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1999年12月18日

陸羽東線雪見旅 (青春18きっぷ)

全行程 675.9km

費用 2,300円(青春18きっぷ) / 通常費用 11,550円

陸羽東線雪見旅 行程図
ごまばっ菓子
鳴子温泉駅1
鳴子温泉駅2
新庄駅
貴婦人・つばさ
時刻表
  下野花岡 6:15発  
6:21着 宝積寺 6:22発  
7:00着 黒磯 7:03発  
8:08着 郡山 8:39発  
9:29着 福島 9:33発  
11:20着 仙台 11:40発 遅れ25分
12:24着 小牛田 12:30発  
13:31着 鳴子温泉 14:14発  
15:18着 新庄 15:57発  
17:14着 山形 17:20発  
18:13着 米沢 18:16発  
19:02着 福島 19:34発  
21:29着 黒磯 21:42発  
22:22着 宝積寺 22:42発  
22:47着 下野花岡    

12月4日、ダイヤ改正。この日から又、鉄道の新たな歴史が始まった。そう、山形新幹線の新庄延伸である。今回は新しくなった雪の新庄を目指して東北小旅行。

第一章(ごまばっ菓子)

さて、今回も出発は下野花岡(しもつけはなおか)。1週間前、仙台を目指した時よりも天気は良さそうである。とりあえず仙台までは同じ列車でたどる。途中、郡山駅の30分の停車時間を利用して食料を調達。一旦、改札を出てキヨスク・みやげ物屋をのぞく・・・。そこで見つけたちょっと笑ってしまう様なお菓子、その名は「ごまばっ菓子」。名前の通り、せんべいの表面はごまだらけである。食べてみると、ほんの~り甘く、ごまの香りが口一杯に広がる。他にも栗が入った「ぱっ栗」なんてのもあった。

第ニ章(電車事故)

郡山を後にして、仙台までの途中、思いがけない事が・・・。そう「びっくり旅日記」ではあってはならない電車事故である。旅日記のプランは無駄が無く、と言うより過酷に組まれているため、突発事態が発生した場合、帰れなくなる可能性がある。今回は、福島の先、白石で人身事故(列車と乗用車の衝突)があったとの事。仙台では40分の乗換え余裕しかないため、それ以上遅れたら全て終わりである。祈る事25分、なんとか動き出した。しかし、これで期待していた仙台での昼食タイムは無くなってしまった。

第三章(仙台~新庄)

さて、仙台を出発し次に目指すは小牛田(こごた)。新庄へ向かう陸羽東線の乗換駅である。陸羽東線は別名、奥の細道・湯けむりラインとも呼ばれており、途中には温泉・こけしで有名な鳴子温泉がある。列車は小牛田を出ると新幹線接続駅である古川へ停車し、そこから山間に入っていく。小牛田では晴れていた天気も、山が近づくにつれ、急変し、鳴子温泉では雪になった。鳴子温泉で乗換えのため、途中下車。乗換え時間を利用して駅前をぶらつく事に。さすがに温泉町だけあって、温泉の匂いがただよっている。しかし駅前にはみやげ物屋ぐらいしかなく、寒さに耐えられず車内で発車を待つ事に。

45分の乗換えの後、列車は新庄目指して出発。この辺りから雪の中、沿線にカメラマンの姿が目に付いた。そう、今日は陸羽東線をSLが走る日。しかも貴婦人と呼ばれているC-57である。碓氷峠「あさま」さよなら運転の時の沿線もすごい人だった記憶があるが、今日もそれに負けないぐらい人が集まっている。しかも今回は雪の中を・・・である。

第四章(新幹線とSL同時発車)

列車は15:18定刻通り新庄到着。新庄駅も人・人・人。新庄では先週・今週とSL・新幹線の同時発車が見られるとあって、普段よりも多くの人が集まっているようである。

話は反れるが、新庄駅には前に一度だけ訪れた事がある。その時は秋田-山形間に特急「こまくさ」が走っていて線路はつながっていた。しかし今は山形-新庄間の軌道を新幹線用に広げた為、レールは新庄で北と南に分断されている。

15:30、両列車の発車時刻、まずはSL(C-57)が30秒ぐらいの警笛をならす。続いて新幹線つばさ用新型車両(E3系)が警笛を。自分もなんとかホームの先頭にもぐりこみ写真を撮る事に成功。しかし・・・そう忘れていたのである。SLが横を通過する瞬間を撮ろうと思ったのだが、SLは蒸気をはきながら走るのである。煙だらけで何も見えなかった。

帰路は、山形・米沢・福島・黒磯で乗換え。途中、将棋の駒で有名な天童辺りからは雪も少なくなったが、米沢牛で有名な米沢辺りでは再び大雪となっていた。

今回は1日中電車に乗っている様な旅であった。通常費用11550円というのは、実は「青春18きっぷ」の値段11500円よりも高いのである。そう、今回の旅1回分で全て元を取ってしまったのである。まさに「びっくり旅日記」であった。

車窓情報

新庄と宮城県小牛田を結ぶ陸羽東線。1917年(大正6年)全線開業。沿線には芭蕉が宿泊した封人の家や瀬見温泉、赤倉温泉、中山平温泉、鳴子温泉郷があり、秋の紅葉をはじめ四季を通じて車窓を楽しむ事が出来る。

びっくり旅日記