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2008年10月から12月まで開催される「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」の目玉列車として,陸羽東線にリゾート列車を運行することとなった。愛称は公募され,陸羽東線沿線の稲穂・温泉・紅葉をキーワードに実りの多い旅を願って「みのり」と名付けられた。車両の外観は,紅葉をイメージした深緋(こきひ)色と漆黒(しっこく)をベースに,稲穂をイメージしたメタリックゴールドのラインを配している。また,前面のアンティークゴールドの装飾は伊達正宗の兜をイメージしている。編成は3両で,キハ48-550 (1号車)+キハ48-549 (2号車)+キハ48-546 (3号車) となっている。種車は3両とも郡山総合車両センター所属の只見線運用車両で,改造工事はJR東日本・郡山総合車両センターが担当した。今回の改造にともない,エンジン換装・冷房改造も行われている。1・3号車のドア横にはロゴが描かれている。また,LED式の行先表示器が設置されている。
リゾートしらかみとは異なり,3両すべてがシートピッチ1200mmのリクライニングシートとなっている。座面もスライドするタイプで,背面テーブルのほか肘掛に小テーブルが内蔵されている。1・3号車には車椅子に対応した1人用座席もあり,洋式トイレは車椅子対応となっている。全車指定席で運転される。 1・3号車の運転室後部にはラウンジが設置され,前面展望を楽しむことができる。ラウンジの窓は上から開くようになっている。
2号車の運転室寄りにはイベントスペースが設置され,モニタテレビには沿線の観光案内映像が映される。この場所の窓も開くようになっている。
2008年10月1日から「リゾートみのり」として運転を開始した。運転開始当初,平日は小牛田-新庄間,土休日は仙台-新庄間で運転されていたが,2010年3月改正からは月曜・金曜・土曜・休日だけ仙台-新庄間で運転される。 2008年10月4日,キハ48 550 調査
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