−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年のスペイン滞在日記です。
6月27日(日) 曇時々雨 44456
宝塚記念は、何とブエナビスタがゴール前で差されて2着。勝ったのは、関東馬ナカヤマフェスタ。まさか後ろから差されるとは思わなかった。状態は万全だと思ったが、馬場のせいか?位置取りのせいか?こういう事もあるのが競馬。今日は蒸したがなんか変な天気のように納得がいかない結果だ。
「世界を驚愕させた本田、3点に絡む
1点目のフリーキックで世界を驚愕させ、自らおとりとなって遠藤の2点目を演出。3点目はDF、GKを引きつけて岡崎に「ごっつぁんゴール」を与えた。常に歓喜の輪の中心に、本田の姿はあった。そこにいたのは、孤独な一匹オオカミではなく、チームメートに信頼された新エースの姿だった。 前半17分、ゴールやや右27メートルのFK。左足で蹴る本田には絶好の位置。軸足を踏み出す箇所のピッチを念入りに確かめ、3歩4歩と下がってゴールをにらむ。仁王立ち。本田にはおなじみのポーズ。正確にボールの中心を蹴り抜いたシュートは野球のナックルのように揺れ、GKソーレンセンの指先をすり抜けた。本田は拳を突き上げて得点を誇示し、ピッチに吠えて感情を爆発させた。
「ホンダのシュートは、DFの壁を超えると宙を切り裂いた。見事だった」。試合後にそう語った脱帽のソーレンセンは試合中、本田のFKへの怯えをぬぐえなかった。30分、今度は大久保が倒されて中央寄りでFK。本田が、また下がる。「ソーレンセンは完全に本田を警戒していた」。冷静にGKの動きを読んだ遠藤が本田に一言、「今度はオレが蹴るわ」。本田も気づかれないようにうなづいた。
「僕が先に1点を取っていなかったら、けんかになったかもしれない」。試合後、本田はそう話して笑わせたが、遠藤にいわせれば「素直に譲ってくれた」のだという。遠藤のFKは壁の外側を巻き、ゴール右隅に吸い込まれた。GKの動きだしは、一歩遅れた。本田ばかりを警戒していたからだ。 3点目を決めた岡崎に、本田は「オレも取るから、オカも点を取れよ」と話していたのだという。後半42分、スローインから大久保の絶好のスルーパスを受け、本田はドリブルでDFを引きつけ、GKも飛び出した。ぎりぎりのところで本田が出したパスの先に、岡崎。あとはゴールに流し込むだけだった。「本田が打つと思っていたけど、準備しておいてよかった。あれは本田のゴールのようなもの」。パスを出した本田もすごいが、「それが僕の持ち味だから」と、信じてそこに走り込んでいた岡崎もすごい。
カメルーン戦での1点では、まっしぐらに控え選手の輪に飛び込んだ。この日の3点にもからみ、自らの活躍で日本代表の決勝トーナメント行きを決めた本田は、チームの力を「団結力」と説明した。」 ーー産経新聞よりーー
「サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、1次リーグ突破の快挙を成し遂げた日本代表には、鋭いドリブルを誇る切り札がいる。サイドからの突破や相手の裏をかくパスで、3試合を通して何度も相手ゴールを脅かした松井大輔選手(29)だ。決勝トーナメント1回戦の相手・パラグアイは、日本の10番を背負って04年アテネ五輪で対戦し、苦杯をなめた相手。直後に移籍したフランスで磨いた技術と経験をぶつける時が、最高の舞台で巡って来た。
デンマーク戦の開始13分。大久保嘉人選手(28)からのクロスボールがゴール前へ。飛び込んだ松井選手が右足で合わせる技ありのシュート。惜しくもキーパーの足に当たってゴールはならなかったが、押され気味だった序盤の流れを日本にたぐり寄せた。 アテネ五輪では初戦から2連敗し、早々に敗退。わずか1週間後、Jリーグ・京都から仏2部のル・マンへの移籍が発表された。
中学時代にも、パリのチームの練習に1カ月間参加した経験がある。水が合った地だった。1部昇格に貢献し「ル・マンの太陽」と称賛される。2度の移籍を経て、今もフランスでプレーする。 だが、日本代表では持ち味はなかなか生かせなかった。06年のドイツW杯でも、直前まで代表に呼ばれながら落選。その時、励まそうと自宅を訪ねてきた小学校時代の恩師、樋元壮介さん(73)に誓ったことがある。 京都市でサッカー少年団の団長を務めてきた樋元さん。心臓や肝臓に大病を繰り返していた。「おれも70になる。もうやめよう思うとるねん」。打ち明けた恩師を、松井選手が奮い立たせた。「何言うとるねん。僕も南アフリカ行きたいから頑張る。それまで辞めんとってくれ」。恩師と教え子は、4年前の約束を果たした。
個人で難局を切り開ける選手として、本番のスタメンに選ばれた。カメルーン戦でも絶妙の切り返しで相手を置き去りにし、決勝点につなげるセンタリング。チームに勢いを付けた。「4年間待ってきた。僕のサッカーはこうだと、この大会で証明できれば」と静かに闘志を燃やして臨んだ本番。「日本代表の太陽」のような輝きを放ち始めた。」 ーー毎日新聞よりーー
野球には敗者の美学がある。しかし、サッカーにはそんなものは存在しない。そういうメンタリティーが世界的スポーツになった理由だろう。でも、日本人には今ひとつ割り切れない部分がある。本田や松井はワールド・カップが終わったら移籍の目玉になっていくだろう。今イングランド対ドイツ戦をやっている。ドイツが勝つと思うが、ミック・ジャガーがスタジアムにいるのを観るとイングランド頑張れと思ってしまった。たった今ドイツがクリーゼのゴールで先制した。
26日アルヘシラスでミゲル・アンヘル・ペレラが、ヌニェス・デル・クビジョ牧場の“ラヌド”という名の牛(No74、496キロ)をインドゥルトした。
26日の結果。 レオン。ポンセ、耳2枚。モランテ、耳1枚。ファンディ、耳2枚、耳1枚。カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。 ブルゴス。ラモス、耳なし。サルバドール・コルテス、アルトゥロ・マシアス、耳1枚。 アルヘシラス。フリ、耳1枚が2回。カステージャ、耳2枚、耳要求。ペレラ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 ソリア。エル・シド、耳1枚。マンサナレス、耳なし。タラバンテ、耳1枚。
6月28日(月) 曇 4460
アルゼンチンは強かった。メキシコは組織的に守っていたがオフサイドの誤審による先制からアルゼンチンは試合を支配した。メキシコは良いチームだったが勝負には弱かった。イングランドも誤審に泣いた。完全にゴールに入っていたのに、ゴールを認めなかった審判。問題を残すだろう。
27日の結果。 マドリード。フラスクエロ、ロブレニョ、ルイス・ミゲル・バスケス、耳なし。 ブルゴス。エル・シド、耳1枚。カステージャ、耳1枚、耳2枚。タラバンテ、耳1枚。 アルヘシラス。モランテ、マンサナレス、カジェタノ・オルドニェス、耳なし。
6月29日(火) 曇時々雨 32025
曇っているのに気温が高く蒸し暑い東京。変な天気である。今日はワールド・カップ決勝トーナメント1回戦、日本対パラグアイ戦がある。どうなるか?ラモスは、大丈夫、大丈夫と言っているがそんな簡単ではないだろう。幸い選手は団結しているし好調のようだ。予選リーグ以上に1人1人が運動量と勝という強い気持ちを持ってプレーするだろう。
日本に帰ってきてビックリしたことがある。帰国翌日の朝に部屋の外で奇声を訊いて目が覚めた。男の声で気が狂ったような声を上げている。それが通りすぎていく。それから数日後、出勤の時に観たのは奇声を上げる10代の男の子と、それに連れ添って何とか学校かそれとも施設に連れて行こうとしている20代の女性。姉なのかボランティアなのか?でも、どうやら名前を呼んでいる連れて行こうとしているので姉様に思えた。男の子は奇声を上げて涙を流しながら女性の髪の毛をひっぱたりして抵抗している。それでも女性は壁に体をぶつけたりして抵抗する男の子を連れて行こうとしている。
普通に観たら暴行である。何日が後に同じ男の子が40代くらいの男性を一緒に歩いていた。奇声も上げず暴れのせず、男性が男の子に話かけながら歩いている。そんな話を先日床屋に行って話をしたら、奥さんが、やっぱり女だと馬鹿にして暴れるのねといっていた。それもあると思うが、姉と思われる女性は男のに強制しているから反発しているのだと思う。40代の男性は力で押さえつけようとしないから男の子は自力で行こうとしているのだと思うのだ。誰が主人公なのか?それは自閉症のようなこの男の子なのだ。それが解っていないから女性は暴力的に強制するのだと思った。最近の近所の話題から思うことを書いた。
28日の結果。 ブルゴス。ファンディ、耳1枚が2回。マンサナレス、耳なし。ペレラ、コヒーダされて右足に12cmの角傷を受け静脈を切る重傷。
6月30日(水) 曇 4717
ワールド・カップ決勝トーナメント1回戦で、パラグアイにPK戦で負けた。攻め手が少なかった。憲剛が入ってからゴール前で良いパスが繋がるようになった。みんな良くやったが、ここの力がまだ足りなかった。チームとしては守備が非常に良かった。これは、オランダでさえ手こずった。後は、個々の技術やスピードが向上すればベスト8、ベスト4と進めるようになって行くだろう。試合を観ていて面白い試合ではなかった。観ていて面白いという試合が出来るチームになったとき本当に世界の中に溶け込めるだろう。良くやった!PKを外した駒野を、松井や稲本など他の選手が頭をなでたり、体に触れたりして慰めていた。良い光景だった。それぞれの選手の目には涙。ああいうのを観ると込み上げてくる。
29日の結果。 ブルゴス。ポンセ、耳2枚。フリ、耳なし。モレニート・デ・アランダ、耳1枚が2回。 セゴビア。ミックス闘牛。騎馬闘牛士、ジョアオ・モウラ、耳なし。闘牛士、ルイス・ボリバル、ビクトル・バリオ、耳1枚が2回。
7月1日(木) 曇 36270
日本代表が帰国して大騒ぎになっている。あの日の平均視聴率は57%で最大が64%だという。TBSの記録を塗り替えた。
ビデオ上映会用の編集が終了した。あとは3日を待つばかりになった。
30日の結果。 ブルゴス。フィニート、耳なし。コルドベス、耳1枚が2回。オルドニェス、耳1枚、耳要求。
7月2日(金) 曇 5999
岡田ジャパンが帰国して記者会見を開いた。ネットには岡田監督への讃辞などの書き込みが溢れている。それを観た同僚が、偽善者たちの戯言といって笑った。そういう気持ちも解る。今まで批判していた人たちが掌をひっくり返ししたように賞賛している。偽善者とは言わないが、世間とはそういうものなのだろうと思う。勝てば官軍。ごめんなさいと懺悔して褒めるのだ。でも、今でも岡田監督ではなく、オシム監督で南アフリカへ行って欲しかった。その方が未来の日本のサッカーの方向性が明確になったと思うからだ。これじゃ、チ−ムワークが1番強調される結果になったからだ。そうじゃないだろうと、思う。
アルメリアなどのカルテルが発表された。時間が足りないので週明けくらいのアップなのだろう。
1日の結果。 ブルゴス。モランテ、耳なし。アベジャン、耳1枚、場内1周。カジェタノ・オルドニェス、耳なし。
7月3日(土) 曇のち雨 41234
第1回斎藤祐司のスペイン闘牛ビデオ上映会を開催した。一時開催が危ぶまれたが少人数でやった。少人数だったが、望まれて闘牛ビデオ上映会をするというのは非常に嬉しいことだ。人に恵まれている。流したビデオは後でHP上のデータとして残すためにアップするが、セバスティアン・カステージャの引き込まれるようなファエナと、タラバンテの非常に質の高いファエナが、プエルタ・グランデしたファン・バウティスタのファエナよりも評判が良かった。非常に良い日だった。
家に帰ってきてアルゼンチン対ドイツを観ている。前半3分にドイツが先制した。アルゼンチンが勝つと思っているが、エジルが素晴らしいドイツ。どうなるか。昨日はブラジルがオランダに負け、ウルグアイがPK戦でガーナに勝った。ウルグアイの勝ち方は劇的だった。延長後半17分にゴールキーパーが飛び出し、スアレスしか残っていないところにボールが飛び、1回は膝で跳ね返したが、2回目に飛んできたボールを退場覚悟で両手ではじいてゴールさせなかった。勿論退場。PKがバーにはじかれてのホイッスルで、PK戦になった。
7月4日(日) 曇/雨 8901
アルゼンチンはドイツに0−4と完敗!これで一躍ドイツが優勝候補筆頭になった。信じられないことだが、エジルを中心にチームが個を生かしながら素晴らしいチームになってきた。一方スペインはようやく1−0で勝った。決勝に進むのが、有力に思うのは、オランダとドイツだ。
「怪物」オグリキャップが死亡。 「多くファンから人気を博し、競馬ブームを支えたアイドルホースで「オグリ」「芦毛の怪物」などの愛称で呼ばれたオグリキャップ(牡25歳)が3日、余生を送っていた北海道・優駿スタリオンステーションで、脚部を骨折して死亡した。 オグリキャップは1987年に地方・笠松競馬でデビュー。12戦10勝と圧倒的な成績を残し、1988年に中央競馬(JRA)に移籍した。中央競馬では引退レースとなった1990年の有馬記念を含む重賞12勝(うちGI4勝)という偉大な記録を残した。通算成績は地方、中央を含め32戦22勝。
競走馬の引退後は種牡馬となったが、中央競馬での重賞勝ち馬を出すことはできなかった。主な活躍馬にクイーンS2着のアラマサキャップや小倉3歳S2着のオグリワンがいる。地方競馬ではアンドレアシェニエ(牡9歳、現役)が14勝を挙げている。2007年に種牡馬を引退し、余生を過ごしていた。 オグリキャップは父ダンシングキャップ、母ホワイトナルビー、母の父シルバーシャークという血統。笠松時代は鷲見昌勇厩舎、中央時代は瀬戸口勉厩舎に所属。1988年にJRA賞最優秀4歳牡馬、1990年にはJRA最優秀5歳以上牡馬および、年度代表馬になった。」 ーーサンスポよりーー
イディリコが死亡した。2008年9月21日バルセロナで、ホセ・トマスがインドゥルトしたヌニェス・デル・クビジョ牧場のイディリコがヨーネ病(どういう病気か不明)で死亡した。66頭の雄牛を残した。オグリの競馬を観て泣いた。それから本格的に競馬をするようになった。南井克己、岡部幸雄、武豊。思い出に残るレースがいっぱいある。ホセ・トマスが怪我で出ていない今、イディリコが死亡したのは何とも残念だ。
7月5日(月) 曇のち雨 41026
変な天気だ。曇で気温が高く蒸し暑い。時々雨が降って少し涼しくなったと思ってもやっぱり蒸し暑くなる。期日前投票へ行こうと思っていたが今日は行けなかった。今度の参議院選挙はどうなるんだろう。消費税10%の問題がクローズアップされているが、他に税収をあげる方法があると思う。色々と制度を変えていく事が必要なようだ。納税者番号制度とか法人税とか、自営業者が農業従事者の税金の問題など様々あるような。そういうものを整理して税金の不公平感を緩和してからでないと、消費税まで行かないのではをいう事は解る。また、ヨーロッパの消費税の様に生活必需品の消費税率が低くしないとダメかもしれない。
3日の結果。 アレバロ。モランテ、耳1枚。ファンディ、耳1枚、耳2枚。カジェタノ・オルドニェス、耳なし。
4日の結果。 マドリード。アントン・コルテス、アンベル・ポサダ、ハビエル・コルテス、耳なし。 バルセロナ。ポンセ、耳なし。セラフィン・マリン、カジェタノ・オルドニェス、耳1枚。
7月6日(火) 曇のち雨 4567
『夢を見るには年老いすぎて』というスタンダード・ナンバーがあるが、夢を見るのに遅いと言うことはない。夢を見てこそ人生を押し進める原動力になる。本田が母校の生徒に大きな夢を持つようにと語りかけたのは、良い刺激になるだろう。
「南アW杯ベスト16の原動力となった、日本代表のMF本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=が5日、母校・星稜高校(金沢市)を訪問、「大きな夢を持って」と後輩らを激励した。 会場の体育館には星稜中の生徒も合わせ約1850人が詰め掛け、歓呼の声を上げて迎えた。本田は「みんなの応援が勇気になった」とあいさつ。「あきらめずに大きな夢を持ってほしい。ボクもまだ夢を追い掛けている。日本を背負っていく気持ちで一緒に頑張っていこう」と声を掛けた。 生徒会長でサッカー部の河二尊さん(17)は「花束を渡せ、うれしいし自慢。自分も日本代表に入れるよう頑張りたい」と笑顔。本田はこの後、石川県の谷本正憲知事を表敬訪問。「負けた悔しさの方が大きい。日本代表としてやるべきことがたくさんある」とした。」
スペイン闘牛ビデオ上映会に上映リストを書き込んだ。これからはHPにちゃんと書き込んで記録していくことにする。1回流したものは2度と流さないことにしようかとも思っていたが、そういうわけにも行かないだろう。次回の開催予定は未定。不定期的に開催する予定なので次回がいつになるかは解らないのだ。今考えているのは、年4回程度出来ればと思っている。
7月7日(水) 曇のち雨 36665
嫌な天気だ。闘牛のカルテル情報が溜まっている状態だ。徐々にアップしていこうと思っている。マドリードで榎本さんと会ったときに面白いことを言っていた。最近麻雀をやっていないのかと尋ねると、もう2年もやっていないという。理由は、人がいなくて3人麻雀をやっていたのに、その内の1人が協調性がないというか、性格が悪いというかついにもう1人がそれに激怒して喧嘩になり、それ以来麻雀が出来なくなったのだという。ネットで麻雀やっても面白くないという。何故なら人がいてその反応があるから面白いというのだ。テンパイすると必ずタバコをするとかそういう癖が面白いという。それがないネット麻雀はつまらない。これは言い得て妙。
人に関わる物事というのは、こういう事なのだと思った。こういう本質を掴む事なんだと思った。その後、麻雀をやっていないのは、あるレベルの人と麻雀をやりたいので、そういうレベルの人がマドリードにいないから出来なくなったのだという。人を大切に出来ない人と付き合うとこういう事になる。我が強いのは個性で良いことだが、協調性の全くないのは困りものだ。折れると言うことをしないから必ず衝突する。
パンプローナのサン・フェルミンが始まった。これからスペイン対ドイツの準決勝が行われる。接戦になるだろうがスペイン不利の予想。ドイツが1番良い試合をしているからだ。2年前のヨーロッパ選手権で勝ったような試合が出来ればスペインにもチャンスがある。
7月8日(木) 曇/雨 5442
!Viva Espana! 『AS』の勝った瞬間のタイトルだ。スペインは、後半28分プジョルのヘディングで先制してそのまま逃げ切った。圧倒的なパスでのボール支配率で、ドイツに試合をさせなかった。こういうパスサッカーを観たかった。スペイン・サッカーを全うした。優勝するに値する試合運びだ。11日は選挙速報に決勝。いつ寝るんだ。今日は、3時半に目覚ましをセットしてちゃんと起きた。そして、この結果。素晴らしい気分で朝を迎えた。今頃スペインは大騒ぎだろう。初めての決勝進出。ファン・カルロス国王夫妻も観に来ていたし、マドリードもバルセロナも凄いことになっていそうだ。
7月9日(金) 曇のち雨 39392
今や世界一有名なタコになったドイツ西部のオーバーハウゼン水族館のパウル。ドイツ人は敏感に反応して料理にして食べてしまえととか鮫の水槽に入れてしまえいう内容のものがネットを中心にささやかれているという。スペインのサパテロ首相は、パウル救出チーム派遣を検討しているという。そのパウルが3位決定戦と決勝の予想をした。3位はドイツ、優勝はスペインを予想した。さて結果はどうなるか?スペインは準決勝で完璧な試合をした。
「スペインのイニエスタとユニホームを交換したドイツのシュバインシュタイガーは、なかなかピッチを離れることができなかった。両ひざに手をつき、うつむいたまま。イングランド、アルゼンチンなどの強豪を大差で撃破してきたのがウソのような完敗。実力差は得点差以上にあった。信じられない気持ちでいっぱいだったに違いない。 90分でチームの総シュート数は5本。相手のゴール枠内に飛んだのは、前半32分のトロホフスキのミドルシュートと、途中から代わって出場したクロースが後半24分に左クロスをとらえた2本だけ。苦し紛れにロングボールやクロスを放り込んで相手DFにはね返されるばかりで、ほとんど何もやらせてもらえなかったに近い。
「ボールを回され、すぐにボールを奪い返された」と嘆いたレーウ監督は勝った相手をほめるしかなかった。 「彼らは試合のマスターだ。誰でも倒すことができる。世界一になれるかって? もちろんそうだ」
主将のラームは「目標を高く掲げていたが、われわれの信念を前に向かって進める勇気が欠けていた」と肩を落とした。2年前の欧州選手権決勝で敗れた雪辱を果たすことができず、地元開催の前回大会と同様に準決勝も突破できなかった。 「もう1試合ある。そこでチームの集大成を示したい。いくぶん小さな集大成だが…」。指揮官は力なく3位決定戦に臨む気持ちを話した。」 ーー産経新聞よりーー
また、雨の降る。梅雨も本番という感じだ。ネットで注文した『文學界』2009年2月号が届いた。ドナルド・キーンの「日本人の戦争」は、作家の日記から日本人の戦争観を読み解こうというもので勿論、山田風太郎の、『戦中派不戦日記』も含まれている。時間がなくて手をつけていない状態。明日の競馬の予想もしていない状態。
7月10日(土) 曇 4494
選挙戦最終日。与党民主党の単独過半数は無理で、連立を組む国民新党と会わせても54議席取るのも難しい情勢のようだ。「消費税10%」の問題が大きく響いているようだ。スペイン代表選手を叔父に持つラファエル・ナダルは南アフリカに飛んだという。スペインは国民全体がワールド・カップ決勝に向けて最大の関心事となっている。
9日の結果。 パンプローナ。フェレーラ、耳1枚。オリバ・ソト、耳なし。ルベン・ピナル、耳1枚。
7月11日(日) 曇のち雨 37599
今日国会に行ってきた。初めて観る国会。参院選当日に国会を観るのが面白いだろうと旅行会社のツアーに申し込んだ。国会というものは、天皇の召集によって開会する。国会内にある衆議院のロイヤルボックスは総工費の1割を費やされて、天皇が入る入り口の大理石は継ぎ目のない一枚で出来ているという。ほぼ純金製の時計やシャンデリアに使われているのはガラスではなく、水晶だったり、内装は相当なお金が使われている。天皇の座る椅子も継ぎ目のない丸太を削って作っているという。参議院にはロイヤルボックスに変わって演壇の後ろに赤いカーテンがあってそこが天皇が国会開会の時に座る所になっている。国会を案内したのは、衆議院の警視。国家公務員だというが、ガイド慣れした若い女性だった。
旅行会社のガイドが言っていたが、今日案内した警視は非常に丁寧で、普段見れないところとかも案内して時間もたっぷり使って衆議院議会を公衆席から観た。その後、憲政記念館を観た。それから帰ってきて投票した。20時から始まった選挙速報では、与党が過半数割れ確実な情勢。改選前の54議席から50議席を割り込む情勢。今選挙の第1党も自民党とも争って不利な状況だという。与党内では、執行部の責任を問うべきだという話が出ている。当然だろう。NHKが伝えるところによると菅直人首相は、「民主党の獲得議席にかかわらず、総理大臣を続投する意向を、みずからに近い国会議員に伝えました。」と、いう。
決戦といえば、日本時間で明日になるがワールド・カップ決勝でスペイン対オランダ戦がある。タコ予想だとスペイン優勝だがどうなるか?当然スペインに勝って欲しい!
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