石巻線,気仙沼線は比較的線路条件が良いこともあって,在来車のキハ40・48が使用されていた。両線区向けに,両運転台のキハ40 500(寒地向け)・2000番台(暖地向け),片運転台のキハ48 500(トイレあり)・1500番台(トイレなし・いずれも寒地向け)が小牛田運輸区に配置されている。小牛田の車両はさまざまなバリエーションがあり,細部までみると1両ごとに異なるといっても過言ではないので,ここではツーマン車の一般的な特徴を記することにするのでご了承願いたい。 オリジナルの車内は寒地向け車はデッキ付き,暖地向け車はデッキなしのセミクロスシートである。座席周りで暖地向けと寒地向けの大きな違いは窓で,暖地向けは上段・下段とも上昇式で全開にできるが,一方の寒地向けは上段下降・下段上昇式で,窓かまちは広くなっている。座席自体は両タイプとも同一だが,台車が暖地向けはコイルバネ式,寒地向けは凍結防止のため空気バネ式と異なっており,結果的に寒地向けのほうが乗り心地は良い。 以前運転されていた線区向けに様々な改造が行われている車両も多い。その主なものがワンマン改造とロングシート改造である。ワンマン改造された車両は,現在では簡易的に関連機器を撤去し運転されている。その撤去の内容は車両により若干の差異がある。 ロングシート改造は左沢線で運転されていた時代に行われたもので,バケットタイプのロングシートに改造され,トイレは撤去されている。また,一部車両に設置されていたワンマン機器は簡易的に撤去されている。シートの座り心地は良い。 石巻線のツーマン列車ほか,朝の陸羽東線・小牛田−古川間の1往復で運転されていたが,2015年5月30日のダイヤ改正により運転を終了した。また,東日本大震災の後は平日のみ運転の直通快速(仙台−石巻間)でも運転されていたが,2013年3月のダイヤ改正でキハ110系に変更となった。
2003年12月ごろから,前面種別幕に行先を表示するようになった。 キハ40リニューアル車(ツーマン車)には,車外スピーカーの取り付け工事が行われた。車内と同じ放送が流れるが,音量は小さい。ワンマン車以外に取り付けられた例は珍しい。
調査日:2012年5月13日,調査車両:キハ48 1533
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