−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年のスペイン滞在日記です。
5月18日(火) 晴 39121
東国原宮崎県知事が、口蹄疫の感染拡大で「このままでは県の畜産が壊滅する」と非常事態宣言をした。記者会見で今後の対応について報道陣に対して、「喧嘩売っているのか」と声を荒げた。
「非常事態宣言は「懸命の防疫措置を講じてきたが、拡大が止まらない」として、消毒を徹底することや県民に対し不要不急の外出を控えることを記した。 会見で東国原知事は、殺処分かワクチン接種かなど今後の防疫体制について「検討します」との言葉を繰り返した。 しかし記者から、知事の判断ではないかと問われると、徐々にヒートアップ。最後には「我々は一生懸命やっているんです。毎日寝ずに」と怒鳴り、机をがんと叩いて「以上です」と会見を打ち切ろうとした。 制止する報道陣に対し、「けんか売ってるのはそっちだ」と声を張り上げたが、職員らに促されて再び、会見の席に着いた。 国の支援策などについて聞かれると、ようやく落ち着きをみせ、最後には「速やかに一歩踏み込んだ対策を出したい」と話した。」 ーー産経新聞よりーー
一方師匠のビートたけし。「フランスのカンヌ国際映画祭の最高賞を競うコンペティション部門で、暴力団の抗争を描いた北野武監督の新作「アウトレイジ」が上映され、ヨーロッパで数々の賞を受賞してきた北野監督の作品への評価が注目されます。
ことしのカンヌ国際映画祭では、最高賞のパルムドールを競うコンペティション部門に19の作品がノミネートされており、このうち、北野武監督の新作「アウトレイジ」が17日夜、公式上映されました。「アウトレイジ」は、暴力団どうしの壮絶な抗争を描いたアクション映画で、北野監督自身、抗争に巻き込まれていく組長の役を熱演しています。作品を見た人たちは「久々に暴力を真正面から描いた北野監督らしい力作だ」とか、「現在の映画界で北野武が第一級の監督であることがあらためて証明された」などと称賛していました。公式上映のあと、記者会見した北野監督は「半分くらいの観客が途中で立ち上がるかと思っていたら、皆しびれて立てなかったようだ。よくぞカンヌがこんな映画を呼んでくれたと感謝感激だ」と話していました。カンヌ映画祭は最終日の23日に受賞作が発表され、ヨーロッパの映画祭で数々の賞を受賞してきた北野監督の作品が、どう評価されるかが注目されます。」 ーーNHKニュースよりーー
フランスでは今、北野武展を美術館でやっているという。日本でおなじみのお笑いをテーマにしたもの。フランス人はそれを観てビックリしているという。子供たちの反応はすこぶる良い。喜んでビデオを観たり美術展を楽しんでいるという。最高賞のバロンドールを取るかどうかは別にして、フランスの文化勲章のを今年3月に受賞した北野武が文化でフランス人を楽しませているのと、その弟子のそのまんま東こと東国原知事が記者会見で切れたことのコントラストが非常に面白いと思った。東国原知事が頭にくるのは判るが、対応が遅かったのは事実。それより国やマスコミに協力してもらい感染拡大阻止に全力を注いで欲しい。畜産だけではなく、競馬にも影響が出ないか大いに懸念している。
人間にとって文化は、生きる上で重要な要素だ。文化に接して驚き、考え、理解し、楽しむことが出ればそれは明らかにその人にとっての人生の力になる。闘牛を野蛮だとか残酷だという固定観念だけで観ている人には、本物の闘牛の他ものでは得られない感動を感じることは出来ないだろう。
5月19日(水) 曇 5982
ユーロはまた暴落している。112円台になっている。こういう状態だと110円を切るのかと思ってしまう。サン・イシドロは中々プエルタ・グランデが出ない。期待のカステージャはまた
耳が取れず。今日はこれから雨が降るという。
18日の結果。 マドリード。エル・シド、カステージャ、ルベン・ピナル、耳なし。
5月20日(木) 雨 30922
昨日、頭が痛かったので、薬局へ行ってバファリンを買ってきて飲んだ。そうしたら頭痛は治った。普段薬を飲んでいないから薬が効くようだ。朝起きたらまた頭痛がする。変な気候で体調が思わしくないのかもしれない。症状を考えると風邪のような気がする。明日は暑いという。よけい体調が変になりそうだ。
ギリシャ問題からユーロ危機になりそれが世界経済に影響し始めている。ユーロ圏から資金を引き揚げ始め、アメリカに流入しているという。そんな中でドイツが空売り規制をEUに相談なしに初めて株価が下がっている。EUのユーロという統一通貨の矛盾点を浮き彫りにする問題になっている。政治体制も経済状況も違うEU。それでもユーロを統一通貨としての存在意義が問われ始めているのだ。ユーロはまだ下がるだろう。110円を切るのは目の前だ。ドルも1.2ドルを切ることになるだろう。
旅行準備は、荷物をまとめるのと、DVDの整理をしなければならない。中々進まない。これも頭が痛い問題だ。
19日の結果。 マドリード。クーロ・ディアス、耳なし。コヒーダされて、左手親指と人差し指の間に角傷を受ける裂傷。可能性として腱の損傷。ペレラ、耳1枚。タラバンテ、耳要求。 ニーム(フランス)。パディージャ、耳なし。ラファエリジョ、耳1枚。メディ・サバジ、耳なし。
5月21日(金) 晴 3783
「スペインはどういう国かというとね、情熱の国とか、酒飲んで踊り回る国とか言うでしょ。そうじゃないんです。スペインというのは、死の国なんです。死と喪服の国なんです。だから、死が強烈なんです。死が強烈な国って言うのは、生も強烈なんですね。」人生哲学で悩み、スペインでフラメンコに出会い、ロルカに出会いスペイン的な生き方をして77歳で亡くなった俳優の天本英世さん。遺灰はアンダルシアの川に流された。
20日ギリシャは24時間ゼネストに突入した。5日のゼネストではデモ隊の1部が銀行に放火して3人が死亡している。公務員が労働人口の1/5に達するというギリシャ。賃金カット、リストラ、年金カットなどの緊縮財政に対しての抗議が続く。国民がこの緊縮財政を拒否すれば、どういうことになるのだろう?僕には判らない。ユーロは一時109円台の値を付けた。
セラフィン・マリンはサン・イシドロの入場でベレー帽とカタルニア州旗をまとって行進した。闘牛禁止を唱えるカタルニア州とバルセロナ議会に対しての抗議のメッセージをこういう行動で伝えた。先週のバルセロナでの闘牛の入場行進でも同じことをした。彼の勇気ある行動を賞賛したい。ただ、実際に見たわけではないので格好悪いと思うかもしれない。
20日の結果。 マドリード。エウヘニオ、セラフィン・マリン、ルイス・ボリバル、耳なし。 ニーム(フランス)。アパリシオ、耳2枚。カステージャ、耳1枚。タラバンテ、耳なし。
5月22日(土) 曇 41958
BIGを買おうと思ってネットを繋いだらサン・イシドロでフリオ・アパリシオがコヒーダ。しかも角が首から刺さって口から出るという凄いのを観たら、すっかりBIGのことなどぶっ飛んでそればかりを調べていた。今日もBIGは1等の当たりなし。キャリーオーバーが78億円になった。そして、アパリシオは闘牛場での治療の後、病院で5時間の手術を受けた。相当の時間回復にかかりそうだ。
21日の結果。 マドリード。アパリシオ、コヒーダされて角が首から口に貫通する重傷。上顎骨骨折で舌全体に角が達する。牛が首を振り上げて角に刺さったフリオ・アパリシオの首にダメージを与えた。また、頭蓋底の損傷で脳に損傷を与えた可能性もあるようで非常に深刻に状態。10月12日病院で5時間の手術。モランテ、耳なし。エル・シド、耳1枚。 ニーム(フランス)。バウティスタ、マティアス・テヘラ、アルトゥロ・マシアス、耳なし。
5月23日(日) 雨 5321
オークスは雨の中で行われる。雨はそんなには降らないようだ。馬場が悪化しても稍重までだろう。本命は、初志貫徹でサンテミリオン。対抗、アパパネ。単穴、アプリコットフィズ。注、アグネスワルツ。雨予報で、1番人気がショウリュウムーン。不思議だ。サンテミリオンが10倍くらいで5番人気なんて驚き。単勝も買う。
サン・イシドロは、騎馬闘牛でディエゴ・ベントゥラとレオナルド・エルナンデスがプエルタ・グランデした。レオナルド・エルナンデスは前回の騎馬闘牛の時も、プエルタ・グランデだったので2回連続になる。
22日の結果。 マドリード。 ニーム(フランス)。昼。ポンセ、耳なし。フリ、耳1枚、耳2枚。ダニエル・ルケ、耳2枚が2回。 ニーム(フランス)。アントニオ・バレラ、場内1周。セサル・ヒメネス、耳1枚。ルベン・ピナル、耳1枚、耳2枚。 ビルバオ。ミックス闘牛。ビクトル・メンデス、パディージャ、ラファエリジョ、耳なし。ルイス・ボリバル、耳要求。イバン・ファンディニョ、耳なし。
5月24日(月) 雨 40748
昨日のオークスは、歴史に残るレースだった。「第71回オークス(23日、東京11R、GI、3歳牝馬オープン国際、定量=55キロ、芝2400メートル、1着本賞金9700万円=出走18頭)中央競馬史上、GI級のレースで初めて2頭の優勝馬が誕生した。牝馬クラシック第2弾のオークスが23日、東京競馬場で行われ、アパパネ(美浦・国枝厩舎)とサンテミリオン(美浦・古賀慎厩舎)の2頭が1着同着でともに優勝した。1923年に現在の天皇賞にあたる帝室御賞典が始まって以来、GI級のレース87年の歴史で初の出来事。このオークスの盛り上がりで、ダービー(30日、東京、GI、芝2400メートル)への期待も一気に熱を帯びてきた。
最後まで譲り合うことのない2頭のデッドヒート。長い長い写真判定の結果は、何と1着同着だった。中央競馬史上で初めて、2頭のGI馬が同時に誕生した瞬間だ。
「エビちゃーん!!」
サンテミリオンの横山典弘騎手(42)が、満面の笑みで両手を挙げ、アパパネの蛯名正義騎手(41)に抱きつく。長く競馬界を引っ張ってきた40代の名手2人が握手を交わし、互いの健闘を称え合った。
17番アパパネと18番サンテミリオン。不利な外枠に加えて、雨で悪化した馬場(稍重)に脚をとられる。どの馬も体力を消耗するサバイバルレースの最後に、最大の見せ場が訪れた。残り200メートルで内サンテミリオン、外アパパネが並んで先頭に立つ。死力を振り絞る2頭が首の上げ下げを繰り返す。わずかにアパパネが前に出たが、そこからサンテミリオンが差し返したところがゴール。
「どっちだ−」。
先に引き揚げてきたアパパネの蛯名が2着馬が入る場所に向かったが、「勝ってるって!!」と国枝栄厩舎の佐藤勝美調教助手が1着馬の場所に誘導する。対照的にサンテミリオンの古賀慎明厩舎の大西貴久調教厩務員は、負けを覚悟したのか、うっすら涙を浮かべて2着馬の場所で愛馬を待っていた。しかし、サンテの横山典は「体勢は有利だと思った」、アパパネの蛯名は「不利だと思った」。さまざまな思惑が交錯しながらの写真判定は13分間。それも、1着同着はあり得ないという常識があったからだ。
しかし、写真判定が下った瞬間、2人の騎手がともに笑顔を浮かべようとは…。感動の同着劇は、さまざまなところに影響も与えた。表彰式では、勝ち馬が身にまとう馬服と肩飾りが1つしかなく、2頭が交互に着用して記念写真を撮影。場内のインタビューは見送られ、最終レースの発走も10分も遅れたが、雨中の競馬場に詰めかけたファンが2頭に与えた大きな大きな拍手が、感動の大きさを表していた。
「2人で一生懸命にやった結果だし、馬がすばらしい走りを見せてくれた」(横山典)、「お互いが死力を尽くして戦った素晴らしい競馬で、本当に感動しました」(蛯名)とベテラン2人もすがすがしい表情だ。 2人の騎手が並んでGIのヒーローインタビューを受けるのも、もちろん史上初。最後にインタビュアーから「お互いにかける言葉は?」と聞かれた2人は期せずして互いの顔を見合わせ、「おめでとう!!」と同時に発声して抱き合った。このタイミングも、まさに“同着”。競馬の醍醐味を存分に味わわせてくれた2頭と2人の騎手によって、71回目のオークスは競馬史に残る感動を我々の脳裏に焼き付けてくれた。
オークスは1着同着の結末で、桜花賞馬アパパネが史上12頭目の2冠を達成した。最後はサンテミリオンに詰め寄られたが、不安視された距離延長を克服。昨年のブエナビスタに続いて、2歳女王が春のクラシックを2つとも制した。また、同着のサンテミリオンの古賀慎明調教師(44)=美浦=は06年の厩舎開業以来、5年目で初のGI制覇となった。「死力を尽くして戦ったし、素晴らしい競馬だった。道悪とか距離とか克服してくれたし、本当に偉い」。蛯名騎手がねぎらいの言葉をかける。中団から4コーナー手前で抜群の手応えで進出。直線半ばでサンテミリオンの前に出た。しかし、湿った芝に脚がからむ。「しのいでくれ」。蛯名の必死の呼びかけに応え、もうひと踏ん張りを見せた。
「皆さんの期待をいい意味で裏切ってくれた」と蛯名。距離、外枠(17番)など、すべての不安を陣営の努力とアパパネの底力が跳ね返した。 「1着同着は自分の管理馬で初。本当にありがとうといいたい」と、国枝調教師。レース前日、「オークスの勝ち祝いも一緒にやれたらいいな」と話していた27日に行う桜花賞制覇の祝勝会。希望は現実となった。 「秋は“3冠”ね」とトレーナーが笑顔を見せる。秋はステップレースから秋華賞(10月17日、京都、GI、芝2000メートル)へ。ひと夏を越しても必ず、アパパネは大きな翼を広げるはずだ。
成長著しいサンテミリオンにも秋の期待がかかる。古賀慎調教師は、自身が藤沢和厩舎の調教助手時代に携わったゼンノロブロイの子供での勝利に感慨深げ。「ロブロイの子が6頭も出ていたけれど、できれば自分の管理する馬で、と思っていました。恩返しができてうれしかったです。さらに成長させて、またGIの舞台に臨みたいですね」と秋を見据える。
ダービーもノリで決まりだ! 今年のリーディング首位を独走する横山典騎手(42)=美・フリー=が、GIでも本領発揮。ヴィクトリアマイルのブエナビスタに次いでサンテミリオンでもオークスを制し、東京で2週連続のGI制覇だ。この勢いは、もう止まらない。青葉賞を圧勝したペルーサで、昨年のロジユニヴァースに次ぐ2年連続ダービー制覇を狙う。 ダービー連覇に向けてオークスで最高の流れを作り出した。サンテミリオンの勝負根性を最大限に引き出し、同着Vを勝ち取る渾身の騎乗だ。
「前に行こうかと思っていましたが、流れが速かったので深追いせずにあの位置に。直線もいったんクビかアタマくらい出られましたが、よく盛り返してくれましたね」 レース前の策はあっても、ゲートを出て臨機応変に切り替える。位置取りも冴えていた。「アパパネは後ろにいると思ったけれど、とにかく自分の馬が直線に向いて、どれだけいい脚を使えるかだけでしたから」。流れを見極め、馬の持ち味を引き出すことに徹して、結果を出す。リーディングを独走する今年のノリを象徴した騎乗だ。
この流れは今週のダービーへと続く。無敗の4連勝で駒を進めてきたペルーサで臨む大一番だ。ペルーサの父はサンテミリオンと同じゼンノロブロイ。03年のダービーで横山典が騎乗して、ネオユニヴァースの1/2馬身差2着に敗れた、忘れられない馬だ。父が成し得なかったクラシック制覇は娘のサンテミリオンで達成したが、ダービーこそが、春の正念場だ。
「本当に楽しみが続きますね。今からワクワクしています」。胸を躍らせるノリに呼応するように、ペルーサも調子を上げてきた。23日朝も、美浦の坂路で4ハロン50秒9−37秒5−12秒6の好タイムを馬なりでマーク。外マチカネニホンバレ(牡5オープン)と併入した。力強いフットワークで並びかけ、最後までブレのないフォームでのフィニッシュ。葛西成人調教助手も「すごく良かったね。追い切るたびにグングン良くなっていく。体も大きくなってパワーアップもしているし、本当にいいデキ。相手は強いけれど楽しみですよ」と胸を張った。人馬ともに絶好調であることは疑う余地もない。
ノリがダービーを連覇すれば、98〜99年の武豊、07〜08年の四位洋文に次いで史上3人目。また、同一年にオークスとダービーを勝てば、75年の菅原泰夫(現調教師)以来、35年ぶり史上5人目の快挙となる。「とにかくレースまで無事で行ってほしいですね。自信を持って行きたいと思います」。第一人者の自信と風格を漂わせる横山典が、真正面から堂々とダービー連覇に挑む。」 ーーサンスポよりーー
雨の降る中期待をもって見守ったレース。直線は瞬きをする暇もない様な壮絶な叩き合いだった。サンテミリオンが差されたように見えたフジテレビの中継カメラのアングル。スロー再生で観ると今度は有利に見える。長い写真判定で1着同着になった。サンテミリオンは口を開け閉めして走り、アパパネはガッチリ噛み締めて走っている。馬の表情が凄いと思った。そして、今日も典ちゃんは横を見ずに追っていた。蛯名正義は典ちゃんの方を観て着順を確認している。それにしてもシビレル様なレースだった。
おかげで馬券は、単勝、複勝、馬連、ワイド、3連単が的中。この金を全部競馬の祭典ダービーに入れて勝負する。ペルーサが来たら、その金で7月18日バルセロナに行ける様にインテンタールする。馬券が当たってもペルーサが優勝しなければバルセロナには行かない。典ちゃんに運命を任せる。典ちゃんが3週連続GT、2週連続クラシック制覇、2年連続ダービー制覇がなるかならないか。全てを横山典弘心中馬券に賭ける。それにしても、史上最高のメンバーが集結する今度のダービーを観れないというのは悲しい!その日はダービーの代わりに、アランフェスに行ってカステージャを観ることにする。典ちゃん、バルセロナに『連れてってよ』!!! 今日は『連れてってよ』を作ったボブ・ディランの誕生日。勿論、『運命のひとひねり』も作っている。浅草に行ってスペイン土産を買う。典ちゃんの託す、『運命のひとひねり』。
23日の結果。 マドリード。ロペス・チャベス、耳なし。サルバドール・コルテス、口笛。ダビ・モラ、耳なし。 ビルバオ。ミックス闘牛。闘牛士、フンディ、耳なし。カステージャ、耳1枚。ペレラ、耳なし。騎馬闘牛士、メンドーサ、耳要求で場内1周。 ニーム(フランス)。ハビエル・コンデ、耳なし。モランテ、耳1枚、耳2枚と尻尾1つ。
5月25日(火) 晴 8877
初めて地方競馬に馬券を買いに行ったのが大井競馬場。帝王賞に中央馬が出るのでその3頭のボックス馬券を買った。そして、1着が同着だった。横山典弘と蛯名正義。そう今回のオークスと同じだったのだ。「地方競馬の大レースでは97年にGIに格付けされた大井競馬場の帝王賞で、92年にラシアンゴールドとナリタハヤブサが1着同着になり、前者が蛯名、後者が横山典騎乗と今回と同じ騎手の組み合わせだった。昨年まで231回の歴史を持つ本家の英国オークスでは写真判定がない時代の1876年にカメリア、アンゲーランドが1着同着になっている。近年の外国の大レースでは、03年の米国GIブリーダーズカップターフでハイシャパラル、ジョハー(その後ジャパンCに出走して16着)が1着を分けた例がある。」 ーーサンスポよりーー
こんな記事を読んで昔を思い出した。あの馬券も馬連で2500円くらいついた馬券。旅行準備が全然出来ていない。
24日の結果。 ニーム(フランス)。フリ、耳2枚。カステージャ、耳1枚、耳2枚。 VIC-FEZENSAC(フランス)。フンディ、ラファエリジョ、バウティスタ、耳なし。
5月26日(水) 雨 39131
スペイン行きの準備は出来ていない。荷物とか持って行くものを全然揃えていないのだ。こんなんで行けるのかという状態だ。我ながら呆れてしまう。スペインからのメールのやり取りもしたし、珍しく榎本さんからの掲示板への書き込みもあった。多分初めてだと思う。夕飯も食べたので、これからスペイン行きの準備にかかろうと思う。さっき、7月18日のバルセロナの切符をネットで買った。行けるかどうか和から良い状態での購入だが、それで良い。行けなくなったらそれもしょうがない。捨て金になっても惜しくない事柄だ。
エル・プエルト・デ・サンタ・マリアのカルテルが発表なったが書く暇がない。今はとにかく準備!
25日の結果。 マドリード。フリ、ペレラ、カジェタノ・オルドニェス、耳なし。 コルドバ。セサル・ヒメネス、耳2枚。マティアス・テヘラ、耳1枚が2回。コルドベス・イホ、耳なし。
5月27日(木) 曇 4276
ようやく旅行準備のめどが立ってきた。「【横山典トーク】ペルーサと仲良く走れれば
――追い切りの感触は
「いい感じ。いつも(追い切り以外の)普通キャンターを乗っていても楽しいが、きょうも楽しかったよ」
――青葉賞は4馬身差の圧勝
「見ての通り。インパクトのあるレースで、何も言うことはない。とりあえず(ダービーに向け)順調に行ってほしいと思っていた」
――位置取りなど思い描くことは?
「ポジションは自分が思った所なんか、なかなか取れない。いつも言うようにペルーサと仲良く走れれば結果はついてくると思う」
――父ロブロイと似ているところは?
「毛色(父は黒鹿毛、息子は栗毛)も違うし、ロブロイはロブロイで、ペルーサはペルーサだから」
――ロブロイのダービー2着から7年
「もう7年経つんだね。あの時(ネオユニヴァースに1/2馬身差負け)は悔しい思いをしたからね。リベンジしたい」
――最後に意気込みを
「今年もいい馬に巡り会った。素晴らしいメンバーが揃うが、いいレースが見せられると思う」 」 ーーサンスポよりーー
ダービーの追い切りも終わった。盛り上がってきた。ブルゴス、バダホスのカルテルも発表された。闘牛の会脱会によるHPの閉鎖についてのメールをまた頂いた。今までの感謝と今後好きなようにやってくださいという応援も書かれてあった。忙しくて返信をしていない。そうです。好きなようにやっていくつもり。
26日の結果。 マドリード。パディージャ、耳要求。エンカボ、イバン・ガルシア、耳なし。 コルドバ。フィニート、バウティスタ、カステージャ、耳なし。
5月28日(金) 晴 35335 成田のホテルにて
すったもんだで、成田のホテルにいる。家から駅までタクシーで来て、忘れ物があってまた家に戻った。そして、成田のホテルに到着。何か忘れ物がないかと・・・。どうやら電子辞書を忘れたようだ。最低。まあこういう時のために、マドリードには辞書を置いているのだが…。
ダービーの枠順が確定して前売りで1番人気がヴィクトワールピサ。2番人気がペルーサ。馬連の1番人気がこの2頭で2.9倍。この配当何とかならないか!
27日の結果。 マドリード。フンディ、セルヒオ・アギラール、ルイス・ボリバル、耳なし。 コルドバ。フィニート、耳なし。モレノ、耳2枚。
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