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[6720] スターリングラード大攻防最前線物語 2001/05/24(木) 02:43:26

相手の姿かたち、考え方、生い立ちにいたるまで、すべてを知っておきたいの。でも、自分の本当の姿は知られないままがいい・・・。自分のいどころは知られないようにして、でもそっとその人がいきそうなところを待ち伏せて・・・。そして・・・。

倒錯した恋愛映画をみてきたわけではありません。新装開店スカラ座にて、ついに「スターリングラード」を見てきたのです。や〜、久々に映画をみたらおもしろかった!

冒頭のボルガ河からスターリングラードに上陸するシーン、あきらかにノルマンディー上陸作戦の某映画や某映画を意識したつくりになっていて、これがなかなか。汽車に牽引された対空砲なんか、かなりいいつくりですよ〜。三号戦車らしきものも、かなりがんばってましたね〜。

なのに、なんとなく独ソ戦映画とよぶのがためらわれるのはなぜなんだろう。戦闘シーンはなかなか迫力があるし、女兵士とのラブロマンスも趣があるし、パルチザンの少年もかわいいし・・・。でもやっぱりなんだか「ちがう」っていう気がするのは、これがやはり白兵戦ではなく、狙撃兵を主人公にしたきわめて現代的な要素をもったドラマだからなのでしょう。ウラルの山奥で射撃の名手だった純朴な青年が、市街戦という舞台でヒーローにまつりあげられる。そして、今度は有名になりすぎた自分がターゲットにされるという皮肉。ドラマとしてはとてもおもしろいのだけれど、主人公が純朴でまっすぐなだけに、「姿を互いにみせないどうしの情報&諜報戦」という裏のテーマとひびきあわないのです。それと、ロシアという、ふところがゆたかで、それでいてどこか底知れない土俗的パワーをもつ土地。その土地の申し子たる主人公と、対照的な存在である政治将校や女子大生あがりの民兵が、キャストがイギリス人の美男美女であることもあいまって、みんな都会的になってしまったのも、すごくおもしろいんだけど、どこかなにかがちがうって印象をつよめてしまう。その点、パーフェクトだったのが主人公を狩りにくるドイツ将校です。クライマックスで、撃たれて死んだときに軍のなおれにならないよう、自らの階級章と鉄十字を上官にうばわれても、なお死地におもむくところ、いいですねえ。

>サイレンスさん。複葉機は私の血族がのっておりましたので、親しみ深いのです。模型もなんどもつくりましたです。ごらんになった複葉機は、練習機がメンテナンスをしながら大切に保存されていたのではないでしょうか。アメリカやヨーロッパではのせてくれるところもあるようで、ちょっとうらやましい・・・。
年末DVD>そのときが近づきましたら、紹介するお手伝いを。こちらからもあらためてよろしくお願い申し上げます。

>PINGUINOさん。スターリングラードのエロチック>ほんとうのロシアだったら、もっと豊満でちょ〜えろちっくな女兵士がわんさかいて、あっちでもこっちでもほんとはいろいろあって、でもみんなお〜らかで、酔いつぶれたふりして見て見ぬふりなんかしてるんじゃないかなあ、なんて想像しちゃうんですが。あれ、やっぱりジュード・ロウとレイチェル・ワイズっていうイギリス人が演じているのが「らしく」ないから非常にエロティックにみえたような気がします。
「盲目ガンマン」>美女が集団でリンゴ・スターをおいかけまわす映画なんですって?

>サイレンスさん。むっ。ちょっと忙しくて目をはなしたすきに、肉/じゃがーなんて、ハイブラウな駄洒落をかっとばしてくれてますねえ。先日、日本放送協会の強要・・・じゃなかった、教養番組をみておりましたら、豹とジャガーはべつものだというじゃないですか。とすればこの邦題、ガンマンと殺し屋は別物だってくらいの意味なのでしょうか(大嘘)。

>Mayさん。トゥームレイダー>ティム・バートンの「猿の惑星」の予告にもぐらつきましたけど、アンジェリーナ・ジョリーのララ・クラフトにはほんとに酩酊しました。なにせ、私はこの親版ゲーム、「トゥームレイダー」の大ファン。ゲームのデモ画面のような予告編にくらっくらしちゃって。それにララの自宅がゲームとまったくおなじだあ。
戦争のただなかに放り込まれるっつー仮想現実>スピルバーグのそれは、ロバート・キャパの写真のとおりにジオラマをつくったのはえらかった、という・・・。
ONKYO>おやおや!

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6719] そういえば複葉機はハムナプトラにも出てきた。 2001/05/23(水) 17:50:33

連休からこっち、狙ったドイツ将校は百発百中のウラルの猟師、デルス・ウザーラにはまったり、じゃなかったワシリ・ザイチェフ"を狙う"独軍スナイパーにはまったり、相変わらずヴェルディにはまったり、なにがなんだかもう…。

『スターリングラード』と、それに先立つ予告編を見ていて(トゥームレイダー・ハムナプトラ2など←お〜い、これってハナーさん、出てないの?ねえ、出てないの????)、映画っつーものがある点で「見るもの」ではなく「体験するもの」になってきたらしいことを感じました。そのうちホントに普通の映画がユニヴァーサル・スタジオの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド」みたくなるかもね。

その端緒となったのが「ザ・ロンゲスト・デイ・ノルマンディー・ライド」とでも名づけたい、戦争のただなかに放り込まれるっつー仮想現実を作ったのがまあスピルバーグだったんじゃないでしょうか。たしかにこれらの迫力は、おもわず首をすくめてわっとかきゃっとか言ってしまうが…
スターリングラードをやみくもに守り、奪われた地点を奪還しようとするさまはまるで「二百三高地」のようで、ロシア人と日本人の共通点を感じたり。

というようなことを深刻に考えることもないほどこの映画の主眼は「三角関係の行く末は!?」だったりしませんか。うぬう。それに、あそこまでケーニヒ中佐のことをスマートに描いておきながらあのラストはなんだ!(つまりここが気に入らないんだな…)。
あと、英語で喋るのはやめてくれ〜。凄いヘンだよ〜。

>PINGUINOさん
アタシなんか、「さすがロシア人」と思って感心してました。あれは「密か」なの??割とあーゆーことはよくあることに違いない。という感じがしますが…

>サイレンスさん
初級イタリア語講座(?)の単語って、ヴェルディオペラに頻出するキーワードかもお。な〜んだ、19世紀からこっちあんまり世界がかわってないんですね。さすがイタリア。VIVA, VERDI!
DVD、恐ろしくてとても買えないです。これ以上金策に悩むのかと思うと…うう、でもみたいなあ。まんまと宣伝に乗せられている…以前、から「野獣暁」はみたかったんですもん!

>みいちゃん
おー!ONKYOのオーディオを購入されましたのですか。一緒っす。わたくしも先日ONKYOアンプを買い、あまりの音のよさに感動したところです。とはいうものの、それまで使っていたのが「一応音は出る」ぐらいの代物だったからなあ…★
ロックは少々の音の悪さも耐えられますが、クラシックはツラかった。重量級で思いっきり高音を響かせる系のドラマティック・テノール、なんてろくに聴こえなかったもんな〜。そういえばカラスの歌も全滅でした。

>Cheekyさん
遅ればせながらお疲れさまでした。
素晴らしいスケジュールだったようですね♪少しは見習ってさくさく映画に行かなくては。
わたしもプリムローズ並に「非」みどりのゆび者なので、うらやましいです。そういえば、真性みどり色の指をお持ちのローマさん、お庭の薔薇は満開でしょうか。

Name: May  Mail: miao@mbm.sphere.ne.jp

[6718] 副食は「肉/ジャガー」 2001/05/23(水) 17:09:20

管理人さんがいないようだから、英国掲示板の中でイタリア語言いたい放題。
営利目的(儲かると言う前提で)の宣伝もしたい放題。へっへっへ。

>PINGUINOさん。
そうでした、そうでした。複葉機を見たのは、確か黒船が浦賀沖に来たので、見物に行った帰りの事でした。Me262が実用化されたのはゲルマン人来襲の頃だから、375年ですよ(嘘)。

管理人さんはイタリアへ行くようだし、PINGUINOさんはスペインへ行くと聞いてますが、いったいどうなっているんだろうねえ。ラテンの流行年か?

『野獣暁に死す』の仲代の殺陣は必見です。すごいんですよお。「すごく良い」とは言いませんが。あのベニヤを銀色に塗ったみたいなのは、刀かね?
あ、宣伝になってないや。


Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6717] 複葉機は「豹・イソギンジャガー」では? 2001/05/23(水) 12:03:07

 「ブルーマックス」でも「青い体験」でも、まあ何でもいいんですが。

 サイレンスさんが中学生のころだと、Me262はすでに実用段階だったと「新しい歴史教科書をつくる会」の年表にありましたよ。紀元節で記入してあるから、読みづらいのなんの(嘘)。

 習志野COLTさん、返事が遅くなって済みません。「スターリングラード」の何がエロチックかというと、前線の瓦礫にみんな寝ている中、声を押し殺して、2人がオコナウ場面があるんですよ。やはりああいったことは密かに行うのでなく白昼堂々と……、じゃなくて恋人同士の性の自由まで戦争は奪ってしまうわけです。社会が右傾化していくと十分に考えられる未来像でもあるんです。我々は反日武装戦線「大地のペンギン」である。ニッポン政府は即刻、性を解放せよ!

 ところで、私も宣伝に乗せていただいてよろしいですか。あのリンゴ・スターが大活躍、主題歌まで歌っている「ハード・デイズ・ナイト」以上の傑作としてビートルズファンならびに英国マニア必見の「盲目ガンマン」がDVD化されるというのは本当ですか!?
一説には、仲代達矢が「椿三十郎」を超える殺陣を見せるといわれる「野獣暁に死す」までリリースされるとか。

 これは一家に1セットですね。ニッポン政府に法制化していただきたい。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6716] 宣伝さ di Morte 2001/05/22(火) 18:13:03

「好きな動物は?」と問われて、「レッサーパンダ」と答えにくい昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

複葉機、いいですねえ。
中学生の時、いきつけの遊び場で、生の複葉機を見たことを思い出しますよ。当時はまだジェット・エンジンが開発されておらず、内燃機関の主流は…そんなわけはないですね。横須賀に在る防衛大学の敷地内に忍び込み、友人とモデルガン使って西部劇ごっこをやっていたのですが(考えてみたらこの30年間、同じ趣味)、いきなり轟音と共に形式不明の複葉機が目の前を飛び去って行ったのでした。あれは何だったのだろう?
インメルマン・ターンでもやってくれないかと期待しましたが、もちろん駄目でした。草原の広がる、暑い、輝く1972年の夏の日のことです。
いいなあ、腹上死…もとい、複葉機。
ちなみに私の“複葉機映画ベスト3”は、『フォーエヴァー・ヤング』『レッド・バロン』『ガンマン大連合』(最後のは嘘)

>管理人さん。イタリアへは気を付けて行って下さいまし。
伊語なんて簡単ですよ。試しに発音してみましょう!
「すぱら」「もると」「べんでった」…。

と、と、と、ところで、こちらにお集まりの皆さんもひょっとすると興味を持たれるかもしれない、30年ほど前にイタリアで作られた市井の人達向けの娯楽映画が、年末に次々DVD化されてリリースされるらしいですよ。例えば、『殺しが静かにやって来る』とか、『情無用のジャンゴ』とか、『野獣暁に死す』とか、『盲目ガンマン』とか…。
これって、宣伝になっちゃうのかなあ? ゆ、ゆ、友人から聞いたんですよ。おどおど…。あ、そう言えば『盲目ガンマン』って、英国のミュージシャンも出ているらしいです。

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6715] 半年も見れば、感情移入もひときわ(ドラマのはなし) 2001/05/22(火) 01:55:56

来月のイタリア行きを敢行するために、しっかり働いております。高速で回転するお皿を二枚いっぺんにまわしているかんじかな。このうえ、もう一枚まわせっていわれても・・・って、ね。それなのに、近々とあるマニアックなPCが私のふところにころがりこんでくるらしいのです。ああ、PCのOSなんかいじりだしたらどうしようもなく時間が足りなくなって・・・。

>たけうちさん。機銃掃射>複葉機はだいぶ前から練習用がおもですので・・・。ごほごほ。
「ソロモンとゲイノール」>こてこての名前がふたつ並んでいるあたりがヨイですね。駆け落ちしちゃえばいいのに! と私もよく映画をみていて思うのですが、実際問題、親なり家族なりに祝福されない恋って、成就しても長続きしないことが多いですからねえ。恋は一過性のものですが、家族って、縁がきれないんだなあ。
すてきな老人>やはりホーソンさんやジャコビさんあたりがダンサーの後援をしつつ、あやしいまなざしをなげかけてくださらないと。いえ、人生の先達として・・・。
わくわく>だんだん壁がうまってゆきます。ふっふっふ。

>でしゃんさん。クオリティ>昨今のスピーカーは小さくとも音がよいですねえ。箱が減って、部屋がすっきりしました。
オーディオ・マニア>かつて、この掲示板でもTANNOY、なんてメーカー名が飛び交いましたっけ。さっきききましたら、今愛用しているものはB&W社のものだそうです。英国製だそうで・・・。セッティングといえば、よくいろんなものを下にひいたりはずしたりして遊んでいるようです。
ヒプノシス展>おやおや。なつかしいですねえ。
伊語>あああ、ぜんぜんなんですう。飛行機のなかで・・・だめ?

>Cheekyさん。厳しい環境>植物のおはなしとは思えませ〜ん。めざせ、守りに強い球根植物?! でも、エネルギーを浪費する系統の植物も、それゆえにかわいいですね。星の王子さまじゃありませんが。私はかつてミニトマト栽培に燃えたことがありますが、あれは水を飲む音がきこえてきそうなくらい、みずやりが大変でした。
デイヴィッド・シューリスの嫌味な上司>あ、似合う。

>かつさん。おお、かつさんも財前教授の回診時間に席についていたお子でしたか。私は再放送でみたので、かえすがえすも惜しいことをしました。
高橋長英>よかったですねえ、あの証言台に立つ医学生の役は。個人的には加藤嘉の病理解剖のお医者さんもツボでした。
財前教授そのもの>そう、太地喜和子さんが「ごろーちゃんごろーちゃん」とよぶたびに、ごろーちゃんだかじろーちゃんだかわからなくなっているんだろうな、っていう実感がありました。
リリース予定>七・九・十一月に、それぞれ三枚組(十話収録)のセットを販売するようです。終章がつくので、最後が十一話ですね(全三十一話)。セットには誤診裁判の第一審&第二審といったサブタイトルをつけるようです。わくわく。

「愛のコリーダ」DVD、延期になったそうです(きのう、出ているらしい、なんて書いたので)。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6714] タイムショックも見ていたです 2001/05/22(火) 01:04:18

山崎豊子ものかジュリー主演作品しか観ない母と一緒に僕も財前教授の回診時間にはTVの前に座っていました。里見先生のようになりなさいよとかいちいち母がうるさかったです。僕も養子に出して欲しかったです(笑)。このころのTVドラマは民放でも平気で半年くらい続いていたので、かなりたくさんあるエピソードを細かくフォローできたのですよね。脇を固める役者さんたちもめちゃめちゃ豪華でしたし。東教授とか里見先生とか島田陽子、大地喜和子、岡田英二、高橋長英(なにげに好きで応援してました)、小沢栄太郎、そして北林ばあちゃん。凄すぎます。

後半の田宮二郎はまさに財前教授そのものって感じの凄みがありましたよね。裁判が進むにつれどんどん周りに裏切られ、見放され、そして癌もどんどん進行していく財前の追い詰められた表情は忘れられないです。猟銃自殺を図ったのがたしか最終回直前だったんですよね。冬休みに友達の家で見たワイドショーで遺書とか最終回のシーンとかを分析していたのを覚えています。

7月のDVD化というのは一気にされるのでしょうか?それとも『日本沈没』(1,4,7巻の初回盤にはなんとプラモデル付!)みたいに何巻かずつ数ヶ月に渡ってのリリースなのでしょうか?気になります。それから特典にはぜひ「財前のカルテ」とか「医療ミス裁判全記録」とか「医学部の派閥構成」とか「島田陽子フォトアルバム」(笑)をつけて欲しいものです。

>センターステージ
>すてきな老人
挫折しそうな主人公にアドバイスする往年の名ダンサーを配していたらストーリーがもっとギュッと締まったかもしれないですね、確かに。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6713] スプーン曲げでフィーバー 2001/05/21(月) 23:59:13

今日もまた留守中に枯れた植物を片づけています。パンジーは全滅、薔薇も虫だらけ。しかしひとつだけ異様に元気だったのは百合の鉢。やっぱり球根植物は強い。厳しい環境に置かれると、体力差が如実に現れてくるのだなぁ。

>たけうちさん
半ズボンもクラシカルな海軍服もばっちり着こなすウェールズ人、今度はユダヤ装束を身にまとっているのですね!登場人物の心の動きが丁寧に描かれていそうで、そそられます〜。
ウェールズの炭坑>ユトレヒト条約やギリシア神殿の様式をめぐって坑夫たちの間で争いが絶えないのでしょうか。
食にも気を配って>世界に冠たる食の都のひとつですもん♪しかしえげれすに行っても外食は同じような類の店についつい足が向いてしまうのでした。

ヨアンといえば友達のマシュー・リース。『ハロルド・スミス』では主人公("アンジェラの灰"の一番大きなフランク役の子)のお兄ちゃんとして出演しているのですが、いかがわしげなマジシャンって設定が素敵。キャストが豪華でツボにはまっているのはもちろんのこと(デイヴィッド・シューリスの嫌味な上司が最高)、少々こっぱずかしい70年代の"フィーバー!"やらディスコ・ダンス、ユリ・ゲラーからアナーキーin UKまで、色とりどりのちょっぴりキッチュなお菓子箱を開けた時のようなワクワク感があってよいです。そうそう、QAFのネイサンが凶悪なパンク野郎に(涙)


Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6712] EYE OF THE STORM 2001/05/21(月) 20:33:18

Buon giorno. Come va?
帰国以来、時差ボケと相まってテンションの低い日々が続いておりましたが、ようやく復帰してまいりました。先日はtoto的中も、史上最低の配当に肩を落とすという・・・。

>みいちゃん
 >巨大なステレオセットに引導をわたし
 ボクも以前は、8畳間にJBLの巨大スピーカーを入れ込んだりしたこともありましたが、現在は小型化しています。もちろんクオリティは犠牲にせず。まあ、日本の一般的な住宅事情では巨大オーディオは難しいものがありますしね。ダンナ様はオーディオ・マニアでしたか。最近はマニア間では電源関係の対策(ケーブルやコンセント・プラグの材質、構造などの改良)が熱いですね(笑)。電源による音の変化はかなり大きいです。とはいえ、機器のセッティング方法や信号ケーブルの交換など基本対策を踏まえることが先決ですが。

間もなくパルコギャラリーにて、ヒプノシス展が始まりますね。どおりでPINK FLOYD紙ジャケCD再発なのね、と思いました。

ところで伊語対策のほうもバッチリでしょうか(笑)? ボクは帰国後、仏語を始めております。ラテン系の言葉はただ喋るだけでなく身振り手振りが重要ですね。パリ北駅で聞いた仏語のアナウンス(女性)は美しい響きでありました。 

では、Sii prudente.

Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[6711] くすんだ光景のなかの真っ赤なドレスの儚い美しさ。 2001/05/21(月) 16:35:03

ご無沙汰してしまってます。晴れた空に飛行機、気持ちがいいですね。機銃掃射とか、ないですよね?(黒)
連休からこっちオペラにはまったりシリアルキラーにはまったり南アフリカ出身のサーにはまったり半ズボンの似合うウェールズ人(レジャーウェアのレクター博士ではありません)にはまったりしておりますが、相変わらずです。Mayさんじゃないけど結構いろいろ両立できるのねん。
昨日、ウェールズ映画"Solomon and Gaenor"(ゲイノール、と読みます)を見ました。これ、去年のオスカーで外国語映画賞にノミネートされており、UKなのに「外国語」ってことで興味を引かれていた作品でした。
全編ウェールズ語のちょっとナショナル映画かと思いきや、英語やイディッシュも交えたとてもクロスカルチュラルな出来で(それこそがテーマなんですが)その具合がとてもいい。南ウェールズの炭鉱町を舞台にした、敬虔なクリスチャンの炭鉱夫一家の娘とユダヤ人商人の息子の禁じられた恋。話を取り出すとかなりコテコテの暗いメロドラマなんですが、社会・文化背景がしっかり描かれているのと演技がすばらしいのとでごくごく自然に入っていくことが出来ます。父親に萎縮している世間知らずの娘から周囲の白い目にも毅然と立ち上がることのできる女性に成長するゲイノールのナイア・ロバーツ、まっすぐで情熱的だけどちょっと大人になりきれていないところもあるソロモンのヨアン・グリフィズ(ユダヤ装束がまた似合うのであった♪)、このふたりがとてもふくらみがあってよいです。
大体こういう話を見ると、「いいから駆け落ちしちゃえよ!」と思う短気な私なんですが、ふたりがそれでも家族を離れられない事情がとっても説得力をもって描かれているので(特に乱暴だけど妹思いの鉱夫のお兄ちゃんが泣かす)話に乗せられてしまいます。最後が、え?という感じではありますが、甘くないリアルな結末でした。
ウェールズの自然もとても美しい佳品。こういうのはシャンテで公開でしょうやっぱり(勝手に決めるのであった)。

>Cheekyさん
食にも気を配っておられるあたり私のえげれすツアーよりハードそうなスケジュール、お疲れ様でした。『シーズンチケット』に『クイルズ』早く見なくっては〜。
トミー・フラナガンはグラディエーターでちょっと気になってた人ですが、今回のダメ親父はかなり良く(ラストのなんだかのーてんきな笑顔が凶悪)要注意ですね。

>かつさん>センター・ステージ
プロデューサーの意向、ていうのはすごい鋭いと思います。とにかくハイトナーて感じがほとんどしないですよね。先日ある方に指摘されて「なるほど!」と納得したのが「今回すてきな老人が出ていない!」でした。『私の愛情の対象』のホーソンさんすごい良かったなぁ〜と今更しみじみ。

>みいちゃん
書棚、いいですねえ。重労働ですがそういうのはわくわくしますね。私もちょっといいかげん部屋の中の再編成をしないと大変なことに・・・ううう。
ところで枇杷は私も好きです。限定のスイスエミーのヨーグルトがうまいっすよ。

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6710] 財前教授の回診です(「白い巨塔」より) 2001/05/21(月) 02:28:29

週末は・・・。女性どうしで仏領アフリカ料理を食べながら美女のベリーダンスをじっくり観賞したり(クスクスって、なんだか美味しい)、書斎大改造計画の一環として、十云年モノ(?)の巨大なステレオセットに引導をわたし、ONKYOのコンポーネントステレオを購入したり(リアルウッド突き板仕上げのスピーカーが美しい)・・・と、さまざまでした。ONKYOの製品は、オーディオマニアの夫に相談しないで買ったのですが、「これはよい」と誉められました。ふっふっふ、そうでしょうそうでしょう。機能のよいものは見た目も美しいのです(見た目が美しいけれど機能が悪い・・・ということも世の中にはままあるようですが☆)。しかし、いたりあ旅行前に家の中の模様替えに着手したばかりにものいりだなあ。

DVD発売リストをみて震撼。おお、「白い巨塔」がついに七月からDVDに! あらゆるTVドラマのなかで金字塔ともいうべきこの作品がDVDで見られるなんて、うれしいよう。いままでで私がもっともはまったドラマって、じつはこれなんです。「財前教授の回診です」ちゃらら〜♪ 終章における死相のうきでた田宮二郎(番組放映前に猟銃自殺)はなんどみてもすばらしい!

>SAYさん。テレンス・スタンプ>ビデオ、まだそんなにありましたか。よかったよかったです。「遥か群集を離れて」はおもしろいですよね〜。謹言実直でよく働く小作人と、遊び人の伊達男兵隊と、真面目なだけがとりえの大地主、いっぺんに求婚されたら貴女ならどの男をえらぶ? という。この通俗的テーマがさほど俗にならず、トマス・ハーディ原作の格調をたもっているのは、羊の暴走死といったショッキングで土俗的な冒頭や、恋愛以外に能のない男をさわやかに(?)演じたテレンス・スタンプの貢献が大きいかなあ。やはりでも、冷静に考えるとどの男もイマイチなのね、ジュリー・クリスティでなくとも迷うわ、これは。とりあえず伊達男(テレンス・スタンプ)と遊んだヒロインの選択は正しいのかな。いきなりアラン・ベイツはいやだもの・・・やっぱり・・・(個人的には陰気くさいピーター・フィンチはけっこう好き)。

>かつさん。カンヌ・・・まだ結果を知らないのです。
「クイルズ」>きれいにまとまってましたか。まあ、「文学の毒」がテーマなようなので、なんかの間違いで「映像の毒」としてきたなくまとまってなくてよかったな、なんて安心したりして。
口を拭う>拭うだけ? へ? そういえば(なにがそういえばなんだ!)、「愛のコリーダ」のDVDが出たようです。私はサダさんの趣味には同意しかねますが、映像における性愛の描写をこれほどまでに真摯に美しくリアルに貫いた映画はなかなかないように思うので、やっぱり買います、このソフト。
飛行機>「イギリスの患者」のイメージでみてくださるのはうれしいです。複葉機って、いいでしょう。

>Cheekyさん。美の探訪、おつかれさまでした。ビンボーくさいある種のイギリス映画も、人間っていいじゃないか、と思わせるから美しいですね。
フットボール&ダメオヤジ>くわえて失業と暴力とアル中がかさなるとは、なんてまあ。この種のだめなオヤジの日常を描いていても、客観性をうしなわない映画づくりはさすがだなあ。ノスタルジックに描くのとも違いますものね。しかし、イギリス映画のダメオヤジ、「アンジェラの灰」をみると、なにもこわくなくなってきますねえ。ケン・ローチ映画の系譜ともいえるダメオヤジにはまだ「愛すべき」がくっつくのだけど、「どうしようもない」がつくと・・・。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6709] ダメ親父の系譜 2001/05/21(月) 00:09:18

本当に急に日差しが強くなりましたね。しばらく家を空けていたら植物が
ほとんどドライフラワー化してしまって(涙) ああ、緑の指を持った
庭師さんたち、助けに来て!

さて映画三昧・美食三昧・美術展三昧の日々、堪能してまいりました〜♪
今回、新作イギリス映画を立て続けに見てきて印象に残ったのが"愛すべきダメ親父"。
「ボクと空と麦畑(Ratcatcher)」のトミー・フラナガン、「ハロルドスミス」の
トム・コートネイ&スティーブン・フライ(なんとローラ・フレイザーのお父さん)、
「ぼくの国、パパの国」のパパ。

しかーし、ひとりだけどうにも"愛すべき"の形容詞をつけ難かったのは、
「シーズン・チケット」のダメ親父。酒焼けした凶悪な表情や言動といい、
少年が"初めてお父さんにフットボール・スタジアムに連れていってもらった
思い出"という甘美な夢に浸りたかった理由の大部分は、この親父なのでしょう。

ちょっとやるなぁと思ったのが、マイケル・ナイマンが「ひかりのまち」のために
書いた曲が、この作品にも使われていたこと。「ひかりのまち」で"愛すべきダメ親父"の
イアン・ハートが息子を連れてひいきのチームの応援に出かけ「おまえも
アーセナルズとかもっとマシなチームを応援しろよォ」なんて言いながら
一緒になって声援を送っていた姿とダブって、よけいに涙を誘うのです。
主人公の親友の方も家族関係で心に痛みを抱えていたりして、だからこそ
自分自身も良いお父さんになることを夢見ていたのかもしれない。魅力的な
キャラクターです。



http://www2.odn.ne.jp/cheeky/cinema/

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6708] ホラーに国際批評家連盟賞? 2001/05/20(日) 23:14:28

とりあえず日本映画にこの賞をあげておけば安心、みたいなものがあるのでしょうか?たしかに欧米のホラーには無い怖さはあるけど、所詮『リング2』のボツ案を復活させただけみたいだし。ベッソンのような趣味の批評家さんが多くて麻生久美子にみんなハマっちゃったのだろうか?「オオーウ、カノジョハミスター・イマムラノ『カンゾー・センセイ』ニモデテマシタネ!」とかいって(それは違う)

『クイルズ』と『幼なじみ』を観てきました。

『クイルズ』はなんというか期待値を高く設定しすぎたのか、「ええ〜、もっとそこは深く語るべきなんじゃないの〜」とか「僕だったらあそこはこういう演出をするね」とか文句が多くなってしまいました。カウフマンの演出は手堅いのですが、それゆえにきれいにまとまってしまったという気がします。ホアキン、ケイン、ウィンスレット、ラッシュはみな適役で素晴らしく、終盤の展開もなかなかなので惜しいです。しかし可愛いロリータ夫人が性愛に目覚め、行為のあとに唇を拭うシーンがあるので結局作品の印象としてはプラスなのであった…(いいのかそれで)

『幼なじみ』はその邦題や予告編に加えて第二弾チラシにキムタク夫人の絵を採用していることなどからキュート系の映画かな?と思っていたのですが、若くまっすぐな愛を貫くふたりとその家族のちょっと不思議な味わいの物語でした。この映画では唯一人を除いてみんながふたりを優しく応援してくれる。ふたりはみんなの希望なのです。景気が悪くて糞みたいな世の中だけど、それでもまっすぐに愛し合い生きていこうとするこのふたりになんとか幸せを掴んで欲しいからそのスタートはせめて人並みの位置からさせてやりたいんだ、っていう気持ちがせつなくて暖かいです。

>飛行機
なんとなく嫉妬に狂ったコリンが操縦して突っ込んできそうだなぁ、って思っちゃうのは間違いですよね(笑)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6707] 新宿TSUTAYA行きました! 2001/05/20(日) 11:55:40

以前、教えていただいたテレンス・スタンプ情報を頼りに新宿TSUTAYAに足を運んでみましたら、沢山ありました!丁度、NETクーポン期間中だったので5本位借りて見ました。「遥か群集を離れて」の後すぐに「私家版」を見てしまった時は時の流れを感じましたけど(笑)。両方違う味のカッコよさが出てて「おお!!」って感じでした.それにしても新宿TSUTAYAはすごいです.まさか、マイケル・ケインの「アルフィー」がある店なんて初めて見ました(でもレンタル中だった・・)。

Name: SAY  Mail: junx@sb3.so-net.ne.jp

[6706] 飛行機 2001/05/18(金) 02:52:02

自転車から飛行機にかえてみました。初夏の風にふかれて、明日はずいぶんお天気になるとか。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6705] 週末は久々にCDショップめぐりでもしようかな 2001/05/16(水) 02:19:43

食後のデザートをすすめられ、ためらわずに「枇杷」を選んだら同僚に「へえ?」といわれてしまいました。たしかに、枇杷って、季節限定だし、味は淡泊だし、たべない人はまったくたべる習慣がないんですよね(古い屋敷にはよく庭に植わってますが)。繊細な味が大好きです。毎年楽しみ。

>かつさん。『ムーラン・ルージュ』>ああ、びっくりした。ユーロビジョンかなにかのコンピレーションアルバムかと思いました!?
レディオヘッド新曲>前回からあまり間があいていないので、正直、意外なかんじがします。
毬谷友子>年齢不詳ですねえ。舞台でみると、少年のようにも、魔性のようにもみえきて、ほんとに不思議な女優さんです。着物もよくおにあいですが、白いシャツがすごく似合うところが好き。ただ、数年前に刊行された写真集はすご〜くがっかりでした。そう、彼女はストイックなタカラジェンヌ出身だったのです・・・。おなじころ刊行された広田玲央名嬢のセルフポートレートはすごかったです。どきどき。わざと重版はしなかったそうなので、お宝です。あ、彼女も「夢二」のメインキャストでした♪

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6704] ユアンは四曲で熱唱! 2001/05/15(火) 22:39:34

買ってしまいました、『ムーラン・ルージュ』サントラ。ユアンやニコール、ブロードベントなどの出演者、ボノ、ベック、ボウイなどそれっぽいアーティスト、たぶんオペラ界では有名な歌手も数名参加している上にアイドルのクリスティーナ・アギレラまでいるぞ!彼等がキッス、エルトン・ジョン、ビートルズ、デバージ、フィル・コリンズ、U2、マドンナ、ボウイ、T-REX、ポリス、「愛と青春の旅立ち」などの名曲を豪華なミュージカルアレンジで盛大に歌い上げます。もう音だけでもお腹いっぱいって感じで、聴き通すとかなりヘトヘト。これにバズ・ラーマンの美しくパワフルな映像が付くのかと思うと12月が待ち遠しいです。宣伝次第では『ハリー・ポッター』や『ギャング・オブ・ニューヨーク』にも充分勝てると思う。果たして二年連続で「ミュージカル映画」が日本のお正月を席巻するのでしょうか?わくわく。

それからレディオヘッドの新曲も買ってきました。たとえ超メジャーなハリウッド映画の主題歌をやることになったとしても。たとえ自称「わたしが世界で一番レディオヘッドを好き」な日本人歌手のプロデュースをしたとしても。たとえ今後18年間アルバム製作&ライブ&インタビューを一切やらず引きこもったとしても。それでも常に彼らは音楽界の頂点に立たされ続け賞賛され続けてしまうであろうという現実。なんだかトムの声がものすごく遠いな。まあ「キッドA」「アムニージアック」を聴いてもなお10月のライブで「せっかくトムの表情がわかるくらいに前の席が取れたんだから"You""High And Dry""Ripcode""Killer cars""Creep""Fake Plastic Trees""Lift"を連続でやってくれないかなあ」とかいってるようだから聴こえないんだろうな。

ということでミューズの新曲もデペッシュ・モードのアルバムもよいですよ。←関係ない

>毬谷友子
年齢不詳な感じがいいですよね。笑顔の中にものすごい恐怖をだせるのが好き。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6703] 初夏の日差し 2001/05/15(火) 02:05:36

日差しがきつくて、初夏のようでした。もうすぐ私の苦手な季節がやってきます。肌やのどなどがうるおって、すごしやすい季節であることは認めるのですが、ついついためいきがでてしまうんです。とほほ。人はだいたい生まれた月の気候に順応するようにできている・・・らしい。でも、桜桃や西瓜は大好きなので、味覚がたのしみ。

>よしのさん。映画>全般に詳しいなどということはなく、ごく一部の地域、テーマだけを偏愛しております。あ、それは映画だけに限ったことではありませんが・・・。

>めりいさん。シアラーの趣味>なんでしょう、ますます気になる・・・。スパイス・ガールズでないことだけは確かですが。
ケヴィン・ワトリー>うーん、ちょっと分別くさい容貌ですが、そのへんに味がありますね。会計士をやっても似合うでしょうか。
劣悪な生活、家庭環境>そして、少年とサッカー。おもしろそうですね。

>かつさん。雰囲気に浸るだけでも充分>それだけの満足感をあたえてくれる邦画っていうのが、もう絶えて久しいですからねえ。作り手だけが浸っていると思われるようなものは多いのですが。目の保養、精神の贅沢。
「夢二」>毬谷友子さん大好き! なので、やはりこれもみちゃうかなあ。「ツィゴイネルワイゼン」はもう、早朝だろうがなんだろうが、もう一回みたいと思っています。
「非・バランス」>サリーちゃんのような足がきになってます。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6702] おおおお、大嘘でした〜(汗) 2001/05/15(火) 00:00:48

DEEP SEIJUN、6月2日以降はモーニングショーのみだそうです。早起きの苦手な方、渋谷に出るまでに時間のかかる方はお気をつけください。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6701] 『ピストルオペラ』の小顔&細身女優の対決はちょっと楽しみ 2001/05/14(月) 23:52:16

今日は暑かったですね。去年までだったら確実にTシャツ1枚で出かけてるところですが、今年はなんか朝晩の風が厳しく感じられるので下にロングTを着込んでしまいます。歳でしょうか…

さて、『陽炎座』を観てきました。松田優作とともに大楠道代が出ずっぱりなのにまず涙。しかも生脚まで…めりいさんではないけれど本当に惚れ惚れしてしまいますね。でもー、やっぱり僕はレトロモダンなお洋服とメイクの大楠さんの方が好きだなぁ(笑)。

DEEP SEIJUNの二本を観て思ったのが、圧倒的な美術セットの醸し出す独自の雰囲気に気をとられてしまうと難解に感じるけれど、ちゃんとストーリーは語られていて「わけわかんない」とこはないということ。しかも相当にトリッキーな仕掛けが施してあるという。僕なんかどちらの作品も「おおお、そういうことですか!」って思ってしまいましたもん(←TV放送時にちゃんと考えて観ていないのがバレバレ)。とはいえ、この『陽炎座』は雰囲気に浸るだけでも充分って気もします、矛盾してるけど。陽炎座崩壊や酸漿の美しさは何度観ても溜息しか出ません。

それにしてもなんで『夢二』は一週だけなんだろう?って思っていたんですが、DEEP SEIJUN大好評につきロングラン決定!ってことで6月15日までの三週間上映となっていました。よかった〜、これで観賞計画が超楽チンになりましたです。『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』もそのあと一週ずつ再映となるので見逃してしまった方には嬉しいニュースですね。僕にとっては予告で気になっていた派谷恵美ちゃんの『非・バランス』の公開が延期になってしまってちょっと残念なんですけど(笑)

>異性間の恋
いや、メンバーにゲイの子がいて、すごく魅力的で演技もうまいんですけど、あんまり活かされてなかったのですよう。というか今回のハイトナーはちょっと男優陣に冷たいかも(笑)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

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