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[6580] 春はあけぼの、白昼には夢 2001/03/30(金) 03:05:44

>ローマさん。三平師匠>・・・。
左巻きのカタツムリ>それはまためずらしいものを愛でておいでですね。でも、カタツムリって、雄も雌もなかったような・・・。

>でしゃんさん。柵にかこわれ>数が多いので牛、というより羊ってかんじです。
海外旅行の物騒な話題>いますね、そういう話題しか提供しない人が! でも危機意識を高めるのは大切。
ワカルマイ>私は、個人的に「私って子宮で考えるの」みたいな女性アーティストは苦手なんです。「私はそんなとこでいちいち考えてねえよっ」と一蹴してしまいたくなるというか。林檎姫は一見するとそんなかんじなんですけど、むしろ「私って子宮があったんだ、へえ」という新鮮な発見をつねに提示しているようなところがあって(あくまで私見ですが)、そういうところが好き。

>かつさん。聴き倒し>や〜、新曲、パワフルでいいんだもの〜。
愛妻家の朝食>マキシシングルで朝昼夜になっているところがしゃれてますよね。私は「白昼夢」のほうが好きかな。
マニックス>どうしましょ、フジロック。いつでも買えるや、と思ったら、まだなにもしていなくて。

>ギロさん。花粉症で花、じゃなかった、鼻の粘膜が弱って風邪を併発、もうなにがなにやら、という風邪が流行っているそうですね。ほんとうにお大事に。
ディランも人の子>衛星中継でしきりとガンとばしているのがよかったです。あんな明るい目の人だったかなって、感心してました。「いいのかよ」っていいながらうれしそうでしたねえ。
吉田秀和>「オセロ」のところで、デスデモーナを「平明な真実を飾り気なく言うしか能がない人」かなんか書いていて、うまいなあって、思いました。
「椿姫」>いいですよね〜。

>Cheekyさん。ドイツ熊>ああ、ディグビーという子がありながら、ドイツ熊を?!
インスペクター・モース>いよいよはじまるのですか! あれは吹き替えでみてみたいな、と思っていたので、たのしみです。モースもクラシック好きでしたっけ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6579] 雨にうたれる夜桜 2001/03/30(金) 03:00:49

春ですねえ。ゆうべのあたたかさで桜がイッキに開きましたが、本日はあいにくの雨。雨にうたれる満開の夜桜が美しいです。来週お花見を予定していた人は残念。私は今週末に花見を繰り上げました。

>PINGUINOさん。ペニー・レイン受賞>オリジナル脚本賞でしたねえ。なにがアカデミー会員のツボをすぐったのでしょう。
アメリカの>予告編はなかなかおもしろかったです。全裸でチェーンソーを持って爆走するシーンでは爆笑してしまいました。「オーバーアクト賞」をラジーでもらえそうって話もあるみたいで、一抹の不安が。

>Mayさん。「王女メディア」>この映画ではマリア・カラスは歌わないです。しかしながら目千両なところを充分にみせてくださいます。冒頭で五穀豊穣のために美青年を屠るシーンからはじまって、彼女のいくところいくところ惨劇が・・・。激しいよねえ。
のらくろ>二等兵のころには、サボって肉まんばかり買いにいっていたのらくろですが、最後のほうには豚の國を攻めにいったりして、ちょっと苦い展開になりましたね。私は猛犬連隊が余興でやる忠臣蔵(忠犬蔵?)がだいすきでした。
シベ協>いやあああっ。

>ギロギロ∞さん。なんとなくボケ>まがりなりにもまうけんれんたいは日本国軍人、それなのに、サボタージュはするは、まぬけなことばかりするわ・・・けしからん! という投書があって、それでのらくろはあまりボケをしなくなってしまったのでしたっけ? かわりにボケまくってくれた彼より、欲望に忠実なころののらくろのほうが好きなんです。
奇跡の丘>パゾという名の壁。私は「アポロン」が別格、「豚小屋」がフェイヴァリットですが、はじめての方には「奇跡」ですか。なるほど。
イマージュ>映画のソフト、あったのですか。いいなあ。でも、クレールが動揺してジャンを殴るシーンを入れるのは、クレールの心理を理解しやすくするための演出としてはすぐれていると思うけど、個人的には納得いかないです。やはりクレールが「美しいが、実際には自分よりややおちるアンヌ」を執拗にジャンとの間においておこうとしたわけ、その抑圧とプライドを考えれば、彼女がそう簡単に動揺してみせるような、手の内をあかすようなぶざまな情動をいきなりしめすとは思えないのです。というか、そうなって欲しくないなあ。いきなりラストに墜ちてこその衝撃、という気がするのですけれど。でも、ちょっと手の内をあかしたところをみせるほうがカタルシスがあるのかなあ。う〜ん。ところで、クレールに加勢してジャンをぶちなぐるアンヌは、当然ですよね〜。アンヌはクレールを愛すればこそつきあっていたのですから。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6578] ありがとう国営放送 2001/03/29(木) 21:39:19

先ごろ破綻した某百貨店の閉店セールに出かけたら、ついつい物欲が爆発ちゃいました。ちょうど春物の服や靴が欲しい時期だったのに加えて、エスカレーターから降りてきたところで独逸熊と目が合ってしまいまして・・・"アロイシアス"とでも名付けたくなるような端正で愛敬がある熊なんです〜。

今日新聞についてきた週間TV番組表をチェックしていたら、なんと来週からNHKでインスペクター・モースが始まるのですね!トム・ウィルキンソンやS.マッキントッシュ、C.エクルストン、サイモン・カロウ、エイドリアン・ダンバー、レイチェル・ワイズなどなど、ゲスト出演者の顔ぶれもすごい。これは毎週目が離せなくなりそうですね。

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6577] 風かよう花のあかりに卒塔婆をいだきしおみな夜へ消えたり 2001/03/29(木) 10:14:24

相変わらず発熱中でございます。判断力が鈍い鈍い・・で、御法度の会社ネット。まあ時代はIT革命ですからアクセス制限なんてアホらしい。こわかないぞ!

>ローマさん、お久しぶり・・
カタツムリの渦巻きの向きというのは、確か、地球の自転と関係しているんではなかったでしょうか・・非常にウロ覚えで恐縮ですが、自転の遠心力(?)が影響しているので北半球と南半球とでは方向が違う・・とか・・。
なんかまたしてもホラ吹いてるみたいで恐縮ですが、なんとなく壮大なロマンを感じた話しなので記憶に残っているんですけれども。
あと、例えば、お風呂の栓を抜いた時に出来る水の渦巻きの方向も、同様の理由で日本とダウンアンダーとでは違う、とか。
ということはウ○チくんがサヨナラする向きの違うのか?って、これまた壮大なロマン・・

それと、仰るようにダリとか三平師匠でにぎわったアカデミー賞ですが、それにしてもディランの曲はいつ何を聞いてもオンナジだ。これって普遍的というべきなんでしょうか?? もちっとヒゲをピン!と伸ばしてもらいたかったですね・・目つきは申し分なし。受賞して笑ったあたり、ああディランも人の子だ、と一安心。

ヴェルディといえば昨日の朝日新聞に吉田秀和翁が一文書いていて、ふんふん、そうなんだよなあ・・と納得しながら読んでました。
スウェーデン製作だったかのリアル・アイーダ映画を見たことがあるんですが、これがすごい傑作! とにかくリアル版なので、出演者はみんな徹底的にハダカ(笑)。モロダシ!なんなんだありゃ? なにもそこまでしてくれなくてもねぇ・・って感じでワクワクしながら見ていた一種のキワモノでした。でも俳優たちはみなヨーロッパ系なのだ。どこがリアルやねん!?

で、ヴェルレクと言えばわたしはオッフェルトリウム〜オスティアスの四重唱のところが大好きですねぇぇぇ、タビアーニ兄弟の<サンロレンツォの夜>で効果的に使われていて、ググッと来ましたっけ。
<椿姫>を選んだのは都はるみのファンだから・・って、これはウソ。


Name: ギロ

[6576] 訂正! 2001/03/29(木) 01:50:08

"Holy Bible"→"The Holy Bible"
"愛妻家の食卓"→"愛妻家の朝食"

すみませんでした。


Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6575] それは"I laughed when Lennon got shot"という歌詞とともにやってきた。 2001/03/29(木) 01:38:50

ここの常連さんにも好きな人が数名はいるであろうウェールズの2バンドの新譜、"Just Enough Education To Perform / Stereophonics"と"Know Your Enemy / Manic Street Preachers"について。

Stereophonicsはまだ二聴しかしてないのですが、ケリーのストーリーテラーぶりは完成の域に入ってきていて素晴らしいです。でも、前の未熟だけど勢いのある歌詞を懐かしく思ってしまう、なんていうのは贅沢ってものなんでしょう。"Mr. Writer"はちょっと異質な曲だけど、支持します。「正直に(←ここ強調)、そして手厳しく書け」を実践できるライターはアメリカはもちろん英国にもいない、ということなんでしょうね、。

Manic Street Preachersは前二作の「秋から冬にかけての晴れた朝に聴くと身が引き締まる音」(←勝手に決めつけておりまする/笑)とは違う攻撃的なアルバムを届けてくれました。このアルバムの簡単な紹介文でよく「昔に戻った」って書かれていますが、それは違うぞといいたい。位置付けが"Holy Bible"に近いっていうだけと思う。で、以前の5枚にはそれぞれ音的統一感があったと思うのですが、今回のアルバムはマニックス然としたハードロックはもちろんのこと、ディスコビートありフィルスペクター風アレンジあり、そこに加えてはじめてニッキーが唄い、はじめてジェームズが歌詞を書いていたりと鳴らされる音が多彩なんです。ここですごいのは一曲一曲が多彩であるにも関わらず決して散漫になっていないこと。これはたぶん彼らの「それでも闘っていく」っていう強い意志が全曲に込められているからだと思います。匿名で遠くから皮肉るだけじゃなく、自分の名を名乗ったうえでその相手に向かって"NO!"だと言い切るパワーというか。うまく言えませんがそんな感じ。

この2バンドを見れるFRFがとてもとても楽しみです。
しかし、なんとかならんか、New OrderとNeil Young & Crazy Horseのバッティング!!>スマッシュさん
念願のNew Orderを見ながらも「"Like A Hurricane"とか"Helpless"を演ってんのかなぁ〜ああああああああ」とかグルグル考えちゃって楽しみきれてない自分の姿が見えるぞ…(涙)

林檎姫の新曲はラジオON AIRが解禁になってすぐにナップスターでダウンロードして聴き倒していたので、カップリングの"愛妻家の食卓"が気に入っております。cobaさんのアコーディオンが素敵すぎますね。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6574] 睡眠薬強盗に、ニセ警官、そしてジプシー 2001/03/29(木) 01:03:27

どうも、物騒な話題しか提供してこないヤツがいて困ります。マドリッドの羽交い締め強盗とか。しかしニセ警官、「署の「方から」来ました」とか現地語で言って来るんでしょうか(笑)。

>みいちゃん
 >あっちこっちで柵にかこわれ、おいたてられて、
 う〜ん、牛になった気分って感じでしょうか? 今は笑えないネタですが、現地では。

 >でもちょっと、これは男の子にはワカルマイ。
 よくわかります。というのは「男の子にはワカルマイ」ってことが、よくわかります。ボクも林檎姫は聴きますが、どうしても突破できないレイヤーがあるって感じなんですね。女性であれば、そのあたりもっとダイレクトに感じられるんじゃないかと。
 で、実はボクは林檎姫と同日発売の女性シンガーによるメガヒット確実アルバム2枚を聴いております。熱心な音楽好きは鼻で笑うであろう両者(特にAのほう)、実は詞がすごくイイ、というかヘヴィ。恥も外聞もなく支持。

 今日は、ボクもカメラを持って路上観察。平日の街の光景というのは、仕事をしてる時は見る機会ほとんどなかったので貴重な体験。


Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[6573] わたしのカレは左巻き。 2001/03/28(水) 21:45:09

こんばんは。「虫」で検索していたら、ここにたどりつきました。えっとぉ、わたしはいま世にも珍奇な昆虫を飼っています。えへへ、それは左巻きのカタツムリ(ふつうは右巻きなんだからぁ)。啓蟄の日に見つけたの。まだ土の中でスヤスヤおねむだったのに、むりやり収集しちゃった。すっごくかわいいくって、昆虫誌に投稿しようかなって思うくらいうれしかったです。もち、ほんとのお話。以上、虫を愛でる姫より。

えー、気をとりなおして、
みいちゃん。なんだかんだいっても、やはりおもしろい>ほんとほんと。スターも唯の人になる瞬間がみられるし、衣装は豪華だしね。白鳥さんは目が点になりました。ボブ・ディランが画家のダリみたいでかっこよかったのと、デルトロに拍手を送ってたデフォーもステキでした。
路上観察>タモリ倶楽部みたい!のどか〜。

ラッセル受賞>たぶんよろこんでおられるたけうちさん、おめでとうございます。しかしあれじゃ、ジョーン・リヴァースの餌食になるのでは?!前髪がまるで亡き三平師匠かと・・・ごほごほ。

Mayさん>「ヴェルレク」>そんなものまで聴かれましたか(笑)。フルラネットはいかがでしたか。わたしが聴いたときは、舞台が教会、しかも命日だったこともあって、おごそか率は異様に高まり、ソリストたちもいつもと違う特別な雰囲気をかみしめて歌ってました。彼はミラノでも人気があって拍手もデカかったです。ヴェルディを偲ぶという意味では、ヴェルレクより“ゆけわが想いよ〜♪”@ナブッコを聴きたいところ。

カラス>いや、じつはですね、先日TVで「サムソンとデリラ」をやってたのでヴィクター・マチュアの胸筋を拝もうと思って見てたら、頭にドミンゴのサムソン姿が浮かんできて、そしたら今度はカラスの歌う「サムデリ」が聴きたくなって(神に背いてでもお前を愛すると言われ、感極まって歌うアリアが超美美美!)、それを毎日聴いていたら、わたしもお腹に足のない虫を飼いたくなりました。きゃ。

フェニーチェ>「シモン・ボッカネグラ」より「椿姫」を選ぶところが、さすが(異)耽美派ギロさん(笑)。「シモボカ」(これでいいのか?)のほうを見てきた限りでは、モダンでユニークな演出でおもろしかったですよん。こりゃ一体、椿姫の演出はどんなんだろうとドキドキしました。今回のソプラノは期待の新星なので楽しみですね。 

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6572] ことしはフェニーチェのトラヴィアータ! 2001/03/28(水) 18:46:47

昨年のミラノスカラ座に続きまして、わたしの年一回贅沢オペラ鑑賞は、これ。
それにしても、こちらにお越しのみなさまはいつも観劇その他に膨大なるへそくりを費やしていらっしゃいますなあ・・うらやましー。あ、暮らし向きが違うのですね、拙宅とは。とほほ・・

と、ショボく始めたところで(笑)内容は軍国少年とイタリア映画の巨匠とジャン・ド・ベルグになるらしい。相変わらずだ(笑)

みいちゃん>
Mayさんもお書きの、のらくろ。わたしも愛読書でありました。そもそもギロ家は旧帝国海軍将軍を若干一名輩出した家柄でありまして、わたしも幼少のみぎりより軍人魂を叩き込まれ、結果して単なる軍服マニアになり堕ちた、という日本の暗い過去を一身に背負っておりますゆえ、ついつい、ひやひや、などと口走るのがギロ家の作法なのであります・・
ところで「まうけんれんたい」では、わたしは脇役ハンブルくんが大好きで、なんとなくボケっとしていながらまあ実直な働き者、という感じに好感をもっていました。みいちゃん、Mayさんはいかがでしょ??

Mayさん>
あー壁(笑)。わかりますねぇ、そのお気持ち。わたしも、いつまでたってもパゾリーニは壁です・・って、いやホントの話し。
実際のところ映画<王女メディア>は、最初にご覧になるパゾ映画ではないと思っています。というのも、前半はとにかく「素晴らしき世界旅行」の雰囲気で突っ走っていくので、久米明のナレーションをつけたうえに、この〜木なんの木♪気になる気になる気になる気になる(クレッシェンド〜スフォルツァンド!)・・・・・
もとい、もしもですよ、パゾの壁の向こうになにがあるかお知りになりたい場合はまず「奇跡の丘」をご覧になってください。こちらは福音書の映画化ですので、お話としては安心できますし・・

で、お話かわって、またしても!やばそーな内容に走りつつ書き進めますと、実はまったく久々に<イマージュ>を見たのですが、うふふ、いやもう、なつかしー!てな感じで、感涙滂沱の嵐でありました。
映画版は、いつかも書きましたように、原作よりも遙かに緊密な構成になっていて、「イマージュ=像」の意味するところが実に分かりやすいのです。まあみなさま方におかれましてはご覧になることはあまりなかろうと思いますので、ここで多少のネタバレをお許しいただくと、端的に言って、映画版の白眉はラスト直前のシーンなんです。
終幕、ジャンとクレールによるアンヌへのキビシイ「悪戯」うふふ♪が終わりジャンが思い遂げると、突然クレールが怒り狂ってジャンに襲い掛かるんですな。それでジャンがクレールに立ち向かおうとしますと、なんと!アンヌがボトルでジャンのアタマを殴りつけ、ジャンはほうほうのテイで部屋から退散します・・
するとアンヌは、自分のしでかした振る舞いに呆然と放心したままのクレールに向かってそっと「わたし、出ていきます」と告げ、クレールは哀しげな瞳で「あたしは・・どうなるの?」それには答えずアンヌはひとつひとつ、ライトを消して暗闇に消え去っていく・・・
このシーンがあってから「すべては秩序に復する」の章に入るのです。

学生時代にこの小説をゼミナールで取り上げたわたしは(ってホントですよ)この小説のトリック、つまりアンヌという少女はクレールが秘めている欲望の仮象であり、それが反映した像であって、したがってその像を介したジャンとクレールとの関係が仲介なく直結した時にはアンヌは消えていなくなる、というトリックに非常に関心しておりましたところ、映画版ではその線をカンペキなまでに表現しつくした! という点で常々、ラドリーメッツガー監督には敬服しているわけであります〜〜

ううーむ。
マニアックすぎる。ひやひや


Name: 依然として発熱&増殖中・・ギロギロギロギロギロギロ

[6571] TOWERやHMVの叩き文句がまた笑える。「凄絶!」とか「伝説の名演」「入魂の」などだ。 2001/03/28(水) 16:39:54

天気がよいので千駄ヶ谷小学校までふらついてきました。小学校は正門に桜が満開を迎えんとし、春休みでがらんとした校庭に吹き渡る風と薄ピンクの花びらが青空に映えるのでした。よろしいですなあ。春。

と優雅に始めたところで、内容はヴェルディとマリア・カラスと仲代達矢になるらしい書き込み。なんだそりゃ。
昨晩サントリーホールの、レナート・ブルゾン・歌手生活40周年おめでとう・オールヴェルディ・ガラ・コンサートに行ってきました。また『トラヴィアータ』かい、とぶーすか言って出かけた割にはチェドリンスのヴィオレッタとブルゾンのジェルモンの迫真の演唱に大満足でした。天羽さんはジルダを歌って、ホントにブルゾン花嫁のパパ状態。そしてフィナーレはもちろん「乾杯の歌」。客席でのんびり見ていたニール・シコフまで引っ張り出され、いきなりアルフレードを歌わされるわ、楽しい幕切れでござんした♪でもオーレン、悪乗りしすぎじゃっ!

>みいちゃん
そういうわたしは『王女メディア』を見たことがないのです。パゾリーニというところがなかなか入りにくい壁なのか(笑)?
カラスの『メデア』も当たり役として有名ですよねえ。これも聴いたことがない。でも『ノルマ』はこんな物凄い激しくもカッコいい話ではないですよ。恋人のポッリオーネがもっと若くてカワイくて性格もいい巫女に心変わりするつーだけっす。彼の変心をなじり、ローマへ決起することを誓うノルマだが、結局は愛するポッリオーネを裁くことができず、自らを裏切り者として死を選ぶのだった…マル。メディアみたいに全員殺して、自分は逃げる(違う)って方がいいのに〜
>田河水泡先生の漫画
小学生の頃、図書館で借りて『のらくろ』を読破したわたし。夢中で読んでましたが、二等兵からどんどん昇進するのらくろの肩章の星がどんどん増えるのが痛快で…って、こりゃもしやその頃すでにそういう趣味が現れていたってことか?うひい。

>サイレンスさん・PINGUINOさん
『野獣暁に死す』のお話ありがとうございます。とっても見たくなってしまいましてん。ローマで撮影をしていたとき仲代はとっても楽しかったみたいですよ。「物静かなインテリ」なチェルビ監督のこともすぐ好きになったと言ってました。仲代を起用した理由が『大菩薩峠』や『切腹』などの日本映画の芸術的諸作であるにも関わらず、初監督作がウェスタンであることをしきりに照れ「次はしっかりした歴史物を撮りたい」と語っていたとか。これらの話は仲代のエッセイ集からですが、本物の銃を使っていたため手の皮がむけたとか、いろいろ書いてあって面白かったです。

>ギロさん
ニワカ・クラシックリスナーとしては、クラシック界があまりにも妙でヘンテコで大真面目なので、ついつい爆笑しながらはまっていってしまいます。面白すぎ。アタシは最初「モツレク」なる略語を聞いたときはモツ鍋を連想したほどです。メンコン(蓮根みたい。そういう展開ならベートーヴェンなら「ベトコン」ではないか)、ドヴォ8、クナ、フルヴェン、なんじゃそりゃって感じっす。
そのうちシベリウスのヴァイオリン協奏曲は「シベ協」(ちょっと苦しい)と言われるように…ならないか。やっぱ(笑)

Name: May

[6570] なんであんなもんが脚本賞なんだか 2001/03/28(水) 11:43:33

 はい、ラッセル・クロウ受賞おめでとう。しかし、もう一人のクロウの受賞は納得いかんぞ。

 無論、私がぼろくそに書いた「あの頃ペニーレインと」のキャメロン・クロウ脚本賞のことであります。あんなにキャラが描けてないホンがオスカーとはどういうこっちゃ? せっくす、どらっぐ、ろっくんろーるな頃の中途半端な懐古趣味にアメリカ人がやられたのでしょうか? 主人公がたまたま「トミー」をかけてロックに目覚めるとこなんか実にあざとい。

 「恋人を仲代に犯されて殺されたガンマンが仲間を集めて復讐」というマカロニの黄金パターンにはまりこんだアルジェントの「野獣暁に死す」の方が数段面白いぞ。それにしても、朝日新聞のアカデミー賞講評は、表層的に過ぎてひどくつまらなかった。

 月末からのロードショーに結構期待しております。独りもんの音楽オタクが女探しする「とっても忠実!」や、独りもんの音楽オタクが人を殺しまくる「アメリカのキチ○イ」なんかに、非常に期待しております。独りもんの音楽オタクだから変なのか、変だから独りもんの音楽オタクになるのか。独りもん音楽ファン排斥運動が起こらぬことを祈るものであります。

Name: PINGUINO  Mail: uno@star.email.ne.jp

[6569] 路上観察の日 2001/03/28(水) 02:11:55

きょうは10年来の友人とつれだって取材へ。現地にはやくつきすぎてしまったので、近辺を散策しました。天気もよく、場所がたまたまおもしろそうな路地裏が多い所だったので、おもむろにデジカメをとりだし、路上観察していたら、友人が「あそこをとれ、ここもとれ、あっちもとれ、こっちからもとれ」とうるさいんです。十年以上もつきあっていて、路上観察の趣味があることに互いにきづかなかったのでした。二人で路上観察に白熱していたら、道行く人まで場所の故事来歴を語りだして参加したりして・・・。なんだかちょっとたのしかったです。路地裏には花がたくさん咲いていました。

林檎姫の新曲、ききました。「真夜中は純潔」。これがまたすごおおおく、いいんですよ。ま、今回のも人によると思いますが。彼女の歌詞は一見すると支離滅裂なんですが、よおおく聞くと・・・・・・ひいいい、なにゆってんの! この子はっ! なのです。それでいて、根底にあるのが女の子特有の健やかさだってのが心底いいよねえ(病的な不健全さなどいまどき珍しくもないからねえ)。今回も「すんげえ」です。でもちょっと、これは男の子にはワカルマイ。(←差別ぢゃないよ)

>サイレンスさん。コリン・ウイルソン>彼の位置づけそのままに、日本では出す出版社に一貫性がないですよね。多作すぎるのがいけないのでしょうか。あ、いいのか、B級怪奇小説作家だから♪
蜘蛛>毛なんかはえちゃって、ぬいぐるみみたいなのもいますね。むしろ、私が嫌いなのは六本足のとある生物。嫌いすぎて表記できないです。基本的に足がいっぱい、というより、関節がいっぱいなのがだめです。でも、鋼鉄で音がするものはおっけー。
初冬の森で繰り広げられる銃撃戦>いいですねえ、初冬の森に響く銃声。

>ギロさん。風邪と木の詩>電車のなかで読んで笑いをこらえるのに苦労しました。
ラッセル・クロウの配役>ヒロイックになりすぎないとこがよかったです。撮影中に死んだオリバー・リードの出番が多ければ、もっと面白いドラマがみられたでしょうに、とくやまれてなりません。
「フルベンのブル8」>声に出すと笑い死にしそうです〜、やめてください〜。
ピエル・パオロもヤルじゃねーか>彼って、不幸そうでドラマチックな美女がお好き?

>でしゃんさん。ロンドン乗り継ぎ>おお、ヒースローをあじわってくださいね。たのしいですよ〜。空港のなか、あっちこっちで柵にかこわれ、おいたてられて、ならぶだけで英国気分があじわえます。
TOMATO>あ、まずい。おわってしまいそう?

>サイレンスさん。トルコ軍楽隊>三姉妹、というところであの選曲だったみたいですね。ザッピングしてたら、あの曲がながれてきたのでびっくり。
アメリカ人は最初、紅茶を>「ボストン・ティー・パーティ事件」だあ。
スコーピオンズ>しかもかなりロリータ系じゃありませんでしたっけ、あのジャケット。

>ギロぎろさん。お大事に。それなのに三本立ては身体に毒・・・。いえ、クスリ?
ジェス・フランコ>akaが多い>そのうえ、お名前もたくさんある方なんですね。スペイン人なのでしょうか。
ヒヤヒヤ>ああ、これって、戦時中の方しかつかわないもんだと思ってました。大好きな田河水泡先生の漫画によくでてくるものですから。ヒヤヒヤ!
ロキシー>Country Lifeどえす。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6568] いよいよ。これは。風邪だ・・ 2001/03/27(火) 20:03:08

立ち話ですまないのでトルココーヒーでも飲みながら・・

サイレンスさん>
たびたびどうもです〜〜早速のフランコ映画ですけれど、うーん、わたし、フランコを愛しているわりには彼のこと、あまりよく知らないの、これって直感よね、なんていうの? 運命的な出会いって、あるじゃない? わたしはあんまりそういうの信じない人なんだけど、これだけは言える、これが恋なんだな・・って・・

というわけで、ご質問の2作とも生憎わたしにはなんとも申せません。だいたい彼の作品はakaが多くて、タイトルと内容が必ずしも一致しませんし、そのうえ昔のフィルム(もちろん別作品として公開済)をいけしゃーしゃーと使い回すので、突然デジャヴに襲われることしばしば・・
ちなみに、よそ様のお庭でなんですが、拙宅ではあともうちょい、ふたつみっつ、ご紹介したいと思っていますが、どうなることやら(笑)

脚のないイキモノって、そりゃあなた、お魚のことじゃありませんか(笑)。お魚でダイエットするのはまあ、順当、ってところでしょうか。
仮に脚もなく、ただ無闇に細長かったり薄っぺたくなったりしてると、これは事件です・・まさかイカスミソースとか?! カルボナーラ? わわわ・・・たびたび失礼!ヒヤヒヤ!

わたしの苦手といえば、一番の苦手は肝心なところを隠したヌード画像でしょうか(笑)
スコーピオンズは日本では正々堂々だったように思います。なかなかに衝撃的ジャケット。もちっと、年上でもいいのに・・というか、もちっと年上だったなら特に問題はなかったはず。でも、あのガラスはいけない。ついつい剥がしたくなりませんか(笑)でも、削るのはもっと良くない!個人的には墨が良い(爆)わわわ・・またしても、ひやひや
あとは、えーと、オハイオプレイヤーズだったかなあ・・うら若き女性がハチミツだけを着てるというもの。ロキシーミュージックの薄着女性が二人並んでるやつ(タイトル不明)、などなどかなあ。

それにしてもシンクロニシティ連発でうらやましい限りです〜〜それだけ連発されると、仕事なんか部下がいなくたってすぐに片づいちゃうんじゃないでしょうか?
わたしはというと元部下から送られてきたシューティングゲームにはまり、足下をすくわれ、完全に発病状態です・・
とはいえ、こういう体力低下の直後でまだ精神力が気負っている状態こそ、もっともオカルト能力が発揮されやすい・・などと、かのB級怪奇小説作家がまことしやかに書いていますね。
よし!わたしもシンクロニシティの旅に出ますぞ〜〜スコティッシュレイク目指して〜〜〜

あなざいんだすとりゃるあーーぐりもーにん〜〜〜〜♪♪

Name: 発熱して2本に増殖しはじめた感じ・・ギロぎろ

[6567] “ハナマルキ”を直訳すると、“FLOWER侯爵” 2001/03/27(火) 17:41:26

先々週の日曜の夜のこと、英国歩兵連隊に採用されていたヘンリー・マルティニー小銃について調べていましたら、「元になったマサチューセッツ民兵用45−70口径ライフルはトルコ軍にも愛用された…」と言う記述にぶつかりまして、そこに差し掛かった途端、いいタイミングでTVからトルコ軍楽隊の演奏が聞こえてきたのです。妻が鑑賞中の「知ってるつもり」で流していたんですね。
さらに深夜、「トルコ人の持ち込んだ珈琲」なる資料を眺めていましたら、妻が観ているTVでは向田邦子原作のドラマが…。
アメリカ人は最初、紅茶を嗜んでたそうですね。英国人が税金をかけるので珈琲に切り替えたそうな。その英国人はオランダとの競争に負け、紅茶に切り替えたらしい。17世紀のロンドンは珈琲専門店だらけだったそうですよ。

>ギロさん、こんにちわ。
これはこれは、ちょうど良いところへ…(ふっふっふ)。
よそ様のお庭で立ち話も何ですが、ジェス・フランコについてお聞きしたかった事があるのですよ。『FEMALE VAMPIRE EROTIKILL』『LE SADIQUE BARON VON KLAUS』って、公開されてるんでしょうか? また、面白いんですかねえ?

マリア・カラスの遺品競売の話、ラヂオで聴きましたよ。先日放映されてた『Z』を思えば、ギリシャ政府も粋な事をするんでないかい…と感心したものです。でも、確かに書簡の中身は読んでみたいものですな。マリア・カラスと言えば、想像を絶するダイエットの話も聞いた事があります(脚の無い生き物を使用)。

私、昆虫はOKなんですよ。脚が無い奴と、たくさんある奴が苦手なんです(蛇はOK)。
いちばんの苦手はギロさんと同じく、霊長類なんですけどね。あ、後はイタリア製西部劇と19世紀のピストル、シャーロット・ランプリングとジェイムズ・エルロイなんかも苦手です。最後に、濃いめに煎れたカプチーノも苦手。

肝心なところを隠したヌード画像…で思い出すのは、発売禁止になったスコーピオンズのジャケットでしょうか。偶然なんですが、今私の机の前には『愛の破片』のチラシが貼ってあります。コピーが“マリア・カラスと全ての歌手たちに捧げる”とあって、こういったつまらない偶然は、他人に聞かせるほどではなく、BBSに書く位が程良いかな…と。

さんしゃい〜ん♪ おん・まい・しょるだぁ〜 めぃくす みぃ はっぴー♪
(年度末の忙しさに加え、9年間一緒に働いてた同僚が辞職、有能な唯一人の部下を親会社に引き抜かれ、不良債権処理も明日に控えて、こわれ気味…)

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6566] 一応、というか 2001/03/27(火) 16:02:33

パリからダブリンではなくベルファストへ飛ぶことにしたんですが、直行便がないんで、ロンドン乗り継ぎだそうです(BRITISH MIDLAND航空)。ま、入国はしないけど一時的に英国の地に身を置くことになりました。

>たけうちさん
 拝見しました〜。GARY MOOREも訪れたという(笑)ジャイアンツ・コーズウェイ。ボクも行くつもりです。ダンルース城など海岸線を移動して、ポートラッシュという小さな町に1泊しようと考えています。北アイルランドってUKポンドですよね。チョット高くつくかな。

 しかし、某大手格安航空券会社の受付氏、「ベルファスト?」ってキョトンとされても・・・(苦笑)。おまけに「イタリアでしたっけ?」・・・。まあ、周囲のお客さんは、やれバリ島だサイパンだとリゾート・ムード満点でしたし。

 そんなわけで、日本ではまだまだマイナーなアイルランドですが、アメリカ人には自らのルーツ探しの旅ということでとても人気があるようです。またイタリアやスペインからは語学留学の候補地として人気が高まっているとか。

>みいちゃん
 TOMATO、観てまいりました。水が振動で揺れてるヤツは展示部屋の暗さが良かったです。暗い中で、小さな水槽を4、5人で覗き込んでいると、ある人が言った「ドイツ人は、どんなツマラナイことをやっていても真剣に観てくれる(笑)」なんて言葉を思い出したりしました。
 コミカルな映像作品もあったんですが、どうも言葉がよくわからないからか??でしたけど、イギリス的にワケわからない感じは伝わってきますした(笑)。

Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[6565] ハナからハナが咲き始めた感じ・・ 2001/03/27(火) 15:56:25

花粉症とばかり思っていたのに、なんだか熱っぽくて、おまけに寒気もするというわたしは、まだ花粉症の範疇にいるのでしょうか?それとも風邪と木の歌に惑わされているだけ?ふふふ・・と意味不明の笑い(笑)

グラディエーターって、わたしには、そんなにスゴイ、素晴らしい作品には思えませんでしたけれど、でも大衆映画としてのある種の良識、節度、古典的な安心感みたいなものは感じて、つまり手応えはそれなりにあった作品、という感じでした。特にラッセル・クロウの配役は良かったですね・・あれはギンラギンラする俳優じゃだめで、どちらかといえば「もっさり」したウダツの上がらない男の映画、という感じがしました。
でももっと薄ものヒラヒラの格好をした女性軍がうじゃうじゃ出てきてほしかったなー・・そこんとこをマンキーヴィッツなんかはちゃんと抑えていたような気がしますがねぇ・・(ぼそり)

うへーん、やっぱり熱っぽいみたい・・で、更にダラダラした無作為書き込みで恐縮ですが・・
たけうちさんお書きの「ヴェルレク」「モツレク」の専門用語(笑)。わたしもついつい使うことがありますね〜〜「バイ協ならメンチャイ」「フルベンのブル8」とか(笑)。そういや「ブラ4」とかは言うけど「マラ5」なんて気安く言うと、なんとなくヤバイのかも・・って考えすぎ?(笑)

お話かわって、マリア・カラスの遺品が競売に出されてプライバシーが暴かれそうになったところ、確かギリシャ政府が全部買い取った、とかいう話しが最近ありませんでしたでしょうか・・
パゾリーニ研究家のはしくれとしては、是非とも、パゾ・カラスの間柄を伝える手紙とか、おおやけにしてもらいたかったような気持ちも・・
手持ちのとある写真で、ハゾのネクタイとカラスのドレスがまったく同じ「水玉」でコーディネイトされてるツーショットがありまして、実に微笑ましいというか・・ピエル・パオロもヤルじゃねーか。やっぱイタ公はゲイでさえ女たらしだぜ!(笑)

サイレンスさん、お久しぶりです。
最初のうち良く読まなかったので、肝心なところをクモで隠したヌード画像、ってのが咄嗟に思い浮かびましたが(笑)、なんだ・・ちぇっ・・(爆)あ、失礼、みなさま(汗)
わたし自身はクモに限らず、まあ昆虫全般について、あんまり異様で大きくなければだいたいOKですが「虫を愛でる姫君」みたいな昆虫偏愛者(人間)の方こそダメ、苦手です。
大きなクモの出てくる映画といえば、タイトルは忘れちゃったけど確かキャンディス・バーゲン主演だかのB級SFを覚えています。
そういえば今ふと思い出したけど、トールキンの「ホビットの冒険」にはクモと闘うシーンがあったっけ・・「指輪物語」にもでっかい毒蜘蛛が出てきました。。映画化の話しは進んでいるんでしょうか??
全然関係ないけどアシモフの「黒後家蜘蛛の会」なんかも愛読書ではありました。カンダダ♪カンダ(って、またしても意味不明)

ティペラリーかあ・・
it's a long way・・・とくるとすぐに ♪from L.A. to Denver・・と反応してしまうわたしは、ジョン・デンバーのファンでもありました。
sweet rocky mountain, paradise♪ あんまり知る人もいないでしょうねぇ・・


http://www2.justnet.ne.jp/~guillo/

Name: ギロ

[6564] 蜘蛛の俎上 2001/03/27(火) 13:53:10

西部劇ファンにとって“ウィルソン”と言うと『シェーン』に出てきた珈琲好き・二挺拳銃の殺し屋ですが、英国ではやはり、“ウィルソン”と言えば、『スペース・バンパイア』の原作者として知られる、B級怪奇小説作家のコリン・ウィルソンでしょう(違う)。
10数年前、日本版「スターログ」誌の隅で紹介されていた「スパイダー・ワールド」が、ようやく邦訳されましたよ。何年待ったことだろうか。

実は私、アラクノフォビアであります。あ、いいのか? こんな私生活の弱点をBBS上でばらしてしまって。下手すると今日から、アシダカグモの脚を広げたあられもないヘアヌード画像が添付された、嫌がらせメールの数々に悩まされるかも。
蜘蛛は怖いんですけど、大きな蜘蛛の出てくる映画は欠かさず観る様にしていますし、コリン・ウィルソンの新刊も楽しみに待ってたんです。怖い物見たさにしてはちょっとディープな、この心の仕組みは自分でもわかっておりません。

遙かなる未来、2フィートもの大きさの蜘蛛に支配された地球(人間は餌として飼育され、わしわし喰われちゃう)を舞台にしたファンタジーですが、そこはコリン・ウィルソン。人間の意識をテーマに、深くて面白い小説に仕上がってますよお。皆さんも買って下さい。そうしないと、続編が邦訳されないから。徳間ノベルズの新刊だったかな?

春うらら、『野獣暁を覚えず』状態の毎日ですが、ちっちっち…いけませんねえ。仲代の『野獣暁に死す』、決して「いつもと同じ」ではありませんよ。
監督の個性が反映されているのでしょうか? この映画に漂う静けさは、他のマカロニとはちょっと異なるテイストです。初冬の森で繰り広げられる銃撃戦と言うのも味わい深いものがありましたし、ダリオ・アルジェントの脚本が意外にオーソドックスで、特にポジティヴな物語の終わらせ方が爽快でした。
監督の娘さんは、『アルテミシア』『ある貴婦人の肖像』のヴァレンチナ・チェルビなんですよ。

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6563] 剣闘士映画 2001/03/27(火) 00:45:44

アカデミー賞って、なんだかんだいっても、やはりおもしろいですね。くいいるようにみてしまいました。「グラディエーター」&ラッセル・クロウ、おめでとう♪ なんか、またあの白砂と鮮血の世界、大画面でみたくなってしまいました。あと、個人的にはデルトロくんが美味しかったりして。「トラフィック」、たのしみだよん。

ビョーク! 私の目がおかしいのでしょうか。あいかわらず、すごくかわいかったんですけど、あの白鳥を首にまいたみたいなステージ衣装。足が「こども」だよね、かわいい。ヨーヨー・マもやっぱりでてきて演奏してくれましたし。スピーチでは、リトルダンサーのジェイミーくんをひきあいにだしたラッセル・クロウの「田舎からでてきて一旗あげたよ」スピーチもナイスでしたし、ソダーバーグの「創作にたずさわるすべての人に」っていうのよかったな。

出来レースみたいなかんじがするにせよ(授賞式に来てない人にはまずあげないから)、映画をつくるスタッフに光をあてる催しものとして、この賞の存在は貴重だと思うなあ。「トラフィック」の脚色賞をもらったおにいさんが初々しくてよかったですね。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6562] ケルトの巫女 2001/03/26(月) 01:52:04

余震がつづく瀬戸内海沿岸のみなさま、お見舞い申し上げます。東京もこのところデカイやつがきてませんので、心配といえば心配。そんなとき、ネットってありがたいものですね。もちろん、安否を気遣う手段で真っ先に上げられる生命線は電話ですし、ネットも大部分の人は電話線でつないでいるのですが、電話線はすぐ回線がパンクしてしまう(とりわけ、携帯は)。そんなとき、少し平常に復帰したときにそっと安否を気遣いあえるツールとして、ネットはなかなか微妙な位置をしめているな、と今回のことで実感しました。

まったく違う話題で恐縮ですが、デジカメをバージョンアップしました。ふふふのふ。実際のところ、バージョンアップしてもらいました、なんですけど、まあいいや。すごいんですよ〜、新型は。いままでは、庭にきた野良猫をとろうとしても、機械がウォーミングアップするまで「しばしまてよ」だったんですが、新型はすぐにたちあがる! 確認用の画面の精細度もアップ! もちろん画質はいままでの倍の高画質。ここまでくれば、もうこれ以上進化する必要はないのであって、あとは電池の持久力の改善でしょうねえ。いまんとこニッケルなんですけど、アルカリでも長時間もつようになれば、御の字ですねえ。ま、とにかく、海外旅行にこれでデジカメをもっていけるようになったのでうれしいな。今まではリチウムだったのでちょっと無理だったのです。ありがとう、技術革新。

>Mayさん。「ノルマ」>別便でのご指摘、ありがとうございます。カラスの十八番は「アイルランドのケルトの女王」ではなく、「ガリア地方のドルイドの巫女」でした。あってるのは「ケルト」だけですねえ、ははは。完全に頭のなかで「王女メディア」とも合体してます。パリオペラ座衣装展のときに、このノルマの衣装(カラスの着用したもの)が展示されていたのですが、おそらく、体重の増減のはげしかった彼女が極細のときに着たものと思われる衣装で、たおやかで美しいものでした。物語は激しくてこわいけど〜。近々、入手してみますね。
見た目と演技力まで付いちゃって>う〜ん、やはり極めつけはパゾリーニの「王女メディア」ですよね。こわいよ〜っ。

>たけうちさん。北アイルランド>いいなあ、いってみたいなあ。
ソ連国歌着メロ>以前は簡単にダウンロードできるサイトがあったのですが・・・。いま確認したら消滅していました。幻の国歌だから? ティペラリー、いいですねえ。これももともとはアイリッシュ系の出征のうたでしたか。70代の友人は、日本でもはやっていたような気がする、ともうしております。リリー・マルレーンも着メロむきかな。戦時中の歌はおぼえやすくて口ずさみやすいものが多いです。ロシアのうたで「満州の丘にたちて」なんて、大好き♪
後半も>そうなんですよ〜。ふっふっふ。だいぶ慣れてきました。
「源氏」>歌舞伎にすることはかまわないのだけれど、あまりに寂聴源氏色が強いでのちょっとな〜、なのです。冒頭から夜這い(しかも義母のもとへ)のシーンだっていうのは、いくら源氏とはいえどうかと思い、大爆笑。こんどは「須磨/明石」編かあ、心配だなあ。濃ゆい愛人ものにおきかわってしまうのでしょうねえ。「宇治十帖」にいたっては・・・。ああ、日本の古典って。私は演舞場の「蜘蛛巣城」に期待してます。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6561] ブッシュミルも北 2001/03/25(日) 23:24:37

でしたね。「鷲は舞い降りた」を今さらながら読んでおりますが、ドイツ兵からブッシュミルウィスキーを奪ってひとりじめしてしまうデヴリンがとってもいいです。
で、>でしゃんさん
昨日レスしようと思ってうっかりしていました。ベルファスト、とてものんびりした地方都市と言う趣で、いいですよ(もちろん、奥底には色々とあるのですが・・・)。私はジャイアンツ・コーズウェイにどうしても行きたかったので(ここもとても素晴らしいです。少々ナショナルトラストナイズされておりますが)、デリーには行っていないんですが、町並みがとてもきれいなところだったと記憶しております(結局未公開のままだった映画「サンセット・ハイツ」より)。
何の御参考にもならないかと思いますが一昨年の旅行の記録が拙サイトにありますのでおヒマな時にでも。

>Mayさん
もう誰もMayさんを止められませんね・・・。「ヴェルレク」「モツレク」などの専門用語(笑)を駆使するようになったらもうおしまいです。行けるところまで行っちゃって下さい。

>みいちゃん
そうなんですよね〜。実にシンプルかつ心に訴えるものがあるいい曲です。ソ連国歌着メロ、私も欲しいですう。ティペラリーでもいいなっ♪
>歌舞伎
おお、後半もお着物で。すばらしい。
私は今日、歌舞伎座のほうを見て来ました。横向きの席で非常にくるしゅうございました。明日きっと足腰が痛いに違いない。仁佐衛門丈の保名はうつくしかったですが〜。今日はお嬢さんも見えてました(とても目立つ)。
そして、なんと歌舞伎座では例の「源氏」を続き物にするつもりのようです。今度は「須磨/明石」ですって。なんだかなあ・・・。

Name: たけうち  Mail: take-m@ka2.so-net.ne.jp

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