呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


馴染みの店

 なんだか、のんべんだらりと日を送っている。人生どーものんべんだらりである。
 こんなことでいいのだろうか?
 ということで、実はネタがないのだ。
 いい加減、刺激のない生活にもつらいものがある。というわけで今回は少し趣を変えて、『呆冗記』馴染みの店一覧といってみたい。
 ただ、店の人に無許可なので、外観、マップ等は勘弁願う。

 味の夜明け『K』さん。(登場回数17回)地下鉄東西線 西28丁目駅ちかく
 81話95話96話102話115話116話118話130話133話142話152話172話179話214話227話248話249話
 朱雀が誇る、最終兵器。ここ以上高くて旨いものを喰わせてくれる店はたくさんあるかもしれないが、もう、ここほどコストパフォーマンスのいい店は存在しまい。ビールと突き出しと日本酒2合と木曽の天然鰻ともう一品で7千円くらいの店はおそらく存在しないだろう。事実、朱雀のネット友達で本州の方が、ここに連れてこられて、出張の度に入り浸っていることからもその店の破壊力がしれようと言うものである。私としてはこの店に月イチくらいで行きたいな。そう考えるのだが・・・。な、春夏秋冬一回ぐらいは行っても罰当たらないよな。といったところか・・・。ともかく、一押し!

 ビアホール『ライオン』さん。(登場回数 9回)狸小路
 5話22話40話101話121話149話152話162話181話
 日本で一番古いビアホール。そして朱雀が幼児の頃灰皿をたたき割った店・・・。かくて朱雀は灰皿分弁償するために通い続けることになるのである。ってビアグルメ4回やったらもう、弁償は済んだと思うのだが・・・。ビールは旨いが、しかし、料理が少々・・・。という評価もあるが、比較が『K』さんなので、この評価はあてにならないかもしれない。ま、ちょっと一杯。の時の有力候補。というか、これがなければ私の新年は明けないのだ。

 地酒の店『M』さん。(登場回数 8回)地下鉄南北線 北24条駅ちかく
 85話115話142話153話179話226話248話249話
 あれ、この位? 何で『K』さんにダブルスコアで負けてるのだ? 『ライオン』さんよりも下なのか? というのが意外なほど結構良く行く飲み屋さん。そうか、良く行くからあんまりネタにならないのだな・・・。おそらくは札幌最初の地酒の店。ともかく、地酒が秀逸。「料理の『K』さん、酒の『M』さん」と評価が高いが、実際、料理もここのつくねと馬刺は絶品である。そして、マスター厳選の酒が凄い。まじめにとんでもなく凄い! 凄いぞ! 凄い! マスター、いつまでも元気で美味しい酒飲ませて下さることを切に願うのだ。

 バー『CE』さん。(登場回数 5回)某ビルの3階
 7話96話99話121話214話
 私の本当の隠れ家。といってもそんなに行けるわけではないが・・・。ま、やっぱり30男には一軒ぐらい馴染みのバーがなくっちゃね。いい店である。本当に。

 カフェ『edb』さん。(登場回数 5回)宮の森の某所
 102話116話134話140話248話
 紅茶の美味しい喫茶店。結構良く行く。しかし・・・。珈琲の『R』さんよりも登場回数が多かったのか・・・。そうなのか・・・。ともかく、私はここで初めて凄まじく美味しい紅茶というものを飲みました。

 カフェ『R』さん。(登場回数 3回)アルシェビルを西へ少し行ったところ
 140話181話214話
 うーん。ここも結構古くから行っている。朱雀いわく「札幌一美味な珈琲屋さん」。それは絶対に否定しない。ま、朱雀のように週に一回『R』さん。というわけには行かないが、年に24回位は行くであろうか。故に特別なことではなく、朱雀と会って飲みに行くようなことでもない限り、記されることはないのだろう。
 また、新年最初の客目指して、来年も頑張るのだ。

 無国籍料理『P』さん。(登場回数 3回)某ビル3階
 116話121話263話
 私の青春とともにあった店。ここのウォッカを何本空にしただろう・・・。最近あまり行っていないなあ・・・。ご無沙汰してます本当に、ここ行くとほっとするのである。

 ラーメン屋の『M』さん。(登場回数 2回)移転のため行方不明?
 37話146話
 ここのラーメンは非常に美味しくて、ひととき毎週のように通ったものだが、最近移転されて以来、移転場所忘れてしまって行けないでいる。困った話である。是非とも赤味噌ラーメンが食べたいのだが・・・。

 おでん屋『K』さん。(登場回数 1回)某ビル2階
 179話
 信じられない・・・。あの『K』さんが一回だなんて・・・。美味しいおでんに美味しい熱燗。ああ、よだれ出てきた。朱雀の父上の行きつけにして、朱雀の行きつけでもある、果たして親子孫三代の行きつけになれるのか? 早く結婚しろよ。車なんか買ってないで・・・。

 一応、店名の色は、誰の持ち店かを現したものなのだが・・・。なんか朱雀(青)の持ち店が異様に多いような気がするのは気のせいだろうか? もっともっと開拓しなければならないと思うのだ・・・。

 が、しかし・・・。
 先だって、ビバップを見た帰り、『ライオン』さんへ寄ったときの話だ。
 「あ、朱雀さん。お久しぶりです」
 と蝶ネクタイのお兄さんが寄ってきた。
 「あ、どうも・・・」
 
軽く応じる朱雀・・・って、顔、覚えられてるのか・・・、貴様・・・。
 「これ、某からの言付けで、お約束のモノです」
 「あ、某さん、覚えていてくれたんだ」
 鷹揚に受け取る朱雀。
 渡された包みを席に座って開いてみると・・・。出てきたのは古い形の大ジョッキ・・・。
 なんだ、これは・・・。
 「まあ、第4回目のビアグルメの賞品かな・・・。学生時代の思い出だよ・・・。お互い、これでビール飲むのが楽しみだったよな」
 ああ、そうだった。って・・・、なんか渋いんだが・・・。
 貴様、本当に朱雀か?
 「なんだ、それは・・・」
 しかし・・・、天下の『ライオン』で顔パスとは・・・。朱雀を超える飲み助になるのは並大抵ではなさそうである。(01,10,2)


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