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キハ40・48
八戸線・青い森鉄道線

撮影地:小柳駅

製造年 昭和52年〜 シート配置 セミクロス
最高速度 95km/h 座り心地 ★★★
ドア 片開き×2・自動 冷房
ワンマン トイレ 和式,○

八戸運輸区所属のキハ40・48は白地に赤のラインが入った盛岡色となっている。ワンマン化や冷房化,リニューアル工事は行われていない。一部の車両は以前大湊線で走っていた車両で,エンジンを換装し前面が赤い通称「赤ベゴ」となっているのが特徴だが,冷房は設置されていない。大湊線で使用時はワンマン運転を行っていたが,現在ではワンマン設備は撤去され,客室仕切りが復活し他の車両と同様の車内になった。ワンマン時に運転室後ろにあった窓は化粧板でふさがれている

車内はセミクロスシートで,以前は写真下のようにバケットシート化カバーが付けられ,座り心地は良く名物だったが,現在では取り外され何の特徴もないシートになった。シートカバーの色は東北線701系に合わせて主にパープルだが,ほかにピンクと緑が存在し,2002年9月の段階で緑のものが数両残っていた。また,壁の化粧板は壁紙を貼ることでリフレッシュ,床敷物も交換されている。

八戸線の気動車列車で運転されるほか,朝通帯の青い森鉄道線・八戸−小鳥谷間の区間運転(八戸線直通)も担当する。津軽線の運用は2016年3月のダイヤ改正で秋田車両センターの五能線運用車に変更となった。

八戸・津軽線でも活性化を目的に,塗色を国鉄色に変更した車両が登場した。車内は他の車両と同様で変化はない。五能線の国鉄色車両とは異なりリニューアル車ではないため,より国鉄時代に近い形となっている。

津軽線で運用されるキハ40には,末端部で使用される衛星携帯電話設備が設置されている。

東日本大震災の後,全車両の車両後部 網棚に避難用はしごが設置されている。加えて,デッキ壁には津波警報発令時のお願いと,客室内には避難用はしごの使用方法の案内が貼り付けられている。

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