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701系電車
東北本線(盛岡地区)

701系('08.11.1 紫波中央)
撮影地:紫波中央駅

製造年 平成6年〜 シート配置 ロング
最高速度 110km/h 座り心地 ★☆
ドア 両開き×3
ボタン半自動・通年
冷房
ワンマン トイレ,紙 洋式,○

概要

秋田地区に続き,東北本線の盛岡−一ノ関間でも非効率な客車列車を置き換えるため,1994年12月に登場した。狭小トンネルに対応するため,パンタグラフが折りたたみ高さが低いもの変更になり1000番台を名乗る。帯の色は岩手県の花の「桐の花」をイメージした紫色となっている。その後,1996年3月から盛岡以北でも運転を開始し,ED75やEF81が牽引する50系客車を置き換えた。東北新幹線・八戸開業により盛岡−八戸間が第3セクター化されたため,JR線としては分断された形となり,所属区所も運用区間に合わせて変更となった。盛岡以南を担当する盛岡車両センターにはTc/Mc 1008〜1015・1021・1031・1032・1034〜1036・1042が配置された。

車内

車内は秋田地区と同様,オールロングシートとなっている。

701系(盛岡地区)車内

運用

東北本線の盛岡−一ノ関間で運転されるほか,IGRいわて銀河鉄道線・いわて沼宮内にも乗り入れる。秋田地区と同様に,ほとんどすべての列車が701系となっている。ワンマン運転は,一ノ関−盛岡間で行われる。なお,ワンマン車特有のドアチャイムだが,苦情があったためか一部音量が絞られた車両がある。

最近の動き

2001年秋ごろ,前面の方向幕が種別表示から行先表示に変更となった。

盛岡地区でも走行機器を更新した車両が登場している。床下機器の交換・屋根上ブレーキ抵抗の撤去が行われている。行先表示器は字幕式のままとなっている。

ワンマン運賃表が液晶タイプに交換されている。

行先表示データ

調査日:2016年3月26日,調査車両:クハ700-1013

01回 送 25小 湊 49ワンマン 仙 台
02臨 時 26浅虫温泉 50ワンマン快速 仙 台
03試運転 27青 森 51弘 前
04一ノ関 28快速 青 森 52快速 弘 前
05快速 一ノ関  29蟹 田 53大 館
06水沢 30快速 蟹 田 54快速 大 館
07快速 水 沢 31ワンマン 一ノ関   55石 越
08北 上 32ワンマン快速 一ノ関 56小牛田
09快速 北 上 33ワンマン 水 沢 57快速 小牛田
10日 詰34ワンマン快速 水 沢 58仙 台
11花 巻 35ワンマン 北 上 59快速 仙 台
12快速 花 巻 36ワンマン快速北 上 60滝 沢
13盛 岡 37ワンマン 花 巻 61ワンマン 好 摩
14快速 盛 岡 38ワンマン快速 花 巻 62いわて沼宮内
15好 摩 39ワンマン 盛 岡 63三沢シャトル 八 戸
16沼宮内40ワンマン快速 盛 岡 64三沢シャトル 三 沢
17一 戸 41ワンマン 沼宮内 65ワンマン 日 詰
18二 戸 42ワンマン 弘 前 66 
19三 戸 43ワンマン快速 弘 前 67 
20八 戸 44ワンマン 大 館 68 
21快速 八 戸 45ワンマン快速 大 館 69 
22三 沢46ワンマン 石 越70 
23野辺地 47ワンマン 小牛田   
24快速 野辺地  48ワンマン快速 小牛田  

昼の盛岡−北上間の一部列車が盛岡−日詰間に短縮されたことに伴い,65番が追加されている。

関連情報

  • 『鉄道ファン』(交友社)。2010年1月号。pp. 49−55〈701系の番台別特徴と輸送形態〉。

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