▼評価項目
総合的な評価 |
話の面白さ、シナリオの質の評価 |
文章力、筆力、構成力などの評価 |
評価項目は以上の3種です。
「ストーリィ」の項目は、シナリオのレヴェルの評価です。物語の内容がどれだけ面白いか、手に汗握らせる物語や驚愕させるようなラスト、琴線に触れる感動などの要素が含まれると高く評価されます。
「技術」の項目は、日本語の上手さ、人物や情景描写の巧みさ、物語の組み立てや構成、キャラクターの造形に至るまで広い意味でのテクニックを評価します。
「総合」とは、ストーリィや技術面、娯楽性、コストパフォーマンスなど、その作品の持つ様々な要素を加味した総合的な評価です。
▼星について
それを目的として購読する価値あり |
それを期待して購読する価値あり |
優れた水準にある |
平均的か、それ以下(お勧めはしない) |
星の数量が示す意味とその基準は以上の通りです。
たとえば「技術」の項目に最高ランクの
「三ツ星」がつけられていた場合、それは非常に卓越した技術力の持ち主によって著された本であり、内容がどうであれ、その芸術的な技巧を堪能するためだけに購入を検討する価値があることを示します。技術、ストーリィ、総合、どの欄にであれ一箇所でも「三ツ星」がつけられていたら、その作品は当方が絶賛する大傑作だと考えてもらって構いません。だからこそ、よほどのことがない限り「三ツ星」はつけません。
「二ツ星」は、「三ツ星」には及ばないまでも、非常に高い水準にあることを示します。「技術」にこの評価が下してあれば、その本に技術的な魅力を求める価値があることになります。「総合」に二つ星があれば、良作と評価していることになります。
「一ツ星」は、一般的な水準から見るとやや優れたものが見られることを意味すると考えてください。佳作です。
「星なし」の場合は、プロの作品として平均的かそれ以下、手馴れたアマチュア程度の実力や魅力しか感じさせないことを意味します。個人的にお勧めしません。
なお、これらの評価は編集者の独断と偏見に基づくものであり、普遍的なものではありません。
▼書籍データについて
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[1] 書籍の「タイトル」です。翻訳である場合は、原題も表記しています。
[2] 書籍の「形態」です。文庫サイズ、新書サイズ、ハードカヴァー(単行本)など大きさを示します。
[3] ジャンルのことです。小説、ノンフィクション、学術書、エッセイ、雑誌などの分類を示します。
[4] 内容の長さ・文量です。主に長編、中編、短編、掌編に分けています。
[5] 書籍を発刊している「出版社」です。書店で買い求める時などの参考になります。
[6] その本の値段です(基本的に税別価格)。時代によって変動します。冊数が複数の時は「+」で繋いであります。
[7] 最初に出版されたのがいつだったかを記載しています。この欄を参考にすれば、その本がどの時代に刊行されたものかが分かります。ただし、翻訳や新装版の本は原書が存在し、ここに記載されている初版発行日のデータが参考にならない場合があります。その場合は、作品紹介の中に別途記述されています。
[8] その書籍の簡単な内容説明と解説です。