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[6760] 「はじめては無理やりでした」の悲しい割合 2001/06/12(火) 23:25:44

こんばんは。「映画で性欲は満たせるか?」というお題のもと『LIES/嘘』を観てきました。主役の女の子がポスターの印象とは違って元SPEEDのhiroちゃん似の顔立ち+超スレンダーボディだったんでシートにじっと座ってるだけってのは辛抱たまらんかったんだけど(おい)、フィルム撮りの物語の途中にビデオ撮りの出演者インタビューが必然性なく挿入されることで流れがブツッブツッと分断されるのとナレーションの多さが非常に鬱陶しかったです。あと大々的に「発禁小説の映画化!」「R-18」を謳っておきながらハードコアでないのも拍子抜け。だいたい顔の位置が違いすぎ。そこって腿じゃん!おへそじゃん!とかそんなに長くないだろうとかいちいちつっこんじゃいました。男が自分にとってのサディズムとは?っていうのを語るところとか、フランス書院の官能小説でしか味わえないと思っていた間接スカトロの描写などにはグッとくるんですが、やっぱり『愛のコリーダ』を観てしまったあとでは物足りない。最後に優位に立つのは女、っていうのはぜんぜん構わないんですがありがちな展開でもあるので独自な解釈を織り込んでくれないと納得いかないかな。それでも『郵便屋』よりもこちらの方が好きなのはやっぱりあっけらかんとおおらかに快楽を愉しむというよりも、気持ちいいんだけどなんかこう耐えちゃったり我慢しちゃったり後ろめたかったり思いきれなかったりってゆうのが僕のテイストだからなのでしょう、きっと。

>Mayさん
いきなりですが"Substitute - The Songs Of The Who"はお聴きになりました?僕はあまりに順当な参加メンバーが当たり前のようにカッコ良くやっているところが物足りなくて、これを聴くんだったらオリジナルを聴くよって思っちゃってるんですが…
ポール・ウェラーの来日公演は弾き語りみたいですね。ちょっと観たいかも。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6759] ポール・ウェラーも狂ってのにお金が無い(←変換ママ) 2001/06/11(月) 14:46:00

わたしも旅行は行く前にあれこれ考えているときが一番楽しくてスキ。着いたときから、一日一日と減っていくのがツライのです。帰るときに「あそこもいけなかったしなになにも食べられなかった!」と悔やみ、「もう一回来よう」と誓う。
そうして、世界は「一度も行ったことがないため訪れたいところ」と「一回(以上)行ったけどまた行かなければならないところ」に二極化し、時間とお金だけはないという悪循環が生まれる…

>みいちゃん
>雲の素性(←黒澤マクベスがいきなり理科系研究報告かスパイ小説…)
があ〜〜ん。いたい、じゃない、みたい(泣)。首に矢が〜!思い切った説明を加えてみせる解釈てのは下手すると「勝手な!」となりがちですが、今まで意外に(確かに意外な感じ)なされていないはっきりとした理由付けは面白いですね。そのことで新しい感情が見えてくるというのは…うわやっぱ見たい。
>テルミン
わたしはこれを盲学校に持って行って、生徒達に教える…っつー映像で知りました。テルミンはなにしろ楽器に手を触れないで演奏する、というものですからねえ。上達のスピードが早く、独特の音の鳴らし方ができる、ということにテルミン奏者の方が驚いていたのが印象的でした。でも楽器自体がもうあまり無いので、機会を与えられないとかで。

>ローマさん
がサムデリ、たけうちさんがばらの騎士でアタシはリゴレット。迷…じゃない、MoviespottingメンバーでMET制覇してますがな〜(イタリア年なのに…)。
でもそれじゃわたしが一番イマイチだったってことだわ。ぴゅる〜(ウィーンと比べる訳じゃないがどうこう言う自分)。だってだって!音が明るいんですもん!!
そうですかドミよかったんですねー。それは今回みんな言ってますね。じゃあ来年もきっと大丈夫(だろう。たぶん)…わたしはやはり彼のオテロをみたいので来年のワシントンはラストチャンスか!?って思ってます。ぐうう。

Name: May  Mail: miao@mbm.sphere.ne.jp

[6758] ティント・ブラスが劇場公開ねえ・・・ 2001/06/11(月) 03:10:09

歌舞伎座では「荒川の佐吉」をみたのですが、これも仁左衛門丈の好演ですてきでした。いったん負けてから強くなる男が本当に強い男なのだと、そして、強くなるには恃みにする友情がなくては・・・というツボな展開で、今回は待ちにまった仁左衛門さんによる再演でした。

>たけうちさん。猥雑な「キャバレエ」にいかれましたか! でもって、AMP来日確定?! 考えてみると、すごいですね、日本って☆
旅のユーウツ>旅行中につぎの旅行の計画を考えはじめてしまう、というのはかなり・・・。夏至のころに欧州にいくのははじめてです。たのしみなんです〜。

>かつさん。マレーナ>直球勝負で、へんじゃなかったんですね? あまりにスチールが美しいので、ひょっとして例の悲惨へとまっしぐら路線なのではないかと危惧していたのですが、戦争をからめた美女の堕ちっぷり、まっとうなかんじだったのかしら。安心して見に行けそうです。
郵便屋>う〜ん、さすがパトス。「肉屋」につづく、愛の職業シリーズ第二弾! なのでしょうか? 女性のおもいうかべる性的ファンタジーのオムニバスものですか。さすがティント・ブラス先生、いたれりつくせりなのでしょうねえ。欧州における艶笑コメディって、ドライでいいんですよ。個人的にはエロティシズムには中途半端な笑いよりは徹底した残酷こそがふさわしいのじゃないかと思うわけなんですが(←春画ののほほんとした顔とかみると、なんとなく腹がたつ人)、ティント・ブラスの描くドライで突き抜けたエロっていうのは、なんだか見ていて爽快なんですよね。昼間にみてみようかな。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6757] 蜘蛛巣城=マクベス観劇 2001/06/11(月) 03:05:53

新橋演舞場六月公演「蜘蛛巣城」をみていまいりました。黒澤の同名映画を原作にしていますが、かなり大胆な読み直しをしており、結果的に翻案元である「マクベス」の新解釈にもなってます。本作は「マクベス」を日本の戦国時代におきかえた、翻案もの。マクベス役の鷲津に中村吉右衛門、その妻に麻実れいなので、おもしろくないわけがないのですが、これほどとは〜。何カ所も総毛立ち、ラスト近くでは落涙しそうになりました。

マクベスは、従来どおりだと、出世に目がくらんだ男、妻にそそのかされた恐妻家、といったイメージなのですが今回はかなりちがいます。主君殺しにいたるまでには、追い込まれるだけのワケがあった、という解釈なのです。まず、主君が策略家で残忍な性格なので、家臣であっても疑われたら最後、命はなくなるであろう、という予感。そして、森で自分がきいた予言・・・自分が城主になるであろう、という予言が主君にしれたら、命はないであろう、という確信。そして、美しい妻にたいする主君の息子の執着。そういったことのうえに、先陣を指揮せよとの命令が下るので、このままでいては背後から主君にやられかねない、という猜疑心に夫婦ともにおいこまれていく、という、大変わかりやすい設定になっています。これは、一本気な武将が心変わりする理由としては、なかなかよい翻案ではないでしょうか。大衆演劇っぽい解釈、といってしまえばそれまでですが、マクベス夫妻はこどものない夫婦なので、子どもに領地を残す、という概念がもともと希薄です。それなのに、この夫婦が殺人を犯すまでに結束をたかめ、主君殺しを実行してしまうというのは、よほどの野心か危機感か情愛がないと、どうにも不自然なのです。このへんのもやもやを、この脚本はわりとうまくクリアしていました。

そんなわけなので、中村吉右衛門丈のマクベスは、一本気で男らしい武将でした(三船を意識してはやしたというお髭がすてき)。予言というつまらない枷にはめられながらも、自分の運命を換えようともがくところ、劇的ですばらしかったです。そして、奥方役の麻実れいさんの魅力的なこと! つまらない悪妻ではなく、単純な夫を愛し、その夫を守るために周囲の状況を深読みし、それゆえに壊れていく過程が圧巻。夫鷲津が、戦場から無事に帰ってかならずや抱きたい、と思ったのもむべなるかな、という愛らしさなのです。ステキだ〜。ラストも、すごい終わり方で、いろいろ異論はありましょうが、個人的にはけっこうすきでした。あ、そうそう、ちゃんと首に矢がささりましたよ。

森の魔女(婆)役の池畑慎之介がすんごいはまってました。う〜ん、妖艶な老婆だ〜。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6756] 甘くせつなく美化された初恋の想い出はモリコーネの旋律とともに 2001/06/10(日) 22:09:22

こんばんは。イタリア映画を二本観てきました。『マレーナ』と『郵便屋』。この組み合わせはかなり正しかったと自負しております(笑)

『マレーナ』は「シチリアの空と土」と「モリコーネの音楽」と「ゴージャス美女」さえあれば他になにもいらないということなのでしょう。トルナトーレもいつもの変なところで暴走する癖を抑えての直球勝負(というか力を抜いたキャッチボール?)ですし。まあムッソリーニ絡みの監督の主張とか群集心理の怖さとかはちこっと入ってますけど。

『郵便屋』も良かったですよ!エロと映画としての完成度の両方を得ようとして中途半端になってしまうことなく、ひたすら観客の欲求を満たしてくれる描写が続きます。しかも飽きないようにオムニバス形式にしてくれているという。さすが『カリギュラ』の監督、素晴らしい。
あと驚いたのが客層で、常にビニール袋を持ち歩いてる常連のおっさん達(当然この方たちは『愛のコリーダ2000』は渋谷じゃなくてここにおちてきてから観ている)に混じって増村保造とか鈴木清順の回顧上映にいたような子たちが結構居ました。すでに若い人のあいだではシネセゾンやシネマライズ、ユーロスペースはもう時代遅れになっちゃってて「昨日シネパトスですげーの観ちゃったよ〜。むしろカルチャーショック?」って自慢するのが文化的最先端になっているのだろうか??

>たけうちさん
>キャバレー
おお、そこまでおっしゃられては観に行くしかないじゃないですか。引っ越しがすんだら必ず!

あとどーでもいい、というかいまや雑誌とかTVでも取り上げられちゃった後ってことでとっても恥かしいんですが、LEGOのMoviemakerとR2-D2を購入してしまいました。でもやっぱり面白いっす、Moviemaker。PCの小さい画面で見るならT-REXも問題ない迫力です。一通り遊んだあとはお風呂でUボートを完全防水してでも撮るべきでなんでしょうか?R2はまだ開けただけでなにもしてないんですけど、なんとかスーパー部長のスーパーロボットに負けないくらいのレベルに持っていきたいです。って、ロボットが設計者以上に賢くなる事はありえないので無理か…(涙)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6755] In here Life is Beautiful. 2001/06/10(日) 00:44:21

"Cabaret"を観て来ました。もし、行こうかどうか悩んでいる方がいらしたら、「行くべし!」と申し上げましょう。はっきり言って私が昨年観たNYの舞台より上です。劇場が『キャバレエ』でないのだけが残念ですが〜。サム・メンデス、やはり恐るべし。
さらにこちらの皆様に朗報。AMPがようやく、ようやく来日するようです!作品は意表をついて"CAR-MAN"。誰が来るのかとかはまだ分からんですが(前売り11月、公演は4月です)、首を長くして待ちましょう。

>ローマさん
おお、さむそん、ご覧になりましたか。未だに三大テノールを拝んだことのない私ですが、来年は満を持して「オテッロ」行きますよう!!・・・たぶん。
フレミングはもう最高でしたよ!私は実は「初めてオペラハウスで観たオペラ」が、メットの『ヴェルサイユの幽霊』で、当時新進歌手で売り出し中だった彼女が伯爵夫人(ロジーナ)で出ていました。ここまで美しく素晴らしい歌手になるとは〜。うっとりです。

>みいちゃん
夏至の頃、というと軽く10時くらいまで明るいですねえ。楽しいですよね、欧州の夏は。
私は逆で、行く前は大変楽しいんですが、着いてから帰ることを思ってユーウツになります。そして次のことを考えはじめるのだった。あははは。

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6754] ロンドンにもいきます、ただし空港のみ 2001/06/09(土) 04:18:17

梅雨どきですね〜。傘が手放せない季節になりました。

海外旅行に出かける前の悪い癖のひとつ、「ユーウツになる」、は先日書いたとおりですがもうひとつ、「いきなり大規模な部屋の片づけをはじめる」、があります。身辺整理をすると、わけなく安心するせいでしょうか。そんなどうでもよいことにくわえて、休暇をにらんでお仕事を前倒しにしているので、毎日忙しくしております。それなのに・・・そこにとんでもないものが飛び込んできてしまいました。それは・・・「iBook」。どうしよう、へっへっへ、どうしてくれよう(いまの段階で未開封だったりする。ゆっくりじっくりあけるのよん♪)。実はMacOSのパーソナルユーザーになるのははじめてなのです。ど、どうしよう!?

>でしゃんさん。出発は今月末。まさに夏至のころに旅立ちます。夏至の欧州、堪能してまいります。
行きたくないなあ>なんなんでしょう、この気持ちは。本当は行きたいはずなのに。
肉体労働な手法>写真のモデルさんたちの行く末が案じられるような問題作もけっこう多いですよねえ。
イタリア四都物語>今回泊まるのはミラノとフィレンツェです。昼間どこまでいけるでしょうか。そして、今回直行便がとれなかったので、ロンドン経由なのです。うっふっふ。ヒースローでしばし、ロンドン気分を味わうことにします。

>guilloさん。おつかれさまです。日常の疲れがたまってくると、どうしても徐々に幸福感が持続しなくなってきて、いつしかジャック・ニコルソン(シャイニング仕立て)になってしまいそう。そんなとき、効果テキメン! なのは・・・ええっと・・・流しそうめん?
カトリック2000年>ローマには行かないのです。今回の旅のメインはスカラ座で舞台をみること。しかし、メインはフィレンツェになりそうな・・・。
スタンダール・シンドローム>どうしましょう、絵の前で倒れてばかりいたら・・・。ラガッツィにはむろん気をつけますが、欧州には外貌だけは枯れてるのに大食らいの驚嘆すべき老人が多いので、あなどれません〜。

>PINGUINOさん。スペイン土産は美少女写真。ティナちゃんが日本にきてくださったら、東京の魔窟をご案内しないといけないですね? でも、PINGUINOさんがまたスペインに行ってしまう可能性のほうが高そうだなあ。
ツェッペリン>「聖なる館」のジャケットは本当にキレイ。ロバプラのお子さまかしら? なんて、いつも思ってしまいます。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6753] あんふぇなごーあうぇーい! 2001/06/08(金) 12:07:13

 いやあ、いいですねえ。ポール・マッカートニー。甘ったるくて、かったるくて。さすがに世界一の大衆作曲家だ。「My love」をピアノで引き語りしてみたら、アメリカの駄菓子並みに甘くって食えたもんじゃない。
 そこで、「まい・らぶ」という言葉を「ティナちゃん」に置き換えて歌ってみたら、とてもいい歌詞になりました。名曲だ。
ティナちゃん、DOES IT GOOD!

 駄法螺はイタリアだけにしとけばいいんですが、国民たちはカンツォーネのサントラには群がるものの、ポール知ってる人口が少ないもんで。

 ヒノプシスといえば、昔Tシャツ持ってました。「聖なる館」の裸のお子さま方が、前に後ろにたくさん張り付いてて、胸元に「Led Zeppelin」って大書きしてあるヤツ。それ着て平然と、いや喜々として女の子に会いに行ってたんだよなあ……。恥ずかしい思い出は、なぜツェッペリン絡みが多いのだろう。

 ところで、東京近郊にお住まいの方で、現代アートに興味のある方はいらっしゃいませんか? 実は私の友人が個展をやるんです。オブジェからノイズ(うるさい類にあらず。人間が意図的につくる「音楽」ではなく、偶然が創り出す音の意です)を出す作品群です。お楽しみいただけると思います。

 今月17日から30日。東高円寺のPara GLOVE(03-3315-6950)という会場です。タイトルは「坂出達典 観音Object」。みいちゃん、宣伝して済みません。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6752] テルミニでritならG・ペロージと呟く・・ 2001/06/07(木) 12:32:25

はあ。なんか忙しいのです。で、まるでやる気がしない日々なんで、タメイキしか出ないのが最近のわたくし。というわけで、(催促してるわけじゃないですよ)まだご出立でなかったんですね〜〜お久しぶりでした。

天井からはバカでかく、鋭い振り子がギィィィ・・<机の上の心電図
とまあ相変わらずのギロネタはやめにして、旅行前の憂鬱ってのは、わたしは経験ありません〜〜強いて言えばもう空港についているのに「本当はあそこもあそこも行きたいのに」ってな感じで「ま仕方ねーか、ちっ」みたいに小波たつ思いでボーディングを待つ、ということはありましたけれど。

だいたいわたしの場合、渡欧のボーディングにはトラブルがつきものでして、一度は「赤軍派」に間違われそうになったり、またある時は時間ギリギリになってしまって成田中に名前をアナウンスされたうえ航空会社の係員がわたしの手荷物をヒシッと小脇に抱えて猛然とゲートまでダッシュ!まるでラグビー試合・・感慨に耽るヒマもなにもありません。

イタリア通のローマさんと違っておすすめスポットをご紹介できないのが残念ですが、個人的にはフィレンツェならサンタクローチェ前に出ているスーヴニール屋台no.7のアルベルトおやじによろしく・・ったってしょうがないか(笑)。彼、大昔に仲良くなってヘンテコ英語で葉書と名刺をくれた仲です。
あとはローマならサンセバスティアーノのカタコンベの上にある神父さんたちの養老院は、わたしの恩人が寄付して建立されたものなんで個人的に遊びに行ったんですが、どの神父さんもシナびた80歳にしては驚嘆すべき大食らいでカトリック2000年の体力にこっちはアゼン!大笑いでした・・ったって、またしょうがないなあ。
オスティアのパゾメモリアルタワー? でも相変わらず治安の悪いところらしいです。間違ってもご訪問はお薦めできません。まあパゾ財団なら・・(あ、行かないよね、そんなとこは)。

ま、とりあえずスタンダール・シンドローム&ラガッツィにはくれぐれもご注意を!いってらっしゃいましぃ〜〜おみやげ話しを楽しみにしてます。


Name: guillo

[6751] Sei carina!(笑) 2001/06/07(木) 11:13:47

>みいちゃん
 しばらくの間、故郷福岡に行っておりました。
 ご出発はまだでしたか。中田英寿と同じ便ではないですよね?(笑)。「旅行前はいつも憂鬱になってしまうんですよ」には同感です。ボクも3月に旅立つ直前は、行きたくないなぁ、という思いが無闇と増幅されてましたから。ジョン・スタインベックも沢木耕太郎も同様なこと言ってます。

 >ヒプノシス
 >「80〜90年代のお仕事が重要だということがわかりましたが、や
 >はりインパクトがつよかったものは70年代のお仕事かしらん。
 そうですねぇ。『鬱』(87年)のジャケットはかなり好きなんですけどね。昔ヒプノシス今トマトってことなんでしょうか。今は画像処理で何でも出来ちゃうような風潮ですけど、かつてのアナログ&肉体労働な手法から学ぶべきものは多いですね、確かに。

 そういえば、この前、BSでイタリア四都物語みたいなのやってましたね。

Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[6750] 時間に遅れるのは私もおなじ 2001/06/07(木) 02:13:36

先日、RSCの来日公演「テンペスト」を観ました。すごくシンプルな舞台なのに、少しもあきさせない、吸引力のある舞台でした。満足〜。白い舞台に単純なイメージを投影させているだけなのに、無限の空間をかんじさせる舞台演出。際だって美男美女ではないのに、つぎにどんな表情をするのか、動きをするのかが気になって目がはなせないタイプの手堅い役者たち。とりわけすばらしかったのがプロスペロー役のフィリップ・ボス。品がよくて、かしこくて、人間的に幅があるけど、やや内省的で学究的すぎる人物であるミラノ大公を演じて文句なしです。ミランダとファーディナンドが妖精たちのまえで魔法のくつを履かされて踊り出す、なんて愉快なシーンも挿入されてサービス満点でした。

同日、会社にて健康診断。オフィスにきてくれる医療機関がとりしきる、よくあるタイプのヤツです(これで異常が発見されたら、大変! っていう、例のおざなり〜なヤツね)。会社の会議室で心電図を計ってもらったのですが、「さあどうぞ」と係りの女性にうながされて衝立のうしろに通されてみたら、ベッドがあるどころか、会議室の机のうえにバスタオルがひかれているだけじゃあないですか。野戦病院じゃないんだからやめてよ〜。「計りますので、どうぞリラックスしてください」っていわれても、机の上じゃねえ。

>たけうちさん。A・クイン>A新聞の夕刊をよんだら、彼のお父さんはアイリッシュなんですね。メキシコ人だけど、大柄なのは、お父さんが大きい人だったからかな?

>ローマさん。てきとーなほうが楽しめる>同感で〜す。私は「先案じ」の人で、先祖が「杞」の国の人だったんじゃないか、っていうところが多分にあるので、旅行前はいつも憂鬱になってしまうんですよ(飛行機が離陸すれば元気になりますが)。決して動じない友人と、さわやかな(←そうであってほしい)トスカーナ地方を存分に楽しんできます!
rit>なるほど・・・。そういえば、ritarudando(音楽用語)はだんだん遅くというイタリア語でしたっけ。電車が遅れたら、「テオレマ父さん」とつぶやくことにします。
ベルイマン>ベルイマンといえば白夜ですよね〜。それでもって、体力のある北欧の人々は夜っぴいて明るい空の下、痴話喧嘩しつづけるので見ていておもしろくてしょうがない(←どういう観賞のしかたなんだ☆)。
人情>あ、なんかわかりますう。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6749] クインといえばザンパノでしょう。 2001/06/06(水) 19:41:31

ぶぉなせーら。おひさしぶりです。東京は梅雨入りしてジメついてますが、みいちゃんはもうすぐさわやかなイタリアですね!
>友人「知らない」>あはは。でも、そのくらいてきとーなほうが楽しめるかも。列車の発着はきっと遅れるので、駅の電光掲示板の“rit”(ritardo遅刻)の表示に注意してくださいね。そこに何分遅れかが表示されます(あらかじめritの覧が設けてあるのはさすがとしか)。最初は例えば10'(10分遅れ)とか控えめに表示され、それが25'になり、やがて50'になり・・・。しかし決して動じず、そんなときは「テオレマ」の父さんが裸になった美しき中央駅を見学したり、列車の車体に描かれたトレイン・ライティングを楽しむのも一興です。ミラノは特にグラフィティライターが多く、おもしろい絵が見られると思いますよ。車窓から見えるトスカーナの田園風景は、これぞ楽園。プロヴァンス同様、最近は英国のお金持ちたちの別荘も多いそう。昔から英国人は、物にしても土地にしてもいいものを見つけるのが早いですよね〜。

そして、遅延当然のイタリアにあって、組合の力が強いのか何なのか、スカラ座の開演時刻の正確さはよく知られるところ。なので開場と同時くらいに会場に入って、もうすぐ改築される内装をとくとご覧くださいませ〜。階段、舞台上部の時計、シャンデリア、緞帳、さすがに改築間際ですすけた印象も否めませんが。ヴィスコンティ家のボックスは舞台に向かって左側の1階4番。ルキノは「スカラ座で幕が開く瞬間が一番好き」と言ってましたっけ。バレエは何日か上演するので大丈夫だと思いますが、プログラムを早めに買うこともおすすめします。休憩時に買おうとしたら売り切れていたことがありましたので・・・。それと、書店の情報をひとつ。スカラ座へ向かう際に通るであろうガレリア。ここをずっと歩いていちばん端に近い左側に老舗のRizzoliがあります。ビジュアルブックが豊富です。

真冬に生まれた当方にはちとツライ季節>季節感の話でおもしろいのがありました。「一年で最もロマンチックな季節は?」という問いに対して、日本人は「秋」が1位。イギリスやギリシャは「春」。オーストラリアは「冬」。スウェーデンやノルウェーは「夏」なんだそうです。そういえば、ベルイマンに「夏の夜は三たび微笑む」という、題名通りずっと微笑んで見られるような作品がありました。ちょっと「夏の夜の夢」にも似た喜劇。幻想的な白夜が素敵な舞台となって、登場人物全員が蝶よ花よと浮かれているような。それでいて時々ベルイマンぽい凄くエロチックな描写もあって・・・。カタブツ青年を挑発するメイドの女の子がセクシーでかわいかった☆

たけうちさん>メト「ばらの騎士」>きゃ、うらやましー。フレミングはいかがでしたか?!どんな演出だったんでしょう、ぜひ感想を生舞台のページで読ませてくださいませ〜。友だちから後になって聞いたんですが、彼女、渋谷のタワレコでミニレクチャー&サイン会までやっちゃったそうで。あれほどピッグなのに見上げたサービス精神ですね。わたしは首相と同じ日に「最高、最高、最高」の「サムソン&デリラ」を観てきたんですが、やっぱりドミンゴはすごかったですー(それしか感想が出てこない)。あとジェシー・ノーマンのソロリサイタルもよかった!今回は行くつもりなかったのに、なんと彼女ったらポリー二のコンサートを2回も聴きに来てて、そしたらやっぱり聴きたくなるのが人情てものじゃないですか。シュトラウス好きとしては「万霊節」で椅子から落ちるくらい感動しちゃいました。

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6748] わはははははは 2001/06/05(火) 13:21:27

いやー、わたし変換中に一度「あ、ちがう」て思ったのに結局それを選んでしまったようです。きっとクイン先生の霊が!霊が!

最後の映画はたぶんスタローンのなんですよね・・・なんだかなあ・・・

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6747] アンソニー・クインと「女性」との問題 2001/06/05(火) 01:47:59

>たけうちさ〜ん。笑わせていただきました〜。いくらアンソニー・クインが豪快な人生を送ったとはいえ、5人の「女生徒」とのあいだに13人のこどもをつくっていたら怖いでしょう〜(なんの先生だったんだ〜)。晩年のお子さま関連のトラブルは、けっこうパパラッチの格好の題材になっていたので、「フォーカス」誌なぞでチェックをいれてました。お元気そうだったのに(皮肉じゃなく)、残念でなりません。
RSC「テンペスト」>ふふふ、近日みにまいります。
とっさのイタリア語会話>ああ、常識がつうじない・・・。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6746] 5人の女生徒の間に13人の子供 2001/06/05(火) 01:24:29

さすが型破りです。アンソニー・クイン、実は私は「道」とか見ていなくって、なんといってもアウダ、て感じなのですが(「砂漠のライオン」とかもあったな・・・)、ああいう破天荒と言うか強烈なクセのある役者さんて最近映画界では減っているので、やっぱり惜しいなあ、って思いますね。新作も撮ってたようなのに、残念です。

またご無沙汰してしまいました。最近はメト「ばらの騎士」を見て柄にもなく深く感動したり、RSC「テンペスト」に、「ブレイキング・ザ・コード」でジャコビさん@チューリングが家に連れ帰った青年が出ていてびっくらこいたりしていました。
映画では「シーズンチケット」。笑って怒って、しまいにはなんかとっても幸せなかんじ、そしてまったく嫌味でないのがすごくいいなあ。マーク・ハーマンの成熟形とでもいいましょうか、この後味は格別です。

>テルミン
ええ、わたしもかなり気になってます。やっぱりガーデンシネマは二重人格だ。

>みいちゃん
着実(?)に旅行準備が進んでいるようで何よりです。ここでとっさのイタリア語会話をお教えしましょう。
おつりを確認したら"Manca!"
イタリア男には(通用しないこともあり)"Sono Sposato"
これが言えれば大丈夫!(うそ)

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6745] これがテルミンです 2001/06/05(火) 01:14:21

文字でかいても、「テルミン」なんて、へんな薬品のなまえみたいなので、下記に映画の関連サイトをいれておきます。こういう楽器なんですよ〜。

あと、訂正。きっと予告編でみた顔の長い人はキース・エマーソンではなく、トッド・ラングレンです。キースは鍵盤のあるものしかお弾きにならないでしょう・・・。トッド・ラングレンの「グッド・バイブレーション」完全カヴァー・ヴァージョンはすごすぎますよ。

http://theremin.asmik-ace.co.jp/

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6744] ええ゛〜、持っておられるのですか、テルミン 2001/06/05(火) 01:01:00

おお、アンソニー・クインがお亡くなりになってしまわれました。野卑でいて精神が気高い役を演じさせると最高の存在感。昔かたぎの男らしい俳優で、大好きでした〜。資料映像はやはりザンパノでしたが、アウダ・アブ・タイとか、「ナバロンの要塞」のギリシャ人が印象深いです。ギリシャ人からアラブの族長、ユダヤの大泥棒まで、無国籍に大活躍。個人的には「ワーロック」(赤狩りの影響下でつくられた異色西部劇)でみせた男の愛憎劇の印象が強いです。晩年に生まれた(失礼)お子ちゃまは、それでもすてきなパパの映画がたくさんみられるからいいですね。

あ、映通社のURL入れ忘れました。↓下記です。

>PINGUINOさん。え゛〜、お持ちなんですか、テルミン。ひえ〜。やはり「狂熱のライブ」の中盤、中空でジミーちゃんが気持ちよさそうに手をふっている、あれがテルミンなんですね。音も珍妙なら、演奏形態もなかなか・・・。ビーチボーイズが「グッドバイブレーション」でぴにょ〜んぴにょ〜んと奏でているのもそうですね。私、ムーグとか、テルミンとか、珍妙系(失礼)の電子楽器、けっこうすきなんですう。この映画、おもしろそうですよ。なぜいまごろ公開されるのかわかりませんが、1994のサンダンスで賞をとったドキュメンタリーフィルムだそうです。

http://www.a2sha.com/

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6743] 実は持ってるんですよ 2001/06/05(火) 00:41:39

 サイレンスさんなら持ってるといえば、モーゼルとかヴィッカースとかスパニッシュスターを指すんですが、私、持ってるんですよ。テルミン。

 もう10年近く前になりますが、石橋楽器オリジナルを1万円ぐらいで衝動買いしてしまったのです。まだジミー・ぺイジごっこがやりたかった年頃だったもんで……。自宅で独り「狂熱のライブ」の「胸いっぱいの愛を」をかけながら、ジミーちゃんのマネした恥ずかしい思い出がよみがえる。

 で、ちゃんと鳴るかというと、安物のせいかノイズがすごくて、気温や湿度によって、またノイズ倍増、という恐ろしい代物でした。家のどっかにまだあると思うが、見つけても二度とスイッチを入れるかどうか……。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6742] レコジャケにマルグリットの影響をかんじました 2001/06/05(火) 00:14:11

今日は、暑かったですねえ。真冬に生まれた当方にはちと、ツライ季節の到来です。

先日、ヒップでグノーシスな展覧会(ヒプノシスって、そういう意味なんだって)、みてまいりました。ピンクフロイドのBOXなど、店頭でみても「ふふん」ってかんじでしたけど、中身はあんなふうになっているのですねえ。すごかったんだ〜。あとはわーい、「聖なる館」だ、「プレゼンス」だ〜。こっちはジェネシスだ、わー、ゲイブリエルさまの顔が溶けてる、シド・バッレット大好き、スコーピオンズのエロジャケなつかし〜ってなかんじでした(わからない・・・ですよね☆)。80〜90年代のお仕事が重要だということがわかりましたが、やはりインパクトがつよかったものは70年代のお仕事かしらん。

>ゆりさん。いや〜、いきなり十年前の映画のハナシをふられてびっくりですが、「クライング・ゲーム」はたしかに面白い映画でした。ジェイ・デイヴィッドソンの両性具有的な魅力がないと、あの映画のオハナシ自体、ありえなくなってしまうのですよね。ジェイの正体がわかってスティーブン・レイがジェイに大変に失礼な反応をしてしまうシーンがありますが(修正はいってたように記憶していますが)、あれって、なんだかリアルだよね。ちょっとしかでてきませんが、フォレスト・ウィテカーもうまかったですねえ。冒頭で、こんなに純情で恋人がいるのに、なぜこんなに女性にがっついてんだろ? と思ったスルドイ人はまずはまりますね、はっきりいって、この映画。
どんなことしてて>残念ながらしりませんよう。当時はたしかヘアアーティストだというふれこみだったと思いますが。私は職業的専門意識の高い俳優のほうが好きなので、こういったタイプの役者さんは神秘的だな、と思うだけで、あまりその後とか知りたいと思わないのです。
パンフ>やはり神保町界隈を丹念に歩くことでしょうか。しかし、確実性をもとめるなら、通販で高くつくけど、映通社さんでしょう。URLを下にいれておきます。通販のみです。私は映通社さんのまわしものではないので、詳細(商取引関連)はこれ以上この掲示板で訊かないでくださいませね。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6741] Jaye.davidsonに関して 2001/06/04(月) 20:37:00

Jaye.davidsonは現在どんな事をしていて、どうやったら彼に逢えるのかご存知でしたら教えて下さい!!
また…彼の出演作品のパンフレットがある場所(東京)でご存知でしたらこちらも教えて下さい。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=jdyuri10

Name: ゆり  Mail: jdyuri@aol.com

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