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[6860] ドイツのKISSはロゴが違う '01/08/03(金) 09:20:36

 いやあ、飲んだ飲んだ。ドイツと日本のハーフのおばちゃんのジャズライブを見に行ったんですが、突然スコーピオンズが始まっちゃいました。「やっとこの歌が歌えるようになりました。これまでは泣いてしまって……」。「The wind of change」というナンバーは、ドイツ統一を喜ぶ歌だったんですね。国を、家族をイデオロギーによって引き裂かれるつらさというのは、我々には分かりづらいですけど、それだけに、その原因となった過去への視点は厳しいものがあります。

 ドイツではロックグループのKISSは、日本やアメリカで知られている形とロゴが違うそうです。あれは「SS」がもろにナチ親衛隊だから。子供の名に「アドルフ」を選ぶ親もほとんどいない(いじめられるだろうし)。「戦後民主主義を見直そう」などとほざいて戦前の価値観を持ち込もうとする右翼教科書制作集団や「アジアなど知ったことか。15日に靖国参拝だ」と経済ほったらかしで悶着を起こす総理が跋扈する国は見習っていただきたい。

 IMAGICAお奨めのDVDは、やはりマカロニシリーズではないのですか? 「地獄から来たプロガンマン」まで買ったら、主人公と一緒に「階段を転げ落ちる」ことができます。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6859] 吸うか吸われるか '01/08/03(金) 03:56:55

「血を吸うカメラ」! これが見られる日をどんなに待ち望んでいたことか! 東京でやったリバイバルは、レイトであっという間に終わってしまったし。ふっふっふ。たのしみ、たのしみ。「サイコ」や「我が目の悪魔」を思わせる設定もたのしそうなのですが、この映画のなににひかれるかというに、やはりシリアルキラー・・・じゃやなくて、「カメラ」です。私自身、カメラで撮るのは大好きなのですが、撮られるのは極端に苦手なので、どきどきもんです。それに、撮るほうとしても、被写体にたいしてどこかもうしわけなさがつきまとうので、どんなに街中でうるわしい人・・・たとえばシルヴィ・ギエムを街中でみかけたとしても、そのもうしわけなさゆえにシャッターがなかなか押せないと思います。

ファインダーをのぞく行為のどこかに、相手から自分の姿をかくしたい、だけどそれでいて、やはり相手をみて保存してみたい、という妙な意識がつきまとっているように思います。ま、実際にはそれほど気にして撮ったり撮られたりするわけじゃないですけれども。とりわけ、デジカメみたいなものは気楽でいいです。

>Mayさん。「赤い靴」、ぜひいずれどちらかでごらんになってみてください。ただのプリマものだと思ってみていると、とんでもない世界をみせられてしまいますよう。天才的興行主と純朴な配偶者とのあいだで、心ひきさかれて苦悩するヒロインはニジンスキーがモデルだと信じています。
ブアマン>三船とリー・マービンがふたりきり、ねえ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6858] 熱帯の孤島にふたりきり!って、青い珊瑚礁か?(という映画ではありません) '01/08/02(木) 15:08:19

おお、『血を吸うカメラ』!わたしも大好きですこれ。俳優座のレイトでみたので、夜道が怖くて(そういう映画ではない)。エ?もう一昨年になるのか??確か、スバラシイ!素晴らしい!!とかここに熱く訴えたような記憶が…
なにしろ『赤い靴』未見なので、ほとんど予備知識もなかったのですが、なんといっても映像がスタイリッシュで美しい!主人公の青年の一見した「普通」さを裏切る、女性を次々に殺してゆくという行動の異常性までも画面に現れているので、ひきつけられてホントに一瞬足りとも目が離せませんでした。ショッキングで異常な殺人犯の物語?といえばいえるけれど、そんなではない、苦しくて重い悲劇をみたという感じが残るのです。

)ローマさん
パッパーノは今ノリにのっている指揮者なので楽しみですね♪なんか今夏からトロヴァトーレ、ドン・カルロ、蝶々夫人の録音予定があり、と以前インタビューで語っており就任後のシーズン・プログラムは要チェックですね(カルロは新演出以外不可っ!!)。
パッパーノが去るモネ劇場に大野さんが行くのですがさて。頑張ってほしいですけれど。

>ぱとさん
>『ジョニーは戦場へ行った』…なつかしい。
これ、昔ヘヴィーメタルバンドのMETALLICAが取り上げて"ONE"って曲に作ったんでした。当時のメタル的常識を打ち破る画期的曲といわれていました。はあ〜?メタル〜?という感じもしますが、語られるように始まる静かな冒頭と、怒りを爆発させたかのクライマックスが素晴らしく、とても感心しました。昔は。
>バンコラン …な、なつかしい!!とてもウケてしまったですコレ。

)サイレンスさん
突発的事故によりDVDデッキ購入が延期の運びとなり、仲代計画は座礁…ダメです?
え"シネフィル『太平洋の地獄』やるんですか!あ、あの三船が「この野郎!」とか「ちくしょう!」しか言わないわたし的地獄映画を?あれってもっと面白くなったはずなのに残念なんですよ。『ザ・ジェネラル』(白黒版)はスバラシイのになあ★


Name: May  Mail: miao@mbm.sphere.ne.jp

[6857] 久々の禁断昼レス '01/08/02(木) 13:34:14

暑くてゆうべは起きていられませんでした。だいたい早く眠るとあけがた一度目が覚めるのですが、ゆうべは目が覚めてもだる〜いかんじで・・・。今朝は曇りなので少し涼しくて楽です。

>ぱとさん。下記の辞書によると、この「あら××さん、あんまりに変わってしまっていてぱっとみたときだれだかわかんなかったわ」といういいまわし、かなりポピュラーになりすぎてしまって、モニカ・ルビンスキーがビデオ証言したときにTimesが見出しにつかわれたくらいだとか。こうなるとちょっと黒い笑いはいってきますね。

>Cheekyさん。シネフィルですね、ありがとうございます! 明日放映されるものをチェックすることにします! モイラ・シアラーさんを拝見するのがたのしみです。ナショナルポートレートギャラリーには彼女の美しい肖像画がありました。

>サイレンスさん。Riders in the sky>ブラザース・フォアで思い出しました。たしかに冒頭がにてますね。
Green Fields>これって反戦歌でしたっけ(歌詞は家に帰らないとわからない〜)。「花はどこにいったの」はたしかに反戦歌でした。ブラザース・フォアの歌う歌は、題材も反戦歌、もしくは「つわものどもが夢のあと」的な歌が多いのですよね。これは60年代フォークソング全盛という時代の影響なのでは? でも「アラモ」は実際には戦意高揚愛国映画だでしょうから、これは意図が逆・・・。この映画がアメリカではコケまくり、判官贔屓の日本で爆発的にヒットしたのは皮肉です。
皆殺し>ははは。そういう意味で「独立愚連隊」はマカロニテイストです!
5キロ>実は、この書き込みを最初マックで読んだのです。サイレンスさんは「Kg」に機種依存文字をおつかいになっておられるでしょう。マックだと、その部分が文字化けで5?になっていて、配偶者さまが何キロになったからわからなかったので、余計シュールな展開に・・・。シアワセっていいですね!

>ローマさん。ジノリ>私もシチュー皿にはジノリつかってますから、ゆるして!
マスカラ>う〜ん。私は口紅なんですけど。なんか、目化粧よりやばかったらやだな〜。
贅沢>ひ・み・つ。

>ユーリさん。はじめまして。基本的にLINKフリーにしているので、みなごさんって方のサイトは私のほうでは存じ上げないです。
イギリス好き>私は、残念ながらそういう意味ではあまり「まっとうで熱心なイギリス好き」ではないのです。たまたま私好みの作品をつくってくれる方々がイギリスに多い、というだけで、あまり正統派のアングロマニアではないです。政治体制も、人柄も、相対的にみて、お世辞にもすばらしいとはいいかねますし。ただまあ、たしかに重度のアングロフィルではあるようなんですが☆

Name: みいちゃん@オフィス

[6856] おはつです。 '01/08/02(木) 01:16:23

はじめまして。ユーリです。
みなごさんのリンクから飛んでまいりました。
僕も映画に限らずイギリスの全てが好きです!!(爆)自称イギリスフェチ。
そして、僕もoasis大好き☆
他にもRADIOHEAD、MUSE、Stereophonics、Ash・・・etc、って挙げてくと色々あるんですが、とにかくUKロックが大好きです!!
先月はMUSEのギグにいってめちゃくちゃハジケてきました。(笑)
マシュー、マジかっこよかったッ!!!!!(>_<)

好きな俳優も色々いますけど、中でも凄いって思うのは、ジョナサン・リース・マイヤー。けっこう、癖のある俳優好きなんです。『タイタス』とか『楽園をください』の“狂”の演技はマジで凄いと思う。(あ、『ベルベット・ゴールドマイン』もそうだよね。)

こんな、僕ですが時々は来ることを許してやってください。そしてどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

Name: ユーリ (wings)  Mail: le-ka@mti.biglobe.ne.jp

[6855] コスメなコムスメ。 '01/08/01(水) 23:27:02

母の誕生祝いを買いに高島屋へ。ティーセットがいいなと思い、ジノリのローズにしようか、ジアンのミモザにしようか迷ったすえ後者に。この砂漠のような夏に、やたら春満開な贈り物。その選択の根っこには、ジノリのくさ〜い思い出が・・・。みいちゃん、貴女があんなこまかいところまでチェックするからぁぁ。うそうそ。単に黄色が今日の気分だったというだけです。

その買物の帰り、電車で隣り合わせた化粧命女子高生たちによる会話。「ねーねー、化粧品の中で何が一番好きぃ?口紅とかぁチークとかぁ、好きなものでエッチ度がわかるんだよ〜」←電車の揺れをものともせず化粧しながら話している。女性誌で人気を集めるコスメ、セックス、占いがひとつになったような話題に思わず聞き耳。ちなみに私はマスカラが好きだけど、結果を聞く前に駅に到着。エッチ度数とやらを聞いてみたかったような。

かつさん>暑苦しくて勘弁>暑苦しいのがバロックかも〜(笑)。
>踊ってねえじゃん>確かに王の踊りは刺身のツマみたいでした。まあ音楽史の中のあの頃に興味がある者は、史実に忠実な演奏風景や古い楽器を映像で見られるだけでいいといいますか、他に多くは求めませんわっ。物語的には、みだらな館での事件あたりからわりとどうでもよくなりました。編集がいまいちで・・・。例えば、王が踊りをやめたのも、難しいステップができなくなったからなのか、権力を掌握して政治に興味が向いたからなのか、よくわからなかったし。唯一、モリエールの死にリュリが関与していたかもしれないという俗説の描き方は、なかなか暗示的でおもしろかったですけど。それと最後にリュリがバレエ音楽からオペラに移行していくあたり、「おお、こうしてフランスオペラが生まれたんだ」と我が好奇心は満たされ、「アティス」が流れたときは感動したのでありました。ちょっとだけね。
>下心が前面に>彼は立場を守ることに必死な策略家でしたから(サリエリを思い出しました)。最初のうちは奔放だったけど、音楽監督に就いてからは、何かあるとイタリアへの強制送還されちゃうので、王と対等にぶつかり合うのはムリだったと思います。そのぶん、おっしゃるようにカタルシスがなく物足りなさが残りました。
>教授>もおお上々出来です!特にピアノはエレガントの一言。中に入っていたミニアルバム(?)のジョビンの家と、その部屋から見える楽園のような眺望も美しくて見惚れています。映画「マーラー」で、作曲家が木漏れ日や鳥の声や水の音にインスパイアされてアダージョの旋律をつむぐシーンがあったように記憶していますが、いつの時代、どこの国の人であろうと、こうした自然から「音」が生まれてくるのだなあという思いを強くしました。

サイレンスさん>階段>「転げ落ちる」のまちがいでは(笑)?
>夜景・死に水>あはは。笑えます、すごい情緒過多の会話。ご病気のことを横に置いとくと、意外とサイレンスさんより配偶者さんの生存本能のほうが強そう・・・。お元気になられてほんとによかったですね!

みいちゃん>かつてない贅沢なもの>おおお、何でしょ何でしょ?気になる〜。
ホモセクシャルな人>う、するどい。それに近い人が出てきますよ。

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6854] 『夜景・死に水』 '01/08/01(水) 16:30:17

「Johnny, I hardly knew ye」のなれの果て、「Riders in the sky」はブラザース・フォアの歌で聞きました。彼らは最初にヒットした曲が「Green Fields」だか「Green Sleeves」だったので、アルバムには必ず1曲、緑に因んだ曲を入れると聞いてます。確か『アラモ』の主題歌も原題は「Green Leafs of Summer」でした。
本当だろうか? 本当に曲がヒットしたから、「緑」に因んだ曲を入れているのか?
「Johnny, I hardly knew ye」がアイルランド独立にまつわる悲惨な闘いを歌ったものだと聞いて、ちょっと深読みしたくなりました。

管理人さんから「つつましい」とお墨付きを得られたので調子に乗りますが、「映画秘宝 VOL.24」P27に載ってる『西部のリトル・リタ』と言う作品はミュージカルなのですよ。マカロニウェスタンでミュージカル! 悪夢の様な組み合わせですな。本格的なミュージカルなので、ガンマンもインディアンも歌い踊るし、マカロニなのでオチは常に「皆殺し」です。あのパタリロ顔の女優は、当時コニー・フランシスと並ぶ人気を誇ったカンツォーネ歌手ですが、今じゃ“パラパラ”を踊りそうな顔つきにしか見えません。あ、マカロニだから“SPARA、SPARA”か?
調子に乗ったついでに、英国掲示板の皆様向け・シネフィル・イマジカ今月のお薦めは、『ウィッカーマン』『将軍月光に消ゆ』『山の焚火』『太平洋の地獄』『ローラ』…と言ったところですかな。私が笛を吹きますので、ぱとさんに続いてみんなで階段を登りましょう。ふっふっふ。
管理人さん、宣材が揃ったら、どーんとお願いいたします。

昨年の夏は配偶者が原因不明の高熱を出し続け(2週間続きました)、「死ぬ前に月蝕を観たい」なぞと不吉な事を言い出す始末。熱でうんうん言う妻を運河沿いのベンチに連れて行き、深夜に皆既月蝕を眺めていましたよ。ポカリスウェットを「死に水」とか言って飲ませ、ブラックなジョークを交わしていたのですが、心底不安でありました。今でも時折、「実はあの時私は死んでいたの」などと、笑えない冗談を喧嘩した時に言われたりします。それが今年の夏はねえ、「体重が5sも増えたのでフィットネス・クラブに通いたい」などと言うんですよ。そんな金があったら、DVDプレイヤーかプラズマTVを買ってます。

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6853] 赤い靴をはいた犠牲者 '01/08/01(水) 09:24:42

『血を吸うカメラ』は、CSのシネフィル・イマジカで"イギリス恐怖映画特集"のひとつとして放映されていました。今日と、金曜日にも再放送がありますよ。二番目の犠牲者が…あの名作バレエ映画のヒロインが披露する軽やかで艶のあるダンスシーンも見物です! 主人公が淡い思いを寄せる女性を演じた女優さんの現在の御姿を思い浮かべながら観るのもまた納涼でございました(失礼)

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6852] 八月はいじわるな月 (August is a A Wicked Month) '01/08/01(水) 06:52:28

暑くて夜起きていられません。
>みいちゃん
アイルランド独立のための戦いが背景となると、単なる反戦歌としてとらえる曲でもないのかもしれませんね、調べて下さってありがとうございます。祖国を賭けた戦いや飢饉を幾たびも経験したアイリッシュ、その強靭さはアメリカに渡ってからも警官や消防士といった職業に多くの人が就いていたことからも…
>サイレンスさん>罠
アンジェリーナ・ジョリーの表紙ですね(にっこり)。店頭でみてみまーす。それにしても「罠」と知りつつ、一歩また一歩と階段を上る…というと、やだ、まるでボガードとフォックスのあの映画じゃありませんか。

Name: ぱと  Mail: partridg@mte.biglobe.ne.jp

[6851] 八月にはいりました '01/08/01(水) 02:25:57

また暑さがもどってきました。へろへろへろ〜。今年の夏の読書体験は縁あってかつてない贅沢なものになりつつあるのですが(映画を観る本数が減ったのは、そのせいかもしれない)、基本的に夏に弱いので呻吟しております。ぼーっと内容を反芻しているだけで、時間がたってしまうのです。むむ。集中力とものごとを総括するエネルギーがもっと欲しい〜。

>ぱとさん。Johnny, I hardly knew ye>『現代英米情報事典』によると、これは、アイルランド独立にまつわる悲惨な闘いをうたったものだとか。でも、歌詞に傷病兵のそんな克明な描写があるなんて、すごいです。哀しみのなかに不屈の精神を歌い上げるアイリッシュトラッドの真骨頂ってかんじ。エドナ・オブライエンの小説も読んでみたくなりました。

>ローマさん。金粉>う〜む、あれは皮膚呼吸ができなくなるからタイムリミットがあるんでしたっけ? 当時はそういう知識とか、あったんでしょうか。なんか心配。
ジョビン>この暑さのなか、音楽をながしながら、けだるくたゆたってみたいです。
欲望>三島由紀夫をしかけにつかってるあたり、にくいかんじですね。三島だったら、「あたわず」の人でなくてホモセクシャルな人を出してきそうなものですが、そうなると話しがちがうもん、もん。(←なにいってんの)
官能>バレエをみていると、バレエは官能を表現するのに本当にむいている舞台芸術だな、とつくづく思うのです。肉体による表現でありながら、動きに各種の制約があることによって高められていく美しさ。制約が鍵でしょうか。
抱き合っているだけ>まだ未読なのでなんともいえないんですが、ただ抱き合うことによって得られる精神的な快楽は、むしろ原初的なものだから、男性も女性もないような。官能っていうのは・・・あ、きょうは眠くなってきた☆

>かつさん。踊ってねえじゃん>舞踊が進化したのは20世紀のことなので、それ以前のダンスっていうのは、ハイヒールはいてステップ踏む、くらいのつつましいものだと思ったほうがいいかも。それでも「みだらな」イメージがもたれていたということは、それだけ肉体、それも主に足を誇示することが衝撃的だったのでしょう。
百戦錬磨>トラウマをしっかり利用する>君の思いをうけとめてあげよう、とかなんとかいっちゃってね。美少年は、あそこで「ぼくが、じゃなくて、あなたがやりたがっているんでしょ、それを!」と念をおしておけばよかったのに。ゲーム盤をひっくりかえす癇性な性格が、潔癖さのあらわれだとする伏線が、けっこう痛々しかったです。

>サイレンスさん。つつましい(?)宣伝、ごくろうさまです。こんど、どーんとコンテンツつくって宣伝しましょう。

>Cheekyさん。『血を吸うカメラ』>え、どこかで放映してたですか? 納涼でサイコな気分、愉しみたいです、うらやましい!

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6850] 馬に乗った伯爵夫人の絵がついたチョコレートをつまみながら '01/08/01(水) 01:36:28

夏だから恐怖映画ということで、そしてそのチョコレートから連想される伝説などを思いおこし『血を吸うカメラ』を観ていました。幼少期に父親から受けたトラウマから、"恐怖"をフィルムに写し撮ることにとり憑つかれた青年という設定だけでもぞくぞくするのに、盲目で勘の鋭い女性(恋人の母親)、顔に傷のあるモデル、すまして"The Times"のような高級紙を買いながらアングラ写真を求める紳士…細部までワケアリなキャラクターに満ちていて、目が離せませんでした。青年がカメラに滑らせる指先の動きがとてもフェティッシュで切なくてたまりませんね。あとでキャストを見てびっくり。子供時代のフィルムの父子は、そのままマイケル・パウエル監督父子が演じているなんて。

夏休み特集で『宇宙船レッドドワーフ号』が再放送されるそうです。久しぶりなのでこれも楽しみ。

>ローマさん
バイク2人乗りの旅>すごいっ。吹き抜けてゆく風を肌で感じられますね。
道路灯もない荒野を走り続けて一週間、空港からの帰りに見た大阪・神戸の夜景はまるでSFの世界でした。



http://www2.odn.ne.jp/cheeky/cinema/

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6849] ジョリーが改心する時 '01/07/31(火) 16:04:18

PINGUINOさん、愛国ペンギン党なんて言ったら、背中に推進装置背負ったコウテイペンギンだの、フンボルトペンギンだのを従えている、こうもり傘男を想像しちゃいますよ。
名画の○○○は年明けにはもれなく臣民に公開されるので、それ迄の間は会員制秘密クラブでこっそり観せて、私腹をこやし、私服に着替え、至福のひとときを…。

「世界の謎は私のモノ」なんちって、ジョリーさんたら張り切ってるけれど、案外謎や秘密は足下に転がっているものなのだ。“灯台モトクロス”と言うやつですな。試しにお父様の書斎を覗いてみるがいいですよ。男妾時代のお父様の恥ずかしい写真とか、蛇の密猟をしていた頃のヤバい証拠とか、オデッサ・ファイルとかがぞろぞろ出てくるんだから。でも、合衆国大統領まで兼任されていたとは、私も知りませんでした。

管理人さん、某イタリア掲示板にも書き込みましたが、「ジョニーが凱旋する時」の顛末がスリリングでした。
アイリッシュ・トラッド「Johnny, I hardly knew ye」→南北戦争応援歌「When Johnny Comes Marching Home」→カウボーイソング「Riders in the sky」の英国的表現がとっさに思い付きませんが、ヨハン・セバスチャン・バッハがプロコル・ハルムになるようなものかな?(違う)

ぱとさん、今書店に並んでるアンジェリーナ・ジョリーが表紙の「映画秘宝」P27を開いてみましょう(←実は罠)。上から2つ目の写真の男の子は、実はリタ・パヴォーネと言うカンツォーネ歌手なんですが(しかも女)、パタリロを実写で撮れるなあ…と私が密かに思い続けている役者でもあるのです。バンコランはキアヌ・リーブスがいいかな。
あ、その写真の上には、仲代達矢のりりしいお姿が!(←さらに罠)

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6848] オアシス、"Slide Away"をやったらしいです(涙) '01/07/30(月) 23:23:11

>ローマさん
もお聴きになっているのですね、教授のアントニオ・カルロス・ジョビン・トリビュート。録音スタジオが一緒なのはいいとして、使用楽器も同じってのはどうなの?それはただのコピーなんでは?なーんてちょっと引き気味で聴いてみたらこれがまあ良いのです。彼の残した楽曲は名曲であるがゆえにいまいちなカバーも毎年数多く発表されてしまうのですが、その中でもこれは上出来ですよね。先週からの僕の仕事場でのBGMはこれと『千と千尋』サントラと友達の作ってくれたキリンジのベスト盤です(相変わらず統一されていない)

で、『王は踊る』、僕も観たんですけど超激暑の日に観たせいか音楽も美術も暑苦しくて勘弁勘弁って感じでした(笑)。それと「踊ってねえじゃん!」とも思ったのですが、あれがバロックダンスのスタイルなんだろうと思って納得するようにしてます。美術と衣装も同じ理由で納得する努力中。ですがリュリの音楽はどうも。。。音楽的才能というかあなた(ルイ)を愛していますという気持ちよりもただひたすらあなたの寵愛を受けたいのですっていう下心が前面に出てきているような気がするし、それゆえ表現者として二人が真正面からぶつかり合うこともない。ルイが踊れなくなる瞬間を案外にあっさり描いていたのも不満。気位の高さからそうなってしまったらあっさり切って捨てちゃいそうだけど、実はしっかり傷ついていて…なんてのを期待していたので。

>焼け石に水での中年男が美少年をくどくプロセス
少年のトラウマをしっかり利用するところが百戦錬磨って感じですよね。あのあといきなり少年の髪型を変えちゃうのもうまいと思いました。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6847] 太陽王の身長が162センチだったとは。 '01/07/30(月) 14:52:22

来シーズンの英国ロイヤル・オペラの音楽監督はパッパーノさんに決まったようです(ハイティンクの後任。ハイティンクはシノポリ亡き後のドレスデンへ)。先日TVで指揮ぶりを見たとき、若いのにアルゲリッチと対等ですごいパワフル、と気になっていたんですが、あのエネルギーでロイヤルのためにがんばっていただきたいです。

「王は踊る」をみました。金プンまぶした人なんて久しぶり。007以来?派手なビジュアルは一見の価値がありました。それとやはり着眼点がユニーク。歴史の中に埋もれた題材に着目するのがお好きなんですね、コルビオ監督。王が踊りに熱中する前半がドラマチックでよかったです。バッドテイストになりそうなところをすんでのところで押しとどめたバロックな美がスクリーンいっぱいに広がり、王の存在をアピールするための熱情的で切れ味鋭い音が鳴り響く。その躍動感に本能的にわくわくするではないの。バレエ、演劇、オペラ・・・ヨーロッパの舞台芸術はこうして生まれて、るいるいと成長を続けながら今日に至っているんだなあという感慨あり。

さて、わたしのジョビン好きは有名ですが(誰に?)、坂本龍一の新譜「モレレンバウム2」がもおおおおのすごくいいです。チェロとピアノの豊かな音にとろけますぅ。ジンセイ、かる〜くいこ〜ねってかんじぃ。ほんとにぃ。

Cheekyさん、今ごろなんですけど(ぼそぼそ)おかえりなさいませ。後続のボルボがこわれるほどの事故で、無傷の生還とは!お連れの達者なハンドルさばきとミスタービーンなみの強運にぱちぱちぱち。事故後の対応の迅速さは、警察側もCheekyさん側もすばらしすぎます。そのシーンをコマ送りで見てみたい。
>ガードレールのない断崖絶壁>おお、かっちょいい!まるで「太陽がいっぱい」の世界。わたしもいつか実現するぞお、自動車旅行。バイク2人乗りの旅は経験あるんですけど、遠距離走るとお尻が痛くて・・・。

みいちゃん>小池真理子>「欲望」は絶品ではないでしょうか。精神と肉欲についてならコレを読めって感じ。肉欲を強く肯定しつつも、肉を伴わない官能の極みを書いています。わたしはそういう複雑な欲望は正直いってよくわからないんですけど(笑)、女性は何もしないで抱き合っているだけで肉欲よりも大きな精神的快楽を得ることができる、という説に妙に納得したといいますか・・・。女性作家による小説や映画は自分にも内在する嫌な部分を刺激するので反発することも多々ありますが、彼女の書くヒロインの冷めたまなざしから学ぶことは多いし、何より美しい文体に惹かれます。小池さんはモラヴィア好きで、「倦怠」のパンフにも一文寄せていたのではなかったかしら。
>深刻になりがちなテーマをおかしみすらただよわせて>ああ、いいですよね、絶望を明るく描くオゾン。王様の踊りより、こっちが先でしたー。

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6846] 美少年キラーというと、バンコランを思い出すわたし '01/07/30(月) 07:15:32

おはようございますー。
>ジョニー、あなたと知らずに
オブライエンはアイルランド出身の作家なので、18世紀から歌い継がれてきたこの民謡に親しんできたのでしょう(あとがきには七聨からなるこの歌の訳が記載されて、戦地から戻ってきた愛しい人の姿がかなり克明に描写されているのです)。
もちろんこの哀しい唄が歌い継がれてきたのはその彼の変わり様のためではなく、唄の主人公である女性の悲しみと、それを超えたいとしさ、生きて帰ってきてくれた喜びが力強くうたわれているからなのですね

---でもいいの、これからはあんたのペギーのいい人だもの!
 おお、ジョニー、まさかこれがあんただなんて!---
(集英社文庫「ジョニー、あなたと知らずに」解説、大沢薫氏訳より抜粋させていただきました)
いつの時代も戦地に赴く兵士には力強い励ましの音楽が用意されるものだけど勇ましく戦って疲れ果てて帰還した彼らを出迎えて喜ぶ唄を知る機会は少なく、このBBSで思い出させてくれてありがとう!

きのう、おお!と思ったのは、エドナ・オブライエンが60年代英国で若者に人気のあった作家であり、当時の彼女のインタビュー映像をたまたま今年みたからなんです。それから彼女の作品をぼつぼつ探していたところで、しかし彼女自身のこの小説はアイルランドを舞台にかなり激しい愛情の吹き荒れるもののようで、この季節に読むと汗だらだらになりそうな予感が… 

あっ、ファスビンダー!『ケレル』の人工的なセット、よどんだ退廃の美がよかったです。『焼け石に水』は彼の原作なのですね、すごくみてみたいなぁ。

Name: ぱと  Mail: partridg@mte.biglobe.ne.jp

[6845] 惚れたら負け '01/07/30(月) 02:28:44

フランソワ・オゾン監督作品「焼け石に水」をみました。な〜んかへんなタイトルなんですけど、これはファスビンダー原作の戯曲を脚色したものだとか。ホモセクシャル・・・というよりずばり「男色」的ともいえる恋愛劇で、愛情のもつれがすなわち支配と被支配の「ゲーム」にすり替えられるという非常に濃厚な世界でした。

もしこの戯曲が、ドイツのどこかのキャバレー跡かなにかで、アングラ劇団によって上演されていたら、息苦しくなるような、むせかえるような作品になっていたことでしょう。でも、そこはフランソワ・オゾン、すべての登場人物を突き放して描き、とかく深刻になりがちなテーマをおかしみすらただよわせてしまうからすごい。エキセントリックな題材をえらんでもあざとくならないのは、つくづくこの人の語り口が上手いからだと再確認いたしました。

とにかく、ベルナール・ジロドーのバイセクシャルの中年男が美少年をくどくプロセスが爆笑もの! プライドの高いヘテロの美少年を、言葉巧みに性的ファンタジーをおりまぜながらからめとっていく様がいかがわしくて、たまらんです。美少年をおとすのは、貞操堅固な女をおとすより楽しいんだぜ、といわんばかりの風情、ベルナール・ジロドー、う、うますぎっ。とはいえ、おとすまでの過程も、「女」にされてしまった美少年が急速にバランスをくずして被虐的になってしまう極端な展開も、刺激的な映像や物語に麻痺している観客には、「悲惨だけど、これって、ありがちありがち」ってみえるんです。でも、これこそがオゾンのうまさなんで、「ありがちだよねっ」って通俗的な部分を笑いながらみてると、最後に「おいおい、それはちっともありがちじゃないだろーが!」っていうのを用意していて、これが効く。二人の男の、それぞれのガールフレンドが出てきてからの描き方なんて、じつに○×△・・・。

「君のほうでぼくを必要としているのだろう」と先にいってしまったものが勝ちってことなんだろうけれど、本来、恋愛が精神的なものだけだったら、勝ち負けなんてきにしちゃいけないはずなんですよね。でも、そこに肉欲が介在して、しかもそれが絶対的なものになってしまったら、どうする? っていう不条理をなげかけるあたり、ファスビンダーの脚本、濃いです。こういうテーマはひどくうっとうしいのも確かで、人間は肉欲ばかりじゃないだろう、と観客がひいちゃうちょっと手前で、人間は経験で性を学ぶ生き物だから、ほら・・・とオゾンはいっているかのよう。

>ぱとさん。民謡>あなたすっかりかわってしまって、といったニュアンスの歌なので、卵・・・身体を欠損したことに状況を限定してはいないと思うのです。このいいまわしは、英米ではかなりポピュラーなものだとか(あしたまたそのことを書き込みますね。いま資料を出すのが眠い)。しかし、いろいろと刺激されるテーマです。乱歩の猟奇譚はかなり限定して妄想をふくらませてますね。オブライエンの小説はおもしろかったらぜひ感想をおしえてください!

>かつさん。見なくて>うう、ちょっとかなしいけど、そうかな、と納得してます。
テルミン>HMVとタワレコでイチオシ映画あつかいなのにびっくり。これは化けるのか、化けて欲しいと思っているだけなのか。レイトでなくなったので、見る機会がひろがって、たすかってます。たのしみたのしみ。
ケイトのコスプレ>それすらも何時間も待たされるのですか☆

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6844] 見なくて正解かもだ(←戸田字幕風) '01/07/29(日) 23:41:30

>みいちゃん
>ポエトリー、セックス
『女と女と井戸の中』はあんなに良かったのになぁ、って感じでしたよ。前作はなにより女優二人が魅力的で、それと抑制の効いた語り口とブルーな画面がバランス良く融合した佳作だったと思うんです。ああそれなのにそれなのに(涙)。魅力薄な女優と説明過多な語り口と工夫の無い画面作りもそうなんだけど、なによりもこの映画の命ともいえる詩になんの魅力も無いのが致命的。ゆえに超安っぽい作りのサスペンスになってしまっていました。

それから昨日『ゴーストワールド』を観てきたのですが(女優が皆爆巨乳ばっかなのは許せないけど、面白かったです)、『テルミン』がレイトショー公開から終日興行に格上げされていました。ガーデンシネマとしては『ロッタちゃん』の夢再びってことで児童文学の大家ケストナーの『点子ちゃんとアントン』を持ってきてこの夏を乗り切りたかったのでしょうが、日本の学生・OLさんたちのほとんどは児童文学が好きなのではなくて、単にロッタちゃん(とバムセ)が好きなだけだった、ってことは読めなかったようです。でもいくら不入りだからといってアレンの『おいしい生活』は秋興行の目玉であるため前倒しで公開することはできない、ということで苦肉の策として『テルミン』を昇格させたのだろうと予想しています。なんでも初日2日目はテルミン奏者の生演奏付きとのこと。僕はコーネリアスで小山田くんが(たぶん)適当に演奏してるのしか見たことがないのでこのチャンスを逃しちゃいかんと考えてます。

>ケイトのコスプレ
相当にイケテない髪形とともに適当に仕事しているように見える前半はイマイチなのですが、負傷兵がばんばん運び込まれてくる攻撃開始後のボロボロになりながらもテキパキ動きまわる姿はかなり良いですよん。ま、それを拝むまでに一時間半から二時間も待たなければならんのですが(涙)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6843] Johney Remember Me '01/07/29(日) 09:49:40

おひさしぶりです!涼しい週末で嬉しい。
エドナ・オブライエンの小説『ジョニー、あなたと知らずに』が、アイルランド18世紀の民謡 "Johnny, I Hardly Know Ye" (目も鼻も手足も失い、まるで卵のようになって戦地から戻ってきた恋人を女の立場で歌った曲だとの事)を下敷きにしたタイトルで春に購入したものの未読でした…。
みいちゃんの書き込みを読んで、思い出しました!この文庫の解説を読んだときに江戸川乱歩のある短編と、ドルトン・トランボ原作の『ジョニーは戦場へ行った』を連想したことを思い出し、なんだか嬉しくなりました。記憶のふちに引っかかったまま沈んでしまいそうなものをすくいあげたような気分。
今日から読もう…♪


http://www2u.biglobe.ne.jp/~setopato/imaurasima/index.htm

Name: ぱと  Mail: partridg@mte.biglobe.ne.jp

[6842] トラトラトラじゃあ! '01/07/29(日) 09:48:59

 選挙だ、選挙だ。楽しいな。しかし、だれに、どこに投票すればいいのか分かりません。小泉グッズが売れまくる異常保守人気に、野党がいかに対応するのか、その第一党である民主党は国民に何を訴えるのか、と静観していたらその答えが「ゆきおちゃんグッズ」。日本の将来を思うと泣きたくなってきた。

 みいちゃん>じゃっぷが極悪非道の限りを尽くそうと、ナチがユダヤ人をランプシェードにしようと、イタリア兵がワイン飲みながら戦争して負けまくろうと、必然性があって、映画が面白ければいいんです。「真珠湾」は「金儲けしたいんだよーん。そのためには日本人と、特に日系アメリカ人を踏み台にして国威啓発するのだ。『インディペンデント・デイ』の宇宙人の代わりに、じゃっぷを何考えてるか分からない悪者に仕立てて観客動員だ〜」というマイケル・ベイとディズニーの性根が見え見えで気分が悪かっただけ。ドラマ最低の出来だし。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6841] ゲームの映画化、映画のゲーム化 '01/07/29(日) 04:13:54

きょうも涼しかったです。だけど、なんだか忙しくて。某イタリア映画のDVDは買いにいけなかったし、そもそもOASISにもいけてないしさあ。なんか、リアム、口にタンバリンくわえたりして(←上機嫌の証拠)いいかんじだったらしいじゃないですか。ちぇっ。でも、「イタリアまでいきながら現地で配役変更」の痛手がまだいえない私には、「苗場」はどのみち遠すぎたです。いいの、私は前でみなきゃいやなんだから、人混みに押されて遠くでみたってさ・・・きっと「酸っぱいブドウ」なのさっ。WOWOWをみさせてもらいますっ。苗場のはなしは、これでおしまい。

前売りがムダになることが最近多くて・・・。「アメリカンサイコ」、ROMカードが欲しくて公開するずうっとずうっと前に買ったら、上映はじまるころには前売りをなくしてしまって。うう。つぎ、「ポエトリー・セックス」。おもしろそーじゃん、と思って「テルミン」のCDつき前売りと一緒に買ったら、なにい、きのうで上映うち切ったあ? ひどいよう、これから公開かと思っていたのにい。いずれも、恵比寿ガーデンシネマの公開作です。これから公開される「テルミン」も恵比寿ですが、二度あることは三度あるかも・・・気をつけます。ツライ記憶は、二度同じ過ちを繰り返さないために存在するのだ。あまりやくだってないようだけど。

某イタリア掲示板で話題になっていた「When Johnny Comes Marching Home」って南北戦争のいさましい曲があるんですが(「博士の異常な愛情」で使用)、これの原曲は「Johnny, I hardly knew ye」っていうアイリッシュトラッドなんです。そこまではよいとして、後者のほうは「戦場から帰ってきたあなた、変わり果てて、あなただってすぐにはわかんなかったわ」っていう、マーチどころか、すごおおく暗い歌詞なんです。なんかひっかかるな〜と思ってたら、これって状況が「JOHNNY GOT HIS GUN(ジョニーは戦場へ行った)」そのものなんですね。なんか、某サイトのいくつかの書き込みをよんだおかげでミッシングリングがとけたようでうれしい♪ こんなふうにして、情報洪水のなかのたあいもない雑学がいく人かの手をへて一つの大雑学(?)をかたちづくるとき、かるい知的興奮をかんじて、ウェブサイトに接続することにもまんざら意味がないわけではないぞって、あらためて思います。

>サイレンスさん。「あの映画につかわれている食器はね・・・」。こんなかたちで呪いをかけてしまって大変もうしわけないと思っています。ふっふっふっ。
『トゥームレイダー』>ゲームのほうは、どんな優秀なゲーマーでも主人公ララが死んで死んで死にまくる難易度超A級ゲームなのですが、かつて自傷癖があったと公言(刺青趣味のことでは?)しながらもまったく死にそうにみえないアンジェリーナ・ジョリー、はっきりいってはまり役だと断言いたします。つづくゲームの映画化「バイオハザード」もミラジョヴォがヒロインときいてびっくり。一見やられキャラにみえますが、タイミングさえよければゾンビの頭をけりとばすくらいのことは平気でこなす「バイオ」のヒロイン、きっとミラジョヴォならグレネードガンのあつかいも上手だと思うのです。
眼帯で足引きずり>うう、笑顔がなければゾンビみたいですね。でも、人生の楽しみはロッカーのなかの不条理映画ばかりではありませぬ(これから届くロードムービーもよろしく?!)。無理は禁物、お大事にね。

>PINGUINOさん。映画がエンターテインメントであるかぎり、制作国の「正戦」を鼓舞する展開の映画が公開されるのもいたしかたのないことなのでは? ただ、それが我が国において「タイタニック」に続く「レンアイ物」として宣伝されるのは、くるし〜よね。イギリス人女優、ケイト・ベッキンゼイル嬢の看護婦コスプレを楽しみに、映画の日にでもみにいきまあす。でも、ルーズベルトが立ち上がってみせるのですか? それってすごい。演出でしょうか。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

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