−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年のスペイン滞在日記です。
2月4日(木) 曇 5024
昨日の夜中、雨が降っていた。それが雪も交じっている事をあとから知る。NHKで2つの歌番組を見る。『SONGS「岡林信康」』と『佐野元春のザ・ソングライターズ「松本隆 Part1・2」』。何と岡林の初めは、狂い咲きコンサートの『私たちの望むものは』から始まった。バック・バンドは勿論ハッピーエンド。なつかしい映像から始まった。それから美空ひばりとの出会い。それを今度ひばりを歌を歌ったアルバムを作る。それをジャズで歌う。バックは山下洋輔。楽しく笑ってみていた。最後がひばりの凄い詩に三十何年ぶりに曲を付けた歌。白髪になった岡林を観ていて年を取ったなぁと思った。
松本隆は、元ハッピーエンドのドラム。それから転じて作詞家になる。太田裕美の『木綿のハンカチーフ』などを作り、松田聖子の歌詞を書いてヒットメーカーになる。時代の代表である歌謡曲でヒットを飛ばす。普遍的な事を書くことが大事だという。時代が自分たちに追いついたということも言っていた。この辺は、なるほどとも思い、ちょっと違うなとも思うところだ。
トレオ・デ・サロンのビデオを観た。ビデオは上手く撮れている。自分のカポーテ捌きには不満点が残った。それは簡単に出来ることが本番では出来ていないところがあるからだ。それと根本的に姿勢が悪いというのはこれはしょうがない部分が大きいが、もう少し何とかならないかという気もする。
セバスティアン・カステージャがメデジンで観たこともないようなムレタッソをやった。写真が載っているが、ムレタに付いているタキージャドールの先端の釘の近くを持って三角形にムレタがなるようにしてパセをしている。剣を添えていない。多分、左手に持っているのだろう。新しいデレチャソ・ナトゥラル・シン・エスパーダということになるのだろう。
2月5日(金) 晴 31080
松井秀喜がヤンキースからエンジェルスに移籍して同じ西地区になったとき、イチローが言ったのは、「ウェルかめ」。NHKの朝の連ドラをそのまま言って歓迎した。その『ウェルかめ』では、ようやく波美と勝乃新の結婚が両親に認められた。両方の父親は反対の立場に立っていたが、母親達と爺ちゃんと弟は賛成だった。こういうときの女親の感覚が面白く描かれていた。ここ何年かの朝ドラを観ていて思うのは、関東で作る物より、関西で作る朝ドラの方が面白い。女優も良いし脇役も良い。女優が良いというのは、関西の方が、明るい。どうも関東の方は暗い感じを受けるのだ。つまり好感度が違う。
昨日、朝青龍が突然の引退を表明した。初場所中に酔っぱらって一般人に暴行をして鼻骨骨折の1ヶ月の重傷を負わせたことで、横綱審議会から引退勧告を出され、相撲協会からも引退を言われ、それならと自分から引退を宣言した。優勝25回歴代第3位の記録を持ち相撲界に貢献してきたが、「横綱の品格がない」という色々な問題を起こして出場停止などの話題を提供していたが、ここに至って引退した。確かに、プロボクシング選手の拳は試合で使う物で、一般人に喧嘩などで使うと犯罪になる。白鵬が、「横綱の手は刀」といっているがそれは正しい。が、こういうことで引退というのはどうも感心しないのだ。
ところで小沢一郎は幹事長も辞めず議員辞職もしないのだろうか?元秘書の石川議員などが起訴された。裁判で証人として出廷するとか、色々な噂がある。立花隆の緊急レポートでは、起訴されなかった事が、これから始まる小沢一郎の最後になるという事が書かれている。
今年のスペイン行きで、当然のようにホセ・トマスの闘牛の追っかけをしようと計画しているのだが、どれくらいの予算になるのかざっと出してみたら、例年に比べて1.3倍〜1.5倍くらいになる。非常にお金がかかることが判った。こんな事じゃいけないと思った。計画変更もあり得る。それと、切符の値段がどれだけかかるかというのは大きな問題。ネットで買える物が多いだろうけど、ラス・ベンタス闘牛場は無理だろう。
2月6日(土) 晴 3449
昨日から急激な円高になっている。ヨーロッパもアメリカも経済の指標や雇用状態が良くないので、マイナス・リスクが少ない円に資金が流れた事による。週明けの為替相場がどうなるか注目する。120円を切ってくる状況ならユーロを買いに行かなきゃならないだろう。信用が急激に落ちているのは、何年か前からアメリカでリコールの車を出してきたトヨタ。今回はアメリカでブレーキが利かないという致命的な物で、しかもそれがプリウスで起きたという。昨日社長が謝罪会見を開いたが、欧米では速報でTVニュースで流したそうだ。BBCは、生中継で放送したという。売り上げが激減している状況でやむを得ず謝罪会見を行ったという批判が内外で出ているようだ。対応の遅さや、ハッキリしない態度が批判の対象になっている。
朝青龍引退の問題で、モンゴルでは日本批判が巻き起こっているという。当然といえば当然である。外国から観ればそういう風に映って当たり前だ。島国根性丸出しのような感じだ。いわれのない様な批判までやった、内舘牧子などは狂喜しているだろうけど…。あれはそこまで横綱に対して言うかということを、鬼のように醜い顔で言っていた。あの時は、朝青龍より内舘牧子に対しての反発の気持ちの方が強かった。「僕の運命」と朝青龍は言ったそうだが、悲劇だと思う。元朝潮の親方は最悪の師匠だ。
明日どうしよう。東京競馬場へ行って、共同通信杯を観ようか、迷っている。
2月7日(日) 晴 39617
昨日の競馬は、すべて外れ。メインの白富士ステークスは、アスクデピュディからトウショウウェイヴ、トップカミング、シェーンヴァルトへの3点。優勝はトウショウウェイヴ、2着がシェーンヴァルト、3着がアスクデピュディ。微妙に外れている。横山典弘を信用してシェーンヴァルトから行っていれば取れていたのに…。今日は振り切ろうと京都のシルクロード・ステークスは、穴馬シンボリグランを狙った。本命は、横山典弘のアルティマトゥーレ。人気のエイシンタイガー、プレミアムボックス、レディールージュはばっさり切って、シンボリグラン、ショウナンカザン、アーバンストリート、シャウトラインへ。
結果は楽に2番手に付けたノリちゃんが、ハナを切る藤田伸二騎乗のショウナンカザンを直線で交わして行った行ったの競馬で優勝。2着ショウナンカザン、3着シンボリグラン。3連単、3連複は外したが、馬連とワイドが的中。東京メインの共同通信杯は3強対決で決着したが1番人気アリゼオが僅差の3着に敗れ優勝はハナ差でハンソデバンド。2着がダノンシャンティ。ハンソデバンドは、冬でも半袖プレーするガンバ大阪の播戸竜二から命名した。向正面でかかっていたがそれでもギリギリ押し切った。
これじゃということで、最終レースも買ってこちらは的中。今日のトータルはプラスでも土日ではわずかにマイナス。今日は雪は降らなかったが寒い日だった。さて、来週東京は、古馬の長距離レース、ダイヤモンドステークス。京都は、3歳牡馬のクラシック最有力候補選出のきさらぎ賞。競馬は1年中続くのだ。
カルテル情報が次々上がってきている。ホセ・トマスの情報ばかりだ。何故ならば、フェリアのカルテルを組むときに1番重要な闘牛士から組んでいく。だから当然ホセ・トマスの情報から出てくるのだ。
2月8日(月) 晴 5084
昨日NHKの『ミラクル・ボディー』はアルペンスキーの王者だった。時速160キロ出る中でどうやって恐怖心を克服して競技に集中しているのか?それはまさにミラクル・ボディーだった。スピードを出すためにコーナーでは出来るだけ足の筋肉を使わないようにしてスピードが出るところではスキー板を完璧にコントロールする。高速で怪我をしたあと、そのコースで復帰会見をしてそのあと、優勝する。恐怖を克服するために、脳の扁桃体が激しく反応するが、その情報を打ち消す反応もする。
そして、何よりビックリしたのは、瞬(まばた)き。1分間に1回しか瞬きをしない集中力。驚異的だ。時速140キロくらいのところで1回瞬きをすれば風景はあっという間に過ぎていき、危険を伴う。だから、瞬きをしないでコースを見続けて集中する。ヒョッとしてホセ・トマスは、タンダ・デ・ムレタッソのファエナ中、1度も瞬きをしていないかも知れないと感覚的に思った。
セビージャのフェリア・デ・アブリルなどの正式なカルテルは、2月10日レアル・マエストランサで、13時に発表される。
1月23日の結果。 メデジン(コロンビア)。ビクトル・プエルト、耳1枚、耳要求で場内1周。フリ、耳2枚。ルイス・ボリバル、耳なし。
24日の結果。 ボゴタ(コロンビア)。フリ、耳2枚。ファンディ、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。ファン・ソラニジャ、耳なし。
30日の結果。 メデジン(コロンビア)。カステージャ、耳2枚が2回。ルイス・ボリバル、耳2枚、耳1枚ともう1枚要求。
31日の結果。 メキシコDF。フリ、アルトゥロ・マルシアス、耳2枚。マリオ・アギラール、耳なし。
2月5日の結果。 メキシコDF。ラファエル・オルテガ、耳なし。カステージャ、口笛。 メデジン(コロンビア)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、アンドレス・チィカ、場内1周。闘牛士、パコ・ペルラサ、耳なし。ルベン・ピナル、場内1周。 フリキジャ(メキシコ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚。闘牛士、ソトルコ、耳1枚が2回。フェルミン・スピノラ、耳1枚。 カデレイタ(メキシコ)。フェルナンド・オチョア、耳なし。フリ、耳2枚と尻尾1つ。アレハンドロ・アマジャ、耳なし。
6日の結果。 バルデモリージョ(マドリード)。アベジャン、耳1枚。レアンドロ、耳要求、耳1枚。アルベルト・アルバレス、耳なし。 フリキジャ(メキシコ)。フリ、カステージャ、耳1枚、耳2枚。アレハンドロ・アマジャ、耳2枚。
2月9日(火) 晴 24337
タバコを買いに行ったらタバコ屋のおばちゃんが足を引きずっていたので、どうしたのか訊いたら、膝の関節の骨がすり減って痛くなって医者に通っているのだという。ヒアルロン酸を注入したいうが、痛いのでびっこをひいている。「年なのよ。老化現象。あんまり痛くなったら自殺するかも知れない」というので、そんなことはダメでしょう。と、笑っていった。
仕事の同僚の親戚などが続けて死んでいる。冬なので死に時なのかと思ってしまう。今日は温かかったが、明日からはまた寒くなると言う。レオンのカルテルが決まった。早速レオンのホテルの予約を入れた。スペイン行きの予定は具体的には未だ決まっていないがホセ・トマスのカルテル次第なので、決まったら行くつもりで予定を組んでみる。あとは、お金との相談もあるし、バルセロナでいつやるかという問題もある。7月上旬ならいうことないが下旬だと困ることになる。
7日の結果。 メキシコDF。ホセ・マリア・ルエバノ、場内1周。カペア、耳1枚。ファン・チャベス、耳なし。 ボゴタ(コロンビア)。セバスティアン・バルガス、耳1枚。ウセダ・レアル、マティアス・テヘラ、口笛。 メリダ(メキシコ)。バウティスタ、耳なし。ホセ・ルイス・アンヘリノ、耳1枚。アルトゥロ・マルシアス、耳なし。コヒーダされて左太腿10cm、左腕に12cmの角傷を受ける。 グアダラハラ(メキシコ)。エル・コンデ、耳1枚。フリ、耳なし。カステージャ、場内1周。 バルデモリージョ(マドリード)。クーロ・ディアス、耳1枚。ルイス・ボリバル、ミゲル・テンデロ、耳なし。
2月10日(水) 曇 4076
「鳩山由紀夫首相は9日、民主党の枝野幸男元政調会長(45)を行政刷新担当相に起用する方針を固めた。国民の支持を受けた昨年11月の「事業仕分け」で統括役を務めた枝野氏に公益・独立行政法人改革を担わせ、政権浮揚を図る狙いがあるとみられる。現在、行政刷新担当相を兼務している仙谷由人国家戦略担当相の兼務を解いて任命する。10日に認証式を行う。
枝野氏は衆院埼玉5区選出で当選6回。民主党の小沢一郎幹事長と距離を置く議員として知られる。小沢氏が代表となる前は政調会長や憲法調査会長など党の要職を歴任していたが、政権交代後は無役となっていた。政府関係者は今回の起用について、「小沢氏の了解は取っている」としている。」 ーー毎日新聞よりーー
アルペン・ダウンヒルの王者、アクセル・スビンダルを取り上げた『ミラクルボディー』、でスビンダルは言う「勝つためには強い競争心を持つことが必要です。狂気と言っても良いかも知れません。本当の勝者になりたいと思ったら、ここが限界だなと思うところの安全装置を少しだけ外すんです。」他の選手では、事故後の精神的なダメージを抱えて以前のように滑れない選手が殆どだと言うが、彼は、そういう物を克服している。何故なのか?
「極限の状況を経験する事は、それが仮にあまり良くないことでも、成長するチャンスだと思います。アップダウンのある人生の方が早く成長できる気がします。僕はあの大事故で沢山のことを学びました。」人間の心と肉体の限界値は一体何処にあるのだろう?自らの限界値を試す次の戦いがスビンダルを待ちかまえている。 ーーNHK『ミラクルボディー』よりーー
障害が人間の成長をそくすという考え方は、前向きで素晴らしいと思った。
2月11日(木) 雨 32383
昨日の夜から降っている雨が、まだ降り続いている。明日も降り続くらしい。土曜日は重馬場で始まるだろう。1月30日のセルバンテス文化センターでの『闘牛百科
− El lenguaje taurino』のDVテープをDVDにダビングした。DVD-Rにダビングしなければならないが、どうしよう。編集した方が良いのか、そのままの方が良いのか。取りあえず、三脚で固定したカメラで撮った物をダビングしようかと思っている。会で使うのは手持ちで撮った方を使おうかと思っている。どうするか判らないが…。
2月12日(金) 雨 6002
石巻でほぼ無抵抗と思われる男女を刺殺する事件が昨日あった。犯人は逮捕されたが、元恋人を拉致して知人と一緒に逃走していた。「宮城県石巻市の南部かつみさん(46)宅で起きた3人殺傷事件で、当時交際していた少年(18)=未成年者略取容疑などで逮捕=による暴力に悩んだ次女沙耶さん(18)が昨年2月、仙台市内の配偶者等暴力(DV)避難施設に入所していたことが12日、捜査関係者の話で分かった。
県警石巻署捜査本部は、暴力がその後もエスカレートして交際トラブルになり、事件に発展したとみており、同日午前、少年らを送検する。
捜査関係者や少年の知人の話などによると、2人は2008年夏から交際を始めたが、少年が次第に暴力を振るうようになった。悩んだ沙耶さんは昨年2月、仙台市内のDV避難施設に入ったが、仲直りしたとしてすぐに退所したという。しかし、暴力はその後も続き、沙耶さん側は同月から今年2月にかけ、石巻署に計12回相談。同署は昨年2月と今年1月、口頭で少年に警告していた。
事件当日の10日には、沙耶さんは同署に被害届を出す予定だった。県警側は一連の対応について「不適切なところはなかった」としている。」 ーー時事通信よりーー
どうしてこういうことになるのか。とんでもないことであるのは間違いないが、人間という動物の不思議なところもこういうと事に現れているのかも知れない。訳が分からない。
2月14日(日) 曇 39311/2
闘牛の会があった。昨日は異様に長く21時過ぎまでやっていたのではないか?ロルカ、ペルーの闘牛、セルバンテス文化センターの闘牛百科の報告。盛りだくさんでそれぞれが長い時間やったのと質問があって長くなった。闘牛百科を観て初めて参加した人がいた。スペイン人2人も参加。2次会も遅くまでやった。荻内先生とは水曜日に会う予定になった。
バンクーバー・オリンピックが開幕した。初めての金メダルは、ジャンプ・ラージヒルのシモン・アマン。そうNHK『ミラクル・ボディー』で取り上げられた選手だ。
2月15日(月) 雨 36604
冬季オリンピックで、上村愛子は4位でメダルを取れなかった。「(長野五輪から大会ごとに1位ずつ順位を上げ)なんでこんなに一段一段なんだろう。オリンピックの舞台で、全力で滑るというのは果たせた。それは満足ですけど、ちょっと悔しい」「自分はメダルになかなか届かないんだと素直に感じて、その後にメダルに手が届くように支えてくれる人が多かったのを思って、すごい涙が出てきました」と、悔し涙を流しながら会見したようだ。弱いというかもろい。そういう印象通りの結果だし、会見の話だ。
彼女はメダルを取れないと思っていた。前シーズンワールド・カップの優勝を重ねランキング1位になっていたが、その時からそういう気がしていたのだ。何故かといえば、不幸な顔をしているからだ。勝間和代は、努力すれば幸福になれると言ったが、そういう風になれない人が上村愛子だ。不幸を呼び込んでいるのは、彼女自身の様な気がする。努力しても自分の望む結果を得られない人の方が多い。勝間和代のように誰でも努力すれば幸福になれるというのは、間違いだ。香山リカはそういうところで勝間批判をしているのだ。カツマー対カヤマー。上村愛子はそういう弱い華奢な精神を持っている。それに強くなれと言っても、なかなか上手く行かない。不幸が似合う女といったら可哀想だが、上村愛子はそういう女なのだと思う。また、逆にそういうところが、好感度がアップするところなのだろうと思う。
僕は、不幸な女は嫌いだ。でも、香山リカのようにそういう人たちをケアするのが社会なのだ。そういうところでは、勝間和代よりも香山リカの考え方に同調する。
でも、努力して何をしても報われない人生は数多くある。岡田ジャパンは、努力も戦略も何も感じられないサッカーをしている。何をやりたいのか判らない。岡田監督の首を望むファンは、70〜80%いるという。まるで小沢一郎民主党幹事長辞任を求める世論と同じくらいの数値を示している。どちらも辞めないだろう。岡田ジャパンは結果を出せる可能性はゼロに近いが、小沢幹事長は参院選で結果を出すだろう。
フィギュア・スケート・ペアが非常に面白い。中国の3組とドイツペアとロシアペアの争い。ロシアペアは、日本人の川口悠子が出場している。オリンピックに出るためにロシア国籍を取っての出場。みんなレベルの高い争いになっている。ノーミスの争いで、フリーで勝負が決まるが、緊張感ある美しい戦いだ。
12日ベネズエラのメリダで行われた闘牛で、エル・ファンディが、ラ・アウマダ牧場の“ガリト”という名の牛をインドゥルトした。 13日ベネズエラのメリダで、エル・フリが、サン・セバスティアン・デ・ラス・パルマス牧場の“アプレサドU”という名の牛(No610)をインドゥルトした。 アハルビル(マドリード)で行われた闘牛でサンチェス・バラが、アルベルト・マテオス牧場の“リソンヘアドール”という名の牛(No8)をインドゥルトした。
12日の結果。 メリダ(ベネズエラ)。アントニオ・バレラ、耳1枚。ファンディ、耳1枚、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。レオナルド・リベラ、耳なし。
13日の結果。 メデジン(コロンビア)。ポンセ、耳1枚で場内2周。カステージャ、耳2枚。クリストバル・パルド、口笛。 メリダ(ベネズエラ)。アントニオ・バレラ、耳なし。フリ、シンボルとしての耳2枚(牛、インドゥルト)。セサル・バネガス、耳1枚、耳2枚。
グアダラハラ(メキシコ)。イグナシオ・ガリバイ、場内1周。ルイス・ボリバル、耳なし。アルド・オロスコ、口笛。リカルド・リベラ、コヒーダされ左太腿に角傷を受ける重傷。 アハルビル(マドリード)。マルク・セラノ、耳1枚が2回。サンチェス・バラ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。アンドレス・パラシオス、耳2枚。
14日の結果。 メキシコDF。フェルナンド・オチョア、バウティスタ、耳なし。ぺぺ・ロペス、口笛。 ボゴタ(コロンビア)。ポンセ、場内1周。フリ、耳1枚。モレノ・ムニェス、耳なし。 グアダラハラ(メキシコ)。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳1枚、耳要求で場内1周。闘牛士、ホセリート・アダメ、マリオ・アギラール、耳なし。 メリダ(ベネズエラ)。フェデリコ・ピサロ、アレッサンデル・ギジェン、耳なし。ルベン・ピナル、耳2枚。 ハロストティトゥラン(メキシコ)。エル・コンデ、耳1枚、耳2枚。パディージャ、耳2枚、耳1枚。フェルミン・スピノラ、耳1枚。 エル・ヒメナド。フェスティバル闘牛。オルテガ・カノ、マノロ・サンチェス、アルフォンソ・ロメロ、ガジョ、耳2枚と尻尾1つ。
2月17日(水) 雨 26123/2
昨日の夜は、雪がちらつき寒い日だった。
「バンクーバーオリンピックのスピードスケート男子500メートルで、銀メダルを獲得した長島
圭一郎選手(27)と、銅メダルを獲得した加藤条治選手(25)が、フジテレビのスーパーニュースに出演した。
(メダリストになった心境は?)
長島選手「メダルを取れたことはうれしいですけれども、金メダルじゃなくて、すみませんという感じです」
加藤選手「やっぱりうれしい気持ちはもちろんありますけれども、悔しい気持ちが大きいです」
(ゴール後、派手なポーズやハイタッチをして転倒するシーンもあったが、そのときの心境は?)
長島選手「すごくいいレースできたので、自分で興奮して、順位見て1番だったので、自分の空気にしちゃえみたいな。わざとオーバーリアクションにしました」
(1本目6位。2本目に入るにあたっての気持ちの切り替えは?)
長島選手「今までの4年間の練習や、こんなもんじゃないと思っていて、自分で自信があったので、それが自然にいい感じになりました」
(100メートルの通過タイムは9.64、最終コーナーで膨らんだが、最後のストレートは?)
長島選手「転んでもいいから行っちゃえと思って突っ込みました。(タイムを見て)これ、もしかしてと思って、もうほかのあとの組転べと思って、正直なところ思っていました」
(ゴール後、家族とは話はした?)
長島選手「そんな暇ないです。ずっと連れ回されて」
(家族にどんな話をする?)
長島選手「がんばったよって」
(加藤選手はゴール後、ビジョンを見て少し頭を抱える場面があったが、その時の心境は?)
加藤選手「本当に悔しかったです。どうしようもない気持ちでした」
(2本目の滑りに悔いが残ったということ?)
加藤選手「結果ですね。金メダル狙ってたので、届かなかったのが悔しかったです」
(1本目、製氷に時間がかかった中で、製氷後、短い時間で1本目のレースを迎えたが、そのあたりの気持ちは?)
加藤選手「1回集中力を切って、切れたのかわかりませんが、そこで思いっきりリラックスできたので、いい気分転換になったと思います。ガチガチだったので」
(今村監督からは何か声がかかった?)
加藤選手「監督はもう、時間の連絡で忙しかったです」
(今回のオリンピックは2人にとってどんなオリンピック?)
長島選手「ただ力を試すだけの、現時点での力試し。(自信はあった?)力はつけてきたので、あとはどうなるかなってところまで来ていた」
加藤選手「結果としては、自分の気持ちではかなり悔しさの残るオリンピックだったんですけど、応援してくれた方はみんな喜んでくれて、少しは恩返しできたのかなって思いました」
(2人は普段、チームメートですが、お互いどのような存在?)
長島選手「(加藤選手は)昔から早かったので、わかりやすいのでよかったです」
(1本目やレース終わったあと、2人で話はした?)
長島選手「えーっと、覚えてないなぁ。それどころじゃなかったです、僕は。6番だったので、頭抱えてました」
加藤選手「いいライバル関係だと思っています。ずっと競いあって、勝ったり負けたりして、それで2人とも早くなってきたんじゃないかなと思います」
(1本目やレース終わったあと、2人で話はした?)
加藤選手「長島さんとは話はしていないと思います。完全に集中していたので、話しかけないですし。しゃべってないと思います」
(練習のとき、少しスーツを気にしてるようでしたが?)
加藤選手「破けちゃって、脇に穴開いちゃったので。練習用のウエアだったのでよかったです」
(練習時、ブレードを気にしているようでしたが?)
加藤選手「してましたか? 大して気にしてなかったんですけど。あっ、1回動きがちょっと変になったので、一応確認しただけで、何ともなかったです」
(世界一美しいフォームと言われていますが?)
長島選手「と言われていますけど、どうですかね」
(満足いく滑りだった?)
長島選手「きょうは2本目は一番いい滑りができたかなと思います」
(タイムトライアルでスタートがうまくいかないようだったが?)
加藤選手「あの時は本当に出られなかったんですけど、すぐ修正したので、レースの3日、4日前には、ほぼ不安のない状態になってました」
出演後、2人はバンクーバーのフジテレビのスタジオに色紙を残してくれた。
長島選手は「金じゃなくてすみません」、加藤選手は「とっても悔しかった」と一言書いていた。
」
混戦の中でようやく掴んだ銀と銅メダル。金は韓国だったが、ランキング1位と2位の選手じゃなく無名の選手。これがオリンピックなのかも知れない。そんな中で日本は、長島加藤が結果を出したのは素晴らしいことだと思う。おめでとう。
15日の結果。 メリダ(ベネズエラ)。ファンディ、耳2枚が2回。エドゥアルド・バレンスエラ、耳1枚。 アンバト(エクアドル)。アベジャン、耳1枚、場内1周、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。ファン・ホセ・ロバリノ、場内1周。アルバロ・サンペル、耳なし。 アウトゥラン・デ・ラ・グラナ(メキシコ)。エル・サパタ、耳1枚。ルイス・ボリバル、耳なし。ホセリート・アダメ、耳1枚、場内1周。 ハロストティトゥラン(メキシコ)。フェルナンド・オチョア、耳2枚と尻尾1つ。アントニオ・バレラ、耳なし。イグナシオ・ガリバイ、耳2枚。
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