断腸亭日常日記 2010年 その18

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年3月31日〜4月24日
4月25日〜5月22日 5月23日〜6月16日 2006年4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 2007年4月20日〜5月19日 5月20日〜6月16日 2008年5月13日〜6月16日
2009年5月25日〜6月6日 6月7日〜6月12日 6月13日〜6月22日 6月23日〜7月3日
7月4日〜7月21日 9月24日〜10月2日 2010年1月1日〜1月18日 1月19日〜2月3日
2月4日〜2月17日 2月18日〜2月27日 2月28日〜3月15日 3月16日〜3月30日
3月31日〜4月10日 4月12日〜4月20日 4月21日〜5月3日 5月4日〜5月17日
5月18日〜5月28日 5月29日〜6月7日 6月8日〜6月26日 6月27日〜7月11日
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9月7日〜9月14日 9月15日〜9月24日 9月25日〜10月7日

 10月9日(土) 曇のち雨 39615/2

 ザック・ジャパンがアルゼンチンに快勝。信じられない様な試合だった。

 「日本は強い!ザック「気づいていないだけ」
 キリンチャレンジ杯(日本1−0アルゼンチン、8日、埼玉スタジアム)サッカー日本代表がアルゼンチン代表に1−0で勝利。日本代表初のイタリア人指揮官、アルベルト・ザッケローニ監督(57)が、初めて指揮する国際Aマッチを白星で飾った。FIFAランク5位の強豪相手に快勝。新生ジャパンがいきなり、世界中にその名をとどろかせた。 夢じゃないか−。日本中の人々が一瞬、自分の目を疑った。だが大歓声の中で、ザッケローニ監督だけは冷静だ。派手なアクションはなく、スタッフと握手を交わして“初白星”を噛み締めた。

 「デビュー戦でこの結果に、とても満足している。アルゼンチンは私が思うに今、スペインと並んで世界最強チーム」

 相手は先月、南アW杯王者スペインに4−1で大勝したばかり。日本も過去6戦全敗と歯が立たなかったが、FW岡崎が決めた1点を死守。20年以上指揮したイタリアで最も美しい勝利とされる『UNO(1)−ZERO(0)』を、日本でいきなり体現した。 「信じれば結果はついてくる。“チーム力”で勝とう!」と選手を送り出した、国際Aマッチ指揮の初陣。入場の際には先発選手と一緒にピッチへ進み、苦笑いで下がる姿には初々しさもあった。だが、試合が始まればほとんど座らずに指示。後半にはFW前田、MF阿部らを投入と、1点を守るための交代カードも的確だった。

 「選手は指示したことを本当によくやってくれた」。4日の合宿初日には守備面で、「裏のスペースを気にするから寄せが甘い。1つに集中しろ。体を常に相手に相手に向けろ」と猛烈指導。6日には攻撃面でも、「もっとシンプルに縦に攻めろ」などと具体的に戦術指導した。
 「選手のクオリティは本当に高い。自分で気づいていないだけ」。日本選手の技術を信じ、自身の味を加えることで、アルゼンチン相手でも対等に戦えると信じていた。 イタリア・チェゼナティコの実家はホテルを経営していた。一時は家業にも携わり、旅人たちが夢見る眠りを支えていたが、幾多の運命を経て、極東の地での指揮にたどり着いた。 「これからも一緒に成長していきたい。ヨロシクオネガイシマス」。ザック・マジックで、日本は夢を見られそうだ。4年後のブラジルW杯まで目を覚ましたくない。」 ーーサンスポよりーー

 

 「試合後、アルゼンチン代表バティスタ監督会見
■日本の方が良いチームだったということに尽きる
――このような結果になったが、選手たちの取り組みをどう考えるか(大住良之/フリーランス)
 今日の結果は、自分としては満足していないが、選手はよく頑張ってくれた。単に結果がついてこなかったということだと思う。おそらく選手は調子が良くなったのではないか。主に疲労によるものだったのではないかと思う。時差が12時間(程度)あることも影響していたし、それによってきちんと休息も取れなかったと思う。そのため今まで通りのプレーを披露することができなかった。また日本は非常に良い対戦相手だったともいえる。とにかく選手たちは一生懸命プレーしてくれたし、すべてをピッチに残してくれたと思う。

――攻撃が単調になったのは日本の守備が良かったからか、それともアルゼンチンの攻撃に問題があったのか(田村修一/フリーランス)
 今日はどちらかというと、日本の方が良いチームだったということに尽きると思う。非常に秩序だったプレーをしていた。日本にとって有利だったのは、このチームでみっちり練習してきたのではないかということ。われわれの場合、招集する予定だった選手が何人も負傷で参加できず、そのためチームとしての動きにちぐはぐさというか、調子が出ない部分があったと思う。その中でも、できるだけオフェンシブに頑張ったし、特に最初の15分がそうだった。(それでも)自分たちで決め手となるシチュエーションが作れなかった。それとともに、日本のディフェンスが非常に良かったことも(理由に)挙げられる。そのため、なかなか(前線に)上がれなかった。そのあたりが敗因だったと思う。

――今日のアルゼンチンの選手は何パーセントの出来だったか(アルゼンチン記者)
 今日はプレーヤーはいいプレーをしていたと思う。しかしながら日本が非常に良いチームで、われわれよりも優れていたから(相手が)勝った。それから予想外のこととして、試合の流れの中で、カンビアッソやD・ミリートがけがで交代していった。ボラッティもそうだ。当初、自分たちの考えていたスキームというか試合展開ができなかった。それと同時に、日本の選手の技術が高かったことも指摘できる。とにかく今日は、自分たちのいつもの持ち味を出すことができなかった。おそらく、けが人が続出したのは、疲労がたまったことによるものだと思う。しかしながら、日本は本当にいいチームだし、われわれの選手は頑張って、今回は非常にいいプレーを見せてくれていた。結果はついてこなかったが、われわれは満足した気持ちで帰国することができる。

■日本はほかの世界の代表にひけをとらない
――今日の試合、アルゼンチンは通常のように試合のコントロールができなかったことについて。原因は疲れか、それとも相手のプレスか(アルゼンチン記者)
 今日はいつものプレーができず、試合を支配する立場にはなれなかった。その前のアイルランド戦やスペイン戦のようなプレーができなかった。原因については、日本のプレスが良かったために、自分たちがエラーしてしまい、さらに疲れもあった。そうした自分たちのエラーから相手に攻め込まれて、このような結果になってしまった。とにかく選手が疲労していたので、思ったようなプレーができなかった。われわれのパスは、正確さに欠けていたとしか言いようがない。20分、25分のところでボラッティを投入して、もう少しリズムを変えられると思ったのだが、それでもけが人を含めていろんなシチュエーションが出てしまい、慣れないポジションでプレーする選手が出てしまった。そのため、思っていたような試合展開ができなかった。

――今日敗れてしまったことで、代表監督を続けられなくなるのではないか(アルゼンチン監督)
 今日の1試合だけで評価されるとは思わない。試合に負けるときもあれば、勝つときもある。これまでの試合を見て、評価してほしい。自分自身がどう評価されるかということではなく、勝つためにそれぞれの試合に臨んでいる。試合の結果ということであれば、今のところ2試合勝って1試合負けた。このまま続けられないという状況ではないと思う。

――準備の中で日本のことも調べたと思うが、今日の日本のプレーに驚きはあったか
 日本について、やはり成長というか進化の度合いが著しいことに好感を持っている。この5年間、わたしは日本代表をフォローしてきたが、本当に成長が目覚ましいと思っている。ワールドカップ(W杯)でもそうだし、先日のパラグアイ戦も、そして今日もそうだ。今までと違って、ほかの世界の代表にひけをとらない、均衡した試合ができる。その成長ぶりにに驚かされた。選手については、テクニカル的な部分が良かったし、今回のメンバーはW杯に向けた、非常によく準備されたチームという印象を持った。

 アルゼンチン戦後 ザッケローニ監督会見
■目標はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと

 わたしにとって(日本代表監督としての)デビュー戦だったが、結果には満足している。それより選手たちが、この合宿で自分が言ってきたことをどれだけピッチで表現してくれるか見ていたが、特にそこに満足している。アルゼンチンはスペインと一緒で最強のチームだと思っている。非常に強敵ということで、試合のアプローチまでは緊張していた。試合前に選手たちに言ったのは、この試合に勝ちたいのであれば、チーム力で上回るしかない。そういうことを伝えた。それからサポーターの皆さんに感謝したい。本当に12番目の選手としてサポートしてくれた。ありがとうございます。

 両チームに決定的なチャンスが生まれたが、日本は2点目、3点目を取るチャンスはあったと思っている。試合開始直後は不安な立ち上がりだったが、時間が経つにつれて自信を持つようになり、自信を持って厳しいシチュエーションにも対応してくれた。特にわれわれのチームはサイドチェンジ、サイドを頻繁に変えることが、攻撃面で相手に的を絞らせないことにつながったと思う。

 課題としては、アルゼンチンはやはり経験のある選手が多くて、自分たちが疲れたり困難なシチュエーションに置かれたときに、どうすれば楽にサッカーをできるかということを知っている。それに比べて日本は、経験という意味では劣っている。これからチームを作る上で、そういうところも解決していければと思う。 試合終了間際の時間帯で相手にチャンスを作られたが、やはりわれわれが間延びしたので、大きくスペースを与えてしまったからだと思う。われわれが疲れていないときは、見事にコンパクトにまとまっていて不安はなかった。勝利は非常に大事だが、この勝利によって選手たちがそれぞれの実力を信じて、自信を深めてもらえるようになればいいと思う。われわれの目標はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくことである。次の韓国戦に向けて準備していきたい。

――今日の一番の収穫は何だったか(岩本義弘/フロムワン)
 試合前にわたしは「自分たちができること、知っていることをピッチの上で表現してくれ」と(選手に)お願いした。それにプラスして、試合の中でさらにリズムを上げていくこと、また縦に、ゴールに向かう姿勢というのをお願いした。技術面では(指示通りに)ゴールチャンスを作れた。それから精神面では「どんな相手が前にいても、おびえずに行ってほしい」と伝えた。その面では、選手たちはアルゼンチンに対して臆することなくプレーしてくれたと思う。

――1点リードで迎えたハーフタイムでの指示は
 まず(日本の)ゴールによってアルゼンチンが前がかりになってきて、ディフェンスでの修正点があったのでそれを伝えたことがひとつ。あとは2点目を取りに行こうということを選手には伝えた。

■まだまだ伸びしろがある選手がいる
――実際に試合を指揮してみて、日本の選手の能力的な印象は期待通りだったか(田村修一/フリーランス)
 今回の合宿、そして今日の試合を通じて、選手たちへの以前から抱いていた印象が確信に変わった。非常にクオリティーを持った選手が多いが、それに気付いていない選手も多い。自分たちが持っている力に自信を持ってもらい、まだまだ伸びしろがある選手がいるので、2014年のワールドカップを目標としてチームと一緒に成長していってほしいと思う。それから今日の試合は、たくさんある仕事のほんの一部にしかすぎない。われわれが狙っているところは違うし、勝利や結果はついてこないといけないが、長い目でこのチームを見ていく上でこの試合は、結果以上に内容も見ることができて非常に良かったと思う。

――逆にネガティブな面、思惑違いな面はあったか
 ノー、ノー、答えはノーだ。それぞれ選手たちが持っている実力を出してくれたので、ネガティブなサプライズはなかった。特に強調したいのは、香川、岡崎、森本、本田(圭)、前線の選手たちが犠牲心をもって、慣れていないポジションを代表のために頑張って守備陣を助けてくれた。プラス、サポーターの力、12番目の選手たちのサポートのおかげで結果がついてきてくれたと思う。

――チームの経験がない分、選手交代でカバーしたと思うが、交代で出た選手の働きについてどう思うか(大住良之/フリーランス)
 攻撃で交代で入った選手は非常に良かったと思う。交代については、数人は単純に疲労から、ほかはチームのバランスを考えて投入した。特に中盤でやられているというか、中盤でエネルギーを使っていると気付いたので、バランスを出すために変更を加えた。特にパストーレ、メッシを中盤に入れてきて、相手の中盤でのパスワークが非常に上がったこと、ディ・マリアとラベッシがワイドに開いて、スペースでいいボールを待っていたこと。それをカバーするには、やはり中盤を厚くするしかなかったと思う。

■Jリーグが素晴らしい選手を輩出してくれている
――終わったあと、ロッカールームで選手たちに何を伝えたか? また今日のシステムと選手は、今後のベースとなるのか、それとも韓国戦では違ったやり方をするのか
 ロッカールームに長くいなかったので、触れ合う機会は限られていたが「おめでとう、お疲れ様」と。試合前にわたしがお願いしたことを、できるだけピッチで表現してくれたことについて「ありがとう」という気持ちだ。2つ目の質問だが、いわゆる海外組の選手たちは、やはり非常に能力は高い。ただし忘れてはならないのは、Jリーグから出てきている選手。Jリーグが素晴らしい選手を輩出してくれているという印象を受けた。次の韓国戦は、ある意味で、今日よりも難しくなると思う。明日の午前中に、今日プレーした選手の情報を確認して、それからけがで残念ながら出られなかった本田拓、松井、闘莉王の状況も聞いて、韓国戦についてはこれから練っていきたいと思う。川島、岡崎も筋肉に張りがあるというので、明日の午前中にまとめて状況をチェックしたい。

――チームとして相手を上回るしかない。それから前線のプレスが機能した。このふたつのキーワードについてコメントが欲しい(湯浅健二/フリーランス)
 犠牲心はすべてのチームにとってキーワードになると思う。攻撃陣が前の方で頑張れば、中盤とディフェンスを助けることによって、ボールを自分たちの高い位置で奪える。それは攻撃陣にはゴールのチャンスになる。そして、攻撃のパートと守備のパートの助け合いということになる。特にマスチェラーノ、ブルディッソにボールが入ったときに、本田(圭)、香川、岡崎の献身的なプレーがチームを助けたと思う。

――スタメンにW杯のレギュラーが5〜6人いたが、この結果を出したことで今後のチームにどのような結果を与えることになるのか
 先ほども言ったが、Jリーグが素晴らしい、能力の高い選手を輩出していることを伝えたい。この1カ月、時間の許す限りJリーグを見てきて情報を集めて、いつも試合から戻るときには抱え切れないほどの情報を持って帰ることができた。それを今後も代表に生かしていきたい。最後にJリーグの監督さんたちは、本当に素晴らしい仕事をしてくれていると申し上げたい。」 ーースポーツナビよりーー

 非常に素晴らしい!日本は世界を相手に戦えることを示した。選手も自信を持つだろう。

 円高が進んでいる。1ドル81円台を推移している。ノーベル平和賞は獄中にいる中国人が取った。中国政府は反発している。


 10月10日(日) 雨のち曇 69949/2

 先週に続き競馬場へ行ってきた。天皇賞トライアル毎日王冠があったからだ。その前に深大寺へ行った。調布からバスで深大寺へ着くと、目の前に鬼太郎茶屋。ゲゲゲの鬼太郎グッズなどを売っている。日曜日と言うことと、『ゲゲゲの女房』直後で家族連れやアベックなど、中学生くらいの友達グループなど一杯いた。中を見れないような状態で、平日また来ようと思った。それから近くの温泉に行った。黒いお湯だ。多分紅茶くらいの黒さで肌が滑るような感じなる。ヌメヌメというかスルスルというか、温泉だなぁと言う皮膚感覚になる。上がってからタバコを吸って仮眠した。それから食事を取ってバスで調布駅に行き競馬場に向かった。今日の競馬はダメだった。期待のペルーサがスタートで出遅れてそれで終わり。ガッカリした。期待というのは裏切られる為にあるものでもある。3歳馬で最上位の実力を持ちながら勝ちきれない。典ちゃんから安勝に乗り代わったのが原因ではないと思う。馬が原因だ。


 10月12日(火) 雨のち曇 41752

 今日はスペインの日。これからサッカー日本対韓国戦がある。たった1試合で日本人の心を掴んだザッケローニ新監督。どういう戦いをするのか非常に楽しみだ。今日は松井もでる、前田もでる。攻撃的であって欲しいしそういう布陣で挑む。だからといって守備をおろそかにするわけではない。バランスを取って試合をするはずだ。岡田監督と決定的に違うところは、対戦相手の名前に飲まれないということだ。勝とうとして試合をするところだ。


 10月13日(水) 曇/雨 4774

 肌寒い朝。めっきり秋めいてきた。日曜日には、210グラムというダウンジャケットを買ってきた。こちらも準備が少しずつ進んでいる。サッカーの日本対韓国は、スコアレス・ドロー。攻めていたので面白い試合だった。ただ守っているとかいう試合ではなかったのが良い。今週から秋のGTシリーズが始まる。秋華賞でアパパネが牝馬三冠になるのか注目が集まる。


 10月14日(木) 雨のち曇 35876

 チリ落盤事故最後の救出者になったルイス・ウルスアさんのリーダー・シップは、ドラッカーの『マネジメント』を愛読して、ドラッカー理論が奇跡の帰還を呼んだと話題になっている。厳しい環境の中で規範を示して集団をまとめ、それぞれに役割を与え、集団の中での存在感を与えたことによって希望をつなぎ止めていったという。全員救出されたのはルイス・ウルスアさんが統率したリーダー・シップによるものだとNHKニュースでいっていた。


 10月15日(金) 雨 4635

 円高が進んでいる。81円台から80円台になった。秋華賞は、軸候補が3頭、有力どころが3頭ほどいる。どれから買うか迷う。当日の馬体重も参考にして買おうと思っている。明日は下見で競馬場へ行こうかと思っている。


 10月17日(日) 曇のち晴 51665/2

 秋華賞は、馬体重発表前の予想として、アパパネ、サンテミリオン、アプリコットフィズ、の3頭。ディアアレトゥーサ、と、ワイルドラズベリー。アニメイトバイオはどうか?あまり気がない。『Gallop』で、岡部幸雄、国枝栄(アパパネ)、古賀慎明(サンテミリオン)の対談を読んだ。秋華賞にむけての対談だ。藤沢和雄調教師や名馬たちの思い出と共に2頭のオークス馬の話をしていた。この2頭で決まれば1番良いのだが。


 10月18日(月) 晴 41581

 秋華賞の予想は大体あっていた。しかし、サンテミリオンが最下位に完敗するとは思わなかった。横山典弘が怪我で乗れなかったからか、鉄砲が影響したのか?そしてやっぱりアパパネは強かった。そして、2着に来たアニメイトバイオは春からの成長を感じさせる結果をトライアルと本番で出した。3着のアプリコットフィズと合わせて上位3頭馬関東馬だった。そういう意味では西高東低という冬型天気図のような時代だった中央競馬も変わりつつある。アパパネは史上初めての2歳3歳の牝馬GTタイトル全てを取った、史上最速の4冠馬になった。次はおそらくエリザベス女王杯。これを取るとやはり史上最速の5冠馬になる。

 「 アパパネの父キングカメハメハ(04年ダービー、NHKマイルC)、母ソルティビッドとも金子氏の所有馬で、縁の血統。「アパパネの母親はすごくきれいな馬で、私自身はこの1頭だけを気に入って購入したんですが、アパパネも母親譲りのきれいさが気にいって買ったんですよ」と胸を張った。 3冠制覇には相当自信を持っていたようで、「(押せ押せできて距離も長い)オークスは正直、少しきついかなと感じたんですが、秋華賞はよほどのアクシデントでもない限り負けないと思っていたのでワクワクした気持ちで観ていました」と明かした。オーナーをはじめ陣営は、エリザベス女王杯(11月14日、京都、GI、芝2200メートル)に向けて全力投球の構えだ。

 ノーザンファーム場長の秋田博章氏は、「栗東でアパパネのチェックをした時もいい状態だったが、レース前も出走馬の中で一番いい体に見えた。着差以上に強い競馬だったし、レースが終わっても堂々としている。体を見ても日本の競馬の枠を超えていきそうな馬だね」と興奮気味。近い将来、世界挑戦は現実味を帯びてきそうだ。」 ーーサンスポよりーー

 物凄く運の良い馬主金子真一氏。ディープインパクトとアパパネで3歳牡馬・牝馬の全てのGTタイトルを取ってしまった。これも史上初である。


 10月20日(水) 曇 36609/2

 奄美大島は大雨に見舞われて今日1日で800ミリ以上降った所も出て、街の中が水没状態になっているようだ。様だというのは、各地で道路が寸断されてTVカメラが現地の情報を伝えられていない。それだけではなく、消防や地元行政は、被害状況を掴めていない状況だ。この大雨は、フィリピン沖を通過している台風の影響で停滞前線が奄美地方に張り付いた状態になってしまいここ数日雨が降り続き、そして、今日猛烈な雨が降ったようだ。

 今年の秋のGTシリーズは本命が勝つ様な傾向になっているような気がする。伏兵は、夏の上がり馬もいるが、春の勢力の中で力をつけてきた馬が絡んでいる。だから菊花賞も、ダービー1・2着馬のエイシンフラッシュ、ローズキングダムが中心になるだろう。夏の上がり馬、トウカイメロディが人気になるだろう。皐月賞2着のヒルノダムール、セントライト記念のクォークスターなど。この辺りが人気どころだろうし、馬券圏内といったところだろう。


 10月22日(金) 曇 51005/2

 エイシンフラッシュが足もとに不安が出て回避して枠順が発表された。皐月賞馬もダービー馬もいない菊花賞。前売りで、1番人気がダービー2着馬ローズキングダム、2番人気が夏の上がり馬トウカイメロディ、3番人気が皐月賞2着馬ヒルノダムール、4番人気がセントライト記念馬クォークスターになった。予想された馬が上位人気になった。


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