呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


最終幻話(ファイナルファンタジー)やって考えた 総括2

 怒鳴られた直後だが、ともかく前回の続きをしたいと思う。
 「そうニャ。あ、智子の礼は、『K』さんの但馬牛の串焼きでいいニャ」
 えーい。だったらもう4〜5回出来るではないか。たわけ者。
 「7月は悲しいニャ」
 そうだな・・。
 ではなくて、FF9である。前回はFFの歴史で終わってしまったが、さあ。どうなのだろう。今回はシステム編だ。
 「そうニャ、まずは戦闘がトロイという話があるニャ」
 うーん。俺のPS2を持っていっている友人Tよ。PS2での操作はどうだった?
 「そうニャ そんなに気にはならなかったニャ。PS2+FF9よりもPS+FF5の方がストレスがたまるニャ」
 ああ、あれは同感だ。というか、PS2+FF5でもかなりストレスがたまりまくるのだ。
 「そうなのかニャ」
 ああ、やっぱりFF1〜6はカセット。
 「いやだニャ、これだからオヤジは・・・」
 うるさい! ま、これに関しては問題はないと。
 「というか、上杉も言っていたが、異様にエンカウントがきついニャ。これがもしかしたらそれが『戦闘がたるい』という評判をうんでしまっているのかも知れないニャ」
 でも、それってFFの常識ではなかったか?
 「誰の常識ニャ。あのFF7や8ではこんなことはなかったニャ。買いまくったポーションを最後まで使い切らなかったようなFF7以降のゲームに慣れた人間にとってはあのエンカウント率は異様だったのかも知れないニャ」
 そういうことになるか・・・。それではシステム。
 「問題はやっぱりジョブが固定されている。これに尽きるニャ」
 やっぱり。
 「ジョブチェンジ。これがやっぱりFFの醍醐味と思うニャ。色々な情報を元に中ボスに対して最適のジョブを育ててガンガン行く。これがFFの醍醐味のような気が僕にはするニャ。ところが、今回は残念ながらジョブが固定されているニャ」
 ふむふむ。
 「しかも主人公が『とうぞく』ニャ。これではなかなか爽快感が得られないニャ。しかも、個人的意見かも知れないけれど、今回の『とうぞく』くんは全体的に盗むスキルが低いニャ」
 あ、俺ほとんどそのコマンド使っていないからパス。
 「信じられないニャ。あのコマンドを使わないなんて。少なくともぶんどる装備で攻撃しつつ盗むくらいはやって欲しかったニャ」
 というか、Tの言うとおり、あんまりたいしたもの盗めないのだ。それだったら、戦闘のワントップさせていた方が使える。
 「へ、主人公がワントップって。スタイナーやフレイヤ、サラマンダーはどうしたニャ」
 2軍。私の主力は主人公、姫様、ビビにエーコ。これで固定。
 「なんか、無茶苦茶魔法重視ニャ」
 で、ビビや姫様は『たたかう』コマンドでボコ殴り。
 「へ?」
 だから、『たたかう』ばっかり。攻撃力の低いエーコが回復担当。
 「わあああああああ、貴様にFFをやる資格はないニャ。いったい何のための魔法ニャ。何のための『ぬすむ』ニャ。それではFFの醍醐味がまったく味わえないニャ」
 そうかなあ、結構おもしろかったけれどもな。
 「この、外道・・・ニャ」
 ともかく、中途半端な区分けならば必要ないような気がするのだよな。今回のシステムも、全員がそれぞれのアビリティをくっつけられた方がいろいろと楽しかったような気がする。むろん、ストーリーの根幹に存在する召還獣については姫様とエーコ独占でかまわないと思うのだが。
 「要するに3や5への回帰ニャ」
 その通り。せっかくの奇数番号だったんだからもう少しシステムで遊べるようにして欲しかったと思う。なんというか、7のシステムの方が遊べた気がするのだ。お話は無茶苦茶にしろ。
 「たった一点で憎んでいるのニャ」
 ああ、たった一点で憎んでいるんだ。エアリスぅ・・・。エアリスぅ・・・エアリスぅ・・・。
 「もう、いいニャ。ともかく、システムがいまいちだったということニャ」
 ああ、そうだ、それと、ビビが今ひとつ活躍出来なかったのは『ガ』系の魔法覚えなかったからなのだよ。
 「へ?」
 あれって、何のアイテムで覚えるんだ? メテオとかは覚えたんでラスボス戦は使いまくったんだけど、『ガ』系魔法を1つも覚えない黒魔道士ならまったく使い物にならないんだよ。
 「そんな、上杉も見つけられなかったのかニャ」
 をいをい。Tも見つからなかったのか?
 「そうニャ。見つからなかったんで悩んでいたニャ。だから、僕の主戦力は主人公、クイナ、スタイナー、フレイヤニャ」
 それはそれで凄まじく偏っている気がするが・・・。
 「うちのキャラは薬漬けニャ」
 そういう言い方はないだろう。
 「RPG世界のキャラクターはみんな薬漬けで最後はぼろぼろになってくたばるニャ。『人間やめますか? 冒険者やめますか?』ニャ」
 危ないことを言うな。阿呆。しかし、黒魔法がプレイのやりようで見つからないという点でも、今回のFF9、アイテムで色々覚えるというシステムには今ひとつの不備があるような気がするのだ。FF5のように値段はともかく一式の魔法が入手できるようにしておかないとな。
 「確かに、それは言えるような気がするニャ」
 というわけで次回はいよいよシナリオへつっこみを入れるのだ。
 「OKニャ」(00,7,18)


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