28日(水)ひとくちに脱皮といえどいくつかのタイプがあるようで、ウィキペディアによると1.前へ抜ける 2.腰から後ろへ抜ける 3.部分的に脱ぐ 「トカゲ類では体の表面がバラバラに剥がれる形で脱皮が行われる」 ならば恐竜も脱皮していたのだろうか?もし脱皮が行われていたとしたら、その抜け殻で着ぐるみが作れそうである。 しかしその前に恐竜時代への時間旅行が可能にならねば……。 読んだ短編: 3月27日(火)きのうは上着もいらないくらいの暖かさ。遠目にも桜の枝が赤らんできた。通勤の行き帰りに花見ができるのももうすぐだ。半分がとこ読み進んだキリル・ボンフィリオリ 『深き森は悪魔のにおい Something Nasty in the Woodshed』、主人公モルデカイの用心棒でおいしいお茶を入れてくれ、(ちょろまかした食材で作る)まかない料理の達人ジョックはわが家に引き抜きたいものだ。からしをたっぷり効かせ、厚切り玉葱をはさんだコンビーフ・サンドもうまそう。 花がよく育つおまじないに蝦蟇も一緒に埋めるというジャージー島の変わった風習、げこげこ。 3月25日(日)土日は家族で実家へ。 弟一家とも合流し楽しい週末を過ごす。 一泊して朝食中にぐらり、地震だ。 すぐに速報が入り能登半島でかなり大きな揺れとのこと。 今回は被害が最小限におさまりますように。息子を下宿に送りがてら3人で帰る予定だったが、娘は実家にもう一泊して大阪をぶらつきたいとのこと。
3月23日(金)
3月21日(水)
3月18日(日)
3月17日(土)
3月16日(金)読んだ本:
兵隊は戦争が好きで征ったわけではありません。金のためでも勲章が欲しいためでもありません。 たとえ厭々ながらでも、祖国を信じ、命を投げ出して戦ってきたのです。その命は、たった一つの命で、犬ころのように死ねる命ではありません。 3月12日(月)
3月11日(日)読んだ本:楽しかった! イヴ・モンタン主演(モーランド役に決まってる)で映画化(Le Grand escogriffe 1976年)されたというのもよくわかる。 コーエン監督の『赤ちゃん泥棒』は子どもほしさに赤ん坊をさらってきてしまう夫婦(ニコラス・ケイジ&ホリー・ハンター)、こちらは 身代金目当ての誘拐だが、替え玉用に借りてきた赤ん坊アルベルトにすっかり情がうつってしまった誘拐犯一味、結局どうしたかというと……。 ハリー・ブライトンの生業、ローマの下町で呼ばれていた「先生」の意味などあちこちに張られたさりげない伏線が素敵なラストへ。 3月9日(金)
植物を育てるのがじょうずな人のことを「緑の指をもつ」といい、フランスには『みどりのゆび』というすてきな童話もあったっけ。 植物型の知的生命体とのファーストコンタクトもの。とはいえ理想的な出会いではなく、心通わせたあとの別れがもたらす、さらなる孤独感。それに、彼はもう罪悪感なしに食事をすることはできないのだよなぁ。 3月8日(木)
3月7日(水)読んだ長編:アイスクリームを買いに行った娘コーラを待つ、ただそれだけのために縁もゆかりもない町アガタイトのベンチに座り続けるイモジン。 保安官エズラは彼女に同情しつつも、娘が母の束縛から逃げ出したのだとほぼ確信するようになる……。 原題 The Vigilはベンチで不寝番を続けるイモジンと、悪夢に怯え寝られない夜を過ごすエズラの両方をさすのだろうか。 いつしかイモジンは町と同化し、ここで過ごした年月をふりかえってある感慨を覚えるのだ。 希望は、魂にとまる小鳥 ― エミリー・ディキンスン 3月6日(火)ガードナーの、ペリー・メイスンものでない1冊とフレンチ・ミステリ。
3月5日(月)読んだ本:1世紀に一度、デスは死ぬべき運命の体を得る。 それは己が命を奪う諸々の者の感じることをより理解するためであり、そして生と死というものの苦しみを知るためである。 それこそがあらゆる生者を去りし者と来る者とに分ける代償なのだ。(帯より)「人にいいことしてもらったらね、ちゃんとお礼を言ったほうがいいわ。 生きるのがすっごく楽になるから」 「親切にするのは意地悪にするのと同じくらい簡単よ。 おまけにずっと楽しいわ」 死ぬことばかり考えていた少年がディディ(デス)と出会って生きることに目を向ける。 素敵な死神の話。 3月4日(日)昔のクラフト本や漫画の単行本、事典などをブックオフで処分。 ミステリ好きが一度読んですぐ放出したらしい国書刊行会(悪党どものお楽しみ、トレント乗り出す、銀の仮面)や新樹社(結末のない事件)の単行本が半額程度で何冊も出ていた。 『銀の仮面』を読んでみたが、ウォルポールは……ちょっとパス。 パーシヴァル・ワイルドやベントリーも惜しいが今読む予定がないので、読みたくなった時にあらためて探すことにする。 ここの本は私よりもっと読みたい人が喜んで買っていくだろうな。そのあと寄ったブックマーケットに私向けの100円本がいっぱい!ただ『クライム・マシン』だけはさすがに525円だったけれど。買った本の統一感まったくなし。
3月3日(土)朝8時からWOWOWで放映していた『魚が出てきた日』を観逃したのが痛い。 6時ごろ目を覚ますも、肩凝りからくる頭痛で吐き気までする始末、結局昼まで寝ていた。 ここまでひどいのは久しぶりだ。 薬が効いた午後からうそのように楽になったが、せっかくの休日なのにもったいない。3月1日(木)下の子の高校の卒業式。 小中高とも同じ学校で学んだお子たちの進路がここで分岐する。今週末はPauliina Lercheの来日公演なのだ。 時期が時期だけに今回は見送りだが、夫君のPeter Lercheと一緒にバンド編成での演奏はさぞ聴きごたえのあるステージだろうなぁ。 愛・地球博で聴いた、エレクトリック・カンテレやアコーディオンの弾き語りだけでも十分魅力的な音楽だったのだから。
2003Jan
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