呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


最終幻話(ファイナルファンタジー)やって考えた 総括

 さて、FFも無事に終わったことでもあるし、総括を行いたいと思う。むろん、本来ならばチョコボグラフを全部掘り起こし、裏のボスも倒し、カードも全て集めた上で総括すべきなのだろうが、残念ながら私にはそんな時間がないのである。
 というわけで、ゲストに
 「ラリホークポニャ」
 友人Tを迎えてFF9の総括を行おうと思うのである。
 「それはありがたいニャ。忙しくて、忙しくて自分のWEBサイトが開けないニャ。だから言いたいことを言わせてもらうニャ」
 それは好都合。返り討ちにしてくれる。

 まずはFF9は是か否かから行きたいと思う。というわけで軽く歴史を紐解いてみよう。
 「はじめから凄いネタで来るニャ」
 まずはストイックとしか言いようのないFFから始まるわけだな。
 「アイテムの所持制限。魔法を覚えるのも1レベル3つ。戦場はファンタジー世界から宇宙ステーションまでという世界ニャ」
 次が異端作というかFFそのものというかのFF2となるわけだ。
 「別名、ロマサガの素、『ロマンシング・サ・ガ ゼロ』ニャ」
 そうだ、ジョブの熟練度や魔法修得度の元を創った、FF、本当の祖と言える作品だ。ちなみに私が唯一ラスボスを倒していないRPGでもある。
 「嘘ニャ、あの、『星を見る人』さえもクリアした上杉が、クリアしていないRPGがあったニャ?」
 いやあ、ミンウと引き替えの『アルテマ』が使えないのは致命的だったのだよ。嫌になってやめてしまった。
 「次が、FF3。FFオブFFニャ」
 そう、召還獣、召還魔法、ともかくそういったものが初めて出た作品でありFFの基本であるジョブの概念と、楽しいジョブチェンジを可能とした作品だ。
 「久部さんが一番好きな作品ニャ」
 たまねぎ装備を集めまくられたと言うからなあ・・・。
 「次が、冴速さんのお勧め、FF4」
 リディアが好き! だそうだ。
 「しかし、あの作品の真の主役はカインのような気がするニャ。後日談ではきっとカインが主役になるはずニャ」
 出来ればな・・・。しかし、そうかも知れない。
 「で、ミーハーな上杉が大好きなFF5」
 それは違うぞ。名作だからブレイクしたんだと思うのだがな。ジョブチェンジにアビリティ。個人的には一番FFらしいFFと思うのだが・・・。
 「で、FF6。S曰く、FFの最高傑作ニャ」
 「学校祭前で忙しいんだよ。ただ、これだけは言っておくぞ。ケフカは悪役の鏡だと思う。じゃあ、放送局の業務があるので失礼する」
 なんだ・・・。今のは。
 「何だろうニャ。そして・・・」
 駄作FF7。
 「そう、言い切るかニャ。エアリスが死んだだけで・・・。言わせてもらえば、エアリスはあそこで死すべき聖女だと思うがニャ。
 ま、最初のPS作品は、確かにPSを使いこなしていないが故の問題点が山ほどあることは認めるけれどもニャ。でも、ティファをヒロインとして認めれば、結構よく練られたシナリオでおもしろいと思うんだけれどニャ。改訂版は非常に遊びやすくなっているニャ」
 FF7は駄作なんだ・・・。エアリスぅ・・・。エアリスぅ・・・エアリスぅ・・・。
 「これは、何を言っても駄目ニャ。個人的には死ななければ次作のヒロインとすっごく似ている気がするんだけどニャ・・・」
 何か言ったか? あの○○○とエアリスを比較するなど、言うだけでも汚らわしい。
 「そこまで言うかニャ・・・。
で、糞ゲーFF8
 下痢ゲーでもかまわないぞ私は。
 「これに関しては否定しないニャ。好意的に考えれば、きっと何かを間違えたんだと思うニャ。まるっきり大トロの黄粉あえニャ。『M』さんで、知ったかぶりで酒を頼む客ニャ。『K』さんの限定酒を燗酒にしようとする暴挙ニャ」
 なぜ、そこまでわかっていて、『K』さんで魚介類を食わんのだ・・・。T。
 「何か言ったニャ?」
 いや、何も・・・。
 「ま、ともかくFC(ファアミコン)でも充分におもしろいゲームが作れたニャ。なのに、PSの凄まじい性能を見て、何かが狂ったとしか思えないニャ。シナリオを無視しておもしろいRPGは作れないニャ」
 まったく同感。ゲームをやる側は上手にだまして欲しいのだ。それが、高校生の傭兵部隊とか、傭兵のエリートが犯す信じられない失策だとか、莫迦な小娘がレジスタンスのリーダーだとか・・・。
 「違和感バリバリ。どーして、突然ラブラブになるのかわからないニャ。主人公は何か悪いものでも食べたかニャ?」
 それでも、FF7までの蓄積で、一応の売上はあったみたいだが。
 「確かに、予告のムービーなんて見るとその美しさは息を呑むニャ、今までのFFの世界がこのムービーで行われたらどんなにか素晴らしいだろうか。そう思えばやっぱり予約に走ったと思うニャ」
 しかし、現実は・・・。
 「厳しかったニャ」
 そして、FF9の発売なのだが・・・。
 「全然期待していなかったニャ」
 それは同感。あそこで酔っぱらっていなければ、私もあそこで予約なんてしなかったものなあ・・・。いやあ、酔った勢いというものは本当に真面目に存在するものであるのだなあ。人生、これからよくよく気を付けなければならないではないか。
 「何、気を付けるつもりかニャ。この男は」
 何か言ったか? って、おい、なんかここまでで充分に一回分の容量を消費してしまった。
 おい。というわけで、あまり一つのページをスクロールさせるのも申し訳ないので、今回はこの辺で。近日中に続編をお送りしようと思う。
 「全然FF9の話が出来なかったニャ」
 うう、Tだけの所為に出来ないこの身が悲しい・・・。(00,7,15)


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