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10月31日(水)

朝からDVD鑑賞:
リチャード・アッテンボロー監督『マジック』(1978)
原作・脚本ともウィリアム・ゴールドマン。 ショービジネスの世界で成功を夢見るマジシャン、コーキーが頑なに健康診断を受けるのを拒み、契約を目前に逃げ出したわけ。 「ファッツを5分間黙らせてみろ」といわれ、脂汗を流し降参する哀れさ。 トランクを開けるとファッツの衣装や小さな靴がたくさん入っている異様さ。 それもコーキーとお揃いだ。 コーキーが彫り上げた木のハートにこめられている意味も深いな。

時間があればあと2枚も観たかったが、これは後日。
  • ミシェル・グリゾリア原作『ジャン=ポール・ベルモンドの警部』(1979) サン・アントニオではないがこれも軽妙洒脱なフレンチポリスものとか! 最近「フランス・ミステリ傑作選」でグリゾリアの不思議な短編「壁の中の声」を読んだばかり。
  • 原作シューヴァル&ヴァールー「唾棄すべき男」積読中の『刑事マルティン・ベック』(1976) も。

    深夜『死刑台のエレベーター』放送予定とか、録画予約しておかなくっちゃ。

    10月28日(日)

    7:15からWOWOWでジョン・ヒューストン監督『王になろうとした男』放映なので今日も6時起き。 何回みたかわからないほど好きな作品なのだ。 キプリングは妖精パックが語って聞かせるイングランド史『プークが丘の妖精パック』という児童書も出しているそうだ。

    10月27日(土)

    サン・アントニオ「フランス式捜査法」読了。 なんとなくBGMは♪Puttin' on the Ritz ならぬ"Rich"または"Ricci"。 なんだかすらっと読めてしまった。 テンポよし(訳文のギャグはすべりがちだが)キャラよし、キャラゆえのどんでんがえしもまたよし。
    そういえば、去年○ッ○展で買ってきたレターセットがまだ手つかずで置いてあったっけ。

    10月26日(金)

    雨が降ったりやんだりの一日。 仕事は休みだが、用事で名古屋へ出たついでに古書店へ。
    • 現代の推理小説第3巻『ロマン派の饗宴』(立風書房)
    • 別冊奇想天外『SF MYSTERY大全集』
    • 結城昌治『仲のいい死体』(角川文庫)
    • 水木しげる『(娘に語る)お父さんの戦記』(河出文庫)
    • 『スタジオぬえのデザイン・ノート』
    「スタジオぬえのデザイン・ノート」はアニメージュ昭和56年11月号付録。

    夜は民放でドキュメンタリー『人類誕生の謎を追え!幻のトーテムポールを求めて 時任三郎が挑む大冒険』 を観る。 転覆しそうになる横波も一番怖いが、うねりの下で周囲の景色を見失うあの状況は怖い……。 カヤックでの冒険部分とハイダ族との心温まる交流部分が交互に出し、緊張と緩和のバランスをとっていた。

    「フランス式捜査法」(1958)を読み始める。 オランダ入りしたコンビ、アムステルダムの赤線地帯に潜入。 ただいま相棒のデ○が飾り窓の中に消えたところ……。

    10月25日(木)

    『フレンチ警視最初の事件 (Silence for the Murderer)』(1948)読了。 事件にいたるまでの登場人物の係わり合い方やものの考え方、葛藤がとても丁寧。 訳文や用語が古くても気にしない、どころかこの翻訳はとても好きだ。 フレンチ警視(それまでのシリーズでは警部だったんだよね)は文字通り地道、地べたを這いずりまわっての根気強い捜査の末に真実を発見するのだけど、一方では霊感や偶然に助けられての事件解決ものも、フィクションならではの楽しみと思えば嫌いじゃない。

    10月23日(火)

    『日本海のイカ』読み終え『フレンチ警視最初の事件』を読み始める。 このフランクという狡猾な金髪の二枚目は、名香智子(フランシス・アイルズことアントニイ・バークリーの「レディに捧げる殺人物語」も漫画化していた)あたりの作品に登場しそうな男だな。
    どこの国の政府もやっていることだし、どこの国の法律も許している。 大金持ちからすこし取って、そいつを貧乏人に与えるってことは。 これはすっかり確立された原則で、だれも異議を申し立てることはできないんだ。

    10月22日(月)

  • NHK教育「ETV特集 21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年」

    古本屋のワゴンで見つけ読みかけの一冊
  • 足立倫行『日本海のイカ』(新潮文庫)

    10月21日(日)

    結局古書会館へ連れて行ってもらうも、特に読みたい本は残念ながら見つからず。

    NHK-BSで『ヒトラー〜最期の12日間〜』を観る。

    Antony and the Johnsons "The Lake" (2005) / CDS (sc113)
    1. The Lake
    2. Fistful of Love
    3. The Horror Has Gone
    エドガー・アラン・ポー (1809-1849) の詩にAntonyが曲をつけた "The Lake"。 ジャケットのポートレイトは"I Am a Bird Now"と同じPeter Hujar撮影のCandy Darlingだが、こちらはHujarの作品の管理者より特別に使用を許可された未発表の写真だそうだ。病みやつれた顔にフルメイクを施したCandy Darlingの焦点の定まらないまなざし。撮影の時、彼女は一体何を思いまた何を見ていたのだろう。

    萩尾望都が「エドガー」という類まれなるキャラクターと共に『ポーの一族』の物語を紡ぎ、内田善美がリデルに「黄金郷<エル・ドラド>」を暗誦させ、Peter Hammillが「アッシャー家の崩壊」をロック・オペラで甦らせたポーの作品は詩にも小説にも不思議な、という言葉では物足りない異様な魅力と、死の匂いに満ちている。

    10月20日(土)

    きのうから恒例の古書会館倉庫市なのだが……。閉館時間に間に合わず、今日は「ちりとてちん」1週間分を観たり、今週Uさんから届いた切手を広げてうっとりしているうちにこんな時間に。
      オンライン古書店にて:
    • アルフレッド・ベスター『分解された男』(創元推理文庫)
    • チャールズ・G. フィニー『ラーオ博士のサーカス』(サンリオSF文庫)
    • フレデリック・ダール『甦える旋律』(文春文庫)
    • サン−アントニオ『フランス式捜査法』 HPB(1219)
    • ルイ・C・トーマ『死のミストラル』 HPB(507)
    • 伊藤典夫編『吸血鬼は夜恋をする』(文化出版局)
    • A・D・G『おれは暗黒小説だ』 HPB(1324)
    『フランス・ミステリ傑作選(2) 心やさしい女』を読み終えた。
    ノエル・カレフ「ロドルフと拳銃」が幼いロドルフと二人の男(一人は殺人者、ひとりはやもめの刑事)との関係にハラハラしたりほのぼのとしたり。カレフは『死刑台のエレベーター』原作者。中盤、ロドルフが殺人者から逃げているうち迷い込んだ閉館後のルーヴルで、「ママがお風呂に入るときのようにタオルを腰にまいて、とっても美しかった」ミロのヴィーナスや「首のない女性とその翼」(サモトラケのニケだ!)を初めて見て口をあんぐりさせてしまうところなど、文字だけなのに本当に映画みたいだ。

    ローラン・トポール「すてきな片隅」も主人公は少年で、これから首を吊るという中年男との淡々としたやりとりが、笑いごとどころではないのだけれどおもしろい。したたかだ〜。

    10月17日(水)

    私が切手好きとご存じのUさんが、ご自身に届いた郵便物から切手を切り抜いてどっさり送って下さった。 クリスマスカードの封筒に使われたのか宗教的な絵柄のもの、イギリスでない異国情緒たっぷりなデザインはなんとパキスタンの切手、ポーランドにフランス、 もちろん日本の記念切手もどっさりだ。 ロンドンで帰国準備に追われお忙しかった中、心にかけていただいて本当に嬉しい。

    10月16日(火)

      Secretly Canadianよりシングルたち到着:
    • Antony and the Johnsons "I Fell in Love with a Dead Boy" CDS (Rebis Music CD01)
    • Antony and the Johnsons "Antony and the Johnsons" CD (Secretly Canadian 104)
    • Antony and the Johnsons "The Lake" CDS (sc113)
    • Antony and the Johnsons "Hope There's Someone" CDS (sc114)
    • Antony and the Johnsons "You Are My Sister" CDS (sc130)

    10月15日(月)

  • ルイ・C・トーマ「つき」
  • フランソワーズ・サガン「殺人ア・ラ・カルト」

    アパートの管理人フェルナンはラジオをつける。 住人のベルノン氏のおつかいのついでに、自分の分もあわせ2枚の宝くじを買っていたのだ。 アナウンサーが読み上げた100万フランの当選番号はベルノン氏に渡した券のほう、かっとなりラジオを叩き壊すフェルナン!しかしベルノン氏は届けた券を見るでもなく、部屋に置いたまま出かけたことを思い出した。
    「あの人は午前さまになるってあんたに言ったのね?」
    妻が預かっている合鍵を出してきた……

    10月13日(土)

      職場そばの古書店にて:
    • フレデリック・ダール『生きていたおまえ…』(文春文庫)
    • アラン・シリトー『見えない炎』(集英社)
    • パトリック・ジュースキント『ゾマーさんのこと』(文藝春秋社)
    • 岩谷宏『ラジカルなパソコン入門』(ちくまライブラリー)
    休日の古書店めぐり。
    私の好みかもしれないとOさんからのおススメ作家フレデリック・ダールの「悪い遺伝」が予想通りのストライクゾーンど真ん中で、『生きていたおまえ…』はすかさず購入を決める。フランスミステリ大賞受賞作の『甦える旋律』もそのうち読んでみたい作品だ。 『見えない炎』は三部作の一冊で、これでようやく揃った。 シリトーとシムノンは多作家でかつ絶版だらけなので、見かけたらすぐ入手しておかないと困ったことになるのだな。 岩谷宏の本は80年代に出た本でもちろんデータは古くしかも技術書は守備範囲外なので内容はともかく、ロッキングオン草創期からのライターであり久々にこの人のラジカルさを読んでみたくて購入。 ジュースキントの『ゾマーさんのこと』は『香水』と同じく池内紀さん訳。

    今週こちらの友人を訪ねるというNさんから連絡をいただいていたので、(古本好きという共通した趣味があり)混雑する名古屋駅より直接古書店のある最寄り駅改札で待ち合わせということになった。 私自身は行ったことがないがキワモノメニューで名高い喫茶マウンテンに「名古屋に来たからには一度」と挑戦し、登頂に時間がかかったらしい。 Nさんから遅れるとのメールがあり、しばらく駅前の鶴舞公園を散策しがてら施設やオブジェの写真を撮っていた。 樹高3メートルはあるかと思われる金木犀の満開の巨木が、遠くまで甘い香りを漂わせている。 広々とした敷地に噴水やバラ園、公会堂などが点在し、ベンチで本を読んでいる人がとても多い。 ここならお天気さえよければ半日でもくつろいでいられそうだ。

    初対面のNさんは、穏やかな物腰と言葉遣いで「御目文字いたしたく」(もちろん御目文字が女性言葉ということも踏まえての冗談)「〜なんですけれども」などなかなか心憎い、というかあなたはもしかしたら20代ではなくタイムスリップした大正生まれなのではありませんか。 そういえば『お言葉ですが……』のT氏に、「これは日本語になっていない」と司法試験問題文からの抜粋を読んでもらい同意を得たという話も。古書店では漱石や学者のエッセイや対談集などを購入しておられた。

    東京へ戻る新幹線の時間が遅くなってもいけないので、手近な駅構内のドトールで互いの収穫を披露しあい、XTCとMartin Newell好きという高ポイントな趣味も共通するのでその関係のお土産CD(家でダブっていただけなのだが)をお渡しすると未入手とのこと。CDも本望であろう。 Nさんがつけている読書ノート(メモ帳程度の大きさで便利、これは真似したくなった)を見せていただいたのだが、山岸凉子「天人唐草」坂口尚「フンベルバルディンク先生〜!」のあの本、山上たつひこ「喜劇新思想体系」にみなもと太郎「風雲児たち」まで! そういえば今年出たJudee Sillのライヴセッション集はまだ私聴いていなかったなぁ。

    ドトールも混んでいてカウンター席で喋っていたのだが、隣席の人たちにも通じる固有名詞は多分「○子能○」だけだっただろうなぁ。 しかしNさん、表情も変えず「キ○○イですよ」とはよく言いきったよなぁ。

    私は自分のほうからはなかなか会いましょうと切り出せず、声をかけてもらえると一気にタガがはずれとても嬉しいというややこしいヤツなのである。 それにしても楽しかったです。ぜひまたお会いしましょう。

    10月11日(木)

    『街中の男』より引き続き短篇を読む。
  • スタニスラス・A・ステーマン「見えない眼」
  • ピエール・ヴェリ「七十万個の赤蕪」
  • フランシス・ディドロ「羊頭狗肉」
  • フレデリック・ダール「悪い遺伝」
  • ミシェル・グリゾリア「壁の中の声」

    フランスのミステリ(グリゾリアはミステリ寄りの幻想小説か)はひと味違う。 「見えない眼」のシムノンにつうじるやりきれなさ、ヴェリのあざやかな手口、ディドロのどんでん返し。 「悪い遺伝」などページ数こそ少ないが、物語は読者の想像力ひとつでいくらでも膨らませることができる。

    10月10日(水)

      職場そばの古書店にて:
    • フレドリック・ブラウン『モーテルの女』(創元推理文庫)
    • F・W・クロフツ『フレンチ警視最初の事件』(創元推理文庫)表紙なし
    • パトリック・クェンティン『悪女パズル』(扶桑社ミステリー)
    1冊100円、5冊まとまれば300円。 そういえば同じコーナーで『俳優パズル』も見つけたんだった。 『悪女パズル』は同じくダルース夫妻が主人公のパズルものだ! 『フレンチ警視最初の事件』はレアだというだけで古書相場が吊りあがり、読もうと思ってすぐ買えるような本ではないのでやはり嬉しい。 フレドリック・ブラウンは積読とダブリかも。 とりあえず週末にまた行きましょう行きましょう。

    電車の中では『フランス・ミステリ傑作選(1) 街中の男』をさくさく読む。 だって最初からシムノン、ボアロー&ナルスジャック、カミの3連発だもの。
  • ジョルジュ・シムノン「街中の男」
  • ボアロー&ナルスジャック「犬」
  • カミ「トンガリ山の穴奇譚」

    10月8日(月)

    ひと月こちらで預かっていた猫を引き取りに帰ってきていた息子が下宿に戻るので、名古屋駅まで送ったあと、ミッドランドスクエア地下の富澤商店で越後ゆのたにのふきのとう味噌やガルバンゾ豆の缶詰、ぬれ甘納豆など買い込む。
      帰りがけに立ち寄ったブックオフにて:
    • Neil Gaiman "Coraline"
    表紙と挿絵はDave McKeanだ。 対象年齢8歳以上、ゲイマンの児童書なんだね。8歳児にこの挿絵はかなり怖いかも。
    そうそう、さっき調べたら他の店は大丈夫だが古書店「大学堂書店」のみ木曜定休と判明。 ここが結構好きなんだが……

    10月7日(日)

    「愛しき人類」読了。ラストと「パピヨン」を重ね合わせてしまった! 位置的には全然違うけれど、シチュエーションも全然違うけれど、ジブラルタルの海原に小さく見える○○○、すごいシュールな絵だったなぁ。

    H・R・ウェイクフィールド『赤い館』より「赤い館」「ポーナル博士の見損じ」「ゴースト・ハント」まで読む。 「ゴースト・ハント」の実況はそのままラジオ放送になりそうだ。
    「スイッチを切れったら、くそやろう」

    10月6日(土)

    徒歩5分の市民会館多目的ホールにて10時から本のリサイクル市。 S市図書館からのリサイクル本には(表紙にラミネート加工され蔵書印が小口に捺されているが)コンビニ廃棄弁当並み、本によってはそれ以上のお得感があり、今回も広報で情報を拾ってくれた家人に感謝。
    • グラハム・ノウン『シャーロック・ホームズの光と影』(東京図書)
    • H・R・F・キーティング『アガサ・クリスティー読本』(早川書房)
    • 東理夫『ミステリ亭の献立帖』(晶文社)
    • ヘンリー・ミラー『愛と笑いの夜』(角川文庫) 訳:吉行淳之介
    • ジョルジュ・シムノン『メグレと殺人者たち』(河出文庫)
    • フレデリック・ポール『仮面戦争』(早川書房)
    • G・R・R・マーティン&リサ・タトル『翼人の掟』(集英社ワールドSF)
    • 『世界短篇コンテスト・ベスト18 ミステリ・ウェイヴ』(早川書房)
    • 江戸川乱歩『地獄の道化師』(角川文庫)表紙:高橋葉介
    • やしきたかじん『たかじん 旅たび失礼』(KKベストセラーズ)
    • 長谷川集平『見えない絵本』(理論社)
    • 都筑道夫『チャンバラもどき』(文春文庫)
    • 都筑道夫『名探偵もどき』(文春文庫)
    • 山田風太郎『万朝報暗号戦 明治バベルの塔』(新芸術社)

    10月4日(木)

  • フィリップ・キュルヴァル「愛しき人類」
    蟲蟲大行進。 小人のクリエーター、フェレンチ先生が大のお気に入り。 おもしろいのにあとちょっとで読み終えてしまう、惜しい。やっぱりフランスSFは変だよ。 翻訳の蒲田耕二氏は音楽(とくにシャンソン)評論家としても活躍中とのことで、北中正和氏とも交流があるそうだ。 シャンソンといえば49歳という若さで亡くなったジャック・ブレルのカヴァーアルバム、Marc Almondの『Jacques』をただいま愛聴。
      キュルヴァル作品収録で奮発、3冊で1,260円:
    • 『青い鳥の虐殺 フランスSF傑作選』(白水社)
    • 『現代フランス幽霊譚』(白水社)
    • ポール・ギャリコ『ハイラム氏の大冒険』(ハヤカワ文庫NV116)
    ギャリコは『ハイラム・ホリデーの大冒険』と改題、新訳で復刊されたが、上下巻で4,000円近いので古本で調達。 物心ついて初めて観た映画がギャリコ原作のディズニー映画『トマシーナの三つの命』だったのだ。 もちろん吹替えで♪トマシーナ、帰っておいで……、という歌もかすかに覚えている。 懐かしいなぁ。どこかで観られないかなぁ。

    10月1日(月)

    今週から始まった『ちりとてちん』がおもしろくなりそうだ。
    『ALWAYS 三丁目の夕日』DVDで観る。

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