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JRでは唯一残るキハ20系列・キハ52は,車体更新工事を受け上の写真のようになった。1両だけ(キハ52 154)更新工事を受けていない車両が存在した。花輪線・山田線には本格的な峠越えが存在しそれに対応するため,2エンジンとなっている。エンジンは全車換装されている。2007年11月をもって全車撤退した。 車内はセミクロスシートで,シートピッチ・幅は狭い。バケットシート化カバーが取りつけられていた車両もあったが,最近は取り外されている。ドアは半自動で手で開けるタイプで結構重い。冬期は,窓はすきま間風防止とメンテナンス省力化のため一部の窓を除いて車内側から熱線吸収ガラスが取り付けられ,窓が開かずブラインドがない。飲み物の缶も置けない。また,簡易的にデッキ仕切り・扉が取り付けられる。汚物処理装置の設置が見送られトイレが使用できず,閉鎖され機器室となった車両もある。 2007年3月のダイヤ改正で水郡線で走っていたキハ110系が花輪線へ転用されたことにともない花輪線から撤退,同年11月をもって山田線(盛岡-宮古間)・岩泉線からも撤退した。岩泉線ではすべての列車がこのキハ52の単行で運転された。トイレが閉鎖された車両は単独では運用されない。 2001年10月から活性化を目的に,塗色を国鉄色に変更した車両が2両登場した。 花輪線,岩泉線では列車無線の代わりに衛星携帯電話が使用される。運転席には電話機が設置され,屋根上にはそのアンテナが取り付けられた。 |