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2007年1月13日

上越線雪見旅 (青春18きっぷ)

全行程 627.2km

費用 3,250円(青春18きっぷ+ほくほく線) / 通常費用 9,670円

行程図 新前橋から上越線へ
到着したシーハイル上越号
上越線車窓(1)
上牧~水上 9:50頃
ほくほく線へ乗り換え
越後湯沢駅 10:30頃
ほくほく線車窓
まつだい駅停車中 11:40頃
ほくほく線から信越本線へ
犀潟にて途中下車 12:10頃
ほくほく線運賃精算
18きっぷと精算済証
上越線雪見旅 信越本線車窓 
笠島~青海川 12:58頃
上越線車窓(2) 
越後堀之内~小出 15:03頃
上越線車窓(3) 
小出駅到着 15:05頃
上越線車窓(4) 
八色駅発車 15:11頃
越後湯沢グルメ(1)
駅で食べたモツ煮 350円
越後湯沢グルメ(2)
柿チョコと夕飯のおにぎり
時刻表
  岡本 5:34発    
6:15着 小山 6:28発    
8:11着 新前橋 9:10発 (快速)シーハイル上越 50分遅れ
10:25着 越後湯沢 10:34発 ほくほく線  
12:06着 犀潟 12:26発   10分遅れ
13:55着 長岡 14:31発    
15:48着 越後湯沢 16:45発    
17:25着 水上 17:30発    
18:23着 新前橋 18:39発    
18:43着 前橋 18:59発    
20:33着 小山 20:45発    
21:21着 宇都宮 21:32発    
21:39着 岡本      

雪不足と言われるこの冬、4年ぶりとなる新潟方面への雪見旅に出掛けた。昨年は豪雪のため新潟県内のローカル線が相次いで不通になり、計画を立てたものの実行出来ず。そして今年は暖冬による雪不足、うまくいかないものである。結局、どれぐらいの雪が降っているのか分からないため、越後湯沢から先、複数のルートを用意しての出発となった。

この「びっくり旅日記」、今回初の試みとして動画の掲載にチャレンジしてみた。そちらも楽しんで頂ければ幸いである。

第一章(早朝のウォーキング)

以前、18きっぷを利用して旅行に出掛けるときは、烏山線の下野花岡駅まで車で行き、そこから宝積寺行きの始発列車に乗っていた。しかしこの方法だと烏山線の始発列車の時間により出発が6時台に制限される。昨年より家から30分ほどのところにある東北本線の岡本駅まで歩くことにしている。これにより5時台の出発が可能になり、より有効な旅ができるようになった。

第二章(新前橋駅でのハプニング)

岡本を5:34発の始発列車に乗車、途中小山で両毛線に乗り換え新前橋へと向かう。新前橋からは水上行き普通列車に乗る予定だったが、案内板で石打行きの臨時快速シーハイル上越号が運転されていることを知り、急遽予定を変更して快速を利用することに。これで8分しか無かった越後湯沢での乗り換え時間が1時間に大幅アップされると喜んだのも束の間、発車時間を5分・10分と過ぎても列車が到着する気配は無し。周りの状況から、新前橋駅構内でのポイント故障による影響だと分かり、この先の乗り継ぎがうまく行くか不安になるがどうすることも出来ず。結局、待つこと50分、なんとか旅行続行ギリギリのところで新前橋駅を出発したのであった。

第三章(どこへ向かうか?)

今回の雪見旅では天候と積雪の状況に応じた、ほくほく線・只見線・磐越西線の3つのプランを用意した。想像以上に雪はあったものの、天気があまり良くないため雪景色は単調になると思い、ほくほく線を経由しての信越本線・日本海ルートに決定。信越本線の米山~青海川間は日本海を望む車窓が素晴らしく、旅行雑誌にもよく掲載されている。この区間を通ったことは過去2~3度あるが、夜だったり特急の自由席の通路に立って行ったりで、のんびりと車窓の景色を眺めたのは今回が初めてである。長岡からは再び上越線に戻り、雪見旅の再開である。日本海側で降っていた雨も雪に変わり、越後湯沢までの約1時間、雪景色を楽しむことが出来た。

第四章(越後湯沢で何食べる)

15:48、この日2度目の越後湯沢到着。1時間ほどの乗り換え時間を利用して駅周辺を散策。前回訪れたときにイカの姿焼きを食べた駅東口の浜焼き屋はお客が誰もいなかったためパス、代わりに連絡通路の売店で「モツ煮」と「五平餅」を味わう。そして晩飯とお土産に、駅ビルCoCoLoで「おにぎり」と「柿チョコ(柿の種にチョコをコーティング)」を購入。五平餅とふき味噌のおにぎり、そして柿チョコのカフェオレ味は美味であった。

4年ぶりの新潟方面への雪見旅であったが、びっくり旅日記恒例のハプニングあり、海と雪の素晴らしい車窓あり、美味しいものあり、のなかなか良い旅になった。好天の雪見旅も良いが、雪降る中の旅もいいものである。

車窓情報

ほくほく線は、六日町~犀潟間の59.5kmを結ぶ北越急行の鉄道路線で1997年3月に開業した。北陸地方と首都圏を最短で結ぶ路線として重要な役目を果たしているが、2014年度に北陸新幹線の長野~金沢間が延伸開業する際には利用者が新幹線に流れることが懸念されている。

越後湯沢~金沢間を走る特急「はくたか」は2002年3月から、ほくほく線内で160kmでの営業運転を行っている。これは日本の狭軌の鉄道では最速である。特急の他に快速・各駅停車も設定されていて、一部の列車はJRの直江津や越後湯沢まで直通運転する。これらの列車は「はくたか」の合間を縫って走ることや、駅間距離が長いことから、ローカル線の普通列車としては高速の部類に入る最高速度110km/hで運転されている。

ほくほく線は、全線のほとんどが豪雪対策によるトンネルのため地下鉄に等しい線であり、車窓風景はあまり期待できない。車窓を楽しむなら、比較的地上区間が長く、道の駅を兼ねている「まつだい駅」のある辺りがお勧めである。

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