2006年夏に首都圏から会津へ直通特急「あいづ」の運転が行われ,これに際して485系6連が改造された。その後「仙台あいづ」などの臨時列車として使用され,2007年3月ダイヤ改正からは磐越西線の「快速あいづライナー」として定期運転されることになった。車両は下の写真のように,会津漆器の赤と黒,鶴ヶ城,磐梯山や飯豊連峰の山々をモチーフにしており,会津大学短期大学部の学生のデザインが採用されていた。2011年6月からは,上の写真のように国鉄特急色となり運転されていたが,2012年2月24日をもって元・東武鉄道直通車両に置き換えられ定期運用から退いた。
車内は特急「あいづ」用に改造された際にリフレッシュされており,座面スライド対応・フリーストップのリクライニングシートとなっている。シートピッチの拡大が図られており,一部窓割と一致しない席がある。車端部が荷物置き場となった車両もある。指定席・自由席とも枕カバーは省略されている。 現在のところ定期運用には就いておらず,「あいづライナー」代走のほか仙台地区の臨時列車等で運転される。
調査日:2006.8.27, 2007.3.18, 2011.6.19, 2012.4.7 調査車両:クハ481-1016
列車名は「あいづライナー」だが,2006年夏の改造当初から用意されていた「快速 あいづ」の幕が使用されていた。 |