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[7060] 突然ですいません。 '01/12/19(水) 13:42:39

はじめまして。突然ですが質問があります。
'Wie Feuer und Flamme'(Like Fire and Flames)
という映画をご存じの方いらっしゃいますか?
たぶんUK映画だと思うのですが・・・
知ってるかたいらっしゃったら是非教えて下さい!


Name: はな

[7059] 銀座に集結したなぞの自転車のり '01/12/17(月) 01:46:01

本日フィルムセンターにまいりましたら、入り口前に自転車の群れ。しかも、乗り手はズボンのすそを靴下のなかにいれてニッカボッカーをはいているような、レトロな雰囲気ただよう自転車乗りさんたちなんです。こ、これは? そう、きょうの演目は「トトのイタリア自転車レース」。そして彼らは口々に「もう売り切れなんだって!」「はいれないよ!」といっているのです。うお〜、なんか、来月は似たようなことがロングコートの集団によってくりかえされませんことを!

「ジロ・ディ・イターリア」という、ツール・ド・フランスと並び称される自転車レースを舞台に、恋するトト教授が悪魔に魂を売って(!)まで美女のハートをいとめるべく連戦連勝をかさねる、という高尚なコメディでした。ちゃんとファウストや神曲がベースになっているあたりはさすが? 上品な顔なのになぜかおかしいトト教授もすてきなんですが、トトと珍レースをくりひろげるコッピとバルタリという名選手がめちゃくちゃいい味だしてました。入り口の人たちは彼らの勇士がめあてだったのかな?

BSでいま「黒衣の花嫁」やってます。すでに40で、彼女の肉体としての絶頂期はすぎていたのに(ふけ顔ですし)、雰囲気でイヴニングドレスをきこなし、絶世の美女にみせてしまうんだよね〜、ジャンヌ・モロー。大好きです。そういえば、これとドヌーブの「暗くなるまでこの恋を」はともにトリュフォーでウイリアム・アイリッシュものなのに、DVD化されてないなあ。トリュフォーの犯罪ものって、テンポがよくて好き。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7058] 深夜貴重映像をみていて寝不足 '01/12/16(日) 03:56:24

「かしこまりました」というイタリア映画をみました。メイドさん悲恋もの。身寄りをなくしてメイドさんになって、一件目で若旦那にみそめられて家族からおいだされ、二件目は破産、三件目で猩紅熱にかかり、若旦那を思いながら死んでしまう、というどうしようもなく不幸な物語でした。どうやら、シングルマザーになることもなく、ダラクすることもなく一生をまっとうするには死ぬっきゃないらしい、イタリア的、というか、カトリック的潔癖症的メロドラマ的展開。ほかにいいよる男も、いろいろいるのに、不幸にみずからはまりこむ不器用なヒロインを描く意図はいずこにあるのでしょう(それだけ、美人のシングルマザーがおおいということだったりして)。しかも、若旦那は誠実なんですよ、この映画。彼がやったことは、船に乗るので、海の上で思う恋人がほしいな、といいながらヒロインと一緒に写真を撮ったことくらい。あと、キスを一回か二回。うーん。貧乏が悪い・・・わけでもないし、階級社会・・・が悪いわけでもないし。むしろこの映画はメイドさんの側からみたブルジョア家庭の描き方がおもしろかったです。舞台はジェノヴァなんですが、メイド部屋がきちんとないような家でも、見栄をはって住み込みのメイドさんをやとったりして。それでなくても美人のメイドさんが一つ屋根の下に寝泊まりしているって、スリリングだなあ。あと、いったん身寄りをなくしてしまうと、戻るに戻れない郷里と、いったんでてきてしまった人間には居心地のいい都会の対比とかが、おもしろかったです。

>PINGUINOさん。四人のキャラクター分担って、「ハードデイズナイト」にありましたっけ。「ラットルズ」だったかもしれない・・・。いずれにしても、作品中で四人にわかりやすいキャラクターをあてはめるのが売れる秘訣だよ、と自分でいってしまうしたたかさとシニカルさをもっていた人でした。愛と平和のために日本人妻とパフォーマンスをしていた人よりさめていたような気がする。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7057] 動いているピアースって、初めて見る(NHK-BS放映) '01/12/16(日) 03:54:36

夜の部、玉三郎のお三輪さんはよかったです。身分をかくした貴公子にだまされ、棄てられ、御殿までおってくるもののそこではほかの女との結婚の祝賀がはじまろうとしているところ。御殿の女中たちにいたぶられ、のぞきみることもかなわず、ほかの男から貴公子の出世のためにおまえの生き血が必要だといわれて切り殺される、というとっても哀れな物語。文楽なら人形が演じるから抵抗なくみてしまうのですが、歌舞伎役者がやるとやはり嫉妬の物語なのでなまなましい。そのへんは、玉三郎ならではのあわれさ、いじらしさ、そして嫉妬の怖さがでていてよかったです。ただ男に棄てられたくらいではへこたれないお三輪さんが、御殿女中にバカにされ、許さないぞと振り返るときの視線のこわさ。泣き寝入りするくらいなら門前で狂い死にしてやる、という女の妄執がプライドに根ざしているところが、彼(女)らしいというか・・・。せめて一目会いたいだけだった、と恋の苧環をかかえていう最期がやはりあわれです。

私は女性が男のために破滅するお三輪やジゼルみたいなお話は本質的にあまり好きではありません。椿姫みたいに誤解されたまま身をひく話もやだな。あ、自己犠牲の白鳥の湖もいやだ・・・って、バレエやオペラって、こういうのばかりではありませんか。男殺し翻弄系のマノンやカルメンはすきだけど、こちらもロクな死に方をしないですねえ。それなのに、舞台をみるとジゼルでも感動してしまうのはなんなんでしょう。「男性には、どっかこういう恋愛にくるって墜ちてみたいという願望があるからこういうのが定番になるのかな」と友人。「男性はともかく、女性はどうなんでしょう」と私。「おや、女性だって。男殺しっていうのはこわいんですよ、当人に自覚はないけど、少なからず男に自分も狂わされて成立するんですから」と友人。うーん、やっぱり気持ち悪いとおもうんだけど。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7056] 呆れ新聞 '01/12/14(金) 16:56:06

 愛子、愛子、愛子、愛子……というのはドクター・ジョンの「アイコ・アイコ」(嘘)。めでたいんだか何だか知らないけど、日本人は神格化と権威づけが好きですなあ。

 ジョージ・ハリスン訃報に関して、朝日新聞の論調は目を覆いたくなるものでしたねえ。天声人語は「ジョンは冷笑派、ポールは慎重派、リンゴは愉快派で、ジョージは神秘派」だって。それじゃビートルズ映画の脚本だよ。ミーハーのファンじゃないんだから。「一時代が終わった」なんて感傷的な記事もありましたなあ。ビートルズの時代は70年で終わっていると思ってましたが。どうやら日本では「3大B」とはバッハ、ベートーヴェン、ビートルズを指すらしい。

 ジョージのモンティズとの交流や「タックスマン」などの曲を聴けば、彼こそもっともシニカルなキャラだったと思えるのですが、えてしてマスメディアは大衆に対しての表層しか伝えられないのでしょうか。

 追悼なんてもんじゃありませんが、来月12日(土)にビートルズ関係のライブを西宮で執り行うことになりました。

 第一部 ポール・マッカロニー(私だ)、ピアノ弾き語り(少々マカロニサントラ有り)
 第二部 急増バンド「四人はアイドル」によるビートルズ・ロケンロール大会

 お暇なら来てよね。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[7055] 伊福部のテーマにあわせて怪獣が雪山から飛び出してきそうな東宝映画 '01/12/14(金) 01:39:21

「銀嶺の果て」をBSでやっておりました。黒澤明が脚本や助監督で参加している作品のなかでも、放映されるのがめずらしい一本。文芸座で見逃して以来、これまでなかなかみる機会がなかったのですが、今回はじめてみることができました。銀行強盗の追跡というサスペンスタッチでスタイリッシュにはじまったのに、どうして最後は雪山人間賛歌におわってしまうの〜? 暴走る黒澤脚本の真骨頂。なぜ黒澤がひとりでかいた脚本はこうも迷走するのでしょう。なかばあきれつつ、楽しんでみてしまいました。

監督は谷口千吉、主演は志村喬です。ピチピチの三船敏郎がけっこういい役ででているのですが、「酔いどれ天使」でブレイクする前なのでなんと志村喬と争って谷底に落ちてしまうという役どころ。う〜、はいあがってきてちょうだい。

銀行強盗を犯した男たちが雪山を舞台にくりひろげる逃避行を活劇タッチで描いたアクション巨編・・・だと思っていたら、素朴な少女のせいで里心がついたり、いきなりケンタッキーの我が家がながれてきたりして。なんか、大自然のなかでいとも簡単に悪党が人間性をとりもどしてまっとうにいきなおす展開になるあたり、黒澤っぽいのです。

きょうは「ジャコ万と鉄」。このBSシリーズは「谷口千吉特集」「三船初期作品集」「黒澤明脚本特集」「伊福部昭テーマ傑作選」のどれなんだっ。しかし歌ったり踊ったり、はては眼光するどくなぜか下帯すがたで闊歩する三船って、昭和二十年代においても、あきらかに日本人ばなれしています。ああ、でも、いずれにしても女っ気が・・・。少女はでてくるのですけれどもね。

年末で毎日残業を十一時くらいまでやっていると、帰宅してからもなんか頭がフル稼働しちゃって。眠れないから映画とかみたくなってしまうのです。ちょうど深夜やっている映画をみてしまったりして。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7054] 加速するものがたり '01/12/11(火) 02:22:24

寒いです〜。風邪をひかないようにしないといけませんねえ。先週末は師走の国立劇場に「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」をみにまいりました。幸四郎・染五郎・梅玉というキャストになにも新しいものを期待していなかったのに、最後は背筋をのばしてみてしまいました。半世紀ぶりに通しで上演されている今月の舞台はすばらしいです。この「三人吉三」というドラマの中心軸は、振り袖を着た盗賊美少年お嬢吉三の倒錯性にではなく、親の罪によってめぐりはじめた因果の連鎖をたちきろうとしてあがく和尚吉三の人間性にウエイトをおいてこそ、完成度の高い舞台になるのだと、本日合点がいきました。

ふだん、音羽屋の華麗なお嬢をみなれているので、美しいピカレスクロマンとして捕らえてしまいがちな本作品です。しかし、今回、お嬢が不慣れな染五郎丈だったので、よくもわるくも芝居から突出することがなく、幸四郎演じる和尚のドラマが際立ったというけがの功名。ういういしいお嬢が、お坊吉三とかもしだすあやしげな雰囲気もさらりとしていてマルでした。三人以外の因果ばなしにからむ他のキャラクターもふだん日があたらないような配役の方々が誠実に演じていて好感がもてました。そのへんがしっかりしているからこそ、大詰め、火の見櫓の場、互いに互いの仇敵となりながら友情に殉じていく幕切れが壮絶で、おもわず涙腺がゆるみそうに・・・。音羽屋のお嬢に成田屋のお坊、幸四郎の和尚が当代随一だと思うのですが、そうすると、互いが華をきそいすぎて、大川端の場面だけやるぶんにはいいのですが、通しとしてはバランスがとれなくなるってこと、あるんですね。そもそも、通しでみるとお嬢の出番って、すごくすくない。作者黙阿弥の意図って、あまり全面におしだされていないのですね。

>かつさん。『最終兵器彼女』、おもしろいですよね。私は二巻の表紙を壁紙にかざっています。「彼女が最終兵器だったらこまるじゃないか」。でもせめて「恋はしていこう」。これって、人類はいかにして生きるべきかとか、人類はみんな幸福になるべきなんだとか、そういう究極の理想論と対にある極私的世界で。でも、人間は戦争をやめてみんな幸せにならなくっちゃ、なんて、そういうことを憂いなくいったりできるとすれば、それはそうとうに幸福なこどもか悪知恵にたけたおとなだけでしょう。ふつうのひとは恋したり、せめてみのまわりの人を大切にすることくらいしかできない。それすらも、難しいのに。君を一生大切にするとか、守るとか、あとさきかえりみずいうことのうそくささより、「そのときはぼくが君を殺す」という設定にもっていくひたむきさがきもちいいです。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7053] 自己批判と総括 '01/12/08(土) 21:23:00

『光の雨』を観てきました。長谷川和彦を出し抜いてまでして撮りたかった連合赤軍ってこんなものですか?直接「こうだ!」という作り方をせず、劇中劇という手法を用いたのは自分が30年前活動に参加しないで麻雀をしてたことへのうしろめたさからですか?それじゃあ「革命がしたかった」っていわれてもなんの説得力もないんですけど。しかもエンドクレジットにかぶるナレーションは立松和平で、しかも「あの子たちも根はいい子だった」とか言わせてるのって、(本気なのをわかったうえであえて聞くけど)ギャグのつもりですか?ぜんぜん笑えません。バッカじゃないの。この映画の監督みたいなのがいるからあの世代の人達みんなが「全共闘世代」とかに括られちゃってバカにされたり煙たがられたりするんです。迷惑なので今後召集されるであろう長谷川組にはいっさい関わらないで欲しいのですが、裕木奈江、高橋かおり、山本太郎の映画における正しい使い方を知っているというのはさすがだと思いました。

>最終兵器彼女
買いました。一気に読みました。面白い。確かにものすごく面白い。でもでもでも。6巻を読み終わった瞬間に思ったのは「7巻は本当に必要なのか?」ということ。ああ、あのあとどうするつもりなんだ高橋しん。。期待と不安半々で発売日を待ちたいと思います。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[7052] イタリアのヌーベルバーグ '01/12/07(金) 02:41:10

アントニオーニの「ある愛の記録」がおもしろかった! とお昼を食べにあそびにきた友人にいったら、アントニオーニはやっぱりヌーベルバーグだよね〜、という話題でもりあがりました。そうなのよ〜、おなじイタリアでもフェリーニとはぜんぜんちがうのよね。

「ある愛の記録」は舞台がミラノなのですが、60年代当時のブルジョアは、まだ市街のまんなかにすんでいたというのがよくわかります(いまは、ちょっと町はずれの塀付きの邸宅にすんでいる)。いまはアパレル街になっている、某通りあたりがそうだったと思われます。あのころは、まだ地区ごとの住み分けができていて、地域全体が守られている場所っていうのが、歴然としてあったのでしょうね。でも、観光客が軒下を闊歩するようになってしまうと、やはりまんなかは住みにくい。

フォーマルの下はジーンズをはいて、それがイキだ、というのは、やはりフォーマルな社会があってこそ。みんながそんなかっこうをしはじめてしまうと、やっぱりはじめにやっていた人たちはしらけてしまうでしょう。最近でいえば、エルメスの布製バッグの流行なんかがそれでしょうか。60年代のイタリア映画をみていると、そのへんのうつりかわりがよくわかっておもしろいです。大衆化って、たしかにこのへんからはじまったのね。この映画でいうと、美しいブルジョア夫人であるヒロインがきているモード服と、貧しいマヌカン娘がきている服がおなじだったりする。貧しいマヌカン娘も、美貌はヒロインにまけないし、金持ちの旦那がいい服を買ってあげるから、見た目おんなじになっちゃう。もちろん、中身はおなじ人間なわけで、とりわけ恋人の前では薄着なので、ヒロインは着ている服にたいして非常に無頓着だったりする。彼女が幸せそうにしているときは下着すがたのときで、彼女がラスト近くで自己の保身にまわって恋人を責めるときは、イブニングドレスの豪華な衣装をみにまとっている。衣装が虚飾だと、必ずしもそうはおもわないけれど、まあ、わかりやすいですわね。しかし、ラストのヒロインがきれいなんです〜。このきれいな映像を、人間としての醜さをもっともさらけ出してしまった瞬間にぶつけてくるあたりがヌーベルバーグなゆえんでしょうか。

>かつさん。「嵐が丘」>ははは、チケット、もう買ってしまいました。はじめヒースクリフは謹慎している彼がオファーされていたんですって? それもみたかったけど。
「最終兵器彼女」>ええっと、この作品のことを書いたのはまったくもってゆうべがはじめてです。じつは、私もあのフワフワしたかわゆい絵に危機感をいだいていた一人で、ながいこと誤解していました。青年誌に連載されていたので、あのかわいい絵でセックス描写とかがなまなましいとすごくイヤだな(キッチリ描いているのはだいじょうぶなんですが、まんがの赤裸々系やデフォルメ系は苦手)、とよまず嫌いしていたのも一つの原因でした。いやあ、杞憂、杞憂。これ、すごくいいですよ。基本は高校生純愛メロドラマなんですけど(しかも舞台が北海道、おもなキャラクターは方言ではなします)、設定は近未来戦争もので、自衛隊もきっちり描けていますし、かなりハードな展開です。かわいいヒロインが大量殺戮兵器である、という設定だけがファンタジーSF風で、あとのいっさいがリアルな日常生活の描写についやされているだけに、その日常の崩壊が描かれる場面はかな〜りずしんときますよ。最終巻がでるまえに、一気に読んでうちのめされようとおもってます。でも、なんといっても最終兵器のちせちゃんがかわいいんだわ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7051] Heathcliff, it's me, Cathy come home '01/12/06(木) 22:56:03

最近は原田知世のベストと『指輪』サントラ(エンヤの正しい使い方はこうなんだということをわれわれ日本人に示してくれているかのようです)と松たか子のベストをとっかえひっかえ聴いています。なので来月新橋演舞場での『嵐が丘』は僕もなにげに楽しみにしています。こういうときは松竹に知り合いがいてよかったなぁと思います(←現金なやつ)。『明るいほうへ 明るいほうへ』も観ました。彼女のキャラクターを活かした前向きなみすゞ、良かったと思います。これと映画版とどちらが好きか?と聞かれれば間違いなく映画版なのですが。

「最終兵器彼女」、まえに面白いといっていたのはみいちゃんでしたっけ。その書き込みを読んだあとすぐに本屋さんで手にとってみたんですが表紙がものすごく萌え萌え(いまさらこの言葉を使うとかなり恥ずかしい…)なやつだったのでそれだけでひいてしまいそのまま読んでません。すみません。勝手に『フィフス・エレメント』っぽい(あくまで「っぽい」です)設定の純愛物なのかなぁなんて思っているのですがたぶん違いますね。北海道が舞台っていうのもかなり惹かれるのですが、別の作品でそれで前に痛い目に遭っているからなあ。。。

>二版
うちは「賢者の石」と「秘密の部屋」が十九版、「アズカバンの囚人」が七十二版です。あの分厚い「炎の盃」の日本語訳はちゃんと一巻で出るのだろうか。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[7050] 戦後、といっても半世紀も昔の話になった、でも・・・ '01/12/06(木) 02:12:21

ラマダンにはいっても空爆はやまず、待降節にはいってもテロはおさまるどころか悪化するばかり。それにくらべればかなり日本は平和です。仕事をお願いしていた人がなかなか作業を終えて下さらないので、どうしたのかとたずねてみましたら、ベネツィアで開催中のバルテュス展に急遽いくことにしたので、準備にいそがしくって、とのこと。ううう、うらやましすぎ。

ウイルスメールはあいかわらず猛威をふるっているみたい(私のところはひとまずおさまりました)。それと、「ワン切り」とかいう、一回だけコールして切っておいて着信履歴にかけさせ、ダイヤルQ2に誘導して10万円くらいをふんだくる、というものが社会問題になっているようで。ああ、つぎからつぎと。私の友人のところにも、怪しげなヴィデオの宣伝メールがしきりとiモードにはいってくるらしいです。ヴィデオがどうの、DVDがどうの、っていう文面なんで、はじめ私からだと思っていたらしい・・・。

イタリア映画大回顧、「慈悲なき世界」をみました。女性が転落するおはなし、ということくらいしかわからないので、てっきり大時代な作品かと思ってみにいったら、これは戦後混乱期を描いた作品でした。戦後の貧しさのなかで、アメリカ人兵士相手に娼婦になってしまう女の子のものがたり。うーん、やっぱりイタリアにも「パンパンガール」っていたんですね。闇市の世界のはなしなので、なんかイタリア映画をみた、というより、今村昌平の映画でもみたみたいなかんじ。闇市をしきるボスが性的に欠陥があるがゆえに、ヒロインを好きだけれど支配しきれず、それでも手元においておくため、生かさず殺さず、身をおとさせる、という設定がなかなか濃かったですけれども。彼女を心底すきになってしまった黒人アメリカ兵が、彼女に足を洗わせるために物資を横領して逮捕されたり、とか、アメリカ兵も立場が弱いところをみせるのが面白かったです。脚本にフェリーニが参加してました。

ぜんぜん関係ないですが、「最終兵器彼女」の最終巻がまちどおしいです。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7049] While My Guitar Gently Weeps '01/12/05(水) 02:34:23

アップルのホームページがジョージ・ハリソンのモノクロ写真をトップにはりつけて喪に服しているのをみて、なんだかしんみりしてきてしまいました。「ワンダーウォール不思議な壁」でも見ちゃおうかな? 一般にはハリソンが映画製作をしていたことは、音楽からの離脱=ビートルズという巨大な亡霊からの逃避とみなされているのでしょうか。まあ、彼が携わった映画は、コテコテのブラックユーモア映画ばかりで、英国以外でビッグヒットをとばす要素の少ないものが多かったです。でも、それこそが実に英国的で、はまるとじつにおいしい作品ばかり。モンティパイソンズとビートルズのギター。スタンダードでありながら、ねじくれているところがどこか似ている。

イタリア映画大回顧、身を削るようにして通いはじめました。本日は「ある愛の記録」。ううう、やはり抜群におもしろいです、アントニオーニ。実業家の若い妻に恋する「テオレマ親父」こと、マッシモ・ジロッティが嫉妬に身を焦がして女にいいよるとき、二人は吹き抜けの螺旋階段を移動していく途中で。不安定な二人の関係を象徴するように階段の上下の位置をたくみに使う。処女作からこれをやっているんですね。舞台がミラノなので、スカラ座にたむろっているブルジョアな方々が、街なかにあるどのような邸宅からどこをどう歩いてくるのかわかって、すごくおもしろかったです(高級車を行動半径をひろげるために自分で運転するのね)。それに衣装。ヴォーグのモデルが着ているような服を、なんと人目を忍んでするはずの密会に着ていってしまうチグハグさ。めだつってば☆ 男が一緒に逃げよう、といっても、毛皮にくるまった美しい女は「安宿なんて、いやなの」といって泣く。これ、ワガママなだけじゃないんでしょうね。環境が違うのだから。そして、抱かれたあと、身支度をしながら「服を着るのがこんなに悲しいなんて」といって泣く(服といっても、ふつうの服じゃない)。なんか、すごくせつないけど、すごく贅沢なことをいっているわけで、そのへんに男が気づくと、なんか惨めになってくるっていうあたり、ちゃんと恋愛に階級がはいってくるのね。アントニオーニはブルジョア女を脱がせるのがうまいなあ。

>でしゃんさん。Fグループ>北海道がサルディニア島の再現になるのでしょうか。フーリガン対策は北海道に集中? なんかたいへんそうだけど、試合はおもしろくなりそうです!

>Cheekyさん。腕が弧を描く>「円月殺法」(眠狂四郎のです)みたいになりますよね。ああ、シルヴィ姫、トータルで30分弱ではとても私の情熱は燃焼しきれませんっ。

>サイレンスさん。70年代って、サウンドトラックがラジオからポップスとして流れていた時代だったんですね(いまとちがって、歌ものでないものが多いのに)。しかし、サイレンスさん、人って、変わらないものですねっ。
マカロニDVD>夢がかなってしまうと、なんだかその意味するところがよくわからなくなってきますが、これは大変なことです。あとは買って見るだけなんて!

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7048] 『ハリー・ポッタクリ 今なら可愛いフクロウのぬいぐるみも付いて、賢者の石がたったの9,800円』 '01/12/04(火) 12:53:00

あ゛〜 人生が1970年代で停滞しているなあ。HNを“猿のこしかけ椅子”に変更してみようかな? (意味不明)。たまには、どるびーさらうんどの映画も観てみたいよお。夏以降観た映画でいちばん新しいのが、『荒野の処刑』(1975年製作)なんだよお。

1972年の秋だったと思いますが、中学2年の私は友人のK君を誘い、裏山に登ってみたのです。その晩はジャコビニ流星雨が観測出来ると言うので、深夜から明け方にかけてねばってみたのでした。曇天で何も見えなかったんだけどね。
深夜を過ぎて、同じ様な中学生が数人、やはり登ってきたのです。そこは鷹取山と言ってロック・クライミングの練習に使われる、天体観測にはもってこいの場所だったんですね。後から来た連中はラジカセまで持ってきて、正直うざったいなあ…と煙たがっていたのですが、ラジカセから流れて来たメロディに私は心底驚きました〜。

それはTV放送から録音したと思われる、音の割れた『殺しが静かにやって来る』だったんですなあ。まさか裏山の頂上で平日の深夜、モリコーネを聞くとは思いもよりませんでした。滅多に他人に話しかけた事の無い自閉症気味の私でしたが、思い切って聞きました。「そ、そ、それって、マカロニウェスタンですよね?」
後はもう夜明けまで夢中のマカロニ談義。彼は同じ中学の一つ上の先輩で、その日を境にマカロニ友達となったのでございます。ダビングを繰り返して現代音楽の様に聞こえるマカロニのサントラ・テープをたくさん頂きましたよ。

こないだ、しし座流星群を観測しようと、天王洲のボード・ウォークに深夜寝っ転がっていたら、30年前の記憶が蘇りました。
あれ? 当時も今も、まったく同じ事をやっているではありませんか。マカロニで夜明かしし、会社(当時は学校)に遅刻するのまで同じかも。

ちょっと宣伝をさせて頂きますが、来春2月よりSPOさんから20作品ものマカロニウェスタンが発売されるんですよ。今なら肉骨粉もおまけに付いて…(嘘)。

http://www.spo-k2.co.jp/title/macaroni2002/

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[7047] 女神降臨 '01/12/03(月) 23:27:40

昨日ははるばるギエムのボレロを見に行ってまいりました。
地方公演ゆえ、表情や指先の動きまで鮮明に見て取れるいい席が取れたんですよ〜。
ギエムの腕が弧を描くと、その残像が目に残るような不思議な感覚に襲われます。
周りを取り囲んで微動だにしない男性ダンサーたちや、それを見ている観客を
幻惑し、挑発し、引き込まずにはいられない圧倒的な求心力。
「ラシーヌ・キュービック」ではタイトにまとめていた髪を解きほぐして、
激しい動きにあわせて奔流のように乱れるさまは、古代の巫女を思わせます。
クレシェンドの頂点で迎える終止符というのも強烈で、しばらく頭がぼーっと
痺れたようでした。今までビデオ映像では目にしたことがあったものの、やはり生の
舞台で迫ってくる熱の照り返しは相当のもので、素晴らしい体験でした。
今回のバレエもそうですが、みいちゃんやみなさんにお勧めいただいて
興味を持ちはじめた分野の多いこと。そしてそれぞれに深いところで連携していて
楽しみも広がっていくような気がして。改めて感謝!です。

Name: Cheeky  Mail: britannia@cool.ne.jp

[7046] F組 '01/12/03(月) 19:30:46

 しかし、イングランドのグループ、というかアルゼンチンのグループ。なんという・・・。ところで、スウェーデンの反応はいかに?
 一方、我が国は、早くも決勝トーナメント進出の文字が踊るという事態。ジャマイカには勝てる、もしかしたらクロアチアにも引き分けどころか勝てる、などと浮かれてたのはいつの日か。

 ROGER WATERS来日公演チケット、超楽勝ゲット。思ったほど人気無いのか。ま、座席良ければ嬉しいということで。

 ウイルスには超無頓着だったりします。Mac使いゆえか。

 DVDプレーヤーをようやくオーディオ・システムに組み入れて(それまではTVから音出してたもので)、その世界を堪能してます。音楽モノばかりですがね。

Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[7045] 待降節にウイルス猛威 '01/12/03(月) 03:09:57

入手して起動させたとたんに一音も発せずオシャカになっていた某社のMP3プレーヤーがサポートセンター経由で復活。デフォルトの段階で壊れるようなもの(ひいい、ウイルスよりすごい)ならリストアのしかたくらい先に公開したほうがいいんじゃないかと素人目にも思うのですが・・・。恥ずかしいのかしらん。でもなんか・・・らしいんだなあ。プロダクツとしては失格なんじゃないかと思いつつ、ピックアップがはやかったのでゆるしてあげましょう。はい、ウイルスとことなる生態系に属している、アップル社の製品です。音がでたら、なかなかういヤツです。

ウイルス、はやってますね〜。メールボックスが「Re:」の嵐ですよ〜。ま、しらない方のキチンとした名前でおくられてくるのがミソで、ネット社会とのかわった接点だとでも思うしかないんでしょう。しかし、IEのキャッシュからまでアドレスをひろって送ってくるとは、おどろきました。WinでIEをお使いの方はサービスパック2をダウンロードしましょう。マイクロソフトのHPからダウンロードできます。
Outlookのメール自動取得&閲覧の設定を手動に。私はさらにブラウザメールで用心してます(マックなんですけど)。

ぜんぜん話題が変わって当月の歌舞伎座。玉三郎丈が光源氏、勘九郎が末摘花というお芝居をみてしまいました。末摘花が光の君をまちわびるくだりのテンポがのんびりすぎてイマイチなかんじもしましたが、初日なのでしかたないかな。玉三郎の光の君はひややかな雰囲気がよかったです。人から愛されることに慣れている光君というふぜいがなんとも。誠実でないとか、多情だとかいうのではなく、あまやかされていて、そのなかでそれなりに本気だ、というキャラクターはいいですね。

松竹は、松たか子嬢新橋演舞場座長公演の大成功の第二弾、ということで、なんと今度は「嵐が丘」を用意してきました。ひえええ、ヒースクリフ、キャシーよおお。赤毛芝居になるのか、新派風になるのか、はたまた新感覚なアイドルものになるのか、まったくもって未知数なので、時間があったらみてみようと思います。

>ぴんぐいのさん。ジョージ・ハリソンといえばハンドメイドフィルム。モンティパイソンズとも因縁浅からぬ彼の死は、あとからじわっときいてくるかんじがします。だって、若いんだもの。でも、夏目漱石は49歳で死んだんだなあ。

死ぬことには人並みにせつなさを感じるのに、生誕すること(まえむきな生殖ってやつ?)に苦々しさしか感じない私は、それなりに不快な週末をむかえそうだったのですが、「ほおお、内親王ですか」という世の中のひややかな態度になんだかほっとしました。世の中なんて所詮そんなもんだと。かなしいような、せつないような、としのくれ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7044] さよなら、ジョージ '01/12/01(土) 03:01:25

 すごく辛いです。ジョージ・ハリスン死去。ガンというのがね。高校生時代のジョン暗殺と感情違います。トシ取ったせいかな。

 これまでビートルズの中で、個人的にはジョンが抜群の存在だったわけですが、彼の死去のせいで、「オールド・ブラウン・シュー」とか「タックスマン」とか、聞いちゃいましたよ。独特のリズム感は世界に影響を与えたと思います。

 ジョージのプレイといえば、ジョンの「イマジン」に収録されている「How do you sleep」のスライドギターは最高の出来だと思います。ちょうどポールの新譜「ドライヴィング・レイン」聴いて「何じゃ、これは? 40年間、同じ瓶のソース使っている食堂か?」と呆れていたところでした。ポールはともかく、ジョージのスライドには後継者が出てほしい。ビートルの半分が鬼籍に入った中、思うところ大です。

Name: ぴんぐいの  Mail: pinguino@anc.ne.jp

[7043] 単純で古典的な物語 '01/11/27(火) 01:32:31

iBook用にと思い、専用おもちゃを買い求めたのですが、デフォルトの段階でどっかーん! いきなりうんともすんともいわないものに成り果てました。ええ、それがいまCMで宣伝しているヤツですってば。つないだとたんに一音も発せずに壊れるとは、噂にはきいていたけれど、なんて劇的なんでしょう、Macって。ま、もう送り返したからいいけど。でも、きょうきちんと作動している友人のおもちゃをみたら、かなしかった・・・。新品が再送されるのがはやいか、私の風邪がなおるのがはやいかってとこです。うるうる。

>かつさん。う、うまのあたま。「ブリキの太鼓」のうなぎとともに、二大どうぶつあたまショックシーンとして私の記憶のなかにのこっています。
ペイネ・愛の世界旅行>恵比寿にできた「モリコーネ」という名のバールでは「海の上のピアニスト」ばかり延々とかかっていましたが、いまなら「ペイネ」がかかっているのかしらん。友人と「モリコーネ・サラダ」という謎のメニューにチャレンジしてみましたが、ごくふつうのミックス・サラダのようにみえました。
ハリー・ポッター>私のポッター本は二版です。いまや日本版は何版までいったやら。なんとなくあの活字のくみかたとか、総ルビなんかになじめなくて、まだ読んでいないのです。岩波の児童書のような装幀だったら、きっともっとはやく取り組んでいたでしょうに。でも、この本で読書にめざめた子どもたちは、この本の装幀なんかがベーシックなものになるのでしょうね。
ハリー・ポッター・レゴ>ちょっとはまってしまいそう。スター・ウォーズ・レゴにはまってしまった前歴があります。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[7042] でも見に行きます '01/11/25(日) 22:25:13

ニーノ・ロータといえばゴッドファーザーのテーマ曲。この三連休、夜中に中原街道あたりからよく聞こえてました。あのクラクションに著作権料は発生していないのかな?

それがきっかけというわけではないですがゴッドファーザーDVDを購入しました。やはり面白いです、JとK。Lもなんだかんだ言われてたけどやはりしっかりとゴッドファーザーしてるのですね。諸悪の根源とまでいわれたソフィア・コッポラも今やサブカルクイーンですし。特典映像も面白かったです。ジェームス・カーンがパラマウントの要求でマイケル役のスクリーンテストを受ける場面は笑えますよ、深みがまるで無くて。彼はソニーを演じるために生まれてきたんだということを実感。マーティン・シーンがマイケルのテストを受けているところもあって、「ああこのひとは役者として脂ののった時期をずっと【誰かの代り】の立場で過ごしちゃったんだなぁ」というのがわかり涙が出そうになりました(うそ)。マイケルとケイの関係がコッポラと彼の奥さんの関係を色濃く反映している、というのも興味深かったです(イタリア系大家族の中のWASP女性っていうところ)。あ、あと有名なベッドに馬の頭のシーンは本物(しかも撮影の熱で腐りかけ)だそうです。クレジットに「この映画を製作するにあたって我々はいかなる動物も虐待していません」って文がなかったはずだ。

それからモリコーネによる超美麗なテーマ曲に誘われて『ペイネ・愛の世界旅行』も観ました。僕はこれって来月パトリス・シェローの『インティマシー』が公開になるまでの繋ぎだと思ってたんですが結構人気あるのですね。お客さんも結構入ってて(シネマ1での上映)、愛のメッセージカード(照)とかも売れまくっていました。お話はイエローサブマリンなテーマをアイズワイドシャットなラストでしめるといういかにも70年代なものでした。英語吹き替えでなければもうちょっと良かったかも(声優がヘタすぎ…/涙)

>ハリーポッター
ここにもすっかりハマッてるおとながおります。前売りのおまけストラップ全種をジャラジャラさせたりLEGOをそろえるのは当然として、メガネもハリーくん風なのを新調いたしました(バカ)。がしかし、乱視があまりにきついためにレンズが特殊加工になるってことで出来上がりは再来週…つまり封切りに間に合わないというマヌケな状況に陥ってしまいました(さらにバカ)。せっかく指定席を確保したのに。。ただジョン・ウィリアムスのスコアだけは無難すぎていかがなものかと思いますが。

ところで、いまパルコでやっているフレディの写真展、行かれた方はいますでしょうか?僕はこの企画に胡散臭さを感じるのです。しかもその胡散臭さを「入場料はエイズ研究に寄付します」ということで誤魔化そうとしているのが嫌です。これに反対意見を述べるような奴は人間性のかけらもなくてクイーンのファンを名乗ることも許されないってことですか?この企画を考えた人はきっとそのうちマーク・ボラン展を「交通事故防止キャンペーンの一環」として開催したり、カート・コバーン展を「ライフル所持規制」を考えてもらうために開催したりするんでしょうねえ。はぁ。
あとラジオ局にも一言。24日の日、やたらとボヘミアン・ラプソディをかけていたけど僕が聴いていた範囲では最初から最後までフルで聴かせてくれたところがなかったのはどういうこと?"Anyway the wind blows"という最後の一節はどーでもいいってことですか?そんなにCM時間が大事ならDJのフレディについてのしゃべり(というか原稿とか資料そのままなんだろうけど)を短くするか別の短い曲をかけりゃいいじゃん。まったく。ああいう人たちにはインターFMで「自分にとってクイーンとは、フレディとはどういうものなのか」ということを短く、的確に、それでいて心のこもった素晴らしいコメントをつけて"I was born to love you"をかけた矢口清治氏の爪の垢を煎じて飲んでいただきたいです。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[7041] さわやかな三連休です '01/11/25(日) 01:37:48

きのうはよいお天気で、さわやかな日差しのなか、横浜元町を散歩しました。県民ホールでシルヴィのボレロをみおさめて、ああ、ことしもよいとしだったと・・・総括するにはまだはやいですね。まだまだ一ヶ月、年末進行でいそがしいのでした。ううう。

シルヴィがおわってほっとしたとたん、風邪をひきまして、きょうは一日ぐーたらしていました。おかげでだいぶよくなってきたかな? 風邪は寝ないとなおらないですね、ほんと。

今年はイギリス映画でこれぞっていうのが少なかった気がします。だけど、クリスマスに超弩級の「ハリー・ポッター」が公開されるのですね。これはイギリス映画ではなくて、イギリスロケ映画というべきなのかな? でも、豪華な先生役俳優陣をみるのが楽しみです。元町のアニエスbの店先に、ハリー・ポッターのロゴ入りマフラーを発見。うーん、こんなところにまで。

>PINGUINOさん。おもしろかったですよお、「山猫」。アラン・ドロンの友人役がジェンマとテレンス・ヒル。ジェンマが笑えばテレンス・ヒルも笑います。ジェンマが歌をうたい、テレンス・ヒルは詩の朗読をしながらバート・ランカスターの娘をくどきます。クラウディア・カルディナーレとバート・ランカスターが踊るパーティ会場では、ルー・カステルとトーマス・ミリアンが会場の食事をむしゃむしゃやっている、とのうわさあり(今回も未確認でした)。でも、音楽はニーノ・ロータだから、決闘シーンはないの。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

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