>Cheekyさん。焼き時間とか、拷問とか、いったいどういうディズニー映画なんでしょう。「GO GO ガジェット」は、「大人」ならたぶん五分でばからしくなるかもしれませんが(あれ?)、世界征服をもくろみながら、その実、ブロデリック(ガジェット警官)をいじめて分解することしか眼中にないようなルパート・エヴェレットの悪の総裁がたまらなく可笑しいです。しかも、総裁とかいって、手下はほとんどいないし。執務室にでかでかとはりつけてある「ルパさま肖像写真」がツボです、ツボ! おすすめしま〜す。
さて、スティーブン・レイつながりで先日CSでやっていた『I could read the sky』。IMDbにもStephen Raeとなっていたし、イマジカのキャスト案内にも「スティーブン・リー」と出ていたので、いきなり彼が出てきた時は驚きました。アイルランドの子沢山の家で育ち長じてイングランドに移民してきて・・・という半生が、今や老人となった主人公の脳裏にフラッシュ・バックしていくのです。兄弟や親戚も多くがイングランドに出稼ぎにきていて、ある者は炭坑で命を落としたり、ある者はひとりフラットで孤独な死を迎えていたり。工事現場では、ふたりにひとりが"マイケル・コリンズ"を名乗っていたというのも、さまざまな事情を抱えて異国で肉体労働に就いていたアイリッシュの生活がうかがえます。今月はまだリピート放送があるので、スティーブン・レイファンのみなさまはぜひ。(主人公の従弟役。出番はあまり多くありませんが)