1日2往復,仙台−気仙沼間を結ぶ快速「南三陸」にはキハ40系のほかキハ58・28も使用されていた。冷房はキハ28の電源供給がないと動作しないが,夏はキハ58だけ連結されることはないようで,冷房は効くように配慮されている。 車内は急行形クロスシートとなっている。中には荷棚が網の車両もある。 また,南三陸2・3号には指定席も連結され,以前急行「月山」で使用されていたフリーストップ式のリクライニングシート(倒れる角度は浅い)を装備したキハ58・28が使われていた (現在ではキハ110が使用される)。このグレードアップ車は一部の普通列車にも連結される。 現在,定期運用を離脱している。 車両の老朽化のため,各地から転属となったキハ40系列が代わりに運用されることが多くなった。2001年12月改正から,大船渡線・気仙沼−盛間の乗り入れが廃止された。 一方,仙台地区に導入される新型保安装置ATS-Ps型の設置が進んでいる。また,2003年12月ごろから,前面種別幕に行先を表示するようになった。 2007年3月のダイヤ改正から「南三陸1・4号」,7月から「南三陸2・3号」は水郡線で走っていたキハ110系に置き換えられた。これによりキハ28・58は全車両廃車になる予定であったが,仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの一環として一部の車両が「修学旅行色」に塗色変更され同キャンペーン終了まで使用されることとなった。 指定席車の方向幕(現在 使用停止中):1999年9月26日,キハ58 414 調査
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