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2002年12月27日

伊達の牛タン本舗 (青春18きっぷ)

全行程 530.5km

費用 2,300円(青春18きっぷ) / 通常費用 9,330円

東北本線/仙石線 行程図
早朝の宇都宮駅
白河駅の車窓
郡山駅
列車遅れ案内
東白石駅の車窓 
松島海岸駅
奥の細道 
時刻表
  宇都宮 6:12発    
7:00着 黒磯 7:03発    
8:08着 郡山 8:56発   20分遅れ
9:43着 福島 9:45発   5分遅れ
11:17着 仙台   徒歩  
  あおば通 13:43発    
14:10着 本塩釜 14:17発 (快速)うみかぜ13  
14:25着 松島海岸 15:08発    
15:44着 仙台 16:00発 (快速)シティラビット  
17:04着 福島 17:25発    
18:13着 郡山 19:40発    
20:48着 黒磯 20:51発    
21:41着 宇都宮      

この冬はじめての雪見旅にでかけた。最初、過去に何度か行っている仙台から山形を経由するルートを考えていたのだが、予想以上の雪で、予定を変更して仙台往復とした。

自分の場合、旅に出たくなるきっかけが幾つかある。雪景色を見たくなったとき、美味いものを食べたくなったとき、読みたい本があるとき、これにお得な切符の発売が重なれば出発である。今回は冬の「青春18きっぷ」を利用しての東北小旅行である。

第一章(本を片手に・・・)

旅行に出るとき必ず文庫本を1冊持っていく。帰省などで乗換えの殆ど無い特急や新幹線を利用するときは長編ものを、今回のように鈍行がメインで乗換えが多い場合は短編ものを。1回の乗車時間が短いので一気に読みきれる短編ものの方が都合が良いのである。今回も好きな短編ミステリーを片手に仙台までの5時間の旅が始まった。

第二章(予想外の雪、そしてハプニング)

宇都宮を出発して45分、黒磯に到着。黒磯は那須岳やスキー場にも近く、ここまで来ると雪がちらついていることも多い。今回も積もってはいないものの小雪が舞っている。黒磯で郡山行に乗換え、しばらくすると外が雪景色に変わった。ラーメンで有名な白河では本降りになった。

郡山へは定刻の8:08到着、途中本格的だった雪も上がっている。到着ホームの隣に珍しい電車が止まっていた。昔、電車寝台として活躍した青い帯が特徴の583系である。中は座席に改造されているようで、ヘッドマークには「SENDAI光のページェント号」の文字が。クリスマスの臨時列車だろうか。

さて、ここで福島行に乗り換えるのだが、またハプニングが・・・。自分が旅行に出ると1/3ぐらいの確率で電車遅延に遭遇する。雪見旅なので仕方がない気もするが、この日も雪のため折り返し電車の到着が遅れ、20分遅れでの郡山出発となった。

第三章(車窓の白鳥)

福島から40分ぐらい北へ向かったところに東白石という駅がある。ここは川に面した駅であるが、この川に冬になると白鳥が飛来する。丁度、駅の真横なので電車の停車時間に車窓を楽しむことができる。鈍行ならではの楽しみである。

第四章(仙台といえば牛タン)

定刻通り、仙台に11:17到着。ここで真っ先にある所へ向かう。そう、仙台と言えば牛タンであるが、今までに1度も食べたことの無い「極上芯タン」というものを食べるために。伊達の牛タン本舗という店の人気の品で、過去に何度か食べようと思ったのだがいつも売り切れであった。今回は開店直後、しかも平日と言うことで初めて食べることができた。牛タンの真ん中(芯)の柔らかい部分のみを使っているとのことで、1日の数に限りがあるらしい。自分が食べたのは極上芯タン定食1600円で、普通の牛タン定食より400円高であるが食べて損は無い美味しさであった。

食事のあと、仙台をぶらつき松島へ・・・。今日の仙台は最高気温がマイナス1度という真冬日でとても寒い1日であったが、雪景色あり、美味しいものあり、ハプニングあり、でまずまずの旅となった。

伊達の牛タン本舗

仙台市内に幾つかのレストランがあるが、電車利用の場合は新幹線改札横店か駅ビル「エスパル」店が便利である。牛タン定食、極上芯タン定食が定番で単品での注文も可能である。牛タン定食(塩、味噌、ミックス)は牛タン、テールスープ、麦とろ、お新香のセットで1200円、極上芯タン定食(塩のみ)は芯タン、テールスープ、麦とろ、お新香、牛角煮のセットで1600円である。売店でお持ち帰り用も販売している。

びっくり旅日記