呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


光瀬 龍氏に捧ぐ・・・

 また、訃報である。しかも、全然知らなかったという。7月7日逝去。私は本当にインターネットやっているのだろうか?
 偉大な日本SF界の長老がまた一人亡くなられたのだ。氏の名作は数あれど、私にとって光瀬 龍氏といえば、即座に思い出されるのは、おそらくは大多数の諸兄諸姉には「?」的な作品かもしれない。朝日ソノラマから75年に出版されていた『SOSタイムパトロール』である。
 この本は私に影響を与えた本としてはギャビン・ライアルの『本番台本』の次の次くらいに挙げられるものだろう。今、私の本棚の奥にひそかに眠っているはずである。(かたづける暇をくれ、暇を)確か、ソノラマ創刊の時『宇宙戦艦ヤマト』(初版、ヤマトが腐っていった段階で手放してしまった。惜しいことをしたものである。思い出なのに)と一緒に買ったのだろうか? いや、違う。次の年の春に、私の『本屋に行って何か本を買わないと死んじゃうぞ』病、発作が起きた時本屋に飛び込んで買ってしまったものだ。(この発作で私は高千穂遙氏と出会ったのだがそれはまた別の話
 光瀬氏の著作はヒロインがむちゃくちゃ魅力的なのだが、この作品も例に漏れずヒロインの香織ちゃんが主人公さしおいて大活躍。ほとんどTPのおじさんと2人で時間犯罪者を追っかけているような趣の作品である。(って、10年近く読んでないのだが)
 このヒロインに触発されて私もSFらしき、それらしきものを書き始めたといっていいかもしれない。
 だから、自分の某作品。ヒロインのあかりちゃん(『to hart』が出たときには本当に吃驚したのである)は、あかり、明香織と書く前に、
亜香織という設定があったというのは自分の能力を自覚していた深層意識が連想できてほほえましかったりする。
 しかし、この夏は本当に中学、高校の想い出の訃報が多い。これ以上は何も起きてほしくはないのだが。(99,9,20)


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