呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
居酒屋の達人
いやあ、異常に忙しかったのである。仕事のオーダーが突然短くなってしまったのである。突然上司に「あ、例の仕事、予定より速くあげてね」と言われてみろ。仕事の時間が短くなってみろ。短くなった仕事がどれほどの困難を伴うか考えてみろ。ああ、彼女をあの時失わなければ・・・。と佐藤大輔さんごっこをしていてもしかたがない。(不完全なパロですが解ります?)
だから、本来、11日にはアップしていたこのページがこんなに遅くなってしまったのである。申し訳ない。(よって、内容も異なっているのだ)
という訳で今日まで何にも出来なかったのである。が、必死の作業により、何とか今日無事に仕事を終えることが出来た。こうなったら打ち上げだ。仕事が無事に終わったら酒を飲む。これが常識。しかし、いつも強制的につき合わせる職場の後輩H君は「もう少し! もう少し! もう少しでおわっるぞ」音頭(私が仕事中に無意識に口ずさむらしい音頭)に恐れをなして早速定時に帰宅してしまった。一緒に残業していた後輩T君は、「明日の休みも仕事なんです」状態。
しかたなく途中、本屋で数冊の漫画本を購入。結局、一人で居酒屋「T」へ飲みにいくことにした。
BARや日本酒専門店でなければ私のファーストオーダーは『大ジョッキ』である。友人S(狸小路ライオン本店ビアグルメNo5)のようなちまちました飲み方は趣味ではない。まずは突き出しで大ジョッキを呑み干す。で、もう一杯のつまみにソーセージと小包籠を頼んだ私の隣に彼は腰掛けたのだ。
彼は腰掛けると地酒を頼んだ。これはなかなか渋い選択である。一応、種類とコストパフォーマンスはともかくとして「T」の日本酒の温度管理はできている。そして、つまみは秋刀魚塩焼き。おお、日本酒に秋刀魚のワタはうまかろう。(「T」の秋刀魚はきれいに内臓の処理がされているが)しかし、渋い選択だな・・・。私は思わず2杯目の大ジョッキを飲み干した。
そして、秋刀魚で日本酒を飲んだ彼は期間限定メニューのマイタケ天麩羅と日本酒をもう一合頼んだのだ。なんということだ。タイミングさえ合えばこれほどいい選択はない。私は彼の呑み様を見るため、もう一杯ビールを頼んだ。そして、彼は突き出しで二合目の日本酒を半分ほど呑むと、出されたマイタケ天麩羅をつまみに呑みながら、寿司ともう一合の日本酒を頼んだのだった。
その様子は、3杯目の大ジョッキ半分ののつまみとして私に思わずその寿司をオーダーさせるに足るほどのものだった。これぞ、居酒屋の達人!
しかし、やっぱ、寿司は居酒屋のおつまみでした。はい(99,9,14)