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[6919] 取り急ぎお知らせ '01/09/04(火) 22:26:14

すでにご存知でしたらごめんなさい。フィルムセンターでの「イタリア映画大回顧」のチラシがすでに劇場に置かれていました。全五十五作品。作品タイトルはチラシを見ておお〜!とかなんでー?とか楽しみながら確認してくださいませ。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6918] イングランド蘇生 '01/09/04(火) 02:16:47

一雨ごとに秋の気配がふかまります。きょうは会社がえりに歌舞伎をみてきました。演舞場の若手歌舞伎。目当ては菊之助くんの鏡獅子。凛々しい少年らしさあふるる若獅子を堪能させていただきました。じょうずになりましたねえ(しみじみ)。安心してみていられるようになりました。昼の鳴神もたのしみです。
あとの夜の部の演目は、新之助くんのバカ殿ぶりがおもしろかったけど、それでも、やらなくてもいいくらいの演目だったように思います。すくなくとも、会社をあたふたとはやくぬけてまでみるようなものではなかった。鳴神の練習が大変だったのがわかるから、それなら無理にだきあわせで他愛のないものを上演しなくてもいいのに。

過去ログで絶賛した川上弘美の「センセイの鞄」。なんと谷崎賞をとってしまいました。芥川賞、女流文学賞ときて、今年は谷崎賞。連続受賞で、もう、もらうものはなにもない状態に。キチンと文学がかける人が少ないから、彼女に賞が集中してしまうのですねえ。それにしても、聡明かつ麗しい女性作家が活躍するのって、すてき♪ 「センセイの鞄」、大人の女性の恋愛小説でありながら、肝心のことは描かないおくゆかしさが、古めかしいほどに繊細で、それでいて匂いたつようになまめかしい・・・。安易に映像化してほしくないけど、久世さんあたりにドラマ化してほしいようにも思う。

>でしゃんさん。イングランド、息をふきかえしましたね。オーウェン、大人になりました(これまたしみじみ)。アイルランドも、出場したらもりあがるだろうな〜。世界杯、いよいよ顔ぶれがきまってきて、どこでやるのかが気になる、気になる。。
Mac>でしゃんさんのはグラファイトのG4でしたっけ。Macは所有しているだけでなく、みせても満足したい、へんな機種なんですねえ。

>かつさん。マッカ>出てたんですか。なんだかうれしいな。
ロンドン・ドッグス>みてきた友人にパンフをみせびらかされてしまいました。ギャングもの? かっこよかったです。いいな、いいな。しかし、すごいキャストですね。キャストだけでウケてしまうような映画って、ちょっと首ひねってしまうのですけれど、これはどうなのかな。これと、「テルミン」とイームズ展。あわくってみないと。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6917] レイやジュードのカラオケソングは入っててもノエルの曲は入ってないという言語道断なサントラ盤(それを知ってても買った僕って…) '01/09/02(日) 21:48:16

でしゃんさんも書いてますがイングランド、つーかリバプール勢大爆発でしたね。まったく役立たずだったけど、代表のユニフォーム姿がまた一段と麗しかったマッカの姿も見れましたし(笑)。気づいたんですが、僕はイングランドが勝ったってことよりもドイツがこてんぱんにやられたっていう方に喜びを感じているようです。でもまあショルもイェレミースもいない「1.5軍」相手だったんだからあのくらい当たり前なのかもしれませんけど。木靴軍団をぶちのめした殊勲のアイルランドは得失点差でプレーオフ(対アジア地区3位国)にまわることが濃厚なのですが、サウジあたりならまあ間違いないけれど、イランが来たら結構イヤかも。

そんな気分の良いまま『ロンドン・ドッグス』を観てきました。ユアンの短編ビデオのためならば3時間でも並びますがジュードビデオは別に欲しくないのでお昼すぎの回で。いやーでもここまでアホアホな内容とは思いませんでした。作品の雰囲気としては『池袋ウエストゲートパーク』とか『溺れる魚』なんかの堤作品から関係者にしかわからない楽屋オチを抜いてそのかわりに下ネタをてんこもりにした感じ。ノレる人にはひたすら面白く、ノレない人にはひたすら退屈でしかないという。デートで来たカップルの女の子の下ネタ場面での思いっきりな引きっぷりがかなり笑えました。「洗練」とか「知的」とかいう言葉からもっとも遠いところで生きている僕にはもちろん超面白かったです。所詮素人芸とはいえレイのカラオケはなかなかのものでしたし、下ネタ担当の脇役もいい感じだったし。ジョニーとジュードにももうちょっとはじけて欲しかったけど、まあまだ若いってことですね。

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6916] オーウェン3発 '01/09/02(日) 18:39:09

W杯予選。ドイツ相手に5-1の大勝したイングランド。アイルランドもオランダを破り出場濃厚。しかし、オランダは絶望・・・。ポーランドは出場決定したようで。いよいよW杯予選も佳境に入ってまいりました。

夏も終わり、今年数度目の部屋の模様替え。う〜ん、Mac本体の置き場に困る。PCの本体ってけっこう邪魔&見せる置き方をしたい(Macの場合)という矛盾した欲求。しかし、インテリア雑誌って女性誌ばかりですねぇ。

Name: でしゃん  Mail: see-saw@air.ne.jp

[6915] キャッチャー再読 '01/09/02(日) 02:19:24

空が高くなって、さわやかですね〜。実によい季節がはじまりました。今年の残暑はあっけなくてよかったです。でも、まだスイカや桃がたべたいな。

秋の夜長、読書がたのしいです(TVをみればニュースは悲惨)。結局、よみはじめてしまいました、「ライ麦畑」。むかしよんだときは、生意気な男の子の一人称青春小説だと思ってよんだんですが、なんつーか、いま再読すると、やっぱり書いたとき作者は三十すぎた男だったんだよ、って実感します。三十すぎた男が高校生になりすまして書く小説っていうのは、自分のなかの未熟さや矛盾にある程度の見切りをつけないとできないことでしょう。だけど、ちっとも見切りがついてないもやもやした気分が作品全体に巧みにおりこまれていて、それはおそらく作者が一生かかえていくべき切実な問題がおりこまれているから。でも、それを自分の問題とだけしないで、「みんな」の「青春」の問題であるかのごとく、知的に描くから、この一人称にまんまとたぶらかされる。人間を基本的に嫌いで、でも、なんだかほっとやさしい気分になるときもあるっていうのは、まあ、ホンネなのでしょう。でも、繊細な人間はソンをする、というのはたしかにそうなのだけれど、繊細でない人間に迷惑をかけてもかまわない、というふうにまで思いたくはないものです。

「帰郷」のユーステイシアがイイ、なんてかいてあるのを今回発見してへええ。やはり東海岸の教養人のベースには、英国19世紀文学の影響が強烈ですね。ま、サリンジャー、もう80代だから当然か。戦争で欧州にもいたわけだし。

>PINGUINOさん。ジム通いですっかりJ−POPに強くなってしまいましたね。頑張ろうよ、とわけもなくよびかけたり、元気だしてね、と癒しにはしったり。説教されるよりはましだけど、なまじ日本語なだけにキモチ悪い・・・。むかしっからです。
ライブ>たのしそう〜。大阪は遠いので、あとでライブビデオをみせてくださいね〜。

>サイレンスさん。キムくん、お父様より野心があって、おフランスのTVドラマになんてでてしまってるんです(「赤と黒」はTVドラマ)。キャロル・ブーケのほうがキャストとしては格が上あつかいなのがご愛嬌です。
イタリア映画>写真展には期待しているような映画はなさそう・・・。でも、大回顧には一本以上ありそうですね。いよいよ五枚つづり券、十枚つづり券などが発売されるようで、ラインナップの発表を期待しています。
Debut>スタンダード>夜、ひとりできくにはいいかんじの甘い、やさしいナンバーですね。これが大丈夫なら、あの映画のサントラは大丈夫かもしれませんよ〜。ま、私はトリアーの最高傑作は「キングダム」だと思っているので、おすすめするのはそっち。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6914] ア〜ルフィ、突然 '01/08/31(金) 15:46:25

ふたり、黙るのぉ〜♪

…サイレンスとデフ・スミスのことか? あ、すみません。睡眠不足で脳内麻薬が活性化しているもので。
PINGUINOさん、ナガブチを聞けないのが残念ですが、「混乱とファイト」ライヴ当日は、私はたぶん長崎におりますです。「私は眠り男、私はエコエコアザラシ」、聞きたかったなあ。

キム・ロッシ>ロッシ・スチュアートと名が付く以上、『赤い砂と黒のインディオ』を連想してしまいがちですが、そういう映画じゃないんですね? 野心満々なのは、お父様と違う路線を走っていることでも伺われますよ。「キャロル・ブーケ」も死語じゃなかったんですね。

イタリア映画と言えば、日本橋の三越で「黄金時代のイタリア・シネマ写真展」と言うのが開催されます(9月4日〜9日)。フィレンツェ・アリナリ写真館から秘蔵コレクション120点を公開とあるけれど、きっと期待してるような映画は無いに違いない。

そう言えば、コリン・ウィルソンの「宇宙ヴァンパイア」のテーマは、生体エネルギーの交換というものでしたよ。男女間の密接なコミュニケーション(表現を工夫してみました)を吸血鬼になぞらえて、まさに化学変化として捉えていましたな。トビー・フーパーは映画化の際、その部分をはしょっていたのが残念でしたが、キャスティングとロケーションが素晴らしかったので許す。

とうとう表紙に惹かれて、「Cut」誌まで買ってしまいました。今はアイスランド語で歌っていると言う、小編成のジャズ・バンドを従えたCDを探しております。
「Debut(デビュー+1)」の「Like Someone In Love(ライク・サムワン・イン・ラブ)」って、ライナーには“まるでスタンダード・ナンバーみたいな…”と形容されていましたが、れっきとしたスタンダード・ナンバーなんですよ

…と、配偶者が申しておりました。

Name: サイレンス  Mail: imura@tocom.co.jp

[6913] ブリティッシュロックとイタリアンウエスタンの集い '01/08/31(金) 13:26:09

 スポーツジムに通いはじめて、Jポップを山ほど聞かせられるんですけど、何なんだ、お前らは。SPEEDの生き残りのお姉さんは「生まれ変わること信じて」と歌っておきながら「キープ・ユア・イノセンス 忘れないで」などと矛盾したことを口走っているぞ。分裂症か? 10代半ばのガキどもが踊りながら「君を奪いたい〜」などとわめく学芸会ビデオなんか見せられてうんざり。見なきゃいいんですが、目が向いちゃうんですね。

 そこにアルフィー登場。名前ぐらいは知っておるぞ。分別のついた大人の歌を聴かせてくれ!と期待していたら、「せかいじゅうのだれよりきみがすき〜♪」だと。お前ら、トシ幾つだ? ふくらはぎツッちゃいましたよ。

 日本のポップミュージックはこんなことでいいのか。よいはずがない。そこで、私は立ち上がることにしました。10月12日(金)、西宮市某所で「ヨドラフ・ペテルセン・オールスターズ・ライブ 今宵、混乱が私の墓碑銘」を開催いたします。ビートルズからクイーン、クラプトン、クリムゾンといった英国モノをごちゃ混ぜにした上、アカデミー賞受賞の名作曲家ルイス・エンリケス・バカロフまでぶち込む予定。サイレンスさん、ナガブチもやりますよ〜(嘘)。ゲスト・宇多田ヒカル、倉木麻衣(嘘)。選曲は未定ですが、こないだアルコールラリラリのリアム状態でかました「私はタマゴ男、私はアザラシ」がことのほか評判がよかったので入れようか、と思ってます。入場無料(当たり前だ)。関西方面在住で(本当に)暇な方のご来場をお待ち申し上げております。

Name: PINGUINO  Mail: pinguino@anc.meta.ne.jp

[6912] 決定版「赤と黒」 '01/08/30(木) 23:48:22

す〜ば〜ら〜し〜い〜。久々に目の保養をしました。キム・ロッシ・スチュアートくんの『赤と黒』前編。黒い髪、長身、情熱的な青い目のジュリアン・ソレルなんて、どんなにすばらしいかと期待しまくりだったのですが、・・・もう、野心満々な目がいい! 演技力よりなにより、そこはそれ、時分の花、若さとひたむきさとかわいさで、これは、ジェラール・フィリップさまのジュリアンを超えた!(そこまでいうか! と友人にたしなめられました。でも、やっぱりジュリアンは二十代でないと☆ フィリップさまは残念ながら晩年で老けジュリアンだったのだもの。若ければ負けなかったわ)
特筆すべきはキャロル・ブーケのレナール夫人でしょう。き〜れ〜い〜。倦怠していた貴婦人が、恋をして少女みたいになってゆくところはほんとにどきどきしてしまうようなあでやかさで。素顔でもきれいなんだもの、本当に美しい、こういう40代女優をみると、やはりフランス女優はすてきだな〜。でも、キム・ロッシくんを前にして、「かわいいひと」って満面に笑みをたたえていわれてしまうと・・・。うれしそう、おいしそう? やはり欲望の曖昧な対象の美少女も確実に妖艶な女性になっておりました。あまりに大胆なレナール夫人で、えっと、貞淑なんでしたっけ? でも、制御不能になっていくところがきちんといじらしくみえて、ダニエル・ダリューの臈長けたレナール夫人とは別の味わいが。
ところで、友人いわく、「キムくんを美貌をさらにひきたたせるためなの? まわりの男性キャストがすっごいかぼちゃにじゃがいも!」。ほんと、そうでした。来週の後編がたのしみ!

なんだか、ゆうべジョイス・メイナードの伝記をひっぱりだしてよんでいたら、やはり猛烈に読み直したくなってきました、サリンジャー。作品が少ないので、夏のおわりに読むにはいいかなあ。実の娘の書いた、かなり辛辣な伝記も数年前にでて、それも翻訳でよんでみたいものです。宗教かぶれで、へんな食事療法をおしつけるうえ、作品中の理想のキャラクターと自分の家族をひきくらべるような、すっごくいやな変人オヤジとして描かれているらしいです。「満足に愛してもらえなかった」ことで「自分が悪いのでは?」と悩みぬいた娘や恋人たちの、何十年もたってからの造反・・・「やっぱり、アンタが悪い」という告発は、根が深いだけに、ほんとうにおそろしいなあ。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6911] 秋はもうすぐそこまで '01/08/30(木) 03:32:35

気がつくと、夜、虫の音が・・・。一雨ごとに秋がやってきているような気がします。きょうは、ひさびさに夜風がきもちいいと思いました。季節はかわってゆきますねえ。

スロースターターのイタリア映画祭。写真美術館で十月にフェリーニ、そしていよいよ十一月から大回顧。たのしみだなあ〜。とくに、大回顧は一日もはやく公開予定を正式発表していただきたいです。モラヴィアとか、やってほしいな〜。フィルムアーカイブでやる映画祭のよさは、なんといってもフィルムの美しさです。わくわく。

>かつさん。アン・ライス>呪われた映画、なんかいやですねえ。アン・ライスはホラーではないと思うので、それだけに。
『スウィート・ヒアアフター』>あああ、コンスタントにごらんになっておられてうらやましい! このところ、なかなかレイトにいく気合いが・・・。『スウィート・ヒアアフター』、これこそはやくDVD化して欲しい作品です。ニコールは、自分ひとりが生き残ったとき、自分が「無垢な存在じゃないから召されなかったのだ」だと思ってしまったのかなあ。かなしいなあ。思春期ちょっと前の少女のあやうさ。そしてその魅力に抗しきれない大人の哀しさ・・・。テーマは重いのに、ほんとに静謐な作品です。それにしても、しあわせそうな家族の映像、あれはいったい・・・。やはりもう一度みたいなあ。
高慢と偏見>TVの「高慢と偏見」をみているかみていないかで、「ブリジット・ジョーンズの日記」の味わいかたはかなり変わってきますよ。もちろん、みていなくてもそれなりに笑えるとは思うのですが、やはり見比べたほうがたのしい! 私の友人はコリンがセクハラ上司の役をやるのだと思っていたらしく、「すごい・・・いやらしかった?」と不安そうにきいてきました。ちが〜う、ちが〜う。

>いるいるさん。イエロー・ページは荒地出版社というところからでている、ユリイカにソフトカバーがついたようなかんじの本です。こういう本をよむと、やはり原典をよみたくなるので、こまります。なかなか、原典にたちかえる時間やゆとりがもてないので。サリンジャーでショックだったのは、同棲していた35才年下の恋人、ジョイス・メイナードの書いた伝記をよんだことです。私はサリンジャーを神聖視していないし、ジョイスとサリンジャー、このエキセントリックな個性のどちらにもあまりシンパシーはかんじなかったにもかかわらず、ところどころドツボにはまるところがありまして・・・。結局のところ、少女のほうがとっととふつうの大人の女になってしまい、サリンジャーをおいていってしまったようにも思え、なんかすごいなあ、でも当然だよなあ、なんて・・・。しかも、おいていかれた(おいていった?)理由がすごおおおおおおくサリンジャーっぽい理由なんです。いくら聡明でも、ふつうの恋愛をしてふつうの結婚をしたいあたりまえの少女・・・それに強いた「あること」がどんな残酷なことなのかまったくわかってないあたり、サリンジャーってかなりこまった人です。しかし、その「あること」をサリンジャーがさけてとおる理由も、わからないでもない・・・。
たのみコム>これがウワサの「たのみコム」ですか! 企画立案って、いいですね。参加させていただきたく思います。一方で、復刊運動というのがありますが、まだ少部数を刷って版元が赤字をださずにすむ方法が技術的に確立していないだけの問題なので、印刷技術が向上すれば問題なく消滅する運動だと思います。一見、似ている運動だけど、ずいぶん違う印象をもつのは媒体のせいなのでしょうか。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6910] Fever Pitch '01/08/28(火) 21:28:25

皆様、今晩は!

みいちゃん、Cheekyさん、かつさん、
BJDの話題が書いてあるので、とても楽しく拝見しました。今からとても楽しみです。
今日の朝日新聞にも大きく広告が載っておりました。

>みいちゃん、
私も今度「サリンジャー、イエローページ」探して読んでみます。サリンジャーは何故か
「ライ麦〜」はあまりピンと来なかったのですが、
「フラニーとズーイ」や「ナインストーリーズ」の世界に填ったことがあります。どうして填ったのか
答えを出していないし、同じ作家なのに何故あの
「ライ麦〜」に自分が感動しなかったのか?(ラストの情景は好きなんですが)
その事が頭から離れないので、近い内また読み返して見たいと思っています。

>Cheekyさん
お見舞いのお言葉ありがとうございます。何とか頑張ってます!!とても嬉しかったです。

さて、下記のURL「たのみコム」の「Fever Pitch」のページに
電気羊さんと、YOKOさんのページをリンクしましたので
ご連絡致します。どうぞご覧になって下さいね。
お二人のご尽力の賜物です。宜しくお願いします。


http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=6610

Name: いるいる  Mail: sil@netlaputa.ne.jp

[6909] Age ain't nothing but a number '01/08/28(火) 01:09:51

ショービズの神様はいったいどれだけのアーティストを飛行機事故に遭わせたら気が済むのでしょう。正直彼女の曲でよく聴いたのは1stアルバムと去年のバカ売れしたシングルのみですがやはりショックはショック。『呪われし者の女王』も日本の心霊番組で『エクソシスト』『ポルターガイスト』なんかと一緒に「出演女優が事故死するなどまさに呪われた映画!」な扱いを受けちゃうんでしょうか。いやだなあ。でもそれよりも映画会社のお偉いさんがこの事故を「好機」としてUSでは来春公開予定なのを年内に前倒ししたりする方が嫌だ。アン・ライスがそういう下品なことは絶対許さないと思うけど。

さて、ここのところ旧作を映画館で観る事が続いているのですがそのとどめとして『スウィート・ヒアアフター』を観てきました。シネマライズで観た後もBSなどでのTV放送で何度も観ているんですが、劇場だと集中できるのか新たな発見というかずっともやもやしていたのにすんなりと納得いった点がいくつもありました。みいちゃんのおっしゃっていた罪と罰のことも3年も経ってようやくよくわかったという(←遅すぎ!)。最後の嘘にいたるニコールの心をかなりお父さんに優しく(というか僕の妄想の都合のいいように)解釈していたのでつじつまが合わない部分があったのでとてもすっきりしました。「子守唄とナイフ」のところや「一面の雪の中、スクールバスを見送るヒッピー夫婦」などでの詩的な映像美もさることながら、ニコールが冒頭で見せる無邪気な表情と女を感じさせるクライマックスの表情の落差をサラから引き出すエゴヤンの演出力に唸ります。

>ブリジット・ジョーンズ
5月くらいだったかな?コリンがこの作品のプロモーションをかねてBBCかどこかのインタビューを受けていて「再び当たり役に挑戦した感想は?」とか聞かれていたのをみて、ああそういう仕掛けになってるんだぁと気がついたんですが、原作自体が『高慢と偏見』をベースにしているのですね。買ったままになっているDVD、そろそろ観なくては(おい)

Name: かつ  Mail: katsu@jc4.so-net.ne.jp

[6908] 新境地 '01/08/28(火) 00:55:27

金子みすゞを松たか子ちゃんがやるというので、ついついみてしまいました、TBSドラマ「明るいほうへ明るいほうへ」。ううう、松たか子ちゃん、かわいい・・・じゃなくって。ドラマ、なかなかよくできてたです。養子にいった弟とのほのかな、と呼ぶにはあぶなすぎる恋を描いたところは、幸田文の「おとうと」をさらにつっこんだみたいなかんじで迫力がありましたし。反動であてつけに結婚して不幸になって、うすぼけの亭主に梅毒うつされて詩を書くのをとめられて子どももとりあげられそうになって自死に至るまでの後半は、松たか子ちゃんの好演で、とりあえず陰惨な話しが、それほど陰惨にならずによかった、というかんじでしょうか。うすぼけの亭主にもキチンといいぶんがあって、そのへんのつくりもなかなかよかったです。しかし、まあ、なんというか、松たか子ちゃんというのは、テルさん(みすゞの本名)という女性が、かくありたかったであろう透明感と高貴さと健全さをたたえた人で、しかも演技がきちっとできているので、とても好ましいと思う反面、実物がもっと、もろく、病的であった(←実際病気だけど)であろうことをあわせ考えると、そのへんの落差になんともかなしくなりました。どうもこういう、実際の人物をモデルにしたドラマっていうのはねえ。

松たか子ちゃんが歌舞伎座の子役で初舞台をふんだときから応援している私ですが、やはり、彼女の当たり役は「蔵」の烈っちゃんですねえ。やっぱり、世間がふみつけにしても一人、あの涼やかな目でにらみつけて、つきすすむ、そんな女の子役がむいていると思います。新派で泉鏡花の芝居に客演したのをみたことがありますが、いつか、ぜひ、泉鏡花の芝居で主演をはっていただきたいなあ。武田泰淳の「貴族の階段」とか・・・あ、ちょっとそれをやるには年齢いっちゃったかな。

>Cheekyさん。いい人の完成形>くっくっくっ。おヒューさまはついにつぎなる進化を遂げたといっても過言ではないでしょう。いい人どころか、もう、○○○! ○○! ○○○○○! ってかんじですよう。「もともとそんな人だったんでしょ」、というかつての全英国じゅうのツッコミを逆手にとって味方につけた新作、刮目してお待ちください。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6907] 空涙 '01/08/26(日) 16:30:00

昨夜は4時過ぎまでプロムス2000の再放送を観ていたので、起きたらびっくりするような時間に(汗)Sirアンドルー・デイビスにとってもラスト・ナイト、そしてミレニアムということで、晴れ晴れと明るい祝祭的な雰囲気が漂っていたような。ちょうどバッハの没後250年でもありましたしね。 アンジェラ・ゲオルギオウの
ラストナイトじゃない普通のプロムスを天井桟敷で見たことがあるのですが、アリーナから1階席…とそれぞれに客層が違っているのが面白くって。そういったいろいろなお客さんたちを上から眺めながら、音楽を楽しむ夏の夜というのも乙なものでした。

バーナード・ショウとコリン・ウィルソンの言葉>ありがとうございます!芸術家の男と吸血鬼・・・さすが、このおふたりらしい核心をとらえた表現です。男女の関係は足し算引き算というより、しばしば化学変化作用にも喩えられますが、その中でも、女性の奥底にひそむ秘密をたたきおこすことができ、さらにそれを芸術を作り出すための触媒や自らの糧にまで昇華させうる資質を持った男性となると、そうたくさんいるものではありませんね。

ブリジット・ジョーンズ>おヒューさま、新境地ですか!「ノッティング・ヒル」が、これまでの目をしばたたかせる"いいひと"の完成形であるとしたら、次回作もその路線を期待するファンの期待を軽くいなしてさらにグィと興味を引き付けるような感じなのでしょうか。等身大看板では裏面でブリジットのお尻を触っている彼…。 陰からみつめる寡黙なヒーロー、トナカイ柄のセーターを着たMr.ダーシーのスチール写真もあって、いやがおうでも期待は高まります。

Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6906] 「日記」の公開時期はクリスマスがふさわしいかと '01/08/26(日) 02:19:52

ふふふのふ。ずうううっと懸案だった、外付ハードディスクを入手したのです。これまで、自宅PCのバックアップはMOでやっていたから、ちまちまと、ひどくめんどくさかったのですが、これで楽々、安心。しかし、ハードディスクは安くなりましたね。いまどき、一万ちょっとだせば、20Gですよ。あとちょっとだせば60Gなんだって☆

野田版「研(とぎ)辰の討たれ」を歌舞伎座でみました。これがおもしろくてびっくり。小劇場的知的軽薄さ(←いい意味でね)と歌舞伎座の古典的鈍重さ(←これまたイイ意味でね)とがうまいことからみあって、ちょっとしたものになってます。きっと、シアター・コクーンあたりでこれをやると、なんだかうわっついたものに感じられたのでしょうけれども、あくまで歌舞伎座の舞台、歌舞伎座の客の前でやったからよいかんじにひきしまったというか。歌舞伎役者のみなさんも、俳優祭のバカさわぎ一歩手前でひきしめるあたりがプロだなあ、うまいなあ、というかんじで。まわり舞台の機構をうまくつかった場面転換はうまいし、いうことなしです。かなりハイブラウなだじゃれを連発されても、歌舞伎座の観客って、笑い方がやっぱりひねてるんです。だから、予定調和的笑いのなかに埋没しない渋さがあるんです。小劇場ブームとよばれたときには、人気役者が何をいってもウケてしまって、本来の脚本がいきない、という、妙な予定調和ゆえの不具合みたいなところがあって、なんかいやだったので。

仇討ちのとき、仇(カタキ)が弱虫、卑怯、姑息でみっともないくらい死にたくないって騒ぐヤツだったらどうするよ? というお話です。カタキを討つのが大義である、という社会的なお約束があるからこそ、心おきなくカタキを討てるし、討たれるのであって、それがゆらいだら最後、これは殺人であり、良心の呵責がうまれれば、これは・・・。なかなか歌舞伎としても面白いし、野田秀樹っぽさもいかされた脚色台本でおもしろかったです。29日までやってますので、芝居好きの方はぜひどうぞ!

>Cheekyさん。孫引きなので、出典が不明ですが、「クロコダイルの涙」のテーマと呼応するバーナード・ショウの言葉をみつけたので、紹介しますね。
「女性にとって、芸術家は半ば生体解剖者、半ば吸血鬼である。芸術家が女性と親密な間柄になるのは、彼女たちを探究するため、因習の仮面を彼女たちから引き剥がすため、彼女たちの奥底にひそんだ秘密をたたき起こすためにほかならない。なぜならば、芸術家は、彼のもっと深い創造エネルギーを覚醒させたり、彼をその冷たい理性から救いだしたり、夢や幻を見させたりする力が女のうちにあることを知っているからだ」。さすが「ピグマリオン」のショウ、いうことがいちいちうがっているなと思いました。吸血鬼というメタファーにふさわしいのは「芸術家」の「男」だと、あえて言い切ってしまうのですね。しかも、コリン・ウイルソンは、これを一歩すすめて、こうした「芸術家」タイプの「男」がかならずしも「芸術家」を生業にしているとは限らない、ともいっています。ううん、なるほど。でもって、このタイプの「男」は稀少であるからこそもてるんだそうで。「女性の奥底にひそむ秘密」をたたきおこす色男がわらわらいたら、大変なことになってしまいますものねえ。その意味でも吸血鬼なのかも。でも、女性の吸血鬼のメタファーはどうなるんだろ。

おともだちが試写状をもらったので、一緒に「ブリジット・ジョーンズの日記」をみました。これ、期待しないでみたら大当たり! 大受けしてしまいました。原作はもともと「高慢と偏見」を下敷きにしたと思われる、ユーモア小説なのですが(←ひどくかんたんんにまとめてしまいました・・・おゆるしを)、映画では不言実行の伊達男、「ダーシー」役がテレビ版「高慢と偏見」でダーシー役だったコリン・ファースなだけに、本歌どりがより顕著です。というか、さらにそれをつきすすめて、「ぱっとしないさえない私。だけど、かざらない、きどらない私だもの、そんなありのままのすなおな私を好きといってくれる素敵な男性がきっといつの日か現れるワ」という、少女漫画もびっくりなコテコテのラブコメにしあがってました。うひゃ〜。でもって、そんなものが面白いのか、というと・・・面白かったんですよ。これはひとえに、「ぱっとみさえないヒロイン」ブリジットちゃんをヒュー・グラントとコリン・ファースがとりあう! というコテコテのキャスティングの勝利でしょう。しかも、二人はオックスフォードの同級生という設定だ(わはは! しかもかつてほど若くない!)。コリンは「高慢と偏見」をうわまわる「見つめて守る」ヒーローを憎いほど演じてくれちゃってるし、それでいて「真面目なダーシー」らしからぬテクニック(?)を披露して、女性ファンをとろかしてくれてます。しかし、それすらもヒュー・グラントの新境地には遠くおよばないきがします。なにせ、こんどのおヒューさまは、「40代まじか(ほんとは越えてる)、ハンサム、セクシー、でも実際ただのエロオヤジで、いや、ほんとのこというとただの変態かもね」という、ほとんど地でやっているとしか思えない役柄にはまりこんでます。こりゃおどろいた。ニューヨークに鶏ガラ・デルモ系恋人がいるのに、豊満ブリジットちゃんに手をだしたがったり、某国で禁止されているようなことをしたがったり・・・、いいのか、この脚本、おヒューさまのところだけこんなおもしろくて?(注:おヒューさまは逮捕歴がおありになります)

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6905] 台風一過 '01/08/24(金) 08:51:28

台風はとっとこいってしまいましたね。

WOWOWで放映されたフジロックフェス初日の模様を観ました。うう、OASIS、たったこれだけ? まあ、ほかのバンドは一曲放映されればいいほうなんだから、特別待遇だったのはわかります。でも、でも、でも、これだけ? リアムのうたう「I Am The Walrus」はすごかったです(自分たちの曲より丁寧にうたっているのがなんとも)。でも、ライブって、曲目の流れがあるでしょう? あれのまえではもっともっと盛り上がっていたんでしょうに。くやしいなあ。どっかで全曲放映してくれないかなあ。

リアムもノエルもジージャンでした。あの日はけっこう涼しかったのですね。ノエル、やせました。バンド内救済能力をたかめるのって、やせる思いなのかも。リアムはタンバリンをくわえたりして、かなり上機嫌だったようで。

>いるいるさん。おひさしぶりです! ロレンスのこと、いるいるさんに読んでいただけて本当にうれしいです。いつも誠実なレスポンスをありがとうございます。
宮崎アニメ>ナウシカが顕著ですが、自分の手を他者の血で染める少女って、鮮烈です。サリンジャーはあまり宮崎アニメをみていて思い浮かべたことはないのですが、先日おくればせながら、田中啓史「サリンジャー イエローページ」を買ったばかりだったので、おやっと思いました。シーモア。超人、アウトサイダーですよね。あーあ、サリンジャーもよみなおしたいなあ。

>ローマさん。ガロワって、決闘した人ですよね。数学の天才の早熟さに周囲は驚愕するのだけれど、数学の才能って、水泳選手の筋肉みたいに、その生涯の若い時分にそのピークをむかえてしまうらしい。まるっきり文系の私には、それだけでもなんとなく神秘的なかんじがします。次回はエニグマ解読のチューリング先生ですか! おもしろそうです。
出口付近>ふっふっふ、近いうちに獲物の報告をしたいものです。
MC>坂本龍一がディスクジョッキーをやっていた番組は、そのむかし、間があきすぎる、沈黙時間が長すぎる、なんていわれていましたっけ。

>ケフワンスケさん。はじめまして。サイト、拝見しました。私は最近、暑いのと忙しいので、すっかり更新をおこたっていますが、もう少し涼しくなったら、一気に更新したいと思っています。たぶん、さらに偏っていくだけだと思いますが、また読んでみてくださいね。

>Cheekyさん。ロレンス>DVD映像特典などをみたら、またまた最初から観てみたくなるに違いありません。みるたび発見のある映画は、いろんなことを考えさせられつづける映画でもあります。
空涙>コリン・ウィルソンが引用していたバーナード・ショウのセリフで、ぴったりくるのがあったのです。いま手元に資料がないので、あとで、また・・・。

Name: みいちゃん  Mail: bluetonic@geocities.co.jp

[6904] 唇は紅の糸 '01/08/23(木) 17:51:37

お台場ではロレンスがリバイバル上映されているんですね。みいちゃんのロレンス評、たいへん興味深く読ませていただきました。銃ひとつとっても、さまざまな象徴的意味が読み取れるなんて・・・9月にDVDが出るとのこと、これはぜひとも見返してみたくなりました。

過ぎ行く夏の夜に似合う作品、『クロコダイルの涙』を観ました。英和辞書をひいてみると「クロコダイルの涙」=「空涙」という表現がしっかり出ているのですね。子音のみから成る姓、オリエンタルな調度、そして時折ハッとさせられるような奇妙な動きを見せるミステリアスな彼。(特に遺体を捨てに行った後の横向きのシルエットが印象的) あの、あまりにロマンティックで官能的な恋文めいた書付けが実は聖書からの引用であったり、ティモシー・スポール演じる刑事の改宗のエピソードなど、重層的な舞台作りに酔わされました。愛する者を手にかけられない苦しみにのたうつ主人公の姿を、先日観た『血を吸うカメラ』と引き比べてみたりして。

>ローマさん
藤原正彦先生の文章は、理系の緻密な論理性と文系の感性が同居していて大好きです。アラン・チューリングの回、絶対チェックしますっ。

>いるいるさん
このところWeb関係でも何かとお忙しそうでしたのに、PTAのお仕事もですか…どうぞあまり無理をなさいませんように。久しぶりにお元気な様子をうかがって嬉しかったです。



Name: Cheeky  Mail: cheeky@pop12.odn.ne.jp

[6903] はじめまして '01/08/23(木) 08:55:36

「TRE RAGAZZI..」からのリンクでここを知りました。こだわりがある独自の見解、コンパクトにまとめてあることに脱帽しました。私も個人のHPを運営してますがいい刺激になりました。また遊びにきます。

http://www.gix.or.jp/~kazari/mondo.htm

Name: ケワフンスケ  Mail: kazari@gix.or.jp

[6902] いすをこいす。 '01/08/22(水) 12:22:51

NHK教育で月曜11時から放送されている「天才の栄光と挫折−数学者列伝−」というのがとてもおもしろいです。今週はガロワという天才についてでした。映画にしてもよさそうな激動の人生の中で、数学という美と調和の世界に没入する姿を、解説の藤原正彦センセイがわかりやすく語ってくれました。心情的でレトリックはびこる政治家の言葉と対極のところにある、論理的思考から生まれた静かな言葉が心地よく、難しい数学の世界がまるでロマンティックな美の世界に思えてくるから不思議です。よく修練された頭脳とはこういうものなのでしょう。ちなみに藤原氏は新田次郎・藤原ていのご子息。9/10は「国家を救った数学者アラン・チューリング」というテーマですので、興味のある方はぜひご覧くださいませ。

みいちゃん>DCW>わ、ついに。椅子というのはほんとにかわいい困ったちゃんですね。クルマと同じで、まるで女性や動物のような魅力があります。明るいアメリカンガールに一目惚れすることもあれば、グラマーなイタリア娘にむらむらしたり、気高いウィーンの貴婦人の前でひれ伏すこともある。DCWはイヌがこっちを振り返ったみたいでキュートですね。1/6とはいえ、自分の部屋に近代デザインの大物の名作があるなんて素敵☆わたしが出口付近で狙っているのは、ハウス・オブ・カード約2500円也。仕事がヒマなとき机上で遊ぶのにもってこいかと・・・。

かつさん>モレレンバウム2/坂本龍一>MCがダラダラというのがいいなあ(笑)。ジョビン好きの音楽家族が集まった、愛情のこもった幸福なコンサートを想像します。かつてピエール・バルーが行ったコンサートがまさにそういう感じで、彼のもとに高橋幸宏や加藤和彦が遊びに来てセッションしてるようだったのを思い出します。雰囲気は格別で、まるで何年も一緒に演奏しているように親密でした。私がジョビンの名を初めて知ったのは、『男と女』の中でバルーが「ヴィニシウス・ジ・モライス、バーデン・パウエル、アントニオ・カルロス・ジョビン・・・その名前を聞いただけで全身が震える」と歌うようにつぶやくシーン。限りなく肩の力が抜けて、浄らかで自由で、みる者の想像力を優しく遠くまで誘ってくれる名場面でした。

Name: ローマ  Mail: iguana@fd.catv.ne.jp

[6901] 台風上陸心配です '01/08/22(水) 08:47:25

ご無沙汰しております。
インターネットは続けておりましたが、4月からのPTAの仕事、
不器用で、時間を上手く使えないので、殊の外時間が掛かってしまい
自分の好きなことが出来ず、何もかも中途半端。
(好きなことで、唯一してる事と言えば、Smapの稲垣吾郎くんにはまったので、スマスマを見始めた事(笑))

夏休みに入ったので、ネット出来るかなと思えば
やはり子どもがいると忙しいですね。あともう少しで
夏休みも終わりますが、それまでに生活をシンプルにして
「みいちゃん」のページにお邪魔する時間を作るつもりです。

本当に久しぶりで、みいちゃんを初め皆さんの
書き込みを拝見して、ホッとしたり、襟を正したり、とても懐かしく感じました。
掃除頑張ります。また遊びに参りますね。

>みいちゃん
ロレンス評 興味深く拝見しました。私は、最近自分の観たこと、聞いたこと
感動したことを文章にしていないので、きちんと向き合って考えてみなければ。

最近「千と千尋の神隠し」を観ました。宮崎アニメの
主人公は敢えて汚れた物に挑戦(立ち向かって)して、
自分が汚濁にまみれながら、潔く運命を受け入れていく。
凄いなぁと眺めながらも、私の心の中には(宮崎アニメを観ると)
何故かサリンジャーの「シーモア」の姿がオーバーラップして来るんです。
自分の頭の中が、混沌としていて、本当はこの事について考えたいのだけれど、
悪戯に時間ばかり過ぎてしまって。でもいつか考えて、言葉にしていきたいと思っています。
皆様、乱文お許し下さい。朝なのに夜中に思いつくような内容ですね。ごめんなさい。

Name: いるいる  Mail: sil@netlaputa.ne.jp

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