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[6660] ニコール・キッドマンとかシャーリズ・セロンとか野心満々の女優はいまソダーバーグに使ってもらいたくてしかたないんだろうな 2001/04/28(土) 19:51:47

各誌大絶賛の『トラフィック』を観てきました。確かにあれだけのテンションを持続させて2時間半にまとめたっていうのはすごいし、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(なんで助演女優賞候補にならなかったの?)、ベニシオ・デル・トロ、ドン・チードル、ルイス・ガスマン、エリカ・クリステンセン、トーマス・ミリアンは素晴らしい。

が、しかし。この手法ってもうアルトマンとかタランティーノとかそのフォロワーがもう腐るほどやってるじゃん。なんかこの作品が異様に評価されてるのって「わかりやすい」からか?とか思ってしまう。蛙がいきなり空から降ってきたりしちゃダメってことなんでしょうね。3つのストーリーごとに画面の色調がかわるので「あ、ここからはマイケル・ダグラスのエピソードなんだぁ」ってわかるし、どのエピソードも時間の進行方向は常に前向きなので『パルプ・フィクション』の時みたいに「え?なんで?なんで?トラボルタってさっき撃たれて死んだよね?!なんでまた出てくるの?ねえ、なんで??」とか言いだす人も今回はさすがにいないでしょう。

それから『ワンダーボーイズ』よりも優れているという脚色ですが、「舞台をヨーロッパ&パキスタンからメキシコ&アメリカに移した」ってことが評価されているんでしょうか?(←大暴言)だって「麻薬を【供給側】、【取締側】、【消費者側】それぞれの視点から描いた」っていうだけで、ひとつひとつのエピソードは単純だし、それに撮影時には脚本自体がまとまっている必要はなく、それぞれにわかれた3冊であってもOKなのです。「ストーリーが複雑に入り組んでいて云々」っていう評価は脚色ではなく編集を担当した人に与えられるべきものでしょう(←だから編集賞を獲っているってば)。

そしてソダーバーグについてですが、ちょっとがっかりしました(特にマイケル・ダグラス篇の○○○ィ○○)。めちゃくちゃ頭もセンスも良くて羨ましいなぁってずっと思っていたんだけど、今回はそのインテリさ加減が鼻につきました。ソダーバーグが「そして○○○○○○は○く…」って言いたいんだろうってことぐらいは僕にでもわかるのだけど、でも、相手は「麻薬」なんだからさ、もっと大きな声で、たとえ取り乱しちゃったりしてカッコ悪くなっちゃっても、ガッツンってゆってもらいたかったな、と。

とりあえず6月1日から7日にかけてパーフェクトチョイスで放送されるTV版『TRAFFIK』を待ちたいと思います

複数時間軸を得意とする監督って犯罪映画じゃなくて戦争映画とかSFを撮らせたらすごく面白いんじゃないかな?って思っていたのですが、そしたらなんと『惑星ソラリス』のリメイク権&脚本がジェームズ・キャメロンの手からソダーバーグの手に移ったらしいのです!おお、楽しみぃ〜♪でも首都高は使わないでね(使わねえって/笑)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6659] はじめまして 2001/04/28(土) 08:51:09

はじめまして。リンクを辿ってやってまいりました。

基本的に、わたしはフランス映画が好きなのですが、イギリス映画ももちろん☆大好きです。
なにげに見つけてしまったこのサイト、イギリス映画ばかり!集まっている。いっぺんで気に入ってしまいました。
最近見たイギリス映画でよかったのは、やっぱり「リトル・ダンサー」かな。ちょっと前だと「チューブ・テイルズ」。特に最後の話は泣けてしまいました。

それで・・・いきなりで申し訳ないのですが、リンク貼っていいでしょうか?
(こちらはリンクフリー、とありましたがいちおうお伺いしたかったので、書き込ませていただきました)

http://www.tk4.speed.co.jp/nekotama/

Name: グリグリ

[6658] 夢にまでみた連休 2001/04/28(土) 03:37:37

ああ、やっと長い一週間がおわりました。明日から三日やすめるよう、うれしいな。

>たけうちさん。おかえりなさ〜い。それにしても、ずいぶん血なまぐさい作品をたくさんごらんになりましたねえ。いいなー、血糊たっぷりの史劇。
モンティ・パイソン>なんだか、巷じゃあたらしいDVDがでているのですか? 気がつかなかったです。あわあわ・・・。

>ぱとさん。ドイツ料理>ソーセージと、やまほどのサワークラウトを。
リトル・ダンサー>ダンス好きの孫に、じつは一番理解のあるおばあちゃん、とってもすてきでした。

きょうは、とりあえず沈没。たっぷりねま〜す。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6657] ビリー・エリオッ(ト) 2001/04/27(金) 19:11:42

ごぶさたしてました!おお、GWがすぐそこに。みいちゃんの悲鳴が行間から聞こえてきそうな1週間でしたが、おいしいもの食べて上手に気分転換をはかっていらっしゃるじゃありませんか。ドイツ料理というとジャガイモとソーセージ、とか?わたしは量感たっぷり・ぎちぎちのドイツ菓子が大好きなのですが、ビヤホールではさすがにそれはないよね。

とても遅まきながらでトホホですが、『リトル・ダンサー』を見ましたよう、ようやく。ベッドで飛び跳ねているのか、ビリーの頭がゆっくり上がリ下がりする冒頭からラストのストップモーションまで、いいですねぇ。
お母さんを亡くして2年目のクリスマスがご馳走も飾りつけもなく、「らしい」のは頭にかぶった紙の帽子だけというのが子供心にどんなに寂しいものか、男所帯(おばあちゃんはちょっとぼけちゃってるから)って潤いがないなあなんて見ながら感じていました。
父親が、妻の思い出のいっぱいつまった宝石箱から装飾品を取り出し、結婚指輪も小指に引っ掛け、いっとき間を置いてぎゅっと握り締める。きっと妻もビリーのためなら、(これを売り払っても)許してくれるだろう、そんな思いが手のアップだけでこちらにするりと伝わってくる。あの間合いの取り方、うまいなあ。
おばあちゃんが、旅立つビリーをぎゅうと抱きしめてから、まるでビリーを未来に送り出すように、また「さあ、お行き」と励ますようにつきとばす場面も好き。
好きな場面はたくさんたくさんありますが、教育も(たぶん)なく、気のきいた言葉も出てこない家族だからこそ、その態度や仕草のちょっとした部分に自分は胸を衝かれたんじゃないかと思いました。

それにしても、バレエ学校に入学するにはちょっと年をくってるんじゃない?とビリーが本気で先生に言う場面、ジュリー・ウォルターズとジェイミー・ベルの師弟コンビが楽しかった!25歳になったマイケルも、ひと目で彼の成長した姿と(あのいでたちでさえ)わかるところが凄い!


http://www2u.biglobe.ne.jp/~setopato/imaurasima/

Name: ぱと  Mail: partridg@mte.biglobe.ne.jp

[6656] 馬鹿ですねえ。 2001/04/27(金) 17:27:26

↓「1作平均10人前後の試写が出る」は当然『死者』の間違いです。すみません時差ぼけということで・・・

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6655] テーマカラーは赤 2001/04/27(金) 17:18:24

お久しぶりでございます。
月曜に帰国していたのですが、翌朝から出社、帰っては爆睡の日々で町にも出ていないしお天道様もあまり拝んでいません。とほほ。
まあ、予告どおり15本(シェイクスピア7本・ギリシャ悲劇1本・新作4本・バレエ2本・オペラ1本)の舞台を見てきたわけなんですが、今にして振り返って見ると、「1作平均10人前後の試写が出るシェイクスピア史劇(特に後半4部作のキャストの血糊の扱い方は芸術的でありましたよ)」「子殺しの母」「嫉妬に狂って妻を殺し自害する夫」「心中するティーンエイジャー」というなんともなラインアップで、ちなみに唯一見た映画はニュープリントの「赤い影」、帰りの機内では「BROTHER」、これから見なくちゃいけない映画は「ハンニバル」と「アメリカン・サイコ」・・っと。
そうそう、新聞で読んだんですが、ゼフィレッリがカラスの晩年を映画化して主演はファニー・アルダンだそうです。さてさて。なんか最近懐古的だなあゼフィレッリ。

>ドン・カルロ
実に的確なCheekyさんの分析に加えて「バスの大きな役が3つもある」という点が一部の低音愛好家のハートを直撃するのでした。バスXバスの二重唱なんて他で聞いたことないですよ。へへへ。
>宗教裁判所長
役名はどうもこの訳で定着してしまってますが、「異端大審問官」のほうが凄みがあってかっこいいのになといつも思います。これはやっぱりモンティパイソンの影響でしょうか(笑)

>みいちゃん
お疲れ様でございます。あと少しで黄金週間です!がんばってください〜。
>「大ちゃん」
大向こうのおじさんたちからは「大ちゃん!」と声をかけられ、目の前ではお兄さんたちが大立ち回り、そしてお父さんが研ぎ澄まされた気合で踊る・・・。なんか楽しそうでしたね。

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

[6654] 長い一日のはじまり 2001/04/27(金) 03:06:29

いやあ、きっつい一週間でした。なんとか明日までに所定の作業をおえることができそうです。たぶん・・・きっと。

なんだかんだいっても、夕飯はキチンとたべなくてはね、ということで、某ドイツ料理店(つまりビヤホール)で軽く食したのですが、いつもは混んでいるお店ががらがらでした。みんな、きっと残業をしていたのねっ。

>めりいさん。銀座シネ・ラ・セット>むかしの有楽座(たしか)ですね。私はこどものころ、ここで「風と共に去りぬ」をみました。当時は名画座だったように思います。でも、きがついたら、ポルノ劇場になっていました。そしてまた、きがついたら椅子を総入れ替えして単館ロードショー専門の劇場になっていました。箱は古風ですが、椅子だけキレイなのは、そんなわけです。画面はけっこう大きいかな。新宿シネマカリテは武蔵野館系です(たしか)。狭いけど、画面はキレイで椅子はまずまずです。双方ともに、チラシをたくさんもらえるし、交通至便できらいではないです。銀座で見るか、新宿で見るか、という違いだけだと思います。

>習志野COLTさん。「悪魔のはらわた」「悪魔のいけにえ」「悪魔の墓場」>・・・。タイトルだけみてもトンデモないですが、続けて見ると頭がぐるぐるになりそうな・・・。なぜアンディ・ウォーホール(おお)→トビー・フーパー(ほお)→ホルヘ・グロウ(だれ、それ。スペイン人?)になっちゃうわけ? ほんとに70年代って、世界中でホラーブームだったんですねえ。
マンチェスター>片田舎と思いきや、舞台はマンチェスターだったんですね。マンチェスターの墓場で盆踊り大会? あ、ぜんぜんよくわからないけど、傑作みたいじゃないですか。びっくり!

>Cheekyさん。ありがとうございます。泣いても笑っても、GW前は明日しかないんですう。
スターリングラード>はやくみたいよおおお。敵の狙撃手を殺すため、特別に派遣された腕利きの将校役? うわ〜ん、エド・ハリス、かっこよさそう!
ミランダ・リチャードソン>彼女、声がいいですよね〜。「スリーピー・ホロウ」ではあの声が種明かしになってましたっけ。
宗教裁判>やっぱり、モンティ・パイソン的に安楽椅子の刑でしょうね。クッションつき!
ガランガラン>三原順の「拷問教室」は、おもしろかったですねえ。「もっと薪を!」とか・・・。バネで斧が足めがけてとんでくる自殺幇助シリーズなんて、BBCでドラマ化していただきたいようなブラックな作品でした。

>Mayさん。三船>おお、「銀嶺の果て」を劇場でごらんになるとは、すばらしい。壮年、ともいえる全盛期の三船もヨイですが、デビュー当時のギラギラしていたころの青年三船は格別です。そげた頬、眼光するどい褐色の目、真一文字にひきむすんだ口もと。戦場から帰ってきたばかりの飢えた雰囲気が肉体にまとわりついていて、たまらないものがあります。
魔法使い>杖をつかいますしね・・・。オペラほど大きな空間と人員を制御しないといけない出し物って、ありませんねえ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6653] Nobody expects 2001/04/26(木) 23:12:46

「スペイン宗教裁判」や「フランドル」など、Moviespottersを刺激するような
単語が頻出する上に、"男の友情"で淑女のハートをわしづかみにするドン・カルロ・・・。
すみません、宗教裁判という言葉が出てくると無意識にほほのあたりがぴくぴくと。

頭にかぶせてガランガランと鳴らすかぶりものとか>ああ!倫敦塔にありましたっ。その昔"はみだしっ子"に出てきたのと同じ型のガランガランが。

今週のモース警部のゲストはサイモン・カロウ。順番からいえば来週はエリザベス・ハーレー嬢のはずですが、顔が今と違っていたらどうしよう。

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6652] Il Grand' Inquisitor! 2001/04/26(木) 15:08:05

先週の土曜は横浜の中華街で中華を食べ、その足で新宿行ってジョイシネマの東宝映画オールナイトでゴー!という謎の展開でした。
今回は谷口千吉監督特集ということで、『銀嶺の果て』『ジャコ万と鉄』『潮騒』その他一本というラインナップ。監督別の特集だと、ヒトと作品によってはかなりな忍耐を強いられてしまうのが辛いところですが…★三船出演作がまとめて3本、文句はいうまい。
デビュー作『銀嶺の果て』での、存在感だけで持っているようなヘタクソっぷりから、あっという間にそれを演技として表現できるようになった三船っていうひとはホントたいしたもんだと思います。なにしろその「存在感」だけでも、並みの俳優がとっても太刀打ちできない色気がありますからのう…いや、わたしはあれは色気だと思うんですけどね。
ああ『馬喰一代』が見たいよ〜!どっかでやってくれ〜!!

そしてわたしがシノーポリのニュースを聞いたのは、銀嶺とジャコ万の間の休憩時間に後ろの席で喋っていたひとの会話から!!!な、なんだって!!って感じでした。
シノーポリの『ナブッコ』を聴きたくってちょうど探し中だった時なので、ホントに自分の耳を疑い「これは夢と現実がごっちゃになった勘違い?」(わたしにはそういうことはよくある…)と思ったのですが…
最近思うのは、優れたオペラ指揮者というのは、魔法がかけられるヒトだということです。ある意味魔法使いでないと、あの音楽は収束しないというか…(カルロス様の指揮っぷりなんか見ていると特にそう思う。ありゃ「呪文」)。うう、貴重な魔法使いを失ってしまいました。もったいない(泣)。

>ローマさん
>異端審問官に任命されたら?
アタシは「フィリッポに異端を理由にポーザ候の身柄を要求し、神の名を借りて王権を屈服させる」っつーのをやりたい!!!って、そりゃ『ドン・カルロ』の宗教裁判長だよ…かなり違う話になってますがな〜

ブルソンは結局初日だけ途中退場で、中日楽日は全幕(っつーかポーザの出番は3幕目で終わりだが)歌いきってました。やっぱ好調とはいえなかったんですけど、それを上回る感動がありましたです。あたしゃー最終日の「ロドリーゴの死」ではマジで号泣してしまいました。
彼も御年65歳、あまり無理せずに…つってもヴェルディ歌手って時点でもう無理があるのよね。矛盾。
アバドのヴェルレクは、BS放映後に知って悔しさに絶叫。今回こそは!!!先日'96BPOサマーコンサートの放映を見たんすけど、元気で泣けました。トロヴァのアンヴィル・コーラスとか楽しげに振っちゃって、ホントはこういうのも好きなんじゃんもう、素直になれよ(笑)って思いました。スカラ復帰をみんな待ってます!


Name: May  Mail: miao@mbm.sphere.ne.jp

[6651] RAF退役軍鶏 2001/04/25(水) 23:35:34

GW直前、お仕事の方も大詰めですね。
『スターリングラード』を観てきました。互いに身を潜めながらじっと相手を狙い続けるスナイパー同士の緊迫感に満ちたしのぎあい、しびれますねぇ。パンフレットに柘植久慶氏が解説を書いているというのがまた♪
スターリングラード戦についてはこれまでにも何本か映画が作られているそうですが、今回のはソ連側/ドイツ側のどちらかというよりも、"共産主義"も"ドイツ軍"もバッサリやっていたようです。敵国ドイツも嫌いだけど、平等をうたいながら大いなる矛盾を抱えている共産主義もひどい、というスタンスなのかな。(冒頭の戦闘シーンの撮り方が『グラディエーター』みたいでしたが。)
ジュードのような眼力のある役者は、砂糖菓子のような王子様(i.e.『ミュージック・フロム・アナザー・ルーム』)よりも、こういう役の方が向いていますね。そしてなんといっても渋いエド・ハリス。ケーニッヒ(ドイツ語で"王様")という役名にも象徴されているように、軍での地位も高くキャリアも長いエリートで、ジュードとはまるで正反対。この対照的な二人がスコープを通して互いを探り合うのですから・・・!
ジョセフ・ファインズは"鬱屈した知識人"を好演。レイチェルも"知性"と"情熱"を併せ持った女性という、はまり役です。ボブ・ホスキンスも意外なところに。注目の子役サーシャくん、ヨアン・グリフィズ&シャーロット・ランプリングの『大いなる遺産』(DVD買ってしまいました♪)に、子供時代のピップとして出演していますが、将来が楽しみな坊やです。

もうひとつ、『チキン・ラン』。さすがアードマン・スタジオ!と、ため息の出るような動き、表情。乱闘シーンなんて、これもクレイ・アニメでひとコマひとコマ撮影しているのだと考えるだけで目眩がしそう。
ぽやーっとしたジェイン・ホロックスのレインボー・ヴォイスがLovely。最もツボにはまったのは、やっぱり養鶏場の奥さん役のミランダ・リチャードソン!クライマックスの攻防戦では『スリーピー・ホロウ』もかくやというド迫力・・・ああ、今度はクリームソースでなくグレービーソースで煮込むチキン・パイも作ってみようかしら(悪魔)
養鶏場に闖入してきたヤンキー雄鶏の声をあてているのはメル・ギブソン。何処から来たのかって尋ねられた時「自由(freedom!)の国からだ」と答えると、「スコットランドか?」と聞き返される。嗚呼、ウィリアム・ウォレス!! 「第一、奴はヤンキーかどうかもわからないぞ」なんて台詞も、大爆笑でした。


http://www2.odn.ne.jp/cheeky/cinema/

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6650] 悪魔の墓場でゲゲゲのゲ! 2001/04/25(水) 23:27:10

)みいちゃん様...先日は飲み会お疲れさまでした。
あれから気になって家中のレコードをひっくり返していたら
出てきましたよ「悪魔の墓場」サントラシングルが!
音楽はジュリアーノ.ソルジーニ(誰?)こんなモン何故買ったのか、
今考えると不思議ですが当時、小学校のクラスでは話題作だったのです。
当時日本ヘラルドでは「悪魔シリーズ」と銘打って何の関係もないホ
ラー映画を連発していました。第一弾がウォーホルがプロデュースした
「悪魔のはらわた」二発目があの「悪魔のいけにえ」三発目が本作でし
た。ホラーファンの間でもシリーズ中(別に関連は無いんですが...)
もっとも忘れられてる映画でしょう...内容はあるカップルが墓場に行
くと死霊たちが納涼ストリップ大会をやっていた...おっと、これは違
う映画でした...早い話がイギリス(マンチェスター地方だって!)
を舞台にしたバッタ物「ナイト.オブ.ザ.リビングデッド」でした。
しかし当時日本では「ナイトオブ〜」は未公開でしたし、「ラビッド」
や「ゾンビ」といった作品よりも公開が早かったのでかなり斬新で怖い
映画だと感心したものでした。今観てもその後の多くのゾンビ映画より
もよっぽど良く出来た作品です。もう廃盤でしょうが国内版のビデオ
も出てましたし、アメリカではAnchor Bay社から「Let Sleeping
Corpses Lie」のタイトルでDVD化されてます。驚いたことに限定で
ブリキ缶に入ったコレクター向けのスペシャル盤も出てました。
アメリカに本作のファンって多いのかな?とりあえずお薦めです!

ところで本作のテーマ曲は無気味ながらもカッコ良くて結構イケます。

Name: 習志野COLT  Mail: malkovich@syd.odn.ne.jp

[6649] こちらで薦められたので・・(?) 2001/04/25(水) 20:35:57

私もウォーケン氏の力のこもったダンスを見てしまいました・・。 もとダンサーとはいえ、あのお歳でお見事!! いつもほんとは体力作りのためにかかさず踊ってるんだろうなぁ(?)。
ところで、「シーズン・チケット」を黄金週間明けにでも観に行きたいんですが、銀座シネ・ラ・セットと、新宿シネマカリテ、どちらも実は行ったことがないんです。 どちらの劇場がお勧めですか? 観やすいのはどっち? 「モース」のルイスデカ長が、そのイメージを壊すようなイヤな先生役で出ているとか・・・。 どうも最近、柔らかでひたすら優しい癒し系の男に飢えているらしくルイスデカ長にハマりつつあります。

>PINGUINOさま。 「ダダイズム」。ひとりでウケまくりました・・。

Name: めりい

[6648] 墓の題名に縁のある美人女優 2001/04/25(水) 01:38:21

ぜんぜん先がみえなかったシゴトも、なんとか週末をめざして収束する方向へ。でも、わからないのよね、なにが起きるか。DTPって、不安定なんだもの。うるうる。でも、きょうは適当なところできりあげて、飲みに行くことができました。ほとんど寝てないのでナチュラル・ハイ。

>hiro 4さん。って、でしゃんさんじゃないですか。はあい♪ いまアイルランドにおられるのですね。ご帰国後の体験談をたのしみにしております。道中、気をつけて。

先週、GWにでもみようと思ってマリオ・バーヴァの「ザ・ショック」を入手しました。でも、公開当時は「ショック・シーン三九回!」っていう宣伝だったのですよ〜、とN氏からきかされ、おどろいています。たえられるんだろうか。

某海賊版系サイトより購入したビデオに、とってもあやしくて雰囲気のある怪奇映画からの抜粋がはいっていて、それがなんという映画からとられたものかわからなかったのです。ヨーロッパの片田舎、むこうからやってくるあやしい人影。どうやらゾンビと思われるその人影におびえ、きれいな女の子が車のエンジンをかけて逃げだそうとするのに、なかなかエンジンがかからない。近づくゾンビ、かからないエンジン。そして少しあいた車のまどからゾンビが手をのばしてくる! という、いかにも〜なシーンなんですけど、女の子がすごくかわいいのと、映像がとってもしゃれてるので(ほんと)、見てみたいなと思っていました。ところが、きょう、「あれ、『悪魔の墓場』ですよ」とあっさり複数の人間にいわれ、びっくり。どうも、ちょっと前には二本立てでよくかかってたんだそうなんだけど。主演がレイモンド・ラブロックで、恋人役の女の子がクリスチーヌ・ガルボ。イタリア映画なのに、どうも「設定がイギリスの片田舎」だっていうんですよね。ははは・・・。ひょっとするとロケもしているのかな? 墓場がなかなかよい雰囲気でした。

レイモンド・ラブロックはおねえさん世代はよくごぞんじでしょうけれども、クリスチーヌ・ガルボはほとんど出演作品がありません。でも、彼女は「荒野の墓標」の主演なのです。でもって、「荒野の墓標」って、マカロニ版ロミオとジュリエットで、すっごい不思議な雰囲気の異色ウエスタンなんですよ。こどものときにみたきりなのですが。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6647] from IRELAND 2001/04/24(火) 23:37:28

Hello!
Now I call you from Dingle.It is rain today.
I'm alright.
See you on next Monday in JAPAN!

Name: hiro 4

[6646] 今夜は眠れないの〜 2001/04/24(火) 03:52:23

シゴトがおわらないんですう。どうしても手をぬきたくないシゴトなので、家にもちかえってがんばっていまふ。でも、ちょっときゅうけい。

私が忙しいので、今度の旅行の同行人がスカラ座のチケット獲得に奔走してくれています。インターネットで予約がとれたというのですが、相手はスカラ座、バウチャー発券係が二ネット・ダヴォリのような人だったらかなり心配でしょう(失礼)。まだまだ心配なんです。とはいえ、本来の目的の「スカラ座で舞姫をみるツアー」の第一関門は突破です。

>プリマヴェッラ・ギロさん。私の愛用のジノリのシチュー皿はプリマヴェーラです。それはともかく・・・。すでに趣味の世界においては体制側の大義などというものは手段のための便宜上の目的でしかないわけで(はひ?)。個人的にあこがれるのは、うしろめたさのある異端審問官。作りたいのは頭にかぶせてガランガランと鳴らすかぶりものとか、片手にすっぽりおさまる指締め・・・えっと、なんの話しでしたっけ。
スペコラ>こんなに皆様が絶賛するところがフィレンツェにあるなんて。「ルネサンス科学と技術の真髄」をみにいって、スパゲッティ・ボロネーゼを想起する・・・。フライドチキンやスペアリブのほうがいいのになあ。

>かつさん。自民党も建前上改革だといってますし、クレヨンしんちゃんも変わらないであろうけど、一応前へ前へと進んでいくわけですね(意味不明)。21世紀が不安にみちたどうしようもない時代でも、今が今である以上、過去よりもずっといいです。ああ、オトナになりたいなあ!
ロシアン・ルーレット>賭博場で「ワンショット」といいかわしながら、引きがねをひくニックの笑顔がいいです。なんど巻き戻してみたことか!

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6645] ちんたいばぁ〜ん 2001/04/23(月) 22:39:57

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を観てきました。いやー、「大傑作!」の評判通り(どこでだよ!)の作品でした。その子供も観れるっていうことで言えば『サウスパーク無修正映画版』を軽〜く飛び超え、パーカー&ストーンの姿が見えないところに着地している。2001年邦画の金字塔である、といいきってもいいです。公開済みの青山の『EUREKA』、黒沢清の『回路』、河瀬の『火垂』、堤の『溺れる魚』、三池の『ビジターQ』が束になっても敵わず、そしておそらくこれから公開される山本政志の『リムジン・ドライブ』、利重剛の『クロエ』、是枝の『DISTANCE』、清順の『ピストルオペラ』、行定の『GO』、市川準の『東京マリーゴールド』、宮崎の『千と千尋の神隠し』すらも敵ではないと思う。東宝は12日から『ムルデカ 17805』を公開するようですが、このサブタイトルの「05」って部分の意味がわかるような生涯右側通行の方々以外はおそらくそんなに観にこないと思うので、モーニングショーでいいからこの『しんちゃん』最新作を続映してほしい。子供たちだけじゃなく、より多くの付き添いのお父さんお母さんに見せるべきです。そして来年の日本アカデミー賞の東宝枠では『千尋』じゃなくこっちを推してもらいたいっす。

なにがすごいかって、あのしんちゃんに「オラぁ、オトナになりたいもん!」っていわせていることです。オトナたちが子供だったり若かったりした時代の懐かしさ(平屋の家、隣りのうちのカレーの匂い、月の石、トヨタGT2000、安アパートでの同棲、3輪トラック、商店街)を求めて「20世紀博」に逃避し、子供を放りっぱなしにしているにも関わらず、です。たとえどんなにいま(=21世紀)が糞みたいな時代だとしても、それでも前に進まなきゃいけない。今の自分に責任を持たなきゃいけない。それがオトナってものなんじゃないの?と、ふりちん&おまたをひゅ〜んってさせながらしんちゃんは訴えかけてくる。その姿に僕はもう感動の涙を禁じえませんでした。そして最後、しんちゃんの活躍で再び前に進み出した春日部の街に流れる歌は「今日までそして明日から」。誰かに力を借り、誰かにしがみついて、誰かをあざ笑い、誰かに脅かされ、誰かに裏切られ、誰かと手をとり合いながら今日まで生きてきた。そしてどうなるのかわからぬ明日を生きていく。はじめて吉田拓郎の唄を、メッセージを、いいなって思いました。森下愛子を獲られた恨みは忘れないけどね!!(←いやまじで本気)

いま邦画といえば、川島雄三@三百人劇場、清順レトロスペクティヴ@テアトル新宿、DEEP SEIJUN@シネセゾン渋谷、新藤兼人からの遺言状@シネマライズのような回顧上映のほうが洒落ててそのうえダントツに集客力もあって作品自体も面白かったりするもんだから、「あの頃の日本映画にはパワーがあったよなぁ。それに比べて今の作品は…ああぜんぜん見る気しねえ」って思っちゃうだろうけど、それでもなんとか新しい作品を観続け、「つまらないぞ!」っていう観客の意思を作り手に届けていかなくてはならないと思う。そうすることでごく稀にかもしれないけれど今回の『しんちゃん』みたいな奇跡のような映画が生まれるかもしれないしね!

と、ベッソン脚本ジャン・レノ&広末涼子共演映画の製作会社の話題で持ちきりのなか(違うって)、別にどうでもいいことで熱く、っていうかムキになって語ってしまい、すいません。

>ウォーケン
ベタですが昨晩『ディア・ハンター』を観ました。ロシアン・ルーレット賭博の射手をベトコンにやらされる場面。薬室の弾が3発に増えた状態で引き金を引き、セーフだったときのあのウォーケンの演技はすごい。ニックのその後がすべてあの表情に凝縮されているようでした。"Cavatina"の切ないギターの音色と"God Bless America"は何度聴いてもグッときます。

>フロイド博士
なーんと『2010年』ではロイ・シャイダーが演じていますです(汗)確かに『2001年』よりも魅力的なキャラにはなっているけれど、フランス・ルートのトラフィックをポパイ刑事と追い込んでいったり、サメと格闘したり、最新ヘリコプターで宙返りしたり、Uボート艦長とチェコ国境で喧嘩してるイメージが強いので、かなり違和感が…

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6644] ゆくゆくはひとかどの技術者になりたい・・ 2001/04/23(月) 10:25:58

ゴーモンといえばフランスの映画会社しか知らないわたしは、なかなか皆様の熱意溢れる書き込みについていけません(涙)・・

明大でやった展覧会、もちろん行きました、老後の趣味を充実させるために(爆)。みいちゃんはイロイロ使ってみたい(笑)とのことですが、わたしの場合は、自分でいろいろと作ってみたい、という観点で興味がありましたねぇ。cheekyさんがお書きの「拷問具に見る大いなる意匠」、これが深く深く共感を呼びます・・すでに実用的かどうかはさして問題ではなく、恐怖と苦痛の形象化、物象化・・と書くとフーコーみたいでイヤですが、できれば鉄の処女はただのブリキの箱じゃなくて可愛らしい乙女の姿をしていて欲しいし、ギロチンの柱には念入りにゴシック彫刻を施してもらいたい、貞操帯には是非ともチョウチョの蝶つがいがついてなきゃ・・という意味で、微に入り細に入り職人芸なる意匠が彫り込められてついには怪奇と幻想のマニエラとなりおわりつつ、しかし現実にあってはやはり生身に重ねて加えられる恐怖と苦痛に立ち返らんとする、残忍なる意匠!赤錆びた歳月を経てもなお、血の滴りのこびりつき、絶叫のこだまを宿す火焔にも似た熱意の産物!おお!これぞ我が老後の楽しみであることよ! これはもう、美学に彩られたシュミと娯楽の愉悦世界。もはや体制側か否かも問題ではなく、ローマさんお書きの「何がなんでも逃げる」という正にその逃げ場所として、こぼたれた古城の地下室に一人閉じこもりコツコツと試みる残虐非道流血地獄のジオラマ作り! あ・・でも、出来れば可愛い助手がいるといいな。メイド服着た赤毛のコ。間違ってもアリダ・ヴァッリではイケません・・

もとい・・シノーポリ(涙)。わたしも大ショックでした。nhkホールでマーラー8番を聞きましたが、あの天地創造もかくやと思われる第一楽章の最後、大音響の怒濤のさなかにギラッ!と右後ろに振り返ってオルガン奏者にキューを出した時のド迫力は生涯忘れることができません。ホント、客席にいるこっちが飛び上がるほどのキューでした。あるいはキッシンジャー以外にあんなドイツ訛の英語は聞いたことがないよ〜と思ったインタビューなんかも、理知的で情熱的で、カリスマ性に満ちていましたっけ・・

と、ところでフィレンツェのスペコラ!(またしても倒錯の世界に逆戻りしそうな予感)。正直いって楽しいですねぇぇぇ!特にペスカトーレとかボロネーゼ系スパゲッティ・ア・ラ・ルチオ・フルチをたっぷり食した後の見学はまた格別でしょうか。ローマの骸骨寺は、フライドチキンの食後がいいとか(笑)・・と、ここは手短に切り上げて・・

ローマさん>
なるほどバッキーのドームは外から眺めるものですね〜飛行機の格納庫とかパビリオンとか、建造物が巨大であればあるほど丈夫で長持ち、経済的にも格安にできるのがフラードーム最大の特徴なので、テント代わりに使うと目が▼▲・・
フラーの机は理系の机でしたか。ふうううむ。わたしの机の上はムチとローソクばかりだなあ(爆)で、ザルや番傘?!そういえば彼の少年時代の発明品には水中で傘を開いたり閉じたりして進むボートがありました。この調子でフラーには、いかにもフラーらしい経済的で合理的でミニマムな資源で最有効的効果を発揮する、諸経費のかからない拷問具を発明してもらいたかった!・・

と、また元に戻っちゃったところでCウォーケンと2001年と南極?号じゃなかったヒトガタのお話しに参加するはずの脳細胞が眠っちゃった・・


Name: プリマヴェッラ・ギロ

[6643] ヨッ、天王寺屋!  2001/04/23(月) 02:48:22

きょうは天王寺屋(71歳)のご子息「大ちゃん」の初舞台を拝んでまいりました。なにぶん、二歳のお子ですから、文殊菩薩さまの役で、セリフはなしです。天上をみあげて「?」としたり、立ち回りの人たちをみて、「!」となったりするのが面白かったです。こどもというものを、そのこどもという甘えた属性だけでは好きになれない私ですが、やはりこうした世界になげいれられたお子は目がはなせませんねえ。そのうえ、彼が成人するころ、お父上は九十を越してしまうのだと思うと(彼は長命な家系なので、だいじょうぶだと思いますが)、現在ご子息の前で獅子奮迅の活躍をし、「ゆくゆくはひとかどの歌舞伎役者にしたい」とご挨拶をする天王寺屋にはやはり感涙せざるをえないのです。親子でそろって舞台にたつ、という貴重な一瞬を大切に舞う姿、目にやきついてしまいました。

>習志野COLTさん。うーん、すごい三本・・・。
ベーゼ・モア>チープでえげつなくて上映禁止なんて、たしかにそれではパゾが泣きます。でも、フランスで上映禁止なんてめずらしいので、そんなんで? とびっくり。
ガールズ・ムービー>監督(女性)及び、主演のヒロインの写真をみたとき、な〜んとなくシャンプーという女の子二人組のアイドルをおもいだしました。よくにた雰囲気の女の子がならんでいる、というかんじだけだけど。

>PINGUINOさん。ビーナス>ボッティチェリはすきですが、もうひとつのほうも有名なんですか。あばらが羽根みたいにひろがっているものではないですよね? そういえば、この施設の写真集がでていたような気が・・・。名所だったとは。食前食後にビーナス・・・。まわりきれるでしょうか。
アルメリア産>日傘はこうもり傘でないと無効なかんじ。

>ローマさん。シノーポリ>驚きました。彼をうしなって、バイロイトは、ザルツブルクはどうなるんでしょう。活躍中の人だっただけに、その可能性を思うと悲しくなります。
踊り好き>踊り好きなんですよね。「天井桟敷のみだらな人々」でも、ダンサーの足をもっているのだ、私をみて、なんてやっていたような。「イヴの息子たち」の某キャラクターのようになってしまった・・・。
イタリア>大理石は静謐なかんじがしてだいじょうぶですが、ロウ細工ねえ・・・。
気持ち悪いを通りこして、ある種の崇高さ>これはわかります。それだけリアルだということですね。某大の医学部研究室で実際のパーツをみせていただいたとき、そんな印象をうけましたから。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6642] そして彼はヴェネツィアに眠るのでしょうか。 2001/04/22(日) 15:16:48

きのうはシノーポリの急死という大ショックなニュースが入ってきました。「アイーダ」第3幕の途中、指揮台で倒れてそのまま亡くなったと知り、しばし絶句。ちょうど先週買ったドレスデンのガラコンサートのDVDをよく聴いてただけに(ここにもアイーダが入ってるんです。ううう)。シノーポリは、初体験がマーラーだったこともあり、いちばんに思い出すのはやはりマーラー。特に3番の最終章は涙が出るほど好きでした。去年はシュトラウスの「ヨハネの伝説」というタイトルさえ知らない曲を録音してくれたりして、驚かされもしました。「リゴレット」や「ナブッコ」もよかったなぁ。残してくれたものはたくさんありますが、あまりに早いことと、これからどんな音楽を創造したのだろうという可能性を考えると・・・惜しすぎます。

かつさん>『デッド・ゾーン』もDVD化>おお、すばらしい。"I love you"という台詞が登場する映画は何千本も何万本も?あるでしょうけれど、この映画のそれはハートにズンと響きました。しかしあいかわらず、おどりずきなのね、ウォーケン。

みいちゃん>どのような条件化ならこれを行使できるか>異端審問官に任命されたら?!そりゃまた突飛な(笑)。そうだな、タフな若い男性専門てことでプレイをたのしむとか、それならやるやる!←ばか
>体制側の枠組みで思考しやすい>う〜ん、できればどちら側にも立ちたくないというか、逆にいえば、どちらの側にも立って考えるべきというか。正直なとこ、納得できないことはできないので、そんな状況になったら何がなんでも逃げます。
>ヒトガタは苦手>まあそうおっしゃらず。イタリアはどこに行ってもイエスや聖人の洪水なので、たまにこういう生身(?)を見るとホッとしますよ。てことで、私もおします!日本人のようなすっきりした顔立ちの三つ編みの女の子像なんて、超エロティックでそそられちゃうからぁ。気持ち悪いを通りこして、ある種の崇高さが感じられるというか、未体験の領域へ引きずり込む力はゲージツです。スペコラを詣でてインスパイアされた作家や映画監督は多いんじゃないかしら。「ハンニバル」の最後のディナーの場面、私はここにある女の頭部を想起しながら読んでました。日程が合えば、先日かつさんが聴かれた五月祭管なんかも聴けるとよいですね☆

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6641] フィレンツェといえばビーナス 2001/04/22(日) 13:58:31

 フィレンツェには有名なビーナスが二つありましてな。ボッティチェリの「ビーナスの誕生」と動物解剖学博物館の「解剖されたビーナス」。これは見てほしいなあ。

 サイレンスさんに劣らず、アルメリア産映画を見ております。
本場スペイン(イタリアではない)から送られてきた奴をじっくり。
日差しの強いアルメリアの大地で、日傘を使って悪党皆殺し。大笑い。

 習志野COLTさん>「スターリングラード」も結構エロかったですよ。

Name: PINGUINO  Mail: uno@star.email.ne.jp

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