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花輪線・山田線(盛岡-宮古間)では本格的な峠越えがあるため,冷房能力を犠牲にした強力形2エンジンのキハ58が運用されていたが,2007年3月のダイヤ改正で花輪線から撤退,同年11月をもって山田線からも撤退した。エンジンは全車換装されている。 車内はオリジナルは急行形クロスシートだが,車体更新工事を受けた車両は近郊形セミクロスシートに改造され(デッキは存置,洗面所は撤去),車内はリフレッシュされた。車体前面が赤く塗り分けられている(キハ52も同様)のですぐにわかる。ボックスシートが8ヶ所と少なくロングシート部分が長い。見た目はきれいでも,制動中はよく揺れる。未更新車は車内化粧板の上に壁紙(青,またはオレンジ)が貼られていて雰囲気は明るくなっている。一部の車両には汚物処理装置が設置されておらず,トイレは閉鎖され機器室となり利用できないが,この車両が単独で運用されることはなかった。 2001年10月から活性化を目的に,塗色を国鉄色に変更した車両が登場した。車内はシートモケット張替えなどのリフレッシュ工事が行われている。 花輪線,岩泉線では列車無線の代わりに衛星携帯電話が使用される。運転席には電話機が設置され,屋根上にはそのアンテナが取り付けられた。 2007年3月のダイヤ改正から,水郡線で走っていたキハ110系が花輪線へ転用され,同年10月からは山田線でも運用を開始し,キハ58系一般車は撤退した。
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