2004年闘牛観戦記

 

por 斎藤祐司

Llegar a ser figura en el toreo es casi un milagro.
Pero al que llega, podra` el toro quitarle la vida: la gloria, jama`s.

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*4/17 マドリード。3月11日列車爆破テロ犠牲者のための慈善闘牛。

若牛、出場順に、騎馬闘牛用、ルイス・テロン。闘牛用、アルクルセン、エルマノス・トルナイ、アルクルセン、マルティン・アランス、サルドゥエンド、ダニエル・ルイス。

闘牛士たちがマドリードに勇気と感動を与えた。エスパルタコ、セサル・リンコン、耳2枚。ホセリート、ポンセ、耳1枚。

“騎馬闘牛士、アントニオ・ドメク、闘牛士、ホセ・マリア・マンサナレス(父)、
エスパルタコ、セサル・リンコン、ホセリート、エンリケ・ポンセ、エル・フリ”。

***この日の写真は、 ここ。***

*4/18 マドリード。若牛、パロモ・リナレス。

“サルバドール・コルテス、ダビ・モラ、エル・アルケノ”。

 

セビージャのフェリア・デ・アブリル。

*4/19 セビージャ。牛、セバダ・ガゴ。  腐るなペピン!あれは充分耳の価値があった。

“ペピン・リリア、ドミンゴ・バルデラマ、ルイス・ミゲル・エンカボ”。

*4/20 セビージャ。牛、グアルディオラ・ファントニ。  カリファもセルヒオ・アギラールもちゃんとやっているんだけどなぁ。

“エル・カリファ、アントニオ・バレラ、セルヒオ・アギラール”。

*4/21 セビージャ。牛、セレスティーノ・クアドリ。  レアンドロ・マルコスが、剣刺しを失敗してプエルタ・デル・プリンシペを逃す。

“ヘスス・ミジャン、フェルナンド・ロブレニョ、レアンドロ・マルコス”。

*4/22 セビージャ。牛、ビクトリーノ・マルティン。  ビクトリーノの良い牛でルイス・ビルチェスが良いファエナ。

“アントニオ・フェレーラ、エル・シド、ルイス・ビルチェス”。

*4/23 セビージャ。牛、 ハンディージャ。

!Corazon Partido! 偉大なる復活!セサル・リンコンが奇跡のファエナでプエルタ・デ・プリンシパルから凱旋する。

“セサル・リンコン、フィニート・デ・コルドバ、エル・フリ”。

***この日の写真は、 ここ。***

*4/24 セビージャ。牛、ファン・ペドロ・ドメク。

今年もハビエル・コンデは、自己陶酔のファエナで観客を総立ちにした。でも、剣が決まってもデスカベジョ5回じゃ耳も出ない。

“ハビエル・コンデ、セサル・ヒメネス、ホセ・マリア・マンサナレス”。

*4/25 セビージャ。牛、エル・ベントリジョ。  カステージャはまだまだだなぁ。マティアス・テヘラもいまいちだな。

“ヘスリン・デ・ウブリケ、マティアス・テヘラ、セバスティアン・カステージャ”。

*4/26 セビージャ。牛、ヌニョス・デル・クビジョ。  セビージャじゃあれが耳1枚なんだ、ヘスリン。

“ヘスリン・デ・ウブリケ、ハビエル・コンデ、サルバドール・ベガ”。

*4/27 セビージャ。牛、トレストレジャ。  ヘスリン!これが本当の耳なんだ。マティアス・テヘラがナトゥラルで耳1枚。

“ダビラ・ミウラ、マティアス・テヘラ、ホセ・マリア・マンサナレス”。

*4/28 セビージャ。牛、サルドゥエンド。  ヘスリ・デ・トレセラがアルテルナティーバのどさくさで耳2枚。

“エンリケ・ポンセ、エル・フリ、ヘスリ・デ・トレセラ=トマール・デ・アルテルナティーバ”。

*4/29 セビージャ。牛、サンチェス・アルホナ。  セサル・ヒメネスが落ち着いたムレタ捌きで耳1枚。

“フィニート・デ・コルドバ、リベラ・オルドニェス、セサル・ヒメネス”。

*4/30 セビージャ。牛、アントニオ・ガビラ。  バンデリージャで盛り上げてエル・ファンディ耳1枚。カバジェーロは剣で耳が消える。

“マヌエル・カバジェーロ、エル・シド、エル・ファンディ”。

*5/1 セビージャ。牛、アストルフィ。

セラフィン・マリン、グラン・ファエナ!あれが何故耳1枚でしかなんだ!セルヒオ・アギラールがコヒーダでされても気迫と技術で男を上げた。

“エル・コルドベス、アントニオ・バレラ、セラフィン・マリン”。

*5/2 セビージャ。牛、エドゥアルド・ミウラ。  雨のために順延。このカルテルは、そのまま10月12日のセビージャのテンポラーダ最終日に代替開催されることになった。

“ファン・ホセ・パディージャ、アニバル・ルイス、ヘスス・ミジャン”。

 

*5/7 バルデモロ(マドリード)。牛、カスティジェホ・デ・ウエブラ。

エル・ファンディ耳4枚。ウセダ・レアル耳2枚。アベジャンが右腕を吊って帰っていった。

“ウセダ・レアル、ミゲル・アベジャン、エル・ファンディ”。

マドリード、ラス・ベンタス闘牛場のフェリア・デ・サン・イシドロ。

5/8,マドリード。牛、ホセ・エスコラル。  牛は良かったが、何もなされなかった。

“ホセ・ルイス・モレノ、ロペス・チャベス、ラファエリジョ”。

5/9,マドリード。牛、エルナンデス・プラ。

雨が降って退屈の日曜日の午後。喝采を受けたのは闘牛士ではなくモノサビオっていうのは非道い闘牛の典型だ。

“エル・フンディ、オスカル・イガレス、ゴメス・エスコリアル”。

5/10,マドリード。若牛、ラ・キンタ。  ラ・キンタ牧場の牧童頭が喝采を浴び場内1周をした。

“フランシスコ・ホセ・パラソン、ハビエル・ソリス、ロベルト・ガラン”。

5/11,マドリード。牛、アストルフィ。  エンカボは剣が決まっていれば耳が出ていたかも知れない。

“ルイス・ミゲル・エンカボ、エウヘニオ・デ・モラ、エル・シド”。

5/12,マドリード。牛、エル・プエルト・デ・サン・ロレンソ。

ケ・グラン・ファエナ!アントン・コルテスの物凄いテンプラールに観客は酔いしれた。剣が決まらすプエルタ・グランデならず。4,5枚の耳が剣で消えてしまった。

“エル・カリファ、エウヘニオ・デ・モラ、アントン・コルテス”。

**この日の写真は ここ または ここ**

5/13,マドリード。牛、サン・ミゲル(マノロ・ゴンサレス)。  フェレーラとアベジャンのキーテ合戦。

“アントニオ・フェレーラ、ミゲル・アベジャン、サルバドール・ベガ”。

5/14,マドリード。騎馬闘牛。牛、フェルミン・ボオルケス。

“ジョアオ・モウラ、パブロ・エルモソ・デ・メンドーサ、アントニオ・ドメク”。

5/15,マドリード。コミック闘牛。  (12時開始)

“エル・チィノ・フォルラドス”。

5/15,マドリード。牛、カリキリ。  ウセダ・レアルの剣刺し、ファンディのバンデリージャ、セラフィン・マリンのガオネラ。

“ウセダ・レアル、エル・ファンディ、セラフィン・マリン”。

5/16,マドリード。牛、パラ。  ハビエル・カスターニョだけがちゃんと闘牛をしようとしていた。

“マノロ・サンチェス、ヘスス・ミジャン、ハビエル・カスターニョ”。

5/17,マドリード。若牛、ロマン・ソランド。  雨の中、エドゥアルド・ガジョが、涙、涙のプエルタ・グランデ!

“ルイス・ボリバル、セルヒオ・マリン、エドゥアルド・ガジョ”。

***この日の写真は ここ または、ここ***

5/18,マドリード。牛、エル・トレオン(セサル・リンコン)。  牛が悪かったが、ヒステリックな観客の牛交換要求で良い牛まで代えていた。

“モランテ・デ・ラ・プエブラ、レアンドロ・マルコス=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ、サルバドール・ベガ”。

5/19,マドリード。牛、エル・ベントリジョ。  ファンディ、耳1枚。マティアス・テヘラ耳2枚で、プエルタ・グランデ。これって本当?

“ファン・ディエゴ、エル・ファンディ、マティアス・テヘラ”。

***この日の写真は ここ または、ここ***

5/20,マドリード。牛、ガビラ。  アベジャン、コヒーダ!そして、グラン・ファエナ!でも、剣でプエルタ・グランデが消える。

“マヌエル・カバジェーロ、ミゲル・アベジャン、エル・フリ”。

**この日の写真は ここ**

5/21,マドリード。牛、バルタサル・イバン。

“フランシスコ・エスプラ、アントニオ・フェレーラ、ファン・ディエゴ”。

5/22,マドリード。騎馬闘牛。牛、フリオ・デ・ラ・プエルタ。

“レオナルド・エルナンデス、アルバロ・モンテス、セルヒオ・ガラン”。

5/23,マドリード。牛、アランス・デ・ロブレス。  雨の中で寒い闘牛。牛が悪い中でイバン・ビセンテだけがまとも。

“アントニオ・バレラ、ラファエル・デ・フリア、イバン・ビセンテ”。

5/24,マドリード。若牛、エル・ベントリージョ。  雨のため6月6日に順延。

“ミゲル・アンヘル・ペレラ、モレニト・デ・アランダ、イスマエル・ロペス”。

5/25,マドリード。牛、ヌニョス・デル・クビジョ。  あー、牛が・・・。セラフィン・マリン、耳1枚まで。プエルタ・グランデならず。

**この日の写真は ここ**

“フィニート・デ・コルドバ、モランテ・デ・ラ・プエブラ、セラフィン・マリン”。

5/26,マドリード。牛、トレストレジャ。  また30m牛を呼んだセサル・リンコン!剣で耳を失う。牛、場内1周。

“セサル・リンコン、ウセダ・レアル、エル・フリ”。

**この日の写真は ここ**

5/27,マドリード。コリーダ・デ・プレンサ。牛、 (通し券には含まれない)

アベジャンまたコヒーダで血だるま!場内1周。セラフィン、テヘラ、剣で耳を失う。

“ミゲル・アベジャン、セラフィン・マリン、マティアス・テヘラ”。

5/28,マドリード。牛、バルデフレスノ。  牛は悪いが、3人とも何とかしようとしていた。

“エンリケ・ポンセ、マティアス・テヘラ、セバスティアン・カステージャ=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ”。

5/29,マドリード。騎馬闘牛。牛、ルイス・テロン。

“フェルミン・ボオルケス、ルイス・ドメク、アンディー・カルタヘナ”。

5/30,マドリード。牛、コンデ・デ・ラ・コルテ。  セルヒオ・マルティネス耳1枚。彼は目の前に開いていたプエルタ・グランデを閉じてしまった。

“ソトルコ、サンチェス・バラ、セルヒオ・マルティネス”。

**この日の写真は ここ**

5/31,マドリード。牛、セレスティーノ・クアドリ。  馬鹿野郎!耳出してやれよ!クーロ・ディアス、場内1周。

“エル・カリファ、ダビラ・ミウラ、クーロ・ディアス”。

6/1,マドリード。牛、アタナシオ・フェルナンデス。  一口に牛が悪いと言うけれど・・・。ダビ・ルギジャーノ、それはないだろう。

“ダビ・ルギジャーノ、ハビエル・バルベルデ、イバン・ガルシア”。

6/2,マドリード。牛、サムエル・フロレス。  Gran Emocion! セバスティアン・カステージャは闘牛場を墓場にしようとしていた。

“マヌエル・カバジェーロ、フェルナンド・ロブレニョ、セバスティアン・カステージャ”。

**この日の写真は ここ**

6/3,マドリード。牛、エドゥアルド・ミウラ。

パディージャ、剣刺しで耳を失う。そのミウラの牛だけが良かった。10年ぶりの登場も期待はずれの。

“ソトルコ、ファン・ホセ・パディージャ、ダビラ・ミウラ”。

6/4,マドリード。牛、アドルフォ・マルティン。

ペピン、エンカボ、コヒーダ。剣で耳を失う。アドルフォ・マルティン牧場は今年も野性的な良い牛を出した。

“ペピン・リリア、ルイス・ミゲル・エンカボ、ハビエル・バルベルデ”。

6/5,マドリード。牛、ビクトリーノ・マルティン。

ケ・グラン・ファエナ!エル・シド、剣でプエルタ・グランデを逃し涙の場内1周。次の牛で耳1枚。フェルナンド・ロブレニョも耳1枚。

“フランシスコ・エスプラ、エル・シド、フェルナンド・ロブレニョ”。

**この日の写真は ここ**

6/6,マドリード。若牛、エル・ベントリージョ。

超新星ミゲル・アンヘル・ペレラ堂々の耳3枚でプエルタ・グランデ!モレニート・デ・アランダ剣で耳をなくす。

“ミゲル・アンヘル・ペレラ、モレニト・デ・アランダ、イスマエル・ロペス”。

***この日の写真は ここ***

 

*6/9 グラナダ。牛、サルドゥエンド。

“セサル・リンコン、エンリケ・ポンセ、エル・フリ”。

6/10,マドリード。慈善闘牛(コリーダ・デ・ベネフィセンシア)。牛、アルクルセン。 (通し券には含まれない)

エル・シド耳1枚。牛が悪く交換もしないプレシデンテは闘牛をぶち壊した。

“セサル・リンコン、モランテ・デ・ラ・プエブラ、ともう1人”。

**この日の写真は ここ**

*6/13 マドリード。牛、ラ・デエシジャ。

“アントン・コルテス、クーロ・ディアス”。  マノ・ア・マノ。

 


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