ジョージのプレイといえば、ジョンの「イマジン」に収録されている「How do you sleep」のスライドギターは最高の出来だと思います。ちょうどポールの新譜「ドライヴィング・レイン」聴いて「何じゃ、これは? 40年間、同じ瓶のソース使っている食堂か?」と呆れていたところでした。ポールはともかく、ジョージのスライドには後継者が出てほしい。ビートルの半分が鬼籍に入った中、思うところ大です。
ところで、いまパルコでやっているフレディの写真展、行かれた方はいますでしょうか?僕はこの企画に胡散臭さを感じるのです。しかもその胡散臭さを「入場料はエイズ研究に寄付します」ということで誤魔化そうとしているのが嫌です。これに反対意見を述べるような奴は人間性のかけらもなくてクイーンのファンを名乗ることも許されないってことですか?この企画を考えた人はきっとそのうちマーク・ボラン展を「交通事故防止キャンペーンの一環」として開催したり、カート・コバーン展を「ライフル所持規制」を考えてもらうために開催したりするんでしょうねえ。はぁ。
あとラジオ局にも一言。24日の日、やたらとボヘミアン・ラプソディをかけていたけど僕が聴いていた範囲では最初から最後までフルで聴かせてくれたところがなかったのはどういうこと?"Anyway the wind blows"という最後の一節はどーでもいいってことですか?そんなにCM時間が大事ならDJのフレディについてのしゃべり(というか原稿とか資料そのままなんだろうけど)を短くするか別の短い曲をかけりゃいいじゃん。まったく。ああいう人たちにはインターFMで「自分にとってクイーンとは、フレディとはどういうものなのか」ということを短く、的確に、それでいて心のこもった素晴らしいコメントをつけて"I was born to love you"をかけた矢口清治氏の爪の垢を煎じて飲んでいただきたいです。