只見線は沿線人口が極端に少なく列車本数も少ないが,冬期間豪雪のため道路が閉鎖されるため鉄道路線が存続している。沿線の田子倉ダムなどはまさに絶景(季節によっては水がないことがある)で,ぜひ乗っておきたいおすすめの路線。車両は郡山総合車両センター(旧会津若松運輸区)所属の在来型の気動車キハ40・48で運転される。本名−会津蒲生間の各駅ではホームが1両分しかない。 通常の寒冷地仕様キハ40・48は特に大きな改造は行われていない。このほか,ワンマン改造され撤去された転属組の車両はデッキが撤去されたままとなっており,ボタン式半自動ドアに改造され通年使用される。シートモケットの色は暗いオレンジ色に統一されている。汚れは目立たないが,あまり好感のもてる色ではない。一部トイレが閉鎖された車両があるが,この車両単独で運用されることはないよう配慮されている。 オリジナルのセミクロスシートの車両。 ワンマン改造が行われた際に2+1クロスになった車両。なお,現在はワンマン機器や車両側面の方向幕などは撤去されている。 元左沢線のロングシート改造車。バケットシートとなっているため,座り心地は良い。 只見線・会津若松−会津川口間の全列車,および磐越西線・会津若松−野沢間の一部列車が郡山総合車両センターのキハ40・48で運転される。元左沢線オールロングシート(元ワンマン)車も運用に入る。 只見線では山深く列車無線が使えない区間が多いため,衛星携帯電話が使われている。車両の天井にそのアンテナが取りつけられていて,沿線の有人駅と連絡が取れるようになっている 2003年12月頃から,前面種別幕に行き先を表示するようになり,側面サボを廃止した。 2014年春までに,運転台にはスマートフォンを利用した運転規制情報連絡システムの受け台が設置された。 2004年1月17日 キハ40 559,2006年9月10日 キハ48 551 調査
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