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Re^2: 樹怨Act4(第拾六話
3564
: 2015/07/09(Thu) 23:32:18
風祭玲

感想ありがとうございます。

この春、日本の国の花と言うべきソメイヨシノを巡って、
某ナナメ上の国のトンデモ学者が言いがかりを付けていましたが、
でもソメイヨシノは接ぎ木によって増殖をしていったものであり、
ソメイヨシノはマスターこそは失われたものの、
オリジナルと同一である。なんですね。

植物とはそれだけ柔軟性に富んだ生き物であって、
生命の再生や不老不死を実現している。
今回の樹怨のシリーズにはその再生と不死をテーマとし、
それらの概念として”理”ものを担いでみました。

ところで、黒蛇堂に託してから経過した8年という時間ですが、
その時間を理由は”桃栗三年柿八年”から取りました。
もっとも挿し木にした枝がそれなりの大きさの樹となるまでに
最低でも八年は掛かるでしょうし、

しかし、智也さんも惜しいことをしました。
木が伐採されたあと、白い花を着けていた枝がまだあったはず。
それらも挿し木にすれば、里枝ちゃんを大勢リリースできたのに。
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Re^2: 樹怨Act4(最終話:緑の光の中で
3563
: 2015/07/09(Thu) 22:50:37
風祭玲

ありがとうございます。

準備ができ次第公開していきます。
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Re: 樹怨Act4(第拾六話
3562
: 2015/07/07(Tue) 23:54:07
徒然地蔵

前回に引き続いて今回もとっても切ないお話しでした。
前半、開発による里枝の樹伐採イベントが発生しましたが
これは心が痛かったです。智也と気持ちがシンクロしました。
もう切らないでと何度も思いました。
そして樹がなくなったときの喪失感。
開発によって愛おしい風景と大事なものが失われる悲しみを感じました。
物言わぬ樹、でも生きていて特別な意味を持つ樹、
それが、智也にインスピレーションを与えながら人為の前に伐採される。
もう悲しさで心が一杯になりました。
財団Kのバカヤロォ!森を切り開いて作るテーマパークなんかいらない!
黄金の果実探しの余波でなんてことを!と思いました。

でもこれらも大事なステップだったのですね。
挿し木によって蘇る樹の生命。
いきなりの8年の経過は、時空を超えて創造された世界とは言え
少し気の遠くなる気がしました。智也にとってはリアルに8年だった訳で。
そしてここでもかなりドキリとさせられました。
黒蛇堂の喪失。
預け物も一緒に行方知れず。またしても呆然としてしまうような喪失感。
古物商的な情緒ある店がコンビ二に変わっているのは何かリアルです。
ここでトモエ再出現、『よっみの…はてぇ〜』の歌がすごく心に染みました。

そして回復した森の中へ。忌まわしい開発の消えた森。
そこでの智也の記憶復活と里枝との再開シーンは
もうグッときまくりました。
これが絆の力。これが愛の力。よかった。本当によかった。

樹怨も憂う必要の無い自らの立ち位置を再認識。
鍵屋さん、いい仕事しました!
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Re: 樹怨Act4(最終話:緑の光の中で
3561
: 2015/07/07(Tue) 21:52:37
@wolks

樹怨完結お疲れさまです

次は文庫の数少ない腐女子向けコンテンツになりつつある
杏シリーズ続編、ですね。
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樹怨Act4(最終話:緑の光の中で
3560
: 2015/07/07(Tue) 21:19:06
風祭玲

あらすじ:樹怨の元から無事沼ノ端に帰還した智也と里枝。遅れて合流した鍵屋と共に沼ノ端の封印を解こうとするが、里枝はある決意を以て臨んでいた…

今日は七夕、
樹怨のまとめるのに相応しいこの日に最終話を公開しました。
この話を以て智也と里枝のお話は締めたいと思います。

で、最後の里枝の選択ですが、
コレは驚かれた方も居ると思います。
自分でも沼ノ端に無事帰還してメデタシ!
と言う展開を考えていたのですが、
やはり第11話のあの展開が重しとなってしまい、
メデタシがひっくり返ってしまいました。

でお、書き終えて読み返してみると、
コレで良かった。と思っています。
里枝は樹として生きていくことを明確にした反面、
智也については含みを持たせた形にしました。

そして、最後に出てきた家族ですが、
コレが本来、目的としていたエンドだったのですが、
11話の関係でオクラ入り仕掛けたのを、
いつかの時代の話として引っ張り出しました。

この話は終わりと言うことになりますが、
ただ、鍵屋さんをはじめとした他の方々の
フォローはしないといけませんので、
番外編を後日掲載いたします。

最後に樹怨シリーズのきっかけを与えてくれた
徒然地蔵さんに感謝します。

PS,Act1のリメイクを考えています。
  キャラの名前や設定も変える予定ですが
  さていつ公開できますでしょうか。
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樹怨Act4(第拾六話:キニサクアイツ
3559
: 2015/07/05(Sun) 20:39:51
風祭玲

あらすじ:さんざん迷走したあげくついに着工となったテーマパーク。だが、それは森の樹の危機でもあった。沼ノ端に駆けつける智也は…

智也の世界、その後編です。
樹となった里枝に迫る危機と思いがけない光明。
無事収斂した因果を以て次回。

「この戦い、受けて立つ!」
「おぉっ!」
柵良、夜莉子、健一の3人は意気込み荒く戦いの場へと馳せ参じる。
理性と食欲が激突する接点に向けて。
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Re^2: 樹怨Act4(第拾五話
3558
: 2015/07/05(Sun) 19:15:44
風祭玲

感想ありがとうございます。

樹となって何も言えない里枝と、
何も知らずに樹の元へと向かう智也。
コレまでにも二人のすれ違いはありましたが、
今度はコレまでと違って重くなっています。

この二人を繋ぐ唯一の希望は、
生まれてからすぐに井戸に落とされ、
理を取り込みながら成長していったトモエ。
その生まれ故にこの状況での切り札(ジョーカー)
となりました。

さて次回はついに動き出したテーマパーク計画。
智也は里枝の樹を護る事が出来るのか。
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Re^2: 樹怨Act4(第拾四話:里枝の道
3557
: 2015/07/05(Sun) 19:02:53
風祭玲

地獄の方々も天界の方々も天→地へ向かって流れ下る方については、
アレコレと手を手を施すけれど、
地→天に向かって遡上していく流れについてはノータッチでした。
でも、円環と言うからには巡行・逆行共に等価値でなくてはならない。

樹怨はあくまでも裏方として理の遡上管理一筋で来ましたが、
誰のお陰で日頃の仕事が回っているんだよ。
と言いたくなるのも仕方が無いですね。

ちなみに、健一が呟いた下りですが、
これって右と左の方々が繰り広げている
”議論のポーズをしてみせるサボタージュ”
を皮肉ってもいます。

智也の真実ですが、
見方を変えるとウルトラマンとハヤタのような関係かも。
ただ、こっちは里枝の切羽詰まった事情があったので、
鍵屋さんの試練を受ける羽目になってしまいましたが。

次回はその試練の開幕です。
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Re^2: 樹怨Act4(第拾参話
3556
: 2015/07/05(Sun) 18:36:16
風祭玲

感想ありがとうございます。

里枝が最後になった口だけノッペラボウ。
そういえばキン肉マンに居たな、そんなキャラ。
と書いていて気づきました。

ちなみにこの里枝の姿ですが、
別にモデルにしているキャラがありまして、
鬼太郎に出てくる猛霊ハッサン(漢字忘れた)だったりします。

で、記憶喪失の下りは健一・鍵屋の覚悟の表明、
と言う位置づけでストーリーに加えました。

樹怨の使い魔的な老婆ですが、
緩衝帯的な立ち位置のキャラになってくれたお陰で、
鍵屋との会話がスムーズに運んでくれました。
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Re: 樹怨Act4(第拾五話
3555
: 2015/07/05(Sun) 18:17:35
徒然地蔵

沼ノ端テーマパーク計画は迷走しているようですが、
昼にキッズランド、夜に仮面舞踏会はインパクトがありますね。
ただ夜は大人すぎないことを祈ります(笑)
そして用地買収の裏には黄金の果実探し。
これまでの数々の事象のカケラが散らばってますね。

今日までの記憶を智也の現実とするための試練。
里枝とは気づかずに樹となっている里枝を世話し続け、
そしてところどころで無意識に里枝を感じる智也。
切ないですね。すごく切ないです。
たまに来て草刈りをして帰る描写が印象的です。

切ない反面、このハートフルな時間が
終わってしまうのももったいないなと思ってしまいました。
ビューティフルドリーマーみたいに。

K財団、白蛇堂に黒蛇堂、
どこかしらで見聞きしたようなキャラたちが
二人のゴールをサポートしている感じがまたいいですね。
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Re: 樹怨Act4(第拾四話:里枝の道
3554
: 2015/07/05(Sun) 10:54:54
徒然地蔵

樹怨は自らの働きが忘れられるのが不快で理を乱したのですね。
当たり前のように享受しているものにこそ日々感謝すべし。
そしてその初志にいつも考えを巡らすべし。
樹怨の投じた一石は各界に波紋を広げその存在の認識を呼び起こしました。
健一の指摘は哀愁漂う勤め人あるあるみたいな感じがしてシミジミ。

そして智也の存在についてはまさにちゃぶ台返しでした。
ずっと前に実は死んでましたみたいな。
似姿だけがこの世に残ってましたみたいな。
以前に、樹のほとりに死骸の横たわる描写がありましたが
このことの暗示だったのですね。
悲劇ならここで終わりですけど記憶とともに智也を再生する道があるのは救い。
里枝は試練を乗り越えて智也を再生することができるのか。

無理ゲーな感じもしますが、
昔のファミコンに比べたらなんのその!でしょうか(笑)
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Re: 樹怨Act4(第拾参話
3553
: 2015/07/04(Sat) 16:41:07
徒然地蔵

もー里枝は変身しまくりですね。
パックンフラワーになったかと思えばマンドラゴラ、
そして顔の無い白いのっぺらぼうにまで。
(僕は筋肉マンのブラックホールとペンタゴンを思い出しました。)
さすが神格&彼岸モードといったところでしょうか。

里枝の記憶消失は回復が分かっていてもドキリとしました。
記憶が戻ることで苦難を受けることになるかもしれませんが、
それは感受して乗り越えて貰いましょう。

樹怨の使いの老婆ですがいい味出してます。
達観した傍観者による安定感。柵良や叔父上に通ずるものが。
樹怨登場のときは印籠を出さんばかりの勢いでした(笑)
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樹怨Act4(第拾五話:智也の世界
3552
: 2015/07/02(Thu) 19:36:54
風祭玲

あらすじ:職場の異動により沼ノ端にやってきた智也だが、あるテーマパークのことがきっかけで常に花を付ける樹のことを知る。その樹の元に向かうと…

沼ノ端ホープキングダム…見るからにうさんくさい名前ですが、
この世界は一応鍵屋さんが作った世界ですので、
すべては財団K・総帥の御心のままに、でしょうか。

ちなみに、読まれて気づいた方も居ると思いますが、
この世界、名前を名乗っているのは”智也”だけで、
それ以外の登場人物の名前はありません。
(黒蛇堂ですら、黒蛇堂の”少女”です)
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樹怨Act4(第拾四話:里枝の道
3551
: 2015/06/28(Sun) 22:02:50
風祭玲

あらすじ:鍵屋達の前に姿を見せた樹怨。樹怨に向かって鍵屋はかなえて欲しい要求を3つ行うが、そのうちの一つは里枝にとって試練となるモノだった…

封印されている智也は智也ではあるが、
自分たちがこれまで関わってきていた智也とはイコールではない。

だから封印を解いて目覚めさせても、
智也からすれば夢の話となり、覚醒後すぐに忘却される。

それ故、里枝が樹化しても、
目覚めた智也からすればその謂われは判然とせず、
また樹となった里枝は話しかけることが出来ずに
いつまでもその場に佇む。

11話でサトが言っていた悲劇とはまさにこのことなんですね。

次回と次々回は鍵屋が作った再現世界の中でのお話。
智也は無事里枝を見つけ出すことが出来るでしょうか。

そして、再現世界の中で暗躍する財団Kと
ついに動き出す沼ノ端名物のあの遊園地計画。
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Re^2: 華代ちゃん「幸太郎の稽古」
3550
: 2015/06/28(Sun) 17:26:22
風祭玲

ゆがんだ剣道部の有り様を正した華代ちゃん。
さぁ次はどこに行く。
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Re^2: 樹怨Act4(第拾弐話
3549
: 2015/06/28(Sun) 17:23:10
風祭玲

感想ありがとうございます。

今回の12話は前回の11話とは反対に
里枝が攻勢に出る話となりました。

ただでさえ身体の樹化が進行しているにもかかわらず、
あえて黄泉醜女の中に飛び込んだ里枝。
サトに何もしてあげられなかったその気持ちが
そうさせたのでしょう。

何かと騒ぎを起こす”お騒がせ娘”のトモエ。
しかし、彼女が起こす騒ぎの後には重大事件が。
次は何を引き起こすのでしょうか
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Re^2: 樹怨Act4(第拾参話:樹怨からの使者
3548
: 2015/06/28(Sun) 17:03:13
風祭玲

今回の話はプリキュアで言う
最終決戦前の日常回って所でしょうか。
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Re: 華代ちゃん「幸太郎の稽古」
3545
: 2015/06/28(Sun) 11:05:47
徒然地蔵

ネタの館に以前にそれっぽいネタが投稿されていましたが、
その時の構想を今回をきっかけに形にした感じでしょうか。

華代ちゃんがいればなんでも解決ですね。
男色に染まっていた剣道部は健全になり、
幸太郎は男同士の上下関係の下っ端から解放されました。
お見事、華代ちゃん!
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Re: 樹怨Act4(第拾弐話
3544
: 2015/06/28(Sun) 07:18:18
徒然地蔵

黄泉醜女との対決はなかなかの苦戦でしたね。
鍵屋が術式で一時は有利に展開するものの、
物量に押されて疲弊して行くところは緊迫感がありました。
コンリーノさんのときはそのまま瓦解の方向へ向かいましたが、
やはりメインキャラには起死回生の一手が。

その起死回生の一手ですが、
里枝の化生への回帰を決定づけるもので悲哀を感じました。
黄泉醜女を圧倒的な力で吸収するのは爽快な一方で、
里枝が強烈な毒に塗れてしまった感があります。
化生としての覚醒は遅かれ早かれの問題だったのかもしれませんが、
強烈な力の代償は…という感じです。

途中、里枝が黄泉醜女に自分と同じ存在と言うシーン。
場面と言葉的には、敵に救いを与えつつ倒す感じなのですけど、
同時に化生と化した悲しみがすごくありました。

と、ここまでシリアス展開で来ながら、一気にまさかの和みモード。
健一は鳥達を女装コスプレパワースーツ(?)で軽やかに撃退、
里枝は滑稽さ全開の格好でペインティングまで施されて。
なんか叔父上のしたり顔での解説が聞きたくなりました。
そうは言いながら、トモエの「みんな笑顔になる」の台詞は
わびさびが効いています。

赤木博士の呆れ顔でのモニター観察は懐かしいものがありました。
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Re: 樹怨Act4(第拾参話:樹怨からの使者
3543
: 2015/06/27(Sat) 22:39:06
@wolks

やっぱりコメディ路線だと落ち着く。

杏シリーズも沼ノ端が絡んでからコメディ路線に

ちなみにシーズン2の杏は「女装の似合う完璧なイケメン」というたち位置。そして「性別への執着に打ち勝った英雄」という側面でもなにかやりたい。
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