−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
por 斎藤祐司
過去の、断腸亭日常日記。 −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−
太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年のスペイン滞在日記です。
11月16日(月) 曇 48911
大波乱のエリザベス女王杯!クィーンスプマンテ、テイエムプリキュアが先行するレース。平均ペースで進むが、人気馬が牽制し合って後続は大きく離される展開。3コーナー手前でシビレを切らしたカワカミプリンセスの横山典弘がようやく動き出すとブエナビスタの安藤勝己も付いていく。目測で15馬身から20馬身離されて3コーナーへ。3、4コーナーでテイエムプリキュアがクィーンスプマンテを突っつくようにして先行2頭は後続を引き離すような展開。
「安藤勝己騎手は「2コーナーを回っても前の2頭が見えなかった。気づいた時には、はるか前を走っていて、ノリちゃん(横山典騎手=カワカミプリンセス)が動いたので、ペースが遅いと思い動いていった」と振り返った。人気馬が牽制し合う流れの中、前を行くクィーンスプマンテとテイエムプリキュアも無理をせずスムーズにレースを進めていた。 ブエナは仕掛け気味に動いて4コーナー手前では離れた3番手集団の先頭に立ったが、勝負の行方は決していた。「4コーナーを回ったら無理だと思った」。安藤勝騎手は渾身のムチをふるったが、2着プリキュアにクビ差迫ったところがゴール。ファンの歓声はため息に変わる。 「あれ以上動いていくわけにいかんし、落とし穴は他にあったな」。松田博資調教師は、展開という落とし穴にはまったことを強調。「後ろから行っているので、これ以上(状態は)悪くならんやろ」とダメージはそれほど心配していない。」 ーーサンスポよりーー
「直線入り口で20馬身以上の差は決定的。逃げたスプマンテがテイエムプリキュアを振り切り重賞初VをGIで飾った。 「後ろからの脚音は聞こえなかったので、(3番手以下は)だいぶリードしていると思いましたが、最後まで必死でした」 宣言通り自分の競馬に徹した田中博康騎手は、思い切りの良さと巧みなペース配分で自身もGI初制覇。ゴールを過ぎて、向こう正面では「小学校の剣道で負けて以来かも」という涙があふれた。今年、減量が取れたデビュー4年目の23歳。「危機感は常に抱いています。でも、今年は充実した年になりました」。ユニコーンS(シルクメビウス)に次ぐ重賞2勝目が大きな勲章だ。8月15日札幌11Rで落馬し全身打撲を負ったが、9月5日に復帰。困難を乗り越え歓喜の時を迎えた。
小島茂之調教師は、昨年の秋華賞をブラックエンブレムで制した時と同様に京都大賞典(9着)前から栗東に滞在させて調整。馬房もブラックと同じだった。「自信はありました。逃げ、というスタイルを持っていますから」。前走を控えて大敗したことで「競られてつぶれてもいいから」と腹をくくった。京都への輸送が短い栗東調整で馬体減りの心配がなく、直前にハードに追い切れたこともプラスだった。 クィーンスプマンテは年内引退が濃厚だが、「僕もクィーンも力をつけていくので、これからも応援よろしくお願いします」。田中博の晴れやかな表情が、大波乱の空気を和やかにさせた。」 ーーサンスポよりーー
競馬の前、人気馬が差し追い込み馬が多いので展開を考えると穴は逃げ馬と競馬仲間と話していたが、まさか逃げ馬2頭がそのまま残ってしまうなんて…。絶句!単勝が7710円、枠連が(4)−(6)で4590円、馬連が(7)−(11)で10万2030円、馬単が(7)−(11)で25万910円。3連複が(7)−(11)−(16)で15万7480円、3連単が(7)−(11)−(16)で154万5760円。ワイドは(7)−(11)が2万3310円、(7)−(16)が2730円、(11)−(16)が4910円。
リトルアマポーラに乗って7着になったスミヨン騎手が、「まさか前の2頭があんなに離して逃げるとは思わなかった。勝った馬は強いが、ブエナビスタも凄い」と、自分の事を棚に上げていっている。お前が3番手であれだけ2頭に離された原因を作っているのに…。彼は未だ日本の競馬を知らない。シャラヤナに乗ったルメール騎手もだらしない。好位で番手勝負をすると思っていたが、ブエナビスタの末脚を警戒して後方でレースを進めた。3番手集団が直線を向いたとき、先行2頭は京都内回りの直線にかかる位置にいたので、この時点での距離は70m〜80m離されていた。ゴールまで300mなかっただろう。絶望的な位置だ。
1着のクィーンスプマンテの上がり3Fは、36.8秒。2着のテイエムプリキュアの上がり3Fは、36.9秒。3着のブエナビスタの上がりは、32.9秒。何と4秒も上回っているのにブエナは勝てなかった。1秒を俗に6馬身差というが、4秒は24馬身。2着に首差まで詰めたブエナの末脚は驚異的だが余りにも遅すぎた瞬発力、鬼脚だ。自分でレースを作れないブエナの欠点がもろに出たレース。よくスローペース症候群などという。勝負にこだわるあまりスローペースになるが、先行2頭以外は、スローペース症候群の中にあった。非常にまずいレースを先行2頭以外はやったのだ。展開が全てのレースだった。武豊の言葉がそれを象徴している。「お手上げですね」
闘牛の会のDVDのことで書き忘れていた事がある。コルドバとレオンの騎馬闘牛の間に、下山さんに連れられていった、ヌニェス・デル・クビジョ牧場を7分くらい流した。牛や牧場、プラザ・デ・ティエンタなど。プラザの壁にはインドゥルトの牛のタイルがはめ込まれているが、そこには去年バルセロナでホセ・トマスがインドゥルトした“イディリコ”の物もちゃんとあった。
14日の結果。 マラカイボ(ベネズエラ)。エリック・コルテス、場内1周。ファンディ、耳1枚が2回。ルイス・ボリバル、耳1枚、耳2枚。
15日の結果。 メキシコ。フェルナンド・オチョア、ペレラ、耳なし。ホセ・マウリシオ、耳1枚。 バレンシア(ベネズエラ)。アントニオ・バレラ、セサル・バネガス、マンサナレス、耳1枚。 バレンシア(ベネズエラ)。レオナルド・ベニテス、耳1枚。カステージャ、マンサナレス、耳2枚。 リマ(ペルー)。ファン・カルロス・クバス、耳1枚、耳2枚。ロカ・レイ、耳1枚。アルフォンソ・シンプソン、耳なし。 マラカイボ(ベネズエラ)。パディージャ、耳2枚、耳2枚と尻尾要求。パコ・ペルラサ、耳2枚。モレニート・デ・マラカイボ、耳なし。
11月17日(火) 曇のち雨 6609
菅直人副総理が、デフレ懸念を会見で語った。近日中に政府は正式にデフレを表明するかも知れない。そうなると出口戦略どころじゃない。経済の停滞が続くだろう。昨日高田馬場で、古本市をやっていてそこで2冊買ってきた。念願だった原書房の『フランソワ・トリュフォー』。もう1冊は、『東京人』特集競馬場へようこそ。
11月18日(水) 曇 28669
原書房の『フランソワ・トリュフォー』を読み始める。不幸な生い立ちと幼少年時代。その中で、見るに見かねた祖母が引き取り面倒を見る。そこで、母に愛されず孤独なトリュフォーは読書が習慣になっていく。街の散策は祖母の書店巡りに連れて行かれたためで、街の面白さも知る。それと演劇や映画にも出会う。家出を繰り返した頃には、面白い友人と3人で遊び歩く。そこで色んな遊びをする。演劇なども部屋でやって小遣いを稼いだりする。こういうところが原点になっていくのだろう。
11月19日(木) 曇 5123
昨日は、DVDのHDDを整理した。定期的にこういうことをしないと溜まる一方になってしまう。HDDが一杯になって録画できない状態になっていたためにやらざる終えなかったのだ。NHKの朝ドラは今回面白いので観ては消すことが出来る。観れない物は、DVD-RWにダビングしてあとから観る。タダこうするとダビングした物がそのままになってしまうことが多いのが難点だ。そういう物まで含めるとDVDの整理は非常に時間がかかる。
11月20日(金) 曇 29596
寒くなった。国会では強行採決が行われた。その事について、小沢幹事長、輿石参議院議員会長、山岡国対委員長が国会運営をめぐり話し合いがもたれた。その中で小沢幹事長が、「 「ていねいな国会運営が必要ではないか」と述べ、日本郵政グループの株式などの売却を凍結させるための法案や、北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を行うための特別措置法案などについて、20日の委員会採決を見送ることを決めました。また、新型インフルエンザ対策の法案などについては、全会派の賛成で成立させることが望ましいとして、自民党など野党側に対し、審議に復帰するよう求めていく方針を確認しました。」(NHKニュースより)
TV朝日が伝えるところに寄ると、強行採決は、山岡国対委員長の勇み足だという話をしていた。強行採決は良くない。そういうことをすると自民党のような印象を持ってしまう。ただ、自公みは、欠席を続けるのは、政権の印象を悪くするためにこういうことをやっているのだろうか?と、思ってしまう。
11月21日(土) 曇 7123
マイルチャンピオンシップの枠順が発表された。枠順もさることながらそれよりも当日は雨予報。馬場状態がどういう状態になるかで大きく結果が変わってくるだろう。闘牛についての大きなニュースはない。ホセ・トマスのアポデラードが新しいニュースはないと言ったが、まさにその通りである。しかし、そのこと自体がニュースになるということが凄いけど…。
11月22日(日) 曇 38267
マイルチャンピオンシップは、やっぱりカンパニーが堂々の1番人気での優勝。2着はまたまた逃げ残りでマイネルファルケ、3着にフランス遠征馬サプレザ。なかなか予想通り行かないものだ。マイネルファルケは重賞を勝ったこともなければGT初出走で2着になった。こんな事が今年の秋は多い。夕方、ちょっと早い忘年会があった。焼き肉の食べ放題飲み放題。焼き肉を食べてご飯を食べなかったのは初めて。それでも、お腹一杯になった。これから、教育TVで辻井伸行さんのバン・クライバーン国際コンクール優勝までの全記録を1時間半に渡って放送する。非常に楽しみだ。
11月23日(月) 曇 7123
今日発売の週刊『競馬ブック』を買って読んでいたらMEGUさんからTEL。12月の定例会はどうなるか判らないということだった。いわゆる家庭の事情。観戦記を書いて貰った伊織さんからもメールがあり、12月のパーティーに出たいが判るのは1週間前という連絡があった。調整中らしい。12月のDVDは何にしようか。時間は1時間から1時間半が目安になるのだろう。今年のホセ・トマスをやろうか。それとも今年の観た中でのメホール・ファエナにしようか。それとも、復帰してからのホセ・トマスの特集にしようか。
『競馬ブック』を読んでいて、本命は何にしようかと思った。ウォッカやスクリーンヒーローには本命を打ちたくない。政権交代がキーワードなのだから、3歳馬か4歳馬にしたいのだ。日本馬の牝馬にも打ちたくない。そうなると4歳馬のオウケンブルースリ、3歳馬では、イコピコ、フォゲッタブル、リーチザクラウンになる。ロジユニヴァースを本命にするためには、重馬場か不良にならいと打てない。外国馬なら実績からいってコンデュイット。これから1週間検討が続く。
22日の結果。 メキシコ。マノロ・メヒア、弱い口笛が2回。マンサナレス、耳1枚ともう1枚要求、耳1枚。。カリタ、耳なし。 リマ(ペルー)。フリ、エル・シド、耳なし。ペレラ、耳1枚が2回。
11月24日(火) 曇 2068
イエメンで誘拐された日本人が未明に解放された。ここ1週間くらいの間に各地で火事が多発していて、死亡者が出ている。国会はどうなるのだろう?
「自民党の川崎二郎、公明党の漆原良夫両国対委員長は23日夜、都内で会談し、国会正常化の条件として、党首討論など3項目の実現を求めていくことで一致した。24日午前に民主、自民、公明3党の国対委員長会談を開き、民主党に申し入れる。ただ、民主党は30日の会期末までに、政府提出法案の成立を目指す立場を崩しておらず、正常化への協議がもつれる可能性もある。
会談で川崎氏は、党首討論のほか(1)衆院予算委員会で外交などをテーマにした集中審議(2)衆参両院本会議での日米首脳会談などに関する政府報告と質疑−を要求することを提案。漆原氏は、民主党が衆参での十分な審議時間の確保を確約することを前提に、同意した。
会談に先立ち、川崎氏は自民党の谷垣禎一総裁を都内の私邸に訪ね、国会正常化の3条件を確認。この後、谷垣氏は記者団に対し「政権交代で新政権がどこに向かうか。いつもより党首討論の意味が大きくなっている」と述べ、民主党との協議では党首討論の開催を重視する考えを示した。」 ーー時事通信よりーー
11月25日(水) 雨のち曇 37801
今日の『クローズアップ現代』は言語力。最近の学生は言語力がないというものだった。学生だけではなく、一般人でも言語力、コミュニケーション能力が足りない。そう思うことが実際今日あった。こちら側も順序立てて言っているつもりなのに、相手に伝わらない。相手側は、順序立てていっているとは思えなかった事柄があった。何故そういう話になり、そういう結論になったかということが全く分からない状況で結論だけを提示されてもそれは受け入れがたいモノ。俺はああいう場には相応しくないのだろう。
以前決まった約束を反故にして、ああいう話し合いでドンドン色んな事を決まられるのであれば、おしまいだろう。こういうことは、相手の言わんということを汲んで、そういうことなんだと考えていかないとバラバラになってしまうという意見があった。その通りだろう。しかし、おそらくこれからもこの状態が続くということ。
11月26日(木) 曇 12379
非常に大きなニュースが入った。環境問題が大きく動くかも知れない重要な発表だ。中国や他の主要排出国がどういう動きをするのかが注目される。
「アメリカ政府は、地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合うため来月開かれる国連の会議、COP15にオバマ大統領が出席し、2020年までに温室効果ガスの排出量を2005年に比べて17%削減するという目標を提示する方針を明らかにしました。 これはアメリカ・ホワイトハウスが25日発表したもので、オバマ大統領はCOP15に出席するため来月9日にデンマークの首都コペンハーゲンを訪れるということです。この場でオバマ大統領は、アメリカが2020年までに温室効果ガスの排出量を2005年に比べて17%削減するという目標を提示する方針だとしています。先進国の中で、温室効果ガスの最大の排出国であるアメリカのオバマ政権は、発足以来前の政権から一転して排出削減に積極的に取り組む姿勢を強調してきましたが、国内の根強い反対もあり、これまで対外的に削減目標を示せずにいました。今回の決定について、ホワイトハウスは「温暖化対策に向けたアメリカの強い決意を示すものだ。主要な排出国を中心に各国が合意達成のため行動することが重要だ」としています。温暖化対策の新たな枠組みをめぐっては、先進国と発展途上国の間の立場の隔たりが大きく
、年内の合意は難しいという見方が広がっていますが、オバマ大統領はみずからCOP15に出席して具体的な削減目標を表明することで、アメリカとしては最大限の努力をしていることを示したい思わくがあるものとみられます。」 ーーNHKニュースよりーー
「柔道の講道館杯全日本体重別選手権(14〜15日・読売新聞社など後援)女子52キロ級で、中学3年生の山本杏(あんず)(15)(神奈川・六角橋中)が3位に入った。 柔道3級の「白帯」選手の出場も異例だが、表彰台に上がる快挙に会場が沸いた。 昨年の世界ジュニア王者の加賀谷千保(山梨学院大)との3位決定戦は、大内刈りなどでポイントを重ねて圧勝。9月の全日本ジュニア決勝で敗れ、初の中学生制覇を阻まれた加賀谷に強烈な恩返しを果たした。 女子中学生の表彰台は講道館杯では初、前身の全国女子体重別選手権を含めると12年ぶりで、「出られるだけでも幸せなのに」と喜んだ。 国士大OBの父親の影響で、4歳から柔道を始めた。得意技は小内刈り。有段者でないと出場資格がないグランドスラム東京(12月)代表の座は逃した。 しかし、全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長が「白帯でなければ選んでいた」と評価するように、将来性は十分。中学生でトップ選手に上り詰めた谷亮子(当時田村)に重ね合わせヒロイン誕生を期待する声もある。」 ーー讀賣新聞よりーー
こういう選手が黒帯を取れないという日本に柔道のシステムがおかしい。滅茶苦茶な状態だということか、そういう選手に黒帯を与えれない規格外の選手ということ。
11月27日(金) 曇 36288
デフレの中の円独歩高。 「東京外国為替市場は、27日も朝方からドルを売って円を買う動きが広がり、円相場は一時、1ドル・84円82銭まで値上がりしました。円相場が1ドル・84円台まで値上がりしたのは、14年4か月ぶりです。その後、藤井財務大臣が急激な円高をけん制する発言をしたことや、市場介入があるのではないかという警戒感も広がったことから、ドルが買い戻される場面もありました。外国為替市場では、アメリカの超低金利政策が長引くという見方から、円買いドル売りの動きが強まっていました。今回はこれに加えて、ドバイの政府系企業が巨額の借り入れの返済猶予を求める方針を明らかにしたことで、多額の融資をしているヨーロッパの銀行の経営や中東など新興国の経済に対する影響への懸念が強まったことから、円はユーロやポンドなど幅広い通貨に対して買われ、独歩高の状況になりました。市場関係者は「さらに円高が進めば、政府日銀による市場介入に対する警戒感が強まりそうだ」と話しています。円相場が一時、1ドル・84円台まで値上がりしたことについて、JPモルガン・チェース銀行の佐々木融債券為替調査部長は「このところの円高ドル安は
、アメリカの金利が低いとか経済が大きくは回復しないのではないかといった理由で、ドルを買う人が少ないことが主な原因だった。そうした状況のなかで、きょうはアラブ首長国連邦のドバイ政府が多額の債務の支払い延期を求めたというニュースが広がり、新興国に投資するリスクがあらためて認識されて円が買われる形になった」と話しています。そのうえで、佐々木調査部長は今後の見通しについて、「アメリカに投資する動きが強まっていない以上、ドル安は長く続くと思う。また、ドバイの問題が深刻化すれば円高のリスクも上がる。一時的な反発もあるだろうが、場合によっては戦後最高値を更新することもありうる」と話しています。」 ーーNHKニュースよりーー
どうなるんだろう。事業仕分けは今日で終わった。注目を集め色々な批判もあったがこれをやることに意義があったと思う。どういうパターンで予算の削減をしていくかのヒントがここから生まれることを願う。DVD整理をしている。12月のTTT定例会用のDVDはどれくらいの時間を使えるのか。JCの枠順が発表になった。前売りの単勝1番人気はウォッカで、3.0倍。馬連が、ウォッカとコンデュイットの11.9倍。3連複が、馬連の2頭にオウケンブルースリが加わって17.6倍。3連単が、コンデュイット、ウォッカ、オウケンで77.9倍になっている。
11月28日(土) 曇 4021
ボブ・ディランのクリスマス・アルバムが発売され、同日の25日にネットで話題になったイギリスのシンデレラ、スーザン・ボイルのデビューアルバムも発売された。視聴してディランは結構聴けた。ちょっと驚いた。スーザン・ボイルのデビューアルバムは、ネット見た歌声にはおとるように感じた。殆どが知っている歌。ストーンズの『ワイルド・ホース』も歌っている。でも買ったのは、エンヤの『オールタイム・ベスト CD+DVD』。
JCの予想は、逃げ馬のリーチザクラウン、番手のスクリーンヒーロー、外国馬のコンデュイットを中心に考えている。
11月29日(日) 曇 41436
「武豊が下ろされるっていうのは、昔じゃ考えられなかった。飛ぶ鳥を落とす勢いで200勝続けていた騎手なのに…」と、昨日競馬の話をしていたときに競馬仲間が言った。天皇賞・秋での、騎乗法にオーナー・サイドから注文が付いて乗り替わりになった。乗り替わったルメールがテンノリで見事JC優勝馬に導いたのが今日の午後。東京競馬場にいたファンの多くがゴール板をオウケンブルースリと馬体を合わせて通り過ぎたときに起きた歓声に、ウォッカが勝っていて欲しいと望んでいるのが解った。近くにいた女性の声で、「ウォッカ」というつぶやきが聞こえ、リプレーでゴール板通過がスローで流れると、「ウォッカどう?」と、一緒に来ている男に訊いている声も聞こえた。
今日パドックに着くのが遅れて、到着時には騎乗合図が出た直後。ちゃんと馬が観れない状態だった。しかし、そこでわずかに観れた事を判断すると、オウケンブルースリは入れ込んでいなかったので買い。ウォッカも良い状態であることが解った。リーチザクラウンも良い。しかし、スクリーンヒーローは、尻尾が尻に付いている状態で良いとは言えない。コンデュイットも見栄えのする馬。
レースは素晴らしかった。去年の天皇賞の様な大接戦だったが今日は、勝ったのがウォッカであることがVTRのスロー再生でハッキリ判った。その差2cmだったというが、明らかにウォッカが先着していた。この秋、ファンが待ち望んだウォッカの優勝。しかし、レース中鼻出血をしていたことが判り、12月29日まで出走できなくなり、有馬記念の出走は叶わなくなったのが残念。もう一つ残念なのは、JCダートに出走予定でアメリカから来ていた、ベルモントSに勝ち、この秋もジョッキークラブGCに勝つなど、世界ダートのトップクラスのサマーバードが阪神競馬場での調教後に骨折が判明。回避することになった。最強馬が来て本命候補だっただけに非常に残念だ。日本のダート馬のレベルがどれくらいのかも計れるレースだったのに…。
11月30日(月) 小雨 11778
昨日のボクシングは、亀田興起が内藤大助に大差の判定で勝って2階級制覇。好き嫌いはともかく、結果はやる前から決まっていた試合だ。試合後、内藤は左目が塞がり、鼻が腫れ曲がった状態になっていた。ウォッカもそうだけど、内藤も引退した方が良いと思う。レアルはバルサに0-1で負けた。メッシが出場したのには驚いた。ホセ・トマスがメキシコDFに出場する。どれだけの観客が入り、どういう結果になるのか注目だ。それと株価と外為市場がどう動くのかも注目される。
27日の結果。 フリキジャ(メキシコ)。フリ、耳2枚。イグナシオ・ガリバイ、耳1枚。見習い闘牛士、ディエゴ・シルベティ、場内1周。
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