平成8年から磐越西線の活性化を図るために塗色変更車が登場した。全7編成が磐越西線の郡山−喜多方間で運用に就いている。 塗色変更車はすべて車体更新車で,最近リニュアール(MGのSIV化,CP交換など)が行われ,砂まき装置も取りつけられている。また,1両だけ(S-40編成,クロハ455-1)半室グリーン車に改造されたが,1999年12月改正で廃止となり,東北本線組として不定期に運用されていたが,現在では磐越西線組の運用に入っている。 磐越西線への719系投入にともない,455系は全車両 運用を離脱している。 車体更新車なので座りごこちは非常に良い。 仙台地区に導入される新型保安装置ATS-Ps型が設置された。 2003年12月頃から,前面種別幕に行き先を表示するようになり,中間のモハを除いて側面サボを廃止した。 2005年7月から始まった「福島県あいづデスティネーションキャンペーン」の一環として,車体の前面と側面にマスコットの「あかべぇ」が貼り付けられた。キャンペーン終了後は一度剥がされたが,2006年夏の特急あいづ運転にともないまた貼り付けられた。2005年のものよりもあかべぇの数が多くなっている。 調査日:2004年1月17日,調査車両:クハ455-503
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