断腸亭日常日記 2009年 その12

−−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

por 斎藤祐司


過去の、断腸亭日常日記。  −−バーチャル・リアリティーとリアリティーの狭間で−−

太い斜字で書いてある所は99年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年のスペイン滞在日記です。

99年4月15日〜5月11日 5月12日〜6月4日 6月7日〜6月10日 2000年4月20日〜4月29日
5月1日〜5月14日 5月15日〜5月31日 6月1日〜6月15日 6月16日〜6月29日
2001年4月19日〜5月3日 5月4日〜5月17日 5月18日〜5月31日 6月1日〜6月11日
6月12日〜6月22日 2002年4月16日から4月30日 5月1日〜5月15日 5月16〜5月31日
6月1日〜6月13日 2003年4月16日〜5月24日 5月25日〜6月10日 6月12日〜6月26日
2004年4月14日〜5月7日 5月8日〜5月31日 6月1日〜6月17日 2005年3月31日〜4月24日
4月25日〜5月22日 5月23日〜6月16日 2006年4月13日〜5月6日 5月7日〜5月29日
5月30日〜6月19日 2007年4月20日〜5月19日 5月20日〜6月16日 2008年5月13日〜6月16日
2009年1月1日〜2月10日 2月11日〜3月19日 3月20日〜4月16日 4月17日〜4月24日
4月25日〜5月11日 5月12日〜5月25日 5月25日〜6月6日 6月7日〜6月12日
6月13日〜6月22日 6月23日〜7月3日 7月4日〜7月21日 7月22日〜8月6日
8月7日〜8月22日 8月23日〜8月31日 9月1日〜9月15日 9月16日〜9月23日
9月24日〜10月2日 10月3日〜10月13日

 10月14日(水) 曇のち雨 9041

 どうも上手く訳せない。10日付の Burlaero.com のホセ・トマスの記事だ。カタルーニャの13の協会に20万ユーロ寄付することについて、もめているようなのだ。今年7月5日ウニコ・エスパーダから拠出する20万ユーロが、どうなるのか?不明である。本当は、ちゃんと訳して最新情報に載せたいのだが、僕のスペイン語力では無理なのだ。ホセ・トマスの希望通りダウン症などの子ども達の為に寄付金が使われることを望む。

 羽田空港のハブ化すると前原国交相がいったことについて、反響が大きい。森田健作千葉県知事は激怒して、成田市長など近隣の自治体も発言撤回を要求している。しかし、関空のハブ化を訴えた橋下大阪知事は、羽田のハブ化について賛成している。猪瀬東京都副知事は、国家戦略として当然の選択と賞賛している。御手洗経団連会長も賛成し、神奈川県知事も、前から私が訴えていた事の実現化だと賛成している。今日、前原国交相と森田知事が会談することになった。

 昨日の、『クローズアップ現代』に、ジョン・ルース駐日米大使が出演していた。冒頭で日本人はアメリカに対して同盟国以上の愛を感じているようだと言っていた。外交辞令か都合の良い解釈だろうが、注目するのは4日広島を家族と訪れたときのこと。声を震わせて会見に臨んだ。そして、インタビューでは、今でも広島を訪問したときの事を考えると胸が熱くなると語っていた。世界を取り巻く環境が変わりつつあることを実感する言葉だ。オバマ大統領に広島のことを詳細に報告するといっていた。

 13日の結果。 サラゴサ。フリ、耳なし。ファンディ、耳1枚ともう1枚要求。マンサナレス、耳要求、耳1枚と強いもう1枚要求。


 10月15日(木) 曇 35179

 吠えていた森田健作千葉県知事は、前原国交相と会談して笑顔で、手打ちになった。崖っぷちのアルゼンチンは、33年間勝てなかった適地でウルグアイに1−0で勝ってワールド・カップ出場を決めた。ポルトガルは予選を2位で通過してフランスなどと共にプレーオフに進んだ。

 明日は健康診断。バリウムを飲む。先日、健康診断をやった同僚が、台風当日で電車が停まったり混んだりしていたので、終わったら直ぐに家に帰ろうと、下剤を飲まずに英に帰ってから下剤を飲んだらなかなかバリウムが出ず、2日経っても体内に残っている状態で苦しんでいた。明日は、終わったら直ぐに飲んでバリウムを出さなければならない。今日の昼食は味噌ラーメン。夕食は、親子丼を食べた。

 14日の結果。 サラゴサ。ファンディ、耳なし。タラバンテ、耳要求。ルベン・ピナル、耳1枚。


 10月16日(金) 晴 8919

 朝起きて、トイレ。ウンコがでない。健康診断用の検便があるのでこれが出ないと行けない。起きてから1時間半後くらいにようやく出た。やっぱり朝食を食べないと排便しづらい。それから病院に行ったので少し遅れた。病院は混んでいた。最後のバリウムが終わって着替えたのは11時半頃。下剤を飲んでも便意がない。駅に向かった。腹にちょっと違和感を感じた。品川駅でトイレに行くが、バリウムでない排便。便意が激しくなった新宿で、2度トイレに行く。そして、戻ってきた。それから昼食を取ったので14時くらいだった。夕食を食べたが、バリウムの水が尻から出たが、未だ全部出ているわけではない。

 財務省が締め切った2010年の概算要求が95兆円を超えた。驚いたのは、「厚生労働省の概算要求額は、09年度当初予算から約3.7兆円の上積みとなる28兆8894億円に膨らんだ」(日経新聞より)とあるが、他の省庁に比べてダントツの予算があるのが厚生労働省だということ。予算全体の約30%を占めているのだ。長妻大臣は非常に重い責任を担っていることが判る。

 15日の結果。 サラゴサ。モレノ、耳なし。フェレーラ、耳1枚。ディエゴ・ウルディアレス、耳なし。


 10月17日(土) 曇 9998

 新型インフルエンザ感染が先週に比べて2倍に増えている。国内ワクチンの接種は1回になった。これからが本格的な風邪のシーズン。夏にも殆ど衰えることがなかった新型がシーズンになって猛威をふるっても不思議はない。「体操・世界選手権男子個人総合の決勝で内村航平(20)=日体大=が91.500点で金メダルに輝き、五輪を含めた世界大会で日本男子7人目(8度目)、五輪、世界選手権を通じ日本勢最年少の個人総合王者となった。」 ーーサンスポよりーー 本命の優勝だった。 「体操の世界選手権第4日は16日、当地で女子個人総合決勝が行われ、17歳の鶴見虹子(朝日生命ク)が4種目の合計57.175点をマークして、銅メダルを獲得した。 日本女子が個人総合で表彰台に立つのは1966年ドルトムント大会で3位になった池田敬子以来で、五輪を含めて世界大会で史上2人目の快挙となった。」 ーー時事通信よりーー これは驚きの結果。

 秋華賞の枠順が発表された。三冠を目指す注目のブエナビスタは、2枠3番。桜花賞、オークスとブエナの2着だったレッドディザイアは、3枠5番。この2頭が人気の中心になるだろう。京都内回りの2000m。坂がなく直線が短いコースで、先行、差し馬が有利な設定だ。ブエナには不利な条件だ。レッドの方が秋の成長分も含めると有利かも知れない。秋の上がり馬、モルガナイトは前走馬体重がマイナス10キロで疑問符が付く。それなら春のクラシック勢力から、藤原英厩舎のジェルミナル、ブロードストリートの方が良いだろう。それとハシッテホシーノ。

 16日の結果。 サラゴサ。ロブレニョ、セラニト、ホセリージョ、耳なし。 ハエン。バレラ、ウセダ・レアル、耳1枚。セサル・ヒメネス、耳なし。 バレンシア。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、マノロ・マンサナレス、耳2枚。闘牛士、エスパルタコ、耳2枚。ポンセ、耳なし。ファンディ、耳1枚。マンサナレス、耳2枚と尻尾要求。ペレラ、タラバンテ、耳1枚。見習い闘牛士、ホセ・アレバロ、耳2枚。


 10月18日(日) 晴 42451

 危惧していた事が起こった。秋華賞はヴィーヴァヴォドカの作るハイペースで流れた。中段に付けたレッドディザイア。その後でピッタリマークするブエナビスタ。内でジッと我慢。3・4コーナーを廻り直線でレッドが抜け出しあと追ってブエナが外に出して追い出す。1完歩ごとに差を詰めて鼻面が合ったところがゴールだった。観て目にも、内のレッドディザイアの方が有利に見えた。3着にはトライアルでレッドを破ったブロードストリートが入った。写真判定は時間がかかったが、1着レッド、2着ブエナ、3着はブロードストリート。しかし、レースは審議になっている。

 嫌な予感がしていた。珍しく3連単まで買っていたのだ。しかも、このまま確定すれば馬連と3連単が的中。でも、安藤勝己が途中で後を振り向いていたのが気になっていた。そうしたら、長ーい審議のあとに、ブエナビスタが4コーナーでブロードストリートの進路妨害して2着から3着に降着が告げられた。これも競馬。今日は、ゴルフでも、男女で本命がプレーオフで負けた。石川遼(バンカー・ショットする瞬間に携帯で写真を撮った人に注意してからリズムを崩した不運があった)と宮里藍。共に相手に快心のバーディーを決められたのでは敗戦も納得。ブエナの敗戦は、レッドの究極の仕上げで逆転を許したもの。そこは納得だが、降着がなぁ。オレの馬券もツキがない馬券が土日と続いた。来週は、混戦の菊花賞。本命がいない。トライアルも春勢力が頼りない。しかもダービー馬不在。リーチザクラウン、イコピコ、ナカヤマフェスタ辺りが人気になりそうな感じだ。清水成駿は、先週から予想復帰して2週連続の的中。しかも大本命に逆らっての的中は穴党の本領発揮だ。来週は清水に乗るか?

 17日の結果。 サラゴサ。ラファエリジョ、耳1枚。ヘスス・ミジャン、アルベルト・アルバレス、耳なし。 ハエン。フリ、耳1枚が2回。ペレラ、耳1枚。タラバンテ、耳2枚。 ウエルカル・オベラ。クーロ・ディアス、耳なし。ファンディ、耳2枚と尻尾1つ。サルバドール・コルテス、耳なし。


 10月19日(月) 晴 6587

 17日、伝説のザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦が自殺した。遺書が見つかり、「やりたいことなくなった」と書かれていたという。

 「軽井沢署によると、加藤さんは16日、1人でホテルを訪れ、1泊2日の予定で宿泊。17日午前8時15分、加藤さんの30代の知人女性からホテルに「客室の男性と連絡が取れない。室内を確認してほしい」と通報があり、従業員が部屋に内線電話をかけたが、応答がなかったため同8時半ごろ、110番した。 駆けつけた署員が部屋に入り、浴室のはりにロープのようなものをかけて、首をつって死亡している男性を発見。知人女性と音楽関係者の男性が加藤さんと確認した。検視の結果、死亡推定時刻は16日午後9時半と判明したという。

 加藤さんは数日前、知人女性に電話で「死にたい」などと漏らしていたといい、その後、連絡が取れなくなり心配になった女性が、加藤さんの訪れそうな場所を捜し、ホテルに問い合わせた。 部屋には旅行バッグと関係者宛てのパソコン打ちの2種類のメモがあり「お世話をかけます」など自殺をほのめかすような内容。同署は自殺とみて詳しく調べている。加藤さんの遺体は男性関係者に付き添われ17日午後6時に同署を出た。東京に向かったとみられる。

 加藤さんと親しかった知人によると、加藤さんはうつ病を患っていたという。この知人には「もうやりたいことがすべてなくなった」などと綴った手紙を送っていた。他にも、フォークルの仲間だった北山修さん(63)ら親しい友人複数にも同様の手紙を送っていたとみられる。

 また、別の音楽関係者が1カ月ほど前に会った際には、「自分が思ったような音楽が作れなくなった」と悩みを明かしていた。死を選んだ軽井沢にはスタジオがあり、度々訪れるなどお気に入りの場所だった。 最後のステージは、先月20日に静岡・つま恋で行われた、南こうせつ(60)主催の野外ライブ。ゲストとして登場し元気な姿を見せていた。11月5日には都内で大腸がん撲滅キャンペーンのコンサートを主催するほか、12月には舞台版「パッチギ!」の音楽を担当することが決まっていた。」 ーーサンスポよりーー

 鬱による自殺のようだ。

 「最近、加藤さんは親しい友人らに米フォーク歌手のジョーン・バエズ(68)モデルのギターなど貴重なコレクションを贈り、添えた手紙には「世話になったけど、何も返せてない。もらってくれ」などと書いていた。骨折で京都市内の病院に入院していた母親も今月12日に見舞っており、関係者は「覚悟の自殺だったようだ」と指摘。母親には17日午後、関係者が加藤さんの死を伝えたという。

 来月5日には、プロデューサーを務めるなど熱心に取り組んでいた大腸がん撲滅キャンペーンコンサートが都内で開かれ、参加するはずだった。 葬儀は近親者のみの密葬で行われ、後日、お別れの会を開く予定。

 ◆加藤 和彦(かとう・かずひこ)1947(昭22)年3月21日生まれ、京都市出身。京都で仏像作りを手がける家に生まれたが、高校卒業まで東京で過ごす。龍谷大在学中の65年、雑誌「メンズクラブ」の投稿欄でバンドメンバーを募集し、意気投合した北山修らと「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成。「帰って来たヨッパライ」はテレビ黄金期にラジオから火が付き、280万枚を売り上げた。72年に当時の妻だった福井ミカ(60)をボーカルに「サディスティック・ミカ・バンド」を結成したが、75年に離婚し解散。私生活ではその後、77年に作詞家の安井かずみさんと再婚するも、94年に安井さんが肺がんのため死去(享年55)。翌年、中丸三千絵と再々婚したが00年に離婚した。(スポニチ)」 ーー毎日新聞よりーー

 『あの素晴しい愛をもう一度』 『悲しくてやりきれない』などよく歌った歌だ。

「  胸にしみる 空の輝き
  今日も遠く眺め 涙を流す
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  この やるせない モヤモヤを
  誰かに 告げようか

  白い雲は 流れ流れて
  今日も夢はもつれ わびしく揺れる
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  この 限りない 空しさの
  救いは ないだろうか

  深い森の 緑に抱かれ
  今日も風の歌に しみじみ嘆く
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  この 燃えたぎる 苦しさは
  明日も 続くのか」   『悲しくてやりきれない』 歌詞 : サトウ ハチロー 

「加藤さんが60年代に結成した「ザ・フォーク・クルセダーズ」の元メンバーでフォーク歌手のはしだのりひこ(62)は「自殺という2文字がまったく似合わない男なので、『どうしたんや、おまえ』という思いが頭の中を駆け巡っている」と青春時代の苦楽をともにした加藤さんに呼びかけた。続けて「もうずいぶん会っていないが、昨晩寝る前に、彼のことを思い返していたところだった。突然すぎて、何と言っていいのか分からない」と予期せぬ悲しい結末に心の整理ができない様子だった。」 ーーサンスポよりーー

 18日の結果。 ハエン。ポンセ、耳なし。クーロ・ディアス、耳1枚。ファンディ、耳1枚が2回。 チィンチョン。フェスティバル闘牛。闘牛士、フンディ、ダビラ・ミウラ、フリ、耳2枚。マンサナレス、タラバンテ、耳2枚と尻尾1つ。見習い闘牛士、ミゲリン、耳2枚。 アルバ・デ・モンタルボ。ルイス・ミゲル、耳なし。オルテガ・カノ、口笛。ビクトル・メンデス、エル・タト、耳2枚。ガジョ、耳2枚と尻尾1つ。ファン・デル・アラモ、耳2枚。


 10月20日(火) 晴 44173

 ネットに来年ホセ・トマスがラス・ベンタス闘牛場をはじめサラゴサ、サラマンカのタウロデルタが興行権を持つ闘牛場へ出場する事で合意したという。その他にセビージャ、ビルバオへの出場を望んでいるという。非常に嬉しいニュースだ。9月27日バルセロナで今年の闘牛を終えたホセ・トマス。その日、下山さんとYさんと夕食取りながら、来年もラス・ベンタスやセビージャではホセ・トマスを観ることが出来ないだろうと話していた。が、状況が変わった。嬉しい状況変化だ。

 来年は、セビージャとマドリードのホセ・トマスを観たいと思う。そして、バルセロナの闘牛も。この3つが来年の目的になる。タウロデルタ側からもマドリードのアフィショナードから批判を浴びたので、その改善策を模索していたはずだ。出場金額をどの辺にするのかという問題も残っているが、解決案をちゃんと持っているのかどうか。ラス・ベンタスなら50万から70万ユーロの出場金額になりそうだ。今年バルセロナのウニコをやったときの出場料がいくらなのか発表されていないが、かなりの金額が動いたはずだ。セビージャの出場料も相当の金額になるだろう。おそらく、セビージャの闘牛場始まって以来の高額になるだろう。

 しかし、嬉しいニュースだが一方で、切符の手配が大変だ。観れれば何処でも良いが、ネットではとても買えそうにない。今年のウニコの時のように50分とかで売り切れになるだろう。そうすればダフ屋かテンゴ・エントラーダを使うしかない。いずれにしろセビージャとラス・ベンタスの切符はそれでも最低150ユーロはするだろう。とんでもない値段だ。Yさんの様にホセ・トマスの貧乏になってしまう。


 10月21日(水) 曇 6736

 昨日、日本郵政の西川社長が辞任の記者会見をした。「 「(新政権の方針は)私のやろうとすることと大きな隔たりがあり、もはや現在の職に留まることはできない」と述べ、社長を辞任する考えを明らかにし、28日に開かれる取締役会で正式に辞表を提出する。」(産経新聞) かんぽの宿問題について、反省すべき点はあったが不正はない。と、いったがそれに対しては、大いに疑問がある。竹中元財務相は、改悪だと批判しているが、そもそも今回の衆議院総選挙では、小泉改革自体が否定されたのだということを判っていない発言だ。

 注目の花巻東、菊池雄星は、日本のプロ野球球団と大リーグ球団の4日間の面談を終えた。日本か大リーグか、どちらに行くかは、出来るだけ早く決めたいと言った。もはや岩手の菊池ではなく、日本の菊池になって、世界の菊池になっていくのかも知れない。

 最近ラーメンを食べに行くことが多い。今はネットで調べて行くことが出来るが、以前は口コミや本を読んで行ったものだ。便利になったが、競争も激しくなっているのだと思う。特に価格的に手頃な値段のラーメンは、一気に火が点くこともあるだろうし、逆にすたれるところもあるのだろう。ミシュランに乗るような価格が高く何度も行けない店は、一気にすたれるということはないだろう。庶民の食べ物であるということは、繁栄と衰退の度合いが激しくなるのだと思う。 


 10月22日(木) 晴 39542

 何もないような日常。それでもいつもちょっとした変化がある。その変化に一喜一憂したり、無感情にやり過ごしたりしながら日々が通り過ぎていく。どうなんだろうと思いながらもほとんどかわらない日々の暮らし。不況も円高も株安も政権交代も関係なく存在するような生活。本当は繋がっているのに。ニュースもTVも観ずに何か違うことをしたいと考えることがある。そういう生活をしてみたい。吹っ切った事をやってみたいと最近思っている。 Voy buscando.


 10月24日(土) 曇のち小雨 27074/2

 今日は晴れたら東京競馬場へ自分を探しに行こうと思っていたが、曇だったので止めて家で洗濯をして競馬をした。夕方、小雨が降ったら寒くなった。明日は菊花賞。非常に難しいレース。人気馬が総崩れしてもおかしくない。人気馬どうして決まっても高配当。どう買うか迷うところ。本命をセイウンワンダーにしようと思っていたが、調教の映像を見たら舌を出して走っていたので切ることにした。リーチザクラウンは、前走マイナス18キロ。これじゃ1番人気でも買えない。だからといって穴に狙っていた唯一の牝馬、ポルカマズルカも無謀なような気がしてきた。ヒモでなら買えるが…。

 清水成駿は何に本命を打ったのだろう?東スポを買ってないし、ネットにも未だ載っていない。今のところ予想は、アンライバルド、イコピコ、ナカヤマフェスタ、ブレイクランアウト。


 10月25(日) 曇 小雨 2935

 クライマックスシリーズで楽天イーグルスは負けた。試合後、野村監督を楽天、日本ハム両チームの選手コーチが胴上げした。野村監督は、「胸につまされるものがあった。感無量」と、いった。これが最後かも知れない監督としての野村克也。セ・リーグは、巨人が中日に勝ち日本シリーズは日本ハムと巨人の戦いになった。

 東京は昨日の夕方から雨が降っているが、京都は晴れ。菊花賞は、最後に馬体重の発表を観てから買うが、アンライバルド、イコピコ、ナカヤマフェスタ、ブレイクランアウト。ポルカマズルカを買う予定だ。昨日の夜、TAKEさんから1月のセルバンテス文化センターでもイベントは下旬になるよう調整しているという連絡があった。

 23日の結果。 ラス・ベガス(米国)。パディージャ、場内1周が2回。ハビエル・コンデ、場内1周。アントニオ・バレラ、場内1周が2回。


 10月26日(月) 雨 34759

 菊花賞には参った。荒れると思っていたが、これ程とは思わなかった。しかも人気馬総崩れで8番人気7番人気6番人気の1、2、3着。1着スリーロールス、2着フォゲッタブル、3着セイウンワンダー。1、2着が2頭しか出ていないダンスインザダーク産駒。3着が母系にリアルシャダイという長距離血統が入る配合で、まさに血が走る菊花賞になった。TV解説をしていた元大騎手岡部幸雄が、「やっぱり血統ですねぇ」といっていた。鞍上の哲学者もこの結果に驚いていた。

 重賞初挑戦でGT馬を導いた二十歳の浜中俊(すぐる)も自身初GTだった。「フォゲッタブルの急襲をハナ差しのいでゴールした瞬間、新婚の浜中は左手を高く上げ、薬指のリングに口づけした。検量室前でも再び雄叫びを上げてガッツポーズ。両手で抱くように愛馬に感謝の気持ちを表し、競馬学校時代の担当教官と抱き合って喜んだ。 「凄く嬉しい。本当に最後までよく頑張ってくれました。着差(ハナ)は僅かでも勝ちは確信できました」 」 ーーサンスポよりーー

 子どもの頃からの夢だったGTジョッキーになった。2着に入ったフォゲッタブルの「吉田隼人騎手は「やったかと思った。悔しい2着。ただ、ベストの競馬はできた。力は出し切れた」と振り返った。 池江泰郎調教師は「人気に実力がついてきたことを証明できた。来年はもっと楽しみ」と話している。」 ーーサンスポよりーー と語ったが、母がエアグルーヴという超良血馬。この馬で吉田隼人の初GT勝利を掴む日が来るのかも知れない。

 久々に、『Gallop』を買った。巻頭に横山典弘と武豊の対談が載っていたからだ。これが非常に面白かった。菊花賞前にNHKで、横山典弘へのインタビューをやっていたが、その中で、理想の騎乗は、騎手が乗っていても、馬が空馬で走っているような走りをすることと、いっていた。対談でも、ロジユニヴァースのダービーについて同じようなことをいっていた。

 9月25日ウブリケで、ビクトル・ハネイロ(ヘスリン・デ・ウブリケの弟)が、ヘスス・ハネイロ(ヘスリン・デ・ウブリケ)牧場の“マホレト”という名の牛(No158)をインドゥルトした。また、25日モランテ・デ・ラ・プエブラの故郷ラ・プエブラ・デル・リオでフェスティバル闘牛が行われてディエゴ・ベントゥラがカポーテやムレタを持って徒歩闘牛をやり、モランテが、騎馬闘牛をやったり一緒に闘牛をしたりした闘牛があった。

 24日の結果。 グアナフアト(メキシコ)。ソトルコ、耳なし。カステージャ、耳1枚。エル・パジョ、耳2枚。 ラス・ベガス(米国)。オルテガ・カノ、フェデリコ・ピサロ、カペア、場内1周、場内2周。

 25日の結果。 ウブリケ。モレノ、耳1枚が2回。クーロ・ディアス、耳1枚、耳2枚。ビクトル・ハネイロ、シンボルとしての耳2枚と尻尾1つ(牛、インドゥルト)。 ラ・プエブラ・デル・リオ。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ベントゥラ、耳2枚が2回、耳2枚と尻尾1つ。闘牛士、モランテ、耳2枚、耳2枚と尻尾1つ。 トリゲロス。フェスティバル闘牛。騎馬闘牛士、ジョアオ・モウラ・イホ、耳2枚。闘牛士、ビクトル・メンデス、耳2枚。アントニオ・ホセ・ブランコ、耳2枚と尻尾1つ。ホセ・ドブラド、ハイロ・ミゲル、耳2枚。見習い闘牛士、ハビエル・ヒメネス、耳2枚。


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