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キハ58・28
 

小牛田運輸区 キハ58・28(岩切 '05.11.5)
撮影地:岩切駅

製造年 昭和38年〜 シート配置 クロス(一部リクライニング)
最高速度 95km/h 座り心地 ★★★☆
(指定席車は★★★★★)
ドア 片開き×2・自動 冷房 ○(キハ28併結時のみ)
ワンマン トイレ,紙 和式,○

概要

1日2往復,仙台−気仙沼間を結ぶ快速「南三陸」にはキハ40系のほかキハ58・28も使用されていた。冷房はキハ28の電源供給がないと動作しないが,夏はキハ58だけ連結されることはないようで,冷房は効くように配慮されている。

車内

車内は急行形クロスシートとなっている。中には荷棚が網の車両もある。

キハ28 2392車内 '03.8.11

また,南三陸2・3号には指定席も連結され,以前急行「月山」で使用されていたフリーストップ式のリクライニングシート(倒れる角度は浅い)を装備したキハ58・28が使われていた (現在ではキハ110が使用される)。このグレードアップ車は一部の普通列車にも連結される。

キハ28 2174 (指定席車) 車内 '02.3.10

運用

現在,定期運用を離脱している。

最近の動き

車両の老朽化のため,各地から転属となったキハ40系列が代わりに運用されることが多くなった。2001年12月改正から,大船渡線・気仙沼−盛間の乗り入れが廃止された。

一方,仙台地区に導入される新型保安装置ATS-Ps型の設置が進んでいる。また,2003年12月ごろから,前面種別幕に行先を表示するようになった。

2007年3月のダイヤ改正から「南三陸1・4号」,7月から「南三陸2・3号」は水郡線で走っていたキハ110系に置き換えられた。これによりキハ28・58は全車両廃車になる予定であったが,仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの一環として一部の車両が「修学旅行色」に塗色変更され同キャンペーン終了まで使用されることとなった。

行先表示データ

指定席車の方向幕(現在 使用停止中):1999年9月26日,キハ58 414 調査
01 回 送 15 古 川 29  
02 試運転 16 鳴子温泉 30 羽後境
03 臨 時 17   31 大 曲
04   18   32 横 手
05 小牛田 19   33 湯 沢
06 仙 台 20 秋 田 34 院 内
07 石 巻  21   35 新 庄
08 女 川 22   36 大石田 
09 急行 酒 田  23 羽後本荘  37 楯 岡
10 急行 山 形 24 象 潟 38 天 童
11 前谷地 25 吹 浦 39 山 形
12 志津川 26 酒 田 40  
13 気仙沼 27 余 目    
14  盛  28 鶴 岡    

関連情報

  • 『鉄道ファン』(交友社)。2002年1月号。p. 12〈特集〉。