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2013年1月2日

長良川鉄道雪見旅 (初詣フリーきっぷ)

全行程 151.6km

費用 2,000円(長良川鉄道「初詣フリーきっぷ」) / 通常費用 4,740円

行程図 初詣フリーきっぷ
1日乗り放題で2000円
長良川鉄道・美濃市駅
入口には昔懐かしいポストが!
7:35始発、美濃太田行
関駅までの10分間は貸切状態
関駅で下車して初詣
関善光寺は関駅から徒歩5分
9:50発、美濃太田発北濃行
美濃太田は日差しが暖かい
長良川の車窓
郡上八幡を過ぎたあたり 11:20頃
初詣フリーきっぷ 郡上大和駅停車中
少し雪が舞っています 11:25頃
終点・北濃駅ホーム
かなり雪が積もっていました
北濃駅の外から見たホーム
車両の下半分が雪で見えません
長良川鉄道終点の看板
美濃太田より72.2km
みなみ子宝温泉駅で下車
ホームから直接温泉に入れます
改札口の上には信号機
温泉併設駅には嬉しいサービス
時刻表
  美濃市 7:35発  
7:46着 8:08発  
8:31着 美濃太田 8:58発 時間つぶしで加茂野駅まで往復
9:04着 加茂野 9:11発  
9:17着 美濃太田 9:50発 ゆら~り眺めて清流列車1号
11:50着 北濃 12:20発  
13:24着 みなみ子宝温泉 15:21発 ゆら~り眺めて清流列車2号
15:41着 美濃市    

約2年ぶりの「びっくり旅日記」は、岐阜・長良川鉄道の雪見旅。今回利用した「初詣フリーきっぷ」は、1月1日から15日までの1日限り有効の長良川鉄道乗り放題切符で、通年発売されている「一日フリーきっぷ」と違って300枚限定となっている。しかも、期間終了後に抽選会が行われ、長良川鉄道のオリジナルグッズが当たる特典もついている。更に、途中のみなみ子宝温泉駅に併設している日本まん真ん中温泉「子宝の湯」は、長良川鉄道利用者は入湯税の50円のみで入浴できるようになっているので利用してみた。

今回の雪見旅は、美濃太田では晴れていて、北に向うにつれ雪が多くなるという理想的な形。乗車中も窓が曇らず、終点の北濃まで車窓からの景色が楽しめた。1つ想定外だったのは、列車にトイレが無かったこと。途中、幾つかの駅にはトイレがあるが、そこで下車してしまうと列車の運転本数が少なく工程が続かなくなるため、水分を控えながらの旅となった。1つハプニングもあった。走行中に列車内の警告音が鳴り始めたのだが、どうやら下車する人が降車ボタンと勘違いして通報ブザーを押してしまったらしい。ローカル線のワンマン運転では途中駅でドアが開かないこともあり、焦って降車ボタンを押したくなる気持ちも分かるので、誰が見ても通報ブザーだと分かるようにした方が良いと思った。(自分も初めは降車ボタンだと思ってしまった)

新年ということで、旅の最初に途中の関駅で下車して初詣に行った。今回利用した「初詣フリーきっぷ」が、関駅近くの関善光寺で祈祷済みだったこともあり、初詣の場所に選んでみた。2日ということと、早朝だったこともあってか、まだ殆ど参拝者がいなかったが、自分のお参りに合わせて本堂の扉を開け、更に鐘(?)も鳴らしてくれた。今年は良い年になりそう。

帰りに寄った日本まん真ん中温泉「子宝の湯」は、駅のホームに直結していて、しかも館内側の改札口上部には列車到着までの残り時間が分かる信号機が付いていた。その信号機は休憩所の座敷からも見えるようになっているため、温泉の後、広い座敷でのんびりと列車の出発まで待つことができた。風呂も、内風呂、露天、釜風呂、打たせ湯があり、洗い場も多くて大満足であった。

長良川鉄道

長良川鉄道は、国鉄越美南線を継承して1986年に誕生した第3セクター鉄道である。JR高山本線の美濃太田駅を起点に、終点の北濃駅までの72.1kmを結ぶ路線で、沿線には刃物の町として知られる関や、郡上おどりで有名な郡上八幡がある。社名の由来となった長良川は、美濃市駅の隣の梅山駅を過ぎたあたりから見られ、終点の北濃駅まで右に左にと並走する。国鉄当時は駅の数が26だったが、第3セクター化後に大幅に駅の数や列車の運転本数を増やしている珍しい路線である。

びっくり旅日記