お腹をひっこめよう
太ってきたお腹を引っ込める場合、すぐに思いつくのが腹筋運動でしょう。しかし、腹筋運動だけでは、お腹を引っ込める事には繋がりにくい面もあります。もともと、お腹が引き締まるためには、腹部に脂肪が少ないことと、腹部の筋肉が十分に引き締まっていることの2つが必要です。普通、お腹には脂肪がたくさんついています。外からは分かりませんが、内臓の周りにも脂肪がいっぱいついている場合があります。お腹を引っ込める場合には、まず脂肪を減らす事が大切でしょう。脂肪を減らすには、腹筋運動を少々やる程度では、カロリーの消費量が少ないので、殆ど効果はありません。エアロビクスなど長時間に渡って全身を動かす運動で、しかもトレーニング中の心拍数が、ある程度高くなるものが効果的です。高い心拍数を長時間に渡って維持する運動は、減量効果を狙う場合、非常に有効です。
このようにお腹を引っ込めるためには、持久力的な運動で減量効果を高めながら、なおかつ、腹筋を鍛えるという両面からのアプローチが大切です。そして、筋肉の構成要素であるタンパク質を減らさない様に注意しながら、糖質・脂肪分を減らすなど、摂取カロリーもコントロールすると尚、良いでしょう。
持久力的な運動で一番簡単なものは早足で歩く事(ウォーキング)です。とにかく、歩くということを、1日の生活の中でもっと取り入れましょう。もし、これまでもよく歩いているのでしたら、スピードを速めるとか、距離を長くします。これまでも早歩きをしてきたのでしたら、ジョギングを取り入れると良いでしょう。
最後に、効果的な腹筋運動の方法を紹介します。尚、腹筋運動は、最初は無理をせず、5~10回ぐらいから始めて、それが楽になったら少しづつ回数を増やすと良いでしょう。
- 1.上腹部(ベント・ニー・シットアップ)
- 仰向けに寝て、ひざを曲げて立てたまま、上体をゆっくり起こします。
- 2.下腹部
- 仰向けに寝て、両足を高く持ち上げます。(直角以上に持ち上げる)
- 3.脇腹(シーテッド・トランク・ツイスト)
- 椅子に座ったままで、上体を大きく左右にねじります。(数十回繰返す)
健康のため、1日1万歩を目標に歩きましょう!と言われています。私も2ヶ月間ほど、歩数計をつけてチャレンジしたことがありますが、車通勤・デスクワークでは1日5千歩がやっと。1万歩というのは結構大変なんだ・・・というのが実感でした。それでも歩数計のおかげで、普段よりは随分歩けました。(最初は、今までより+1000歩/日を目標にすると良いそうです。)
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