いやあ、飲んだ飲んだ。ドイツと日本のハーフのおばちゃんのジャズライブを見に行ったんですが、突然スコーピオンズが始まっちゃいました。「やっとこの歌が歌えるようになりました。これまでは泣いてしまって……」。「The wind of change」というナンバーは、ドイツ統一を喜ぶ歌だったんですね。国を、家族をイデオロギーによって引き裂かれるつらさというのは、我々には分かりづらいですけど、それだけに、その原因となった過去への視点は厳しいものがあります。
>サイレンスさん。Riders in the sky>ブラザース・フォアで思い出しました。たしかに冒頭がにてますね。
Green Fields>これって反戦歌でしたっけ(歌詞は家に帰らないとわからない〜)。「花はどこにいったの」はたしかに反戦歌でした。ブラザース・フォアの歌う歌は、題材も反戦歌、もしくは「つわものどもが夢のあと」的な歌が多いのですよね。これは60年代フォークソング全盛という時代の影響なのでは? でも「アラモ」は実際には戦意高揚愛国映画だでしょうから、これは意図が逆・・・。この映画がアメリカではコケまくり、判官贔屓の日本で爆発的にヒットしたのは皮肉です。
皆殺し>ははは。そういう意味で「独立愚連隊」はマカロニテイストです!
5キロ>実は、この書き込みを最初マックで読んだのです。サイレンスさんは「Kg」に機種依存文字をおつかいになっておられるでしょう。マックだと、その部分が文字化けで5?になっていて、配偶者さまが何キロになったからわからなかったので、余計シュールな展開に・・・。シアワセっていいですね!
「Johnny, I hardly knew ye」のなれの果て、「Riders in the sky」はブラザース・フォアの歌で聞きました。彼らは最初にヒットした曲が「Green Fields」だか「Green Sleeves」だったので、アルバムには必ず1曲、緑に因んだ曲を入れると聞いてます。確か『アラモ』の主題歌も原題は「Green Leafs of Summer」でした。
本当だろうか? 本当に曲がヒットしたから、「緑」に因んだ曲を入れているのか?
「Johnny, I hardly knew ye」がアイルランド独立にまつわる悲惨な闘いを歌ったものだと聞いて、ちょっと深読みしたくなりました。
>ぱとさん。Johnny, I hardly knew ye>『現代英米情報事典』によると、これは、アイルランド独立にまつわる悲惨な闘いをうたったものだとか。でも、歌詞に傷病兵のそんな克明な描写があるなんて、すごいです。哀しみのなかに不屈の精神を歌い上げるアイリッシュトラッドの真骨頂ってかんじ。エドナ・オブライエンの小説も読んでみたくなりました。
管理人さん、某イタリア掲示板にも書き込みましたが、「ジョニーが凱旋する時」の顛末がスリリングでした。
アイリッシュ・トラッド「Johnny, I hardly knew ye」→南北戦争応援歌「When Johnny Comes Marching Home」→カウボーイソング「Riders in the sky」の英国的表現がとっさに思い付きませんが、ヨハン・セバスチャン・バッハがプロコル・ハルムになるようなものかな?(違う)
某イタリア掲示板で話題になっていた「When Johnny Comes Marching Home」って南北戦争のいさましい曲があるんですが(「博士の異常な愛情」で使用)、これの原曲は「Johnny, I hardly knew ye」っていうアイリッシュトラッドなんです。そこまではよいとして、後者のほうは「戦場から帰ってきたあなた、変わり果てて、あなただってすぐにはわかんなかったわ」っていう、マーチどころか、すごおおく暗い歌詞なんです。なんかひっかかるな〜と思ってたら、これって状況が「JOHNNY GOT HIS GUN(ジョニーは戦場へ行った)」そのものなんですね。なんか、某サイトのいくつかの書き込みをよんだおかげでミッシングリングがとけたようでうれしい♪ こんなふうにして、情報洪水のなかのたあいもない雑学がいく人かの手をへて一つの大雑学(?)をかたちづくるとき、かるい知的興奮をかんじて、ウェブサイトに接続することにもまんざら意味がないわけではないぞって、あらためて思います。