基本的には更新情報をお伝えします。が、自分の思ったことをただ書き連ねている場合もあります…。
更新情報
プロフィールに追加あり。ゲームネタです。プロフィールの中で一番スペースをとってしまいました。今は,ぜんぜんゲームなんてしていないのに…(笑)。
更新情報
「ぴょん」にリンクを1つ増やしました。バーバままさんのHPです。
掲示板からお引っ越し
す,すみません。これくらいしか今日は更新できません。ビルダーの新バージョンを試しているのと,ソフトバレーであちこち痛くてヘロリンとしているので,今日も更新は勘弁してください。今回は,石姫さんの投稿もこちらに掲載させていただきました。これがあった方が,話がまとまるので。
そうだ,ソフトバレーは優勝しました!職員体育大会といって,2つの小学校と1つの中学校が参加します。どの学校も2チーム作るのですが,うちの学校はいろいろな事情で10人しかいません。でも,1チームの人数は9人。ということは?ほとんどの人が2チーム掛け持ちとなるのです!
とんでもない状態でしたが,うちの学校は2チームとも他の学校に勝ちました。全部で4試合やって,すべて勝ちだったのです。本当は,AブロックとBブロックに分かれていて,それぞれの1位が勝負して優勝を決めるはずだったのですが,どちらもうちの学校が1位なので,決定戦無しで優勝確定です。
にしても,普段使わない筋肉を使ったので,あちこちす痛いです。試合中に,けいれんを起こすかと思いました。こんなに疲れで足が動かなくなってしまったのは初めて。この調子だと,今週末のバスケもまずいなあ。
放課後の補習だと!? (8月27日)
もう,何考えているんでしょう,文部科学省は。放課後は子どもたちに時間がないっていうことがなぜわからないんだろう。中学生は部活,小学生だって部活の子もいるし,だいたい高学年は6時間授業をやっている。授業時間が減り,学力低下で先生が忙しいんだったら,教育学部の学生に補習をやらせればいいだって?それは違うでしょ。だいたい,教員免許を持たない学生に,なぜ教えさせるの?だったら,わたしたちの教員免許って何のためのものなの?お飾りですか。
だいたい,先生が忙しいのは,いろいろな雑務が多すぎるからでしょ。学力低下が気になるなら,なぜ授業時間内にもっときめ細かく指導ができるように教員の数を増やさないんですか。これは,前から現場の教師たちが言い続けていることです。それをせず,他の方法ばかり文科省は考え出す。やることなすこと,みんな机上の空論でしかない。そりゃそうよね,現場を知らない人間が考えているんだもの。正規の職員を雇うだけの人件費がないから,学生のバイト(ひょっとしたらボランティアですか?)でごまかそうっていうのでしょうか。ここまでくると,教員をばかにしているとしか思えません。
ちなみに,今日の研修でわかったのですが,学力低下とマスコミは騒いでいますが,実は小中学生の学力は低下していないのです。これは,国の機関が調査し,分析した結果なのでほぼ間違いありません。それなのに,マスコミは学力低下と騒ぎ立て,保護者を不安にさせている。確かに,高校生や大学生の一部には学力のあやしい人がいますよ。でも,それは学力が低下したんじゃなくて,学習する習慣がないから学力が身に付いていないのです。そう,学力低下じゃなくて,学習習慣の定着のなさが問題なんです。これって,「子どもたちは勉強ばかりして大変だから,ゆとりをもたせましょう。」と宿題を出さなくなっていった学校,そして,宿題がないから学習を家でしなくなった子どもたち,そして,家で学習させなかった親たちに問題があるんじゃないの。
宿題を出さなくなった結果,そして,土日が休みになった結果,子どもたちが何をするようになったと思いますか?圧倒的にテレビやビデオ,テレビゲームに費やす時間が増えたのです。3時間以上テレビを見ている子どもが半数になったというのです。
何のための土日休みですか?家庭の中に引きこもるためですか。ちなみに,土日休みになる前も,日本の子どもたちは家庭で学習なんてしていませんでした。そのころの家庭学習の時間は1時間程度,土日休みになってもほぼ一緒。参考までに,シンガポールは3,4時間だそうです。
なんだ,別にゆとりなんていって土日休みにしたって,その前から子どもたちは家でゆとりを持って過ごしていたんじゃないの。中には,受験で忙しくしている子もいますけどね。
自分の子どもの頃を振り返ってみると,今よりもずっと多くの時間,学校で学習していたけれど,ゆとりがないなんて感じたことはなかった。家に帰ってからだって,読書する時間もあったし,遊べていた。どうして「ゆとりがない」なんていうことになったんだろう。それって,子どもじゃなくて大人にゆとりがなかったんじゃないのかな。
古代幻視紀行3 東照宮の位置(8月27日,石姫さんの投稿)
ところで、この夏ちょっと勉強した東照宮について書かせてください。
駿河の久能山で、まず家康を吉田神道で神格化し、それを東照宮に勧請する、というのは家康自身の遺言によるものです。この久能山というのは、家康生誕の地の岡崎と、ほぼ東西の直線上に位置し、同じライン上に、家康の本地寺や駿府もあることから、「太陽の道」を意識してその「聖なる」東側に選ばれたのではないか、ということです。
古来より東が「神の国」とされていた、という説に、「あれ、西じゃないの?」首を傾げたのですが、なるほど、「西方浄土」は、仏教で、外来信仰なんですね。さらに、久能山と富士山と日光も、ほぼ同じライン上にあるそうで、これは「不死の道」を意識してのことではないか、とのことです。それから、陽明門は、思い切り北極星を背負って立つ位置に建立されており、五行思想に加えて、北辰信仰も東照宮とは切り離せないらしいです。
以上も以下も、東照宮の禰宜をやっておられた方の本で読んだ受け売りなんですけど、家康が自分の死後の設計を、文字通りあっちこっち線を引っ張って決めたのかもしれない、と思うと、ちょっと面白いです。(すごく欲張りな気もするし)
そうそう、古代中国の易書「五行大義」には「北方至陰は宗廟祭祀の象たり」とあり、北が宗廟を設ける方角の最適である、とされているそうなので、やっぱりキトラの「藤原京の南」っていうのは解せないなあ。あの墓は、純粋に葬られている人だけを護っているんじゃ無かろうかと思います。岡野さんは、とにかく自説の「柱を立てる」を披露したかっただけなんじゃないか、と思ってしまいました。
古代幻視紀行2 守護(8月26日)
守護の位置ですが,これって地形にもよると思うんですよ。都は,三方を山に囲まれるような場所を選んで作っていますよね。南だけが開いている,そういう地形です。古代はもちろんのこと,平安京もそうだし,鎌倉幕府も同じです。室町も京都なので同じですよね。でも,江戸幕府はちょっと違うと思うのです。
関東平野に作られた江戸幕府は,近くに山はありません。ちょっと大ざっぱに見て,西に奥多摩や箱根の山,東は…だいぶ苦しいけど筑波山,(でも,筑波は北東だなあ…。)北は,とっても離れた日光しかありません。
どちらにしても,四方の守護を考えた時に,江戸幕府はとてもじゃないけどそんな地形には恵まれていません。だから,南よりも北の守護を固めたのかなあ。それと,大名の力関係もあるかな。…よくわからなくなってきました(笑)。
あと,古墳の形ですが,円墳,方墳,前方後円墳の3種類に一般的には分けられていますよね。天が円,地が方ということならば,権力を持つ大王の墓は前方後円墳になるのかもしれません。ただ,うちの方の古墳群を見ると,円墳も方墳も前方後円墳もごちゃ混ぜにあるんですよ。しかも,この古墳群の中では,方墳が一番大きいのです。政治の中心部では,古墳の形に意味があったかもしれないけれど,地方ではどうだったのかなというのが正直なところです。
古墳時代の終焉は奈良時代の終わりとほぼ一致すると思うのですが,後期古墳はほとんどが規模の小さいものになっています。これは,天武だったか天智だったか忘れましたが,墓は規模を小さくしろというような法令を出したからだったと思います。壁画が描かれている高松塚とキトラは奈良時代に作られたものらしいのですが,規模を小さくした分,中の装飾に力を入れたのかな。もともと,古墳に装飾をするという発想は古くからあり,九州にもあるはずです。ただ,この装飾は,高松塚のような壁画ではなく,模様を描いた本当に飾りという感じのものです。
話があちこちに飛びますが,キトラに藤原京の守護の意味があるとして,星宿図の円を天と見立て,その地面を地と見立てていましたが,古墳の形そのものに意味があるならば,キトラは円墳だと思うので,星宿図がなくても天を意味することになると思います。星宿図や四神などの壁画は,都の守護のために描かれたのではなく,被葬者そのものを守護するために描かれたのではないかと,わたしは考えています。
古代幻視紀行(8月26日)
ナビゲーターは,由水常雄さん(美術史家),豊田有恒さん(小説家),安彦良和さん(漫画家),藤水名子さん(小説家),岡野玲子さん(漫画家)です。
☆由水さんは,橿原市の新沢千塚古墳から出土されたガラス器がローマングラスであることから,日本への文化の道が,従来言われているシルクロード以外にもう一つあったのではないかという説をうちたてていました。
正倉院にあるのは,同じガラスでもササン朝ペルシア(だったかな)の影響を受けているものなんだそうです。他にローマングラスが見つかっているのは,韓国(新羅)であることから,シルクロードとは別のルートがあったと言っていました。
☆豊田さんは,大阪府太子町にある王陵の谷(聖徳太子,敏達,用明,推古,孝徳天皇の墓)にどんな意味があるのかを考えていました。エジプトの王家の谷と関連づけていました。どちらも,墓の規模が小さくなっていること,地形に溶けて目立たなくなっていることから,自分たちの死後,現世に大きな影響を与えないことを太子は望んでいたのではないかという説を出していました。
でも,この説にはちょっと納得がいかなかったのです。現在は古墳というと,草や木が生えていて緑に覆われているけれど,当時の陵は石を重ねて作ったものだから,白っぽく見えていたのではないかと思うのです。ということは,決してその土地の風景(緑)に溶け込んではいないはず。ただ,規模を小さくしたのは,そんなことに労力をさく必要はないという考えはあったかもしれないし,死後も権力を誇示する必要はないと考えたのかもしれませんね。
豊田さんも言っていたと思うんだけど,王陵の谷の位置が都の明日香から見て西方にあるのは,仏教の思想が入ってきて,西方浄土を意識しているのだという点は納得がいきました。
☆安彦さんはガンダムのキャラデザインをした人というと一番わかりやすいですが,日本史マンガも描いています。大国主命の話だったかな。安彦さんは,鳥取の青谷上寺地遺跡から,弥生時代にあった「倭国大乱」(魏志倭人伝)を出雲神話と関連づけて考察していました。
☆藤さんは,滋賀県の伊勢遺跡から邪馬台国について考えていました。これも「魏志倭人伝」の「倭国大乱」の記述と照らし合わせていました。
☆岡野さんは「陰陽師」のマンガ版の作者です。陰陽道と藤原京の関係というのは,非常に密接であったとわたしも思います。大海人皇子の考え方が藤原京に大きく影響しているのでしょうね。作ったのは鵜野讃良皇女(「う」が出せないので,この字であてておきます)ですが,夫の大海人の思想だと思うのです。富本銭もそうですね。
ただ,キトラ古墳が作られたのはいつなのかというのがはっきりしないのですが,藤原京が持統,文武帝の都であったことを考えると,天武系の皇子の墓なのではないかという感じがします。
もう一つの壁画古墳である高松塚古墳に一切触れずに話を進めていた点も気になります。四神,天井の星宿図は,両方の古墳に共通しています。キトラが守りの古墳ならば,高松塚だってその要素は持っているわけです。
で,被葬者は誰かということなのですが,片方は高市皇子かなあと思います。藤原京造営に深く関わりのあった天武系の皇子だから。キトラが一番南にあるので,こっちが高市かもしれません。そうすると,高松塚は…誰だろう。草壁かな。
……途中から,わたしの古代幻視になってしまいました(笑)。
更新情報
「児童文学作品」に村山早紀『風の丘のルルー』,みおちづる『ナシスの塔の物語』,大塚菜生『あんことそっぷ』,越水利江子『よみせぶとん』を追加しました。
嬉しくて泣けた
一番最初の教え子から手紙が来ました。高校2年になっている彼,彼女たちはいったいどんな高校生活を送っているのか,少々気になっているところでした。6月にそのうちの1人に偶然会い,元気そうにしているのを見て安心してはいたんですけどね。
今日,手紙をくれた子も,高校生活を楽しく過ごしているようでした。ただ,昨年はとてもたいへんで,一時学校を辞めることまで考えていたようです。でも,そんなときに,周囲の人たちや,かつてわたしが言ったこと,そして,学級通信の言葉を思い出して,留まることを決意したと,その手紙には書かれていました。
彼女を勇気づけた言葉が何だったのか,それはわからなかったのですが,かつて全力であの子たちのためにしてきたことが,決して無駄ではなかったのだということがわかり,とても感激しました。元気になってくれたこの子の今の姿も嬉しいし,自分が彼女の力になれたことも嬉しい。あまりにも嬉しくて,涙が出てきてしまいました。学級通信や,その時々のふれあいはその場限りのものではないのだということ,何年か先にも力になり得るのだということ,そのことをこの子に教えられました。
教育って,その成果がすぐに出るものではないとよく言われるけれど,こういうことなのかな。この仕事をしていて,本当に良かったと思います。
更新情報
「児童文学作品」にいくつか加えました。工事中のところがまだまだあります。ごめんなさい。
本が手元にないものばかりなので,もうしばらくお待ちください。(つまり,子どもに借りられてしまっている。)
えらく疲れたので,今日の更新はこれでおしまい。
更新情報
「プロフィール」をちょっとだけ直しました。あと,昨日UPした平谷美樹さんの作品名を間違えていたので修正しました。正しくは『君がいた風景』です。平谷さん,本当にごめんなさい!
プロフィール
やっぱり作ってよかったです。わたしのことを男性だと思っている方って,もっといるかもしれない!
ところで,「プロフィール」にある,最初にわたしのことを男性だと思った方のことですが,実はこの話には続きがあります。
この方はわたしがネットを始めた頃,とても素敵なサイトを作っていました。感性がわたしととても似ていて,サイトの内容に共感するところがとても多かったのです。そこで,感想のメール(当時はメールではなくフォームから送る形だったと思います。)を送ったのです。似たような感性だったから,この方は間違いなく女性だろうと自分では思いこんでいたのですが,実は男性だったのです。
つまり,わたしは相手を女性だと間違え,相手はわたしを男性だと間違えていたわけです。お互い,似たような感性の持ち主だったから,同性だと思ってしまったのかもしれませんね。
現在,わたしがこうしてサイトを作り,運営し続けているのも,この方との出会いがあったからです。「自分でも作ってみたら」というこの方の言葉が,わたしを動かしたのですから。この方の影響ってとても大きかったと思います。今はまったく交流していませんが,この出会いに感謝しています。
4周年
今日でサイト開設から丸4年になります。4年間ってけっこう長い時間ですね。自分は20代から30代になったし(これは単にそういう巡り合わせだっていうだけなんだけど),異動もしたし,いろいろな方と知り合えました。
でも,リンクしていたHPで閉鎖してしまったところもある。これだけ時間をかけて作った物を閉鎖してしまうのって,わたしはもったいなくてできないのです。掲示板を閉鎖していたことはありますが,それ以外の閉鎖ってしたことはないと思います。もしかしたら,いつか更新できなくなるかもしれないけれど,それでもデータとしてサイト自体は残しておきたいなって思っています。もともと,このサイトは,来てくださった方が「この本,おもしろそう!」「わたしも,これ好きなんだ。」と思ってくださればという想いから作っています。だから,読んだ本を全部紹介はしないし,紹介するときはめいっぱい長所を文章にするようにしているのです。書評が甘いと言われればその通りなのかもしれないけれど,書評というよりは感想であり,紹介なのだから甘くていいと自分では思っています。
では,今後もどうぞよろしくお願いいたします。
更新情報3
「プロフィール」のコーナーを作りました。隠しページにしてみなさんに探してもらうということも考えたのですが,それだと作った趣旨とかけ離れてしまうので,素直にコンテンツの中に加えました。
更新情報2
「ぴょん」を更新。素材屋さんと芝田勝茂さんのHPをリンクしました。
更新情報
掲示板の背景を換えました。数年ぶりのこと(笑)。
「その他の作品」をフレーム式にしてみました。おかしいところがあったら教えてください。
また,「その他の作品」には岡田淳『ふたたびプロフェッサーPの研究室』,荻原規子『樹上のゆりかご』,小林恭二『短歌パラダイス』,平谷美樹『君がいる風景』を追加しました。
「マンガ」に水沢めぐみと佐々木潤子を加えました。他にも修正がちょこっとあります。
それ以外のページもちょっとずつ修正してあります。
懐かしいテニス
WOWOWで全米テニス名勝負を放送しているのですが,一昨日はマイケル・チャンとステファン・エドベリの92年準決勝でした。5時間26分に及ぶ長い戦いでしたが,どちらも素晴らしいプレーをしていて感動しました。チャンはベースラインからのパッシングを得意とし,エドベリはサーブアンドボレーというまったく違ったプレースタイルです。でも,どちらもその良さをお互いに出し切っているという感じでした。当時20歳だったチャンも,30歳になってしまいました。そろそろ引退かなあ。
昨日はジェニファ・カプリアティとモニカ・セレスの91年準決勝。カプリアティは15歳,セレスは17歳の少女対決でしたが,その内容は非常に素晴らしかった。2人ともスマートだったけど,パワフルで走りまくる。今の2人の方がより技術的にはうまくなっているけれど,当時の方が勝利に対して貪欲だったような気がします。
更新情報
TOPを換えてみました。とにかく暑いので…。あと,掲示板の内容をこちらに移しました。
あとやりたいのは,素材屋さんのリンクを増やすことと,児童文学のコーナーをなんとかすることと,マンガのコーナーを増やすことかな。まあ,ぼちぼちやります。
更新しないとね…(8月12日)
8月15日まであとわずか。何とかリニューアルしたいのですが,このままだとほとんど更新できなさそう。
40000カウントももうじきですが,基本的にはカウプレはないサイトなので…。もしかしたら,師匠が何か用意してくれるかもしれませんが,あまり期待はしないでくださいね。
誕生日とサイト開設日が重なっているので非常に覚えやすいんだけど,年々更新のペースが落ちているんだよなあ。本を読んでいないわけじゃないんだけど,ここに載せたいというまでには至らないものが多いのです。
あと,物理的に更新することができないというのもあるけど。児童書に関しては,読んだものは簡単な感想を掲示板に書いているので,
それをあとでまとめてUPする予定です。
最近読んだもので面白かったのは『短歌パラダイス』です。石姫さんのところでも話題になったあの本,読み終わりました!わたしは歌詠みじゃないのですが,あれはおもしろい!短歌を読む(詠むではない!)おもしろさがわかった気がします。
日光の旅(8月12日)
土日に行った日光。3学期の自然教室(スキー)の下見をかねて家族と行ってきました。が,下見は結局帰りの高速だけ!まあ,どうせ下見の旅費も出ないし,義務もないのでよかろう。
帰省ラッシュと重なったのですが,行きは平面をずっと通っていったのでほとんど渋滞無し!自分で自分をほめてあげたい(なんつってね)。
まずは日光二社一寺を全部制覇することにしました。
最初は大猷院廟。完全に通常とは逆に廻っていますが,まあそれは気にしない。風神や雷神,夜叉像など,どれを見ても「けばいなー。」
とにかく色遣いが派手なのです。二荒山神社はなんだかこぢんまりとしていました。次にメインの東照宮。実は,二社一寺の中で行ったことがあるのは東照宮だけ。しかも,引率だったので,ポイントに立っていなくてはならず,あまりいろいろなところは見ていないのです。で,最初に思ったこと「さっきの大猷院廟とそっくりじゃん!」伽藍の配置がよく似ているのです。特に鐘楼と鼓楼は,写真だけ見たらどっちがどっちかわからないかもしれない。もちろん,東照宮の方が規模は大きいけど。やっぱり家光は家康を尊敬していたからこうなったのかな。
前に来た時は,眠り猫をちらっと見ただけで終わったのですが,今回はその先の家康のお墓まで行ってきました。が,二度と行かないな。あの階段には参った!思いっきり筋肉痛になりました。207段も階段があるんだもん。しかも,別料金。階段をあがらずに眠り猫だけ見た人は「だまされた!」と思うかもしれないなあ。
鳴龍は今回絶対行ってみたかったところ。でも,前に子どもたちはつまらんと言って出てきたのです。「何でかなあ。」と思っていたのですが,今回その理由がよーくわかりました。説明が長いのです。確かに,音はよーく反響して聞こえたけど。
最後に輪王寺。これまた逆回りをしてしまいましたが,ここが一番見応えはありました。
あまり暑くもなく,けっこうたくさん見て回れたのでそれはそれで良しとします。
翌日の霧降高原はとってもよかったですよ!涼しいし,眺めはいいし。よく考えたら,数年前の姐さんたちとのチキチキマシーン猛レースで来た場所でした。滝のすぐそばのテニスコートで遊んでいたのだった。でも,そんなことはすっかり忘れていました。
新車をかっとばしての旅行でしたが,新車の調子もなかなか。もう,500キロ以上走行してしまった。1000キロか1ヶ月で点検するはずなのですが,あっという間に1000キロで点検だな,こりゃ。しかも,2週間で点検だよ…。
風早の街 (8月9日)
今日の午前中は職場まで新しい車で行ってきました。なかなか快適なドライブでした。ただ,せっかく載せたクッションが家の者には不評で,早くも後ろに追いやられています。まあ,フラットに座席を倒す時には確かに邪魔になるんだけどね。
今日はキーボードを学校から持って帰ってきました。(楽器の方のキーボードね。パソコンじゃないですよ。)後ろのトランクに入ってしまってびっくり。まあ,ちょっと小さめのボードだから入るのかなあ。ただ,朝からものすごい風が吹いていて,キーボードを運ぶのにもあおられて大変でした。さすが風早の街。半端じゃありません。自宅の方も今日は恐ろしいほどの強風ですが。
キーボード持ち帰りの理由は簡単。教室があまりにも暑いから。朝から晩まで35度以上をマークしている部屋に置いておくのはさすがにいやになりました。
帰りは佐倉の歴博によってきました。伝統の朝顔展です。今年で4回目。今回はうりとひょうたんの特別展も同時開催されていて,朝顔はいつもより少なめでした。強風のため,朝顔はあまり美しく咲いておらず,今回は写真無し!また変化朝顔の種をもらってきました。うちの今年の朝顔はまだ変化種は咲いていません。でも,明日辺り咲くかもしれないとちょっと期待しています。たぶん,白の変化が咲くはず・・・。
ところで,ひょうたんについて今日新たにわかったことがありました。古代では夏みかんのような球形のものが流行っていて,縦に半分に切って柄をつけてひしゃくにしていたのだそうです。中央がくびれたひょうたんは,中世以後見かけるようになったそうです。
で,思い出したのが芝田勝茂さんの『サラシナ』です。表紙のサキが持っていたひょうたんは中央がくびれたひょうたんなのです。まあ,サキが現代で育てていたひょうたんだったらこれでいいのか。などと,妙なところで時代考証のようなことをしてしまいました。
そういえば,歴博の前館長だった佐原真さんがこの間亡くなられましたが,この方が担当した企画展示ではあちこちに本人のコメントが付けられていて,とてもわかりやすく面白いものだったと記憶しています。亡くなられたのがとても残念です。
青い車(8月8日)
車を新しくしました。今まで乗っていた車は2年弱で34404km走行。車検1年分残し,お別れしました。高速に乗っているとふわっと浮く感じがして,安定感が今ひとつだったのと,ブレーキのタイミングがなかなか合わなかったのも買い換えの理由です。でも,車高が高くて,それは気に入ってたんだけどな。
新しい車は今大人気のもの。乗った感じはなかなかです。色は初めて大好きな青にしました。でも,普通の青じゃなくて,シルバー系のブルーです。水色って言った方が近いかもしれません。
前の車にも同乗していたナインチェちゃんも新しい車にお引っ越し。え?ナインチェちゃんって誰かって?メラニーちゃんのお友達のうさこちゃん,またの名をミッフィーちゃんと言います。でも,うちの子は「ナインチェちゃん」と呼ばれています。
明日は職場までドライブだー!
10代よ!(8月7日)
駅前で署名をして帰ってきたところです。母の次に署名をしていたらなんと署名活動をしていたおばさんが,「あの,はたち越えてますよね?」言ったのです。
(そうかぁ,わたしはまだ二十歳前に見えるのね。うっふっふっ。)といい気分になっていると,母が強い口調で「二十歳なんてもうとうに過ぎています!」と付け加えてくださいました。ちっ,よけいなことを!しかも,「とう」と「十(とお)」をかけて言うなんて。どうせ二十代じゃなくなってますよーだ。あと1週間もすれば,三十路1周年記念日だわ。
でも,まだ場合によっては10代でいける!
いい気分になって帰ってきましたとさ。
本物の夏休みへ(8月7日)
本日朝7:30の3階多目的室2の気温,37度!隣の6年2組,35度!……いったいなんなんでしょうねえ。朝の気温がこれかい!
1階は30度に届かないのに…。とほほ。
ちなみに,昨日の午後4時の体育館の気温は40度です。見間違いかと思いましたよ,本当に。見事なサウナ状態でした。1日締め切っていたから当たり前か。
今日で夏休み前半の出勤が終了しました。年休は0.4だから,ほぼ月曜から金曜まで毎日出勤か出張していたことになります。おかげで,今年は夏休みがあっという間に過ぎている感じがします。
雷に負けたカイザーくん(8月3日)
一昨日の晩,ものすごい雷と雨が襲ってきたらしい。「らしい」というのは,わたしは熟睡していてまったく気づかなかったから。地震には非常に敏感なのだが,雷にはあまり反応しないらしい。確かに,雷が鳴り出すと,「稲光が見えないかな。」とワクワクする。一度,自分の家の目の前の電柱に落雷するのを見たのだが,直前に電源をしっかりぬいておいたからか被害は少なく,まあ大丈夫だという妙な自信も持っている。授業中に雷が鳴っていても,こっちは動じずに授業を進めていくので,雷の恐い子はちょっと悲しい思いをしているかもしれない。
で,カイザーくんである。
彼は今まで一度も雷を恐れたことはない。雷が鳴っていても,しらんぷり。そのまま眠り続けるなんて当たり前。起きていたって吠えたり悲鳴をあげたりなんてしない。ところが,一昨日は違ったようだ。「クゥーン,キューン」と泣き出し,大騒ぎを始めてしまったというのだ。仕方がないので,兄が一緒の部屋で寝てあげたのだが,そうしたらピタリと泣くのをやめたそうだ。
単に甘ったれているだけじゃないかという気がするのだが…。
天然サウナ(7月31日)
今日は室温35度の教室で1日作業をしていました。
窓は開けてあるんですけどね,それでもその気温になるのは,屋上の真下の3階だから。2階の教室は涼しくていいなあ。
多目的室の整備をしていたのですが,どさくさまぎれに最新のテレビを自分の教室に運んでしまいました。ラッキー!これでビデオの接続もできるし,デジカメからの画像も直接映せるわ。ふっふっふ。だって,昭和52年のテレビだったんだもん。さすがにいやですよ。でも,ほとんどの教室のテレビが昭和52年から57年のもの。そろそろ買い換えましょうよー。
今日は思ったよりも整備が進んだので,明日は学年で総合的な学習の時間の2学期バージョンを計画できそうです。だいぶできあがっているので,あと少しで終わりそう。あとは,作文の朱入れかな。
本日は日直(7月30日)
朝,8時ちょっと前からニワトリとウサギの世話を始めました。この時間でももう暑い!うちの子は凶暴じゃないので扱いやすいですが,うさはちっとも穴から出てきてくれませんでした。でも,おかげで掃除はやりやすいのです。次は草花への水やり。自分の学年園が一番いい加減な水やりになってしまった…。だって,ホースが届かないんだもん。
その間に3カ所蚊に刺されました。今年2度目です。例年ならもっと刺されているのに,これしか刺されないなんてめずらしい!水やりをしている間に,なぜかTシャツはびしょぬれ。汗もあるけど,水浴びもしてしまったからです。浴びようと思ったわけじゃなかったんだけどなあ。
さて,次は校内の見回りです。どこも異常はなし。体育館は朝から暑かったなあ。この後は職員室にいればいいので,主任と一緒に学年のお仕事。もう運動会の種目が決定!ふっふっふ。絶対に他の学年には真似させないぞー。ちなみに,6年生限定企画の親子競技があります。
総合的学習の2,3学期の内容もかなり詳しく計画が立てられたし,来年度の6年の年間指導計画もできあがったし,2学期以降の評価基準も完成させたし,この2日間でいっぱい仕事ができました。うーん,すごいぞ!
これだけで1日が過ぎました。
最後の見回りは地獄でした。なんと言っても,西日の入る校舎なので,強烈に暑い!体育館は蒸し風呂でした。
明日は出勤日です。でも,何やるのかなー?まあ,今日よりも充実しているとは思えんな。まあ,いいや。
樹上のゆりかご(7月29日)
荻原規子さんの作品です。昨日ようやく読み終えました。
舞台は明治から続く伝統ある高校。自分の母校とよく似ているので,高校時代を思い出しながら読みました。
一言で言うと,赤川次郎風の学園ミステリーと北村薫『スキップ』の雰囲気を合わせたものというところでしょうか。自分の通った高校は,このお話の高校と非常によく似ていて,旧制中学から新制高校にかわり,途中から男女共学になったのですが,私が在校していた当時はまだ男女の比率が2:1。男子のほうが圧倒的に多かったのです。でも,女子の居場所がないと感じたことはないし,球技大会や鍋山祭(文化祭と体育祭)なんて夢中になってやった。部活だって楽しかった。
登場人物の近衛有理は「この高校には名前のない顔のないものが巣くっている」と言います。それは,元男子校だったこの高校全体に流れる男子校としての伝統意識なのだと思います。でも,それは決して女子を排斥するものではないとわたしは思うのです。だって,実際にわたしは母校の伝統をすばらしいと思っているし,わたしたち女子が排斥されていたなんて感じたことはないのだから。むしろ,数では圧倒的に少なかった女子のほうがパワーがあったと思う。
きっと,作者は自分の実体験として排斥を感じていたのでしょうね。だから,このような内容になったのだと思います。
携帯を使っているところから舞台は完全に現代に設定されているけれど,高校の実態としては10年以上前の伝統校という感じがしました。ちなみに,主人公の上田ひろみさんは,『これは王国のかぎ』の主人公でもありました。でも,前作はファンタジーであったのに対し,この作品はファンタジー色はまったくありません。ひろみも完全に現実世界の高校生で,アラビアンナイトの世界は夢だという認識になっています。
うーん,繰り返し何度も読む作品ではないなというのが正直な感想です。つまらないというわけではないのですが。
審判裏話(7月27日)
1試合だけやった審判。この時珍事発生。
バスケの審判は2人でやります。もう1人の審判は初任の時に一緒に入った,つまり同期であり同僚であったM先生です。ところが彼は,試合時間になっても現れません。対戦する学校のH先生は知り合いなので,試合前の練習中にもかかわらず「あのー,M先生どこにいるか知りません?」と聞いてみました。すると,「あれ?さっき役員の控え室で見たよ。一服するっていってたよ。」との答え。ってことは,審判があるのはわかってるんだなと思い,もうしばらく待つことにしたのですが,それでも現れない。仕方がないので,自分で控え室まで行ってみることにしました。彼は確かに一服していました。「ねえ,次試合だよ。審判するんでしょ。」というと「え?O先生が替わってくれたんじゃないの?」「O先生は隣の試合の審判をやるの!あんたはわたしと審判するの!」「えー!?」「えー!?じゃない!!早くしてよ!待ってんだからさ!」彼をひきずりながらコートへと向かいました。
ようやく審判がそろったので,本来なら3分前コールくらいにするところを,「1分でいいです。」と1分前コールをしてもらったのですが…ふと振り返ると,また奴がいない!「あれ?何でまたいないの?」すると,先ほどのH先生が「今度はトイレに行くって言ってたよ。」と親切に教えてくれました。1分前コールをしているというのに…。もう両方のチームともメンバー登録をして,準備は万端です。「早く来いよー。」と思っていたら,ようやく戻ってきたのですが,途中で方向転換をしてしまいました。「今度は何ー!?」「いや,ちょっと気になるものがあって…。」「だから,何!」「いや,オレ,本当に審判!?」「これ,見なさいよ!審判表にあんたの名前が書いてあるでしょ!もう,審判に集中してよ!!!!!!」
そんなこんなで始まった試合。なんと,28対26という僅差での勝負になってしまいました。事実上の決勝戦。こんな大変な試合を,こんないい加減な奴と組んで審判するなんて…。もう,絶対許せん!前の学校の同僚が試合会場にはたくさん来ていたので,みんなにM先生のやったことを言いふらして帰ってきました。
H先生曰く「仲のいいコンビの審判だね。」というがとんでもない!ついでに,悪い遊び仲間のT姐さんは会場校に勤務しているので,わたしたちがやっていた審判を「くすくす,あの仲の悪いコンビが一緒にやってるわ。」と陰から見て喜んでいたそうです。姐さん,奴に言ってやってくださいよ,「いい加減にしろー!」って。かつて奴と組んで主任をしたでしょう。
ちなみに,H先生,M先生,わたしはまったく同い年。しかし,どう見てもM先生だけは年下(経験年数下)にしか感じられません。あんた,ホントにやる気あんのー!?
あれだけ迷惑をかけたH先生のチームが結局負けてしまって,申し訳なかったなー。実力では絶対H先生のチームが一番だったんだよな。ファールがなければよかったのに。
ミニバス(7月27日)
4校しか参加しない中で,総当たり戦を行いました。男女とも1試合だけは勝つことができました。よかったー。そのかわり,1勝もできない学校もあったんだけどね。
夏休みに入ってから1週間だけは1日3時間くらいの練習を行いましたが,それだけでも子どもたちは急激に伸びました。もっと時間があったらなあというのが正直なところです。
態度面では今ひとつな所があったから褒めるだけとはいかなかったけれど,よくがんばったと思います。
熱い夏,甲子園地区予選 その5(7月27日)
結局,中央学院に負けてしまい,ベスト4どまりでした。でも,みんながんばって戦っていて,とてもいい試合でした。前回は応援の人数がそんなに多くなかったけれど,今日はかなりの席がうまっていました。たぶん,半分以上が佐倉の応援だったような気がします。けっこう年配の方たちが多く来ていて,さすが藩校以来で創立210年の伝統校だなと思いました。
この夏,2回もマリンに母校の応援に行けて,とても楽しませてもらいました。
さて,次は何しようかな。
熱い夏,甲子園地区予選 その4(7月25日)
我が母校,佐倉高校はなんと東海大浦安に勝ってしまいました!球場に着いたのは2回が始まってから。初回に4点入れられていて「これはだめかー。」と思ったのですが,なんと1イニングに9点という猛攻で逆転し,結局10対5で勝利しました。久しぶりに校歌を歌いました。10年以上経ってもちゃんと覚えているのです。
バンカラで古風な男子応援部員ばかりだった当時と比べ,その伝統はあるけれどチアガールもいて華やかさも加わっていました。
次は土曜日に準決勝です。これは確実に最初から見られます!よーし,次も行くぞ!!
やっぱり野球は球場で見なくっちゃ。あの興奮は,テレビでは味わえないね。でも,謎の判定があって,場内説明もなかったから,そういうところはテレビ中継を見たほうがいいかも。
熱い夏,甲子園地区予選 その3(7月24日)
我が母校はベスト16をかけて志学館と対戦しました。結局母校はノーヒットで勝ってしまったのですが,ノーヒットに押さえたのに負けてしまった志学館の野球部は,次の試合で鶴を持って応援に来てくれたのです。本当は鶴を試合の当日に渡していこうと思っていたのに,渡しそびれたためわざわざ球場まで来てくれたとのことでした。さらに,母校の応援団の隣で最後まで一緒に応援してくださり,勝利を喜んでくれたというのです。
前日,試合に負けて泣き崩れていた志学館の部員たちが,こうして一所懸命自分たちが敗れた相手の応援してくれたことがとても嬉しいです。
志学館の野球部員,ありがとう!!
自分の教え子が志学館に進学しているのですが,この子はとてもすてきな人たちのいる学校で過ごせてよかったなと思います。
熱い夏,甲子園地区予選 その2(7月23日)
うわー!ついにベスト8入りです!!今日は県営天台の球場での試合でした。
兄は年休を取り,両親も一緒に3人で応援に行ってきたのです。わたしは行けなかった。くやしーい!でも,部活の指導をしていたんだもん。しかたないか。
次は明後日,千葉マリン球場です。12:30から。午後は年休を取ってあるので,途中からなら見られるかも!ぜーったいマリンに行って応援したいぞ!
明日は練習試合。それが終わったらペンキ塗り。今日は油性のペンキを使っていたことに気づかず,流しに流してしまったから大騒ぎ。薄め液を大量に持ってきて落としたのですが,シンナーの臭いにくーらくら。午前中は35度はあるだろうと思われる体育館でのバスケット練習。
きっつー。
熱い夏,甲子園地区予選 その1(7月21日)
我が母校の野球部が県大会ベスト16に入りました!これってものすごい快挙だと思う。元阪神の井上だってできなかったんだから。
まあ,長嶋茂雄は一応県代表にはなったからなあ。でも,甲子園には行けなかった。その前に関東大会が当時はあったらしく,そこで負けちゃったのだ。
次は天台でテレビ中継だ!応援に行くぞー!と思ったら,出勤日じゃないか。ちぇーっ。テレビで見るしかないのか?我が母校は9回に1点だけ入れてサヨナラ勝ちだったのですが,それもノーヒットで勝っちゃったんだって。相手の学校のエースには,ちょっと気の毒だなあ。
いやもう,とにかく暑い!!(7月20日)
今日は髪を切ってきました。といっても,5cmだけだからきっとわからないだろうな。でも,結ぶと多分わかります。ほんのちょっとしかしっぽが出ないから。
ところで,わたしは髪の毛がとても少ないので,前髪の一部を伸ばして横にまわして多く見せかけています。これって,意外とみんな気がつかないのです。特にお子さまたちはまったく気づかないので,時々「ほーら,これ,前髪でしょ〜。」とやってやります。「サダコみたいだー!!」と大抵のお子さまたちは反応してくれます。夏場にはなかなか涼しい気分になれるかもしれません。でも,やっている自分はとても暑苦しくていや!
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夏休み!一応ね
というのは,今後2週間は毎日出勤になるからです。別に,子どもが休みだからといって先生が休みになるわけではないのです。そんなのは今に始まったことじゃない。以前からそうなのです。教師は休んでばっかりなんてことは絶対にありません。だいたい,毎日3時間くらい残業と出勤時間前の仕事をしているけれど,なんの手当も出ません。みんなボランティアです。1日12時間も職場にいるのです。それに,評価方法だって,昨年度から大きく変わった訳じゃない。わたしは7年目ですが,初任の年から絶対評価を加味して評価してきています。相対評価だけなんて,やっていません。これは中学校でも同様でした。
それなのに,今年からがらりと変わるというような報道をしているメディア関係。教師が問題を起こすと,教師全員が,学校全体がおかしいかのような表現をするメディア。いったい何なんだろう。大半の教師が一所懸命に仕事をしているのに,そんなことには見向きもしないで問題点ばかりを強調する。だから,保護者もメディアの報道にとまどい,混乱がおきる。本当に教育のことを考えて報道しているのだろうか。
自分にできるのは,今目の前にいる子どもたちのために精一杯やることですけどね。
ドライブしてきました
車を買い換えるかどうか,検討中です。まだ今の車は2年しか乗っていないけれど,今ならけっこういい価格で買い取りをしてくれそうなのです。新しく買いたい車は試乗してみてけっこう気に入っているので,このままだと買い換えかな。明日,もう一日借りられるので,じっくり乗って楽しもうっと。
戦争について(7月19日)
戦争についての授業を一昨日やりました。最初はいぬいとみこ『川とノリオ』を読み,次に被害者としての戦争中の日本や子どもたちの姿を描いた本を紹介しました。山川方夫『夏の葬列』も内容をかいつまんで話しました。そして,次は加害者としての日本について話をしました。
そして,沖縄戦のこと。あの美しい海に囲まれた島に起きた悲劇。ここで,寺島尚彦『さとうきび畑』を紹介しました。最初は詩だけ。次に,フルバージョンの『さとうきび畑』を聞かせました。「鉄の雨」が何なのかわからないという意見も出されましたが,それでも,子どもたちは心に何かを刻んだようです。あの美しいメロディーのなかにある深い悲しみを感じ取った子もいました。
そして,金井直『木琴』です。
最初に詩だけを読み,次に合唱曲を聴かせました。大切な妹を戦争が奪ってしまったことに対する激しい怒り,哀しみ,慟哭を表現している中間部が,わたしにはとても印象に残っています。合唱によって,あの詩のイメージは大きくふくらんだと思います。
子どもたちはいったいどのようにとらえたのか。当時の中学生だったわたしと同じように,あの合唱から何かを感じ取れたのか。いずれにしても,中学生の時のあの授業は,今でもよく覚えているのです。だからこそ,自分流にアレンジして,子どもたちに伝えようと思うのです。
ラストは『消えた八月』を合唱で聴いたのですが,これは歌詞をプリントできなかったため,聴いているだけになりました。あらかじめ「原爆を歌ったんだよ」と言っておきましたが,「よくわからん。」というのが子どもたちの反応。「かげ」のことや「黒い雨」のことを説明したら少しわかったようです。
1時間半にわたるこの授業,やっているこちらもきつかったけれど,子どもたちも辛かったと思います。でも,そのつらさを知ることも大切な経験だと思っています。
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来週はテスト週間&成績処理で忙しいです。
『アンソニー』茂市久美子
今年の高学年向け課題図書です。両親を亡くしていやいや家業の写真館の後継者となった5代目主人の龍平さんと,初代の頃から写真館にいたカメラ「アンソニー」とが出会う不思議なできごとの数々。思ったよりも読みやすく,安房直子さんの作品とよく似たふんわりとした雰囲気を出しているお話でした。感想文を書けといわれると困ってしまうけれど,読後感がさわやかでとてもよかったです。
ピンクのルージュ(6月24日)
今日の5時間目は歯科衛生士さんをお迎えして,歯磨きの指導をしてもらいました。
その時,歯の染め出しをしたのですが,これがなかなか落ちないのです!(染め出しをすると,歯垢が赤く染まるのです。それ以外の所はあまり色は付きません。)歯に付いた赤色は歯磨きできれいに落ちるのですが,下や唇に付いたピンク色はなかなか落ちません。女の子はちょっとお化粧した感じであまりおかしくないのですが,男の子は……ごめん,思わず笑ってしまった!もちろん,なかにはあまりにピンクの唇が可愛らしく似合ってしまった男の子もいました。……こんなこと言ったら絶対怒るから言わなかったけど。中学2年生くらいまでなら,男の子もお化粧してけっこう似合うかもしれない。自分が中学生の時を思い返すとそうだったと思う。小学校6年生くらいだと,まだまだ男の子はおこちゃまだから,女装しても似合ってしまうなあ。うーん,面白かった!
言葉の話(6月23日)
方言というか,発音というか,アクセントというか,イントネーションというか,まあそういう話。
わたしはどうもときどきこの辺りでは使わないイントネーションで話しているらしい。
「このへん」は「の」が一番高くなり,「こ へん」が同じ高さになる。みんなは「こ」が低くて「のへん」が同じ高さになるという。「そのへん」「そこらへん」も同様である。「こら」が高くて「そ へん」は同じ高さ。
自分の名前もどうやらおかしなイントネーションで言っているらしい。この名前は3文字。一般的には1文字目が低く,2・3文字目は高くなるらしい。でも,わたしは1文字目が高く2・3文字目を低く言う。これは確実に親のせい。親がそう呼ぶのだから,自分でもその名前で言うようになる。一般的なアクセントで呼ばれても,わたしはまず反応しない。自分のことを呼ばれているという認識がないからだ。その事実に気が付いたのは高校生の時。初めて違うアクセントで呼ばれてびっくりしたのだった。
「いる」を「おる」ということもある。「○○先生いらっしゃいますか。」と職員室に来た子どもに「ここにはおられません。」「○○室におられたよ。」と答えることがよくある。「あり・おり・はべり・いまそかり」だからいいんじゃないのかなあと思うのだが,そういう理屈は通らないようだ。「先生,いるー?」という問いかけに「ここにおるよー。」と答えることもある。「そのへんにおったけど?」ということもある。これって関西方面の言い方なのでしょうか?
幼なじみが京都と奈良出身の両親を持つ子だったのが影響しているのだろうか。
最近読んだ本(6月23日)
最近読んだのは,みおちづるさんの『少女海賊ユーリ2』です。解説が上橋菜穂子さん。ユーリのお話はいったいどこまで続くのか…だいぶお話が大きく広がってきた感じがします。でも,これはおもしろい。どちらかというと,女の子向けかな。みおちづるさんの本では『ナシスの塔の物語』もおすすめ。こちらは中学生以上向けかな。食べ物がおいしそうなの,とても。風景の色彩は茶色か黄色か灰色というイメージがしました。わたしは本を読んでいてその風景全体の色をなんとなくイメージしてしまいます。「ナルニア国ものがたり」の『ライオンと魔女』だったら白と緑。『カスピアン王子のつのぶえ』だったら黒と黄土色。『朝開き丸東の海へ』だったら青と白。『シェーラ姫』だったら黄色と緑と青。『少年たちの夏』だったら青。『フレンド〜空人の森へ〜』だったら,緑と黒。たぶん,印象的な場面を色で認識しているんだろうな。
プチママ(6月21日)
うちのクラスのお嬢さんがたは,最近細かいことに口うるさくなってきました。
まるで,お母さんがたくさんいるみたい。
で,お母さんの注意は大抵坊ちゃんがたへいくのです。
これではさすがにおぼっちゃまたちもたまらない。イライラしだしました。
そして,「うるせえな,やってねえっていってんだろ!」「おれはちゃんとやってたよ!」「もういい!おれが悪いってんでいいよ!もうどうでもいいよ!」という発言まで出てしまいました。
普段そんな言い方はしないという男の子まで,ものすごい勢いで腹を立て,挙げ句に悔しさの余り泣き出してしまいました。どうやら,家ではいつもこんな感じらしいのですが,学校では一度もそういう態度はとったことがないのでちょっとびっくり。見方を変えれば,本来の自分の姿を出したということになるのかな。
それにしても,うちのおぼっちゃまたちは本当にお子さま。お嬢さんたちとの成長の差がありすぎて,対応に困ります。
テニスのお姫様!?(6月16日)
悪い遊び仲間と久しぶりのテニスです。うーん,1年以上経っているな,前にやったときから。今日はぐりちゃんはお休みです。ぐらちゃんとT姐さんとHさんとわたしの4人でのテニス。雨が心配だったため,ぐらちゃんはインドアのコートを借りておいてくれました。
さて,久しぶりのテニスはどうなったでしょうか。みんな,最初のうちはちっとも調子が出ませんでしたが,Hさんが徐々に調子を上げてきました。よーく見ると,彼女はうまい!あれ?そういえば彼女とテニスをするのは初めてだわ。前回は見事に約束をすっ飛ばし,その後の食事から参加したのでした。で,彼女のテニスはパワフル。ぶんぶんラケットを振り切るのです。でも,コントロールがめちゃくちゃ良く,どんなボールでも必ずコートのなかに返してくるのです。サーブもかんたんに打ってきます。
「Hさん,もしかして,テニス経験者?」「ん?小学生の時に週1回で軟式はやってたけどねー。昔の話だよー。」
どうりでぶんぶんラケットを振り回すわけだ。でも,上手な理由がよーくわかった。ドライブまでかけてくるんだよ。とんでもない人です。彼女が得意なのは右手1本でうまくすると1日中遊べるものだけじゃあなかったのね。やられたわ。
このメンバー+αで来週は遊園地へ行く予定。うひゃー,疲れそう。
今日はみんなにメラニーちゃんを見せびらかしました。
ぐらちゃんはメラニーちゃんの名前を知っていましたが,ブルーナー展でさんざん「日焼けミッフィー」だの「色黒ミッフィー」だの言っていたら,館長さんが「それは違う。」とメラニーちゃんについて得々と語ってくださったので覚えていたのだそうです。
そして,「色黒だから」という理由でメラニーちゃんはT姐さんにプレゼントしたのだそうです。T姐さんは,本日初めてメラニーちゃんという名前を知ったようです。
この悪いお友達は,夏休みにモンゴルへ行こうと目論んでいますが…わたしはパスしたい!もうちょっと健康になったら行きたいけど。
地震,雷(6月15日)
昨日の昼間は地震,今日の明け方からは雷。こちらは大荒れです。
それにしても,昨日の地震にはびっくり。ちょうど,全校で観劇をしていたところだったのです。劇団の方たちは,激しく動き回っていたからすぐに地震だとは気づかず,こちらが騒ぎ出したのを見て初めて気づいたようでした。でも,そこはプロ。すぐに,舞台を中断し,子どもたちを落ち着かせようと動いてくれました。
「きつね先生のふしぎ…?」という劇だったのですが,途中でマジックもしていたため,子どもたちは最初,地震も劇団の演出かと思ったそうです。しかし…あれだけ大きな地震を人間がどうやって起こせるというんだ!?子どもの考えることっておもしろいです。
それにしても,あの劇は面白かった!
劇団風の子というグループなのですが,50年くらい続いているだけあって,舞台セットといい,演技といい,やることが半端ではありません。とてもお薦めな劇団です。
日食見ました!(6月11日)
今朝は6時42分から8時45分まで日食が見られるということで,前日から遮光板を用意し,ブラバンとバスケ担当の先生と相談し「食の最大の時には見せてあげましょう!」と決めていたのですが…あいにくの曇り空!
でも,雲の切れ間から時々顔を出す太陽をうまくとらえ,何とか見ることができました。まず,7時10分頃。登校していた朝練組に「今,チャンスだよ!見えるよ!」と声を掛けました。右側の方が欠けた太陽です。早めに来ていた子たちはラッキーでした。この後,しばらくの間は太陽が現れてくれなかったから。
朝練中はほとんどダメ。太陽は出ていません。終わってから,少しだけ見え始めたので,体育館に残っていた何人かの子たちは見られました。
そして,8時10分。教室で健康観察をしていたのですが…空が急に明るくなってきました。「今だ!みんなベランダで見よう!」今度は下の方が欠けた太陽が見られました。
隣のクラスにも遮光板を渡し,さらに隣の5年生にも渡して,3階の教室の子どもたちはみんなベランダへ。本当は健康観察と朝の読書タイムだったんですけど…。
日食はその時にしか見られないから,まあいいや!見回りに来た校長先生にも「すいませーん,高学年ブロックはただいま日食の観測中です!」と話したら「おお,そうですか!」とあっさり納得してもらえました。
今日はじゃがいもの葉っぱにでんぷんがあるかどうかの実験もしていたので,1日中理科をしていた感じです。葉っぱを煮ているときに「まわってまわってまわってまわーるー。」と歌いながらかき混ぜている班もありました…。あまりの暑さに,壊れ気味の人が多かったような気がします。
さらに,6時間目の途中から視聴覚室では市内の情報担当者の会議があり,そこへ向かう人は必ずうちの教室の前を通るのです。知っている先生たちも何人か来ていて,ちらっとのぞいた後,にっこり笑って通り過ぎていきました。なんか,臨時に授業参観か研究授業をやっていたような感じ。でも,おもしろかった!
ちなみに,6時間目は社会。鎌倉時代のご恩と奉公や元の襲来について語っておりました。
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暑いですね
連日,暑くてたまりません。教室の温度計は,朝の段階で28度を指していたりなんかする。3階なので,屋上の熱が直にきてしまうのです。さらに,教室の前はトイレ。空気がまったく通りません。もしかして,学校で一番暑い教室なんじゃないのか?この調子で,果たして夏本番を乗り切れるのでしょうか。
マーカーその後
例のマーカーにはおまけの話がつきました。
部会で3回もマーカーを忘れたNくんですが,これは郡大会でも続きました。まず,大会前の下校時,昇降口でのできごと。またもマーカーを持たずに帰ろうとしました。「ねえ,マーカー!」「あっ!でも,当日昇降口って開くでしょ。その時に取りに行くわ。」「それで忘れたらどうする!ふざけんな!」さらに,そこを校長先生が通りかかり,「選手がマーカーを持っていかないでどうする!取ってきなさい。」とダブル攻撃。結局Nくんは教室まで取りに行きました。戻ってきたNくんを見ると,片手にマーカー,片手に上履きという状態。「マーカーを落としたら困るからしまいなさい。」と言っても「落とさない,落とさない。」と聞く耳持ちません。が,強引にしまわせました。
さて,当日です。時間になり,招集場所に行ったNくんでしたが,またベンチに戻ってきました。「どうしたの?」と聞いたら「マーカー忘れた!」……本当に何を考えているんでしょう。でも,今回のは前回のとは違い,極度の緊張から忘れてしまったようです。
結局,Nくんは部会の記録よりもかなり低い高さしか跳べなかったのですが,これもいい経験でしょう。めずらしく悔しがっていましたから。
メラニーちゃん(6月5日)
我が家にミッフィーちゃんがやってきました。いままでは,クラスに時間を知らせるミッフィー(ミフィ子というお名前)しかいなかったのですが,キーホルダーに1人増えました。さらに,巨大ミッフィーちゃんが!でも,よーく見るとちょっと違う。色が茶色なのです。
「これはきっと,ミッフィーじゃない!何か別のお名前があるんだわ。」
そう思ったROYは,教室に連れて行くことにしました。
子どもたちは「茶色のミッフィーだ!」と口々に言うのですが,ある子が「あれは,メラニーって言うんだよ。」と言い出しました。
「ん?メラニーちゃんっていうの?」
「そう。」
「ミッフィーとはどんな関係?」
「確かお友達なんだよ。あの子の方がよく知っているよ。」
と別の子を指さしました。
「ねえねえ,この子,メラニーちゃんっていうの?」
「そう。」
「どういう関係?」
「お友達。」
「どういう?」
「…うーん,それ以上は知らない。」
結局,メラニーちゃんというお名前と,ミッフィーの友達だということは判明しました。さらに,朝っぱらからメラニーちゃんで遊んでいるお方たちもいらっしゃったということも…。メラニーちゃんをいじめたら罰ゲームだ!
ちなみに,メラニーちゃんはミッフィーの海外にいるペンフレンドなんだそうです。メラニーちゃんは飛行機に乗ってミッフィーに会いに来たことがあるそうです。きっと,肌の色が違ってもお友達なんだよっていうことを伝えたかったんじゃないかな。
郡陸終了(6月4日)
会場は佐倉市岩名総合運動公園内の陸上競技場。そう,あの高橋尚子や有森裕子が練習に使っているあの競技場です。
わたしは10数年ぶりに行きました。高校で,駅伝大会や歩け歩け大会を行うときに岩名の運動公園を使っていたのです。だから,基本的にはお庭です。どこに何があるのかわかっていますから。でも,さすがに以前とは違って,立派な屋根付きのスタンドが設置されていました。おかげで助かりました。今日は暑かったー。子どもも暑さでヘロリンとしていました。
4人中,2人は5位と6位で入賞。あとの2人は,部会の時よりも成績が悪く,残念な結果になってしまいました。
それにしても,部会ではぶっちぎりで勝っていても,郡になると実力が出せなくなってしまうのね…。部会の時にあれほど緊張感なく軽々と跳んでいたNくんは,今日は全くダメ。朝の試し跳びの時からちっとも体があがらなくて,困った状態でした。競技開始直前はガチガチになっていました。この子の緊張している姿ってあんまり見ないんだけどなあ。去年も同じ失敗をしているんだけど,今年もまたやってしまいました。
帰りは車の中で円周率と単元削減について講義をしながら帰ってきました。
にしても,落ち着きのない人たちで,ずーっとべらべらしゃべり続け,さらには車の中のものでいろいろと遊んでいました。シートベルトで遊ぶおばかさんもいたっけな…。
学校に着いたら,ちょうど5校時めの開始時刻。ちょっと校長室でくつろいでから教室に戻ることにしたのですが,そこでも落ち着きのなさがでました。校長室中をうろうろと歩き回り「おおっ,トロフィーがある!」「前の校長先生の写真だ!なんか死んじゃった人みたいだねえ。」「この絵,なんて書いてあるんだ?」もう,頼むからおとなしくしていてくれ!
そんな彼らに待っていたのは,教室での算数補習。みんなが進んだところまで,4人だけ特別講習会を開き,無事授業に追いつきましたとさ。ついでに,6校時の算数テストも,無事に終えることができましたとさ。
めでたし,めでたし!
(って,ちっともうれしくない!!と4人は思ったことであろう。でも,席替えやったからいいじゃんか。)
『風の生まれるところ』(6月2日)
全仏で思い出した。佐々木潤子さんのマンガ『風の生まれるところ』に出てくる人は,ちょうど1980年代後半から90年代前半に活躍した選手をモデルにしていると思った。
主人公の深雪はステファン=エドベリかなあ。ジェシカはシュテフィ=グラフ,コーチはきっとアンドレ=アガシだろうなあ。アンリエットはモニカ=セレシュ,サブリナはガブリエラ=サバチーニ。でも,マルセルは誰だろう?サンチェスっぽいキャラもいないしなあ。
深雪のプレーは,いろいろな選手の動きが入っているなあ。チャンがやったアンダーサーブもそう。サーブはベッカーっぽいしね。
このマンガを読んでいる方,ご意見ください!
岩名の下見(6月2日)
明後日の郡陸上大会会場の下見に行ってきました。駐車場が少なすぎる!高橋尚子が練習していた競技場ということで,もっと整備しませんかね,佐倉市様。それに,運動公園への案内板がしっかりしていないから,迷子になってしまう!下見に行って本当に良かったと思ってしまいました。あとで,保護者に持ち物と競技場への入り方を連絡しなくっちゃ。
実はこの下見にはカイザー君を同行させたのですが,車の中でビービー泣いてうるさかった…。家に置き去りにしてもビービー泣くし,車に乗せても泣くし,どっちにすりゃいいんでしょう?
えーん(5月31日)
3時間目にバスケをやった。わたしを入れると24人だから,1チーム6人にしてちょうど4チームに分けられる。うん,これは公平だね。ということで,3分ゲームに参加しました。うちのチーム,勝ったのはいいんだけど,骨折者が出てしまったー。ちょっと足首をひねっただけなのに,亀裂骨折だって…。とほほー。なんでこうなるの?ちなみに,この子は自分で転んだのです。たいした転び方なんてしていなかったのに。
さらに,今日は校庭にヘリコプターが降りました。救急用のヘリコプターです。学校は緊急時のヘリポートになるのです。「ヘリコプターだ。すげえ。」とみんな,授業中にもかかわらず,ベランダに寄ってしまって授業になりませんでした。それにしても,ヘリコプターって砂埃がとっても舞い上がるのね。全部窓を閉め切っておいて良かった。これは4校時のできごと。社会の時間で,わたしは源のしずかちゃんのお話の続きをしたかったのですが,奴ら曰く「先生,これも大事な社会勉強です!」だと。ちっ,うまいことをいうようになったものだ。日々賢くなっていくかわいい奴らなのであった。
今日は久しぶりにまともに動いたので疲れて眠いです。
明日は授業参観です。
音楽だ!TTでやります。
時計壊した(5月27日)
本日はお子様が,信じられないことをしでかしてくれました。
1時間目は体育。バスケットをやっていました。
「ゴールに手が届くかな。」と楽しくジャンプをしていたことまではよかったのですが,授業の後に,廊下にかかっている時計にも届くかなとジャンプしてしまったお馬鹿さんが4名ほど居ったのです。
で,その結果,時計は床に落ち(ということは,時計に手が届いたということね。)思いっきりガラス部分が割れ,使い物にならなくなってしまいました。
悪気はないのはわかる,でも,そんなことしたらこうなるだろうという予測はできないのだろうか?できないからやるんだけどさ。ちゃんと後始末をして,正直に言いに来て,教頭先生に謝ったのはよかったけどね。そういうところは素直だから。
にしても,君たちゃ本当に6年生かね?おかげで,2時間目の授業がつぶれました。もう,どっと疲れます。
さらに,その次の休み時間に,4人のうちの2人が教室内で危険な遊びをしていたのです。あれほど,先のことを予測しろと教頭先生にもわたしにもさんざん言われた後だというのに…。もう,次は絶対に許さん!注意してやるもんか。
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「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。
近況
(ちょっと読んでいてあまり気分の良い内容ではないと思いますので,精神的に元気でない方は読まないでください。)
わたしは新しい環境になかなか馴染めません。異動して1年経つのに,まだどこか馴染めないところがあります。もちろん,メンバーが相当入れ替わったということもありますが。でも,基本的には今年の方がずっといい雰囲気で仕事ができていると思います。学年やブロックの関係はなかなかよいと思うから。
でも,ちょっと辛い状態が続いています。去年1年間ですごくストレスをためてしまったみたいです。不満に思うことがたくさんあったのに,それを吐き出すことができず,今になってそのストレスがでてきたような気がします。
他にも,辛いことが重なりました。4月の上旬にベスさんが死んでしまったこと。ずっと心臓が悪かったから,いつ死んでもおかしくはない状態だったんだけど,それでもやっぱり死んでしまったのはとても悲しいことです。
朝,食欲がなくてあまり食べられずに家を出て,9時過ぎくらいにお腹が減り,ちょっと間食をして授業をすることが多くなっています。空腹のままだと,気持ち悪くなってきちゃうから,少しでも食べるようにしています。でも,食べ出すと何となく気持ちがいっぱいになってしまうのです。 今は休日があまり好きではありません。なんとなく不安になってくるから。うまく気分転換ができればいいのですが,それもなかなか…。わたしには家族がいて,子どもたちともいい関係を作れていて,すごく恵まれた環境にあるのに,どうしてこんなに不安で淋しくなってくるんだろう。
掲示板からお引っ越し
掲示板に書きためていた日記的内容をこちらに移しました。やっぱり,ホームページ作成だけ別のパソコンでやると面倒だわ。
12年後の真実(5月25日)
今日は高校の1年後輩の子(もう30歳だから「子」とは言わないか。)に卒業アルバムを借りてきました。理由は簡単。今,有名になっている俳優の高校時代の写真を見るためです。うちの上司は,この俳優が6年生の時に担任をしていたんだって。で,ぜひ見たいとのことだったので,後輩に借りたのです。
彼は(この後輩は男性です。)大学の入学式で隣の席に座っていたそうで,高校1年生の時に同じクラスになったこともあり,けっこう親しかったそうです。彼曰く「俺の中では奴は今も全然変わっていないんだけどな。」とのことですが,わたしがアルバムで探そうとするとさっぱりわからん。
このアルバムは,月曜日に職場に持っていってみんなで見ようと思います。
ところで,このアルバムにはもう一つびっくりする真実が隠されていました。なんと,兄の写真がしっかりと印刷されていたのです。この年,兄は母校で教育実習をしていました。その授業風景が卒業アルバムの1コマとして採用されていたのです。
そんなこと,今までまったく知りませんでした。そりゃそうよね。自分の学年じゃないんだから。しかも,兄もその事実を知らなかったので,先ほど見せたらびっくり仰天していました。
後輩たちよ,知っていたんだったら一言教えてくれ!(あ,そういや誰かが言っていたような気もしたが,忘れた!)
陸上大会終了(5月24日)
暑かったっす。今年は屋根なしのスタンドが応援席でした。あづい〜。
いろいろなドラマがあって,おもしろかったです。前の学校で教えていた子たちも6年生になり,体が大きくなっていたり,運動能力がぐんと伸びていたりと,びっくりすることがたくさんありました。
今年の結果は,郡大会出場者が4名。しかも,全員うちのクラス。ということで,郡大会の引率はわたしに決定。そんなんありかー?
でも,男子高跳びの決勝は見ていて興奮したし,感動しました。
最初の105cm,うちのクラスのNくんは,なんと1回目を失敗しました。で,2回目でクリア。その後は,110cm,113cmを難なくクリア。120cmを過ぎても,ほとんど1発クリア。
ところで,高跳びは体力温存をかねて,確実に跳べると思う高さはパスしてもいいのです。が,彼は全部跳んでいました(笑)。
いよいよ大台の130cmです。彼にとっては未知の世界です。ここまでで残っているのは彼を含めて3人。1人目の子は1回目でクリアしたのに,彼は落としてしまいました。でも,2回目でクリア。そして,133cmでの勝負。Nくんは1回でクリアしたのですが,相手の子は3回とも失敗。これで優勝は確定しました。
実はこの子,昨年もまったく同じようなパターンで優勝しているのです。そして,次は記録への挑戦。昨年は優勝記録より3cm上の高さはまったく跳べず,記録は伸ばせませんでしたが,今年は違いました。136cm,139cmとすべて1回で軽々とクリアしてしまいました。一度も跳んだことのない高さをあれほどまでに見事に跳んでしまうとは…本当にびっくりです。そして,142cm。前の足は越えているけれど,後ろの足でひっかかってしまいました。結局3回とも失敗してしまいましたが,去年は上の記録を全くねらえなかったことを考えると,すばらしい進歩だと思います。
郡大会でもこの力を出せるといいなと思いました。
陸上大会のことで追記
走り高跳びで優勝したNくんですが,彼はどうも本番に強いタイプのようです。あまり深く考えないで跳躍するところがよいのかもしれません。
高跳びではマーカーというものを使用します。自分のスタート位置に置いておく目印です。ところが,彼はまず,前日にマーカーを教室に置き忘れて帰ろうとしました。「先生が今,マーカーって言ってくれなかったら忘れてたわ。」とNくん。
そして,翌日。これから本番なので招集場所に行こうとしているときのことです。「ねえ,マーカー持った?」と確かめると,「ああっ!ない。そうか,応援席に置いちゃったわ。」これで2回目。
そして,2度あることは3度あるのです。優勝して,うれしそうに応援席に帰ってきたのですが,わたしの顔を見たとたん「あ!マーカーそのまま置いて来ちゃった!」
……こういう人だから優勝できるのかもしれません。
にしても,N!いいかげんにしろー!!わたしはあなたの忘れ物チェック係ではありません!!
畑仕事に精出した(5月21日)
今日はさらにじゃがいもの手入れをした。同じ日に同じ条件で植えたはずのじゃがいもなのに,なぜか1組のじゃがちゃんはやたらと大きく育っているのだった。葉の色も濃い。なぜだ!?
考えられるのは肥料の差。きっと大量にひりょうをやったんだろーなー。
おっと,もう一つあったぞ。1組は外トイレの脇に畑がある。これが最大の原因かな。ちぃーっ!大きなじゃがいもできなかったら悔しいぞう。
社会の時間を返せー!!(5月21日)
今日は6時間スペシャルの日。せっかく5時間目に大好きな大好きな社会ができると思ったのに!やつらはロング昼休みにけんかをして帰ってきたのだった。
ロング昼休みはそうじなしの45分間ぶっ続けの昼休みである。30分間クラスレクをしてあとはフリーで遊ぶことになっていたのだが…。わがままをしたやつがおって,大げんか。その後,やつらは自主的に話し合いをしたらしいが,ちっとも解決しなかった。
その後,5時間目も30分つぶして事情聴取と話し合い。なんてこったい!わたしの社会の時間を返せ!!
こんど社会科&算数2時間スペシャルを組んでやるわ…ふっふっふ。
なつかしのおかし(5月18日)
子どもの頃,母と一緒に買い物に行くと,必ずお菓子売り場に目がいった。
チョコレートが大好きなわたしは,そこに並ぶたくさんのチョコレートを全種類食べられたらと憧れていた。でも,わたしの歯はいわゆるみそっぱ。真っ黒になっていたのだ。これは薬で黒かったのだが。2歳くらいからずっと歯医者通い。なぜなら,あまり食べないわたしに,母はヤクルトやカルピスを与えたのだった。で,むし歯だらけに…。
憧れたのは,グリコのカプリコチョコ。コーンにアイスを載せた形になっているチョコレートだ。あんなに大きなチョコを食べられたらどんなに素敵だろうと心躍らせたものだ。でも,「あんな大きなチョコはダメ!」と母は決して買ってはくれなかった。ジャイアントコーンというアイスも同様。大きいからダメだったのだろうか?
でも,パピコはよく買ってくれた。後にわかったのだが,母はアイスクリームよりかき氷の方が好きだったのだ。パピコはかき氷系,ジャイアントコーンはクリーム系。しかも,わたしは食べきれずに残し,それを食べなければならなくなるのは母。ということは…,自分の好みで子どもにアイスやお菓子を買っていたということか。
ふっかつのじゅもん(5月18日)
一番感動したゲームソフトはドラクエ。ファミコン版のドラゴンクエストに出会ったのは中学3年の時。受験生の夏休みに,妹が友人から借りてきたのを,隣で眺めていたのだ。妹はスーパーマリオブラザーズのような技術がものを言うソフトが得意なのだが,どうも謎解きものは苦手なようで,「どうしても太陽の石が見つからん!」とわめいていた。わたしは本屋に出かけ,ゲーム雑誌からヒントを得たのだが「なんだ,こんな簡単なの,なんで奴はわからんのだ?」と思い,同時に「これならわたしにもできそうなゲームだな。」と挑戦してみることにした。
受験勉強の合間に,いや,ドラクエの合間に受験勉強をするという日々が始まった。主人公の名前を「あられ」にするとやたらに強くなるとわかり,早速その名を採用。どこへ移動するにも真っ正面を向いたまま歩く勇者あられと,冒険に出かけた。
ときどき,お城に帰っては王様に会い,「ふっかつのじゅもん」を教えてもらう。これは,次にプレイするときのキーワード。今で言う「セーブ」の機能なのだ。苦労してイベントをクリアした後には絶対に「ふっかつのじゅもん」を書き留めておかねばならない。そして,翌日,そのじゅもんを一字一句間違わないように入力するのだが…「じゅもんがちがいます」という悲しいメッセージが現れてしまうのだ。絶対に何度も繰り返し確認して書き留めたじゅもん,間違わないように何度も確認して入力したじゅもん,それなのに…間違っているというのか!?
このときのショックは,言葉にはとても言い表せません。
それでも,主人公になりきって冒険の旅をすることのできるドラクエに,わたしは思いっきりはまったのでした。
ドラクエ2は高校入試直前の発売。入試が終わったその日に,購入しました。大学入試がまた終わっていない兄に怒られました。「おれだってやりたいのに,何で入試前に買ってくんだよ!」そりゃ,自分が終われば他の人のことなんて関係ないもんねー。大学入試なんて,3月になっているんだもん,勉強したって同じだって。仲間が増え,竜王がちょっと仲良しになっていて,「やっぱりドラクエっていいなあ。」と再認識。
そして,ドラクエ3。最初は「なーんだ,これって今の世界みたいじゃん。ロト伝説とはなんの関係もなくなっちゃったのかあ?」と思っていたのですが…。最後の敵だと思っていた相手を倒した後の大どんでん返し!全ての謎が解けたラスト。もう,いまだかつてない最高作品だと思っています。
そこから先は,FF(ファイナルファンタジー)にもはまり,クロノトリガーにもはまりました。でも,それ以外のRPGにはほとんど手を出しません。だけど,FFはだんだんリアルになっていく画像がいやで,8と10はやっていません。9は今までのFFに雰囲気が似ていたからやりましたけど。
だんだん凝った内容になり,少しの日数じゃクリアできないから,ゲームからは遠ざかるようになりました。
にしても,ふっかつのじゅもんには,本当にやられたわ。
何度泣かされたことか。
筋肉痛(5月11日)
今日は朝からずっと筋肉痛。昨日の合同体育のせいです。1,2組一緒に,マット運動をしました。
しかも,2時間連続で。最初の1時間は1年生も一緒。おにごっこをして遊んでからマットになりました。一応手加減してあげる6年生だったりする。マットも,前転や後転の見本を見せたり,ちょっと手伝ってあげたり。おかしかったのは,1年生の方が整列が上手だったこと。6年生に「ねえ,きみたちはあんなふうにパッと並べたっけ?」と言ったら「できなーい!」と即答。素直に負けを認める6年生なのでした。おーい,いいのかそれで?(笑)
マットは,いろいろな技を教師2人で指導しました。やっぱり2人いると便利です。補助の手が増えるから。わたしは基本的に見本を見せる人になったので,いろいろな技をやりました。片手の側方倒立回転やロンダートは何度やったか。おかげでひどい筋肉痛です。
そうそう,もう一つ合同でやったのには大きな理由があります。隣のクラスには新体操をやっている子が6人もいます。うちはゼロ。この差は何!?おかげで,クラス全体のレベルが違うのです。うまい子がいるクラスの方が,身近なお手本がいるからレベルが上がります。うちは…うーん(笑)。
今回は,隣のクラスのハイレベルな技を見ることができて,うちのお子様たちもお勉強になりました。でもでもでもね,1つ自慢してもいい?前方転回や片手側方倒立回転が完璧にできる子がいるのは,うちのクラスなの!!えっへん。
更新情報
「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。
更新情報
「子どもとわたし」に今年度の通信「翼」を追加しました。最初なので,まだあまり中身はありません。
「ぴょん」に畑中弘子さんの「ピッポ・ポ・おはなし村」を追加しました。素敵なサイトなので,ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
「風土記の丘」というコーナーを作りました。千葉県にある「房総風土記の丘」を紹介してあるだけですが…。
進級しました
今年は6年の担任です。初めてそのままのクラスで持ち上がりました。今まで,2年連続で同じ学年を受け持つことは何度もありました。最初の5年生は6年進級時に学級増となり,解体になったためそのままのクラスでは持ち上がれませんでした。次に持ったのは2年生だったので,3年進級時に学級解体。学年は持ち上がってもクラスは変わりました。その次は再び5年生。でも,異動のため持ち上がれずじまい。そして,ようやく今回5,6年と持ち上がれたのでした。
持ち上がりのおかげで,基本的な方針もやり方もお互いによく解っているから,とても楽です。でも,慣れすぎていてちょっとだらけている人もいるのが難点です。6年生だということで,気合いの入っている人も多いのになあ…。
風土記の丘
4月だというのに,いきなり校外学習です。行き先は,「房総風土記の丘」です。昨日,下見のために,約20年ぶりに行ってきました。
資料館の中にはナウマン象の化石が展示されているのですが,どうも子どもの頃に見たのと違う感じがします。やけに小さくなっていたのです。子どもの頃だったからとても大きく感じていたのか,それとも展示場所が変わっていたから小さく見えたのか。もしかして,本当にミニチュアサイズになっていたりして。
万葉植物園があったり,明治建築の建物があったりと楽しめました。当日はとてもじゃないけどゆっくり見て回れないので,下見の時にしっかりと楽しんでおかなくちゃ!
更新情報
「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。今年の学級通信はこれにておしまい!発行数は昨年に比べて10回ほど少なかったのですが,1回ごとの記事の内容が多かったので,たぶん中身はほぼ同じ量かな…。
やっと春休み
今年は桜の開花が異様に早くなってしまい,修了式の時点で満開になってしまいました。「さーくらさいたら1ねんせい♪」なんて大嘘だよ…。佐倉城址公園の桜でも見に行こうかな。
修了式まで本当に忙しい毎日でした。それなのに,なぜか来年度の準備はまったく進んでいないという…。信じられない職場です。こんなことで本当にいいのか!?
来年は何年生になるのかなあ。
更新情報
「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。非常に忙しいので、当分更新できないと思います。
更新情報
「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。今年も子どもたちにHPを作っていただきます。委員会の紹介ページですが、はたしてうまくいくかどうか。6年生を送る会の準備と並行して行うので大変!
あと、掲示板に書き込んでおいたことをうつしました。
ほこらの神さま
富安陽子さんの新刊です。
昨日近所の本屋に立ち寄ったら棚に置いてあったのでパラパラッとめくってみたのですが、これがとてもおもしろそう。即買いました。今日じっくり読んだのですが、これは大当たり!一気に読んでしまいました。
主人公の勇平と仲良しの数馬と準一がみんな個性的でいいです。特に数馬君。妙なことに興味を持つ不思議な子。学校の勉強はできないけれど、雑学はやたらにあります。絵も上手です。運動はあまりできないはずなのに、いざというときにはとんでもない速さで走っちゃう。こういう子が主人公ではないのは、彼の行動があまりにも突拍子もなく、心情の変化が説明しにくいからなのでしょうか。客観的に見た方が描きやすい子なのかもしれません。なかよしの勇平曰く「よくわからない」という部分が多い数馬君なので。
準一君はとにかくついていない人。勉強も運動も人一倍できるのに、まじめすぎて要領が悪い。クラスで落書き事件が起きたときに犯人扱いをされてしまうのですが、そのときに周りにいた子たちが「準一がそんなことするわけがない!」とは言ってくれないのです。(もちろん、勇平はそう言ってあげましたが。)別に勉強や運動ができることを自慢げにしているようでもないのに…。これは子どもたちの人間関係の希薄さを描いているのでしょうか?どこかボーっとしているところもああり、ときには激しく怒ったりもする愛すべきキャラだと思うのですが。
一番特徴がないのは主人公の勇平君です(笑)。でも、準一のために数馬と一緒になって仕返しを計画するところなど、とても友だちを大切にする子だと思います。秘密基地を作っているのを弟に見つかってしまって追い払おうとしたり、かと思うと、自転車の競争をしようとしている弟を危ないからと心配したりと、どこにでもいる少年という感じです。でも、そういうところがいいなあと思いました。特徴がなくたって、立派に主人公になれる!
勇平たちが友情を大切にしたり、意地悪や嫌がらせに負けずに立ち向かったりと、読後感がとてもさわやかなお話です。彼らは偶然拾ったほこらに神さまがいて、お願い事をしたら叶うと信じるようになります。実際、願い事が叶うのですが、同時に災いも起こります。世の中都合のよいことばかりが起きるわけではないのです。結局、ほこらは大雨の日に川に流されてなくなってしまうのですが、彼らは神さまがいなくなっても、自分たちの力で災いを切り抜けてみせます。神さまがいたのかどうか、本当のところはわからないけれど、信じた彼らには確かに神さまは存在していたのでしょうね。でも、人に頼るばかりでは願い事は叶わない。叶えるためには自分の力で動かなくてはならないし、その力をみんな持っているのだから。
それにしても、その後も新しいほこらを探して歩いている数馬君にはもう「参りました!」という他はないという感じがします。本当にいい味だしています。
悪いことは重なる
昨日、勤務先でとんでもないできごとが2件重なりました。職員室で仕事をしていたら、「ドン!」とものすごい音がしたのです。
音は集中暖房の送風口から聞こえてきたので、「暖房が火を噴いたか!?」と職員みんなでビクビクしながら様子を見に行くと、特に異常はない様子。でも、恐かったので暖房はすぐに止めてしまいました。
その後何ともないので大丈夫だと思い帰ろうとしたとき、火災報知器関連の設備異常を示すランプが点灯していることに気づいてしまいました。「あ?何でこのランプが点灯しているの?…もしかして、さっきの音のせい!?」仕方がないので、この機械を管理しているところに連絡を取ったところ、「明日にならないと復旧できないから、それまで暖房は使わないでくださいね。」との返事。「えー?この寒いのに、暖房なしですか!?」「明日、みんな何て言うかねえ…。」その後、復旧せずに帰っても大丈夫だと言われたので帰りました。「でもさあ、さっきの『ドン』で火事が発生して、明日学校がなくなっていたなんてことにならないよねえ?」と一緒に残っていた先生と話しながら。
翌日、出勤してみたら無事に学校は存在していました。何事もなかったんだなと思っていたら大間違い。なんと、私達が帰ってから1時間半後に火災報知器が作動し、消防車が出動してしまったというのです。「ま、まさか、昨日の『ドン』が原因ですか?」と聞いたら、「ううん、それとはまったく別件。関係ないことで消防車が来ちゃったんだよ。」なんと、体育館で活動していた社会体育の人たちが、何かの弾みでボタンを押す形になってしまったようなのです。でも、学校の近くに住んでいる先生方は学校まで来て、異常がないかどうかみんなで点検して回ったそうです。「消防車で学校がライトアップのようにされていてすごかったんだよ。」と最終的には笑い話で済む程度のできごととして落ち着きましたが…。あ、結局、今日は一日暖房なしで生活しました。教室は暖かかったので特に問題なしでした。代表委員会をしていた図書室は冷えていたけどね…。
更新情報
「ブックトーク&帯紙」の「ブックトーク2」に追加があります。冬休み前に原稿を持って帰ってしまっていた子の分です。
更新情報
「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。
バージョンアップ
ビルダーのバージョンアップをしてみました。最初は1で次に3。3は…丸3年近く使用しました。たぶん。次は2000。これは1年半くらい?あ、もっと短いかもしれません。今回は6です。使い勝手は…うーん、よくわかりません。画像やロールオーバーなどを使ってみないことには何とも言えないかな。でも、1から3にしたときに、「何て使いやすくなったんだろう!」と感動したものですが、3から2000にしたときにはそんなに感動しなかったんですよね…。
それにしても、標準でインストールすると重いなあ。カスタムにすればよかった。ちょっと後悔。
追記:その後いろいろな設定の変更をしてみました。あー、めんどう!!
バスケのお話
今日は女子バスケの試合を見ていました。ジャパンエナジーとシャンソンの決勝。ここ何年も同カードの決勝戦なので、ちょっと他のチームもがんばってよと思ってしまいます。自分がバスケをしていたときとだいぶルールが変わっていて、クオーター制も導入されているからちょっとわかりにくいところもありましたが、根本的な動きは同じだからそれなりに楽しめました。シャンソンの山田かがり選手ってまだ第一線で活躍していたのね。彼女とわたしはほぼ同年代のはずです。高校生でウィンターカップの放送を見ていたときに、とんでもない1年生が入ってきたなと思った覚えがあります。ということは、彼女の方が少し年下かな?シャンソンの永田選手のプレーもすごかったなあ。彼女はゴール下だけでなく、ミドルレンジもロングシュートも打てる。でも、彼女一人で得点していたから、あれじゃあ勝てない…。ジャパンエナジーはみんなが活躍していたという感じがします。川上選手のプレーは見ていて気持ちがいいですね。あと、ルーキーの大神選手。男の子のようでしたが、パワフルでいい!シャンソンの12番のルーキー(ああっ、名前忘れちゃった…。)もいい動きだったな。
見ていたら、久しぶりに自分もプレーしたくなりました。まずは、子どもたちの相手からするか。
やっぱり好き、宮崎アニメ
ナウシカは今回見たので何回目だろう…。ビデオもあるのに、ついつい見てしまうのです。宮崎アニメにランクを付けるとしたら、こんな感じかな。どうも最近の作品より、自分が子どもの頃に見た作品の方が好きみたい。
1. | 未来少年コナン | わたしにとっては原点です。 たぶん、初めて見た宮崎アニメはこれだと思います。 不可能なことも可能にしてしまうコナンと、芯のしっかりしたラナ。 この二人が子ども心にも格好良く映ったようです。 でも、今一番好きなのはモンスリーさんなのです。 最初はいやーな人でしたが、コナンやハイハーバーの人たちに出会い、 子どもの頃に受けた心の傷を癒されて優しくなっていきました。 「ばかね。」というダイスへの一言がとてもかわいいのです。 |
2. | 天空の城ラピュタ | 劇場で2回続けて見てしまいました。当時中3の受験生(笑)。 『ガリバー旅行記』も読みました。 冒険ものやファンタジーが大好きだったので、夢中になっていました。 パズーとシータはコナンとラナのような感じで好きでした。 コナンよりパズーの方が身近にいそうで親近感があったかな。 シータもただ守られているだけの女の子ではないところがよかった。 一番好きなのはドーラばあさん。格好良い人です、とても。 |
3. | ルパン三世カリオストロの城 | テレビ放映で見ました。 劇場公開の時にはあまり評価は高くなかったようです。 でも、ルパン三世として見るのではなく、 宮崎アニメとして見ると非常におもしろいと思います。 クラリスは守ってあげたくなるタイプのヒロインですね。 ルパンが紳士的で妙に格好良いおじさまになっていました。 個人的には不二子ちゃんにもっと出てきてほしかったなあ。 |
4. | 風の谷のナウシカ | これもテレビ放映で見ました。 芦屋から転校してきた友だちが原作のマンガも貸してくれました。 宮崎駿の作品を意識するようになったのは、ナウシカからです。 サントラ盤の存在を知ったのもこの作品がきっかけでした。 アニメ版のセリフをけっこう覚えてしまうほどはまりました。 アニメは救いのある終わり方をしていて、ナウシカが幸せそうに 見えるのですが、マンガの方は幸せな状態で終わっていません。 アニメだとナウシカ一人がとても健気でがんばっているので、 お気に入りキャラもナウシカになっていました。 でも、マンガの方ではクシャナが一番好きでした。 この人の行動は自分の信念に基づいていて、気持ちがいいのです。 それにしても、この作品にはヒロインの恋愛がまったく絡みませんでしたね。 ナウシカの愛情は世界中のあらゆる生き物に向けられているからかな。 |
新学期、授業のひとこまから
学校って
「今に学校に来て勉強しなくてもよくなる世の中になるかもしれないんでしょ。」と発言した子がいました。すると、「でもさあ、学校に来ないで家で勉強していたら友だちできないよ。」と即座にほかの子が答えました。さらに、「家じゃ体育ができないじゃん、それは困る!」「学校って勉強だけするところじゃないよ。」と次々と発言が続きました。
大人より子どもたちの方が学校の良さを肌で感じているのかもしれません。
HP!?
社会の時間のこと。情報についての学習をしているのですが、そこで「ホームページ」という言葉が出てきたので(HP)と板書に書き足しました。すると、「HPってヒットポイント?」という発言が…。絶対言う子がいると思ったんだ、これ。「HPがヒットポイントなら、MPは?」とふってみたら、ちゃんと「マジックパワー」と子どもは読みました。さすがゲーム小僧たち。ヒットポイントに対し、マジックポイントと読みたくなるのですが、子どもたちはまちがえません。こういうときの記憶力はいいんだから…。ちなみに、ゲームをしない子たちは「?」と目が点になっていました…。
田舎か都会か
同じく社会の時間のこと。情報の手段として、教科書に電光掲示板が紹介されていました。「ねえ、電光掲示板って見たことある?」すると、数名が「あるよ。」と答えました。「どこで見た?」と尋ねると、「えっと、東京に行ったとき。」「そう、都会の街にあるんだよ、あれ。」「このあたりにはないよねえ。」という返事。「ってことは、この市は田舎ってこと?」「うーん?田舎…かなあ?」「でも、工業地区もあるよ。」「畑もいっぱいあるけど?」「住宅地もあるなあ。」しばらく意見が飛び交いました。
数分後、ある男の子が言いました。「じゃあさあ、田舎の部分もあるし都会の部分もあるから『とかいなか』でどう?」
いやだなあ、身体計測
3学期の始業式に体育館で並んでいる子どもたちの隣に立ってみてびっくり。目線が…同じくらいになっているのです。いったいどれくらいのびているんだろうとドキドキしながら身体計測をしてみました。5年生のクラスなのですが、身長は最低134cm、最高172cm、体重は最軽量29kg、最重量64kgとなっています。 172cmというのは高すぎるのであまり参考にはなりませんが…。その子を除くと、一番高い身長は158cmで、身長差は24cmありました。22人中、わたしより背の高い子が6人。ぴったり同じ子が1人。2cm以内の差になっている子が3人。ということは…もしかして、年度末にはクラスの半分くらいの子がわたしより大きくなっているってこと!?うーん、いやだなあ、これ。
ちなみにわたしの身長は148.8cmです。とってもちびっ子です。
お年玉相場
子どもたちにお年玉をどれくらいもらったのか合計金額を聞いてみました。1万円から2万円の間くらいなのかなあなどと思っていたのですが、とんでもない!3万円以上という子がクラスの半数以上いたのです。3万5千円以上も7,8名いたからびっくり。少ない子は5千円でした。うちの学校は、代々その土地に住んでいるという家の子が多いからかもしれません。大半の子が貯金したり、親に預かってもらったりしたそうですが…。なかには、毎月のお小遣いは一切なく、このお年玉から少しずつ出しているという子もいました。もちろん、ゲームソフトを買いに走った子もいました。新学期になってからの子どもたちの会話がゲーム色の濃い内容になっていることからわかります。
雷獣は何處にいる
3学期最初の国語は詩の授業から始まりました。教科書に載っている詩を見て、「あれ?これって本当に詩なの?」と質問がありました。「、」「。」がついていたからです。そこで、高村光太郎の『猛獣篇』のなかの「雷獣」という詩を紹介しました。これも句読点がついているのです。読み終えた後、子どもたちが「雷獣ってどういうの?」と訊いてきました。「どんなイメージがある?」と聞き返すと、「虎のように大きい感じ。」と答えた子がいたのですが、「でも、鼠花火のなかにいるんだよ。もっと小さいんじゃない?」「え?そんなことないよ。だって雷獣っていうくらいだもん。きっと大きいよ。」とさまざまな意見が出てきました。そして、「先生、雷獣って本当にいるの?」という質問が…。「想像上だけど、日本に昔から伝わっている生き物だよ。雷と一緒に天から落ちてくるって言うね。いたちや犬くらいの大きさって一応言われているけどね。」と答えました。すると、「犬?そんなもんなの?」「えー?もっと大きい感じがするよねえ。」「でもさあ、そうすると鼠花火のなかってどういうことよ。入れないじゃん。」「それ言ったら、牡丹や柳だって入れないよ。」「うーん?」「あっ、これさあ、だんだん小さくなっていってない?」「ん?」「最初は天でしょ。広いじゃない。風の生まれるところってのはわかんないけど、山でしょ、弾でしょ、鼠花火、牡丹、柳、薄って…ほら、小さいじゃない。」「おおっ!」一つの詩からいろいろなことを考えられるのでとてもおもしろいです。
この「雷獣」ですが、とてもエネルギーのある詩だと思います。
雷獣は荒ぶる力、みなぎる魂の力。その雷獣の居るところは、天であり風の生まれるところである。風は何もないところからは生まれない。風を生み出す物は何なのか。それが、雷獣なのかもしれない。火薬の音のなか、砲弾のなかというのは、いかにも雷獣のいそうなところだ。そして、小さいけれど鼠花火の激しい動きのなかにもいる。咲き誇る牡丹の艶やかさのなかに、柳の風にしなやかになびく様のなかに、薄の風に揺れる穂先のなかにも、一瞬の力強さを持って雷獣はいる。
そんなことを思いました。
『風の生まれるところ』
めいしゅうさんが紹介してくださった佐々木潤子さんの『風の生まれるところ』を読みました。まず、「懐かしい!」と思いました。初めて読むのに懐かしいとはどういうこととお思いかもしれませんね。懐かしいと思ったのは登場人物のモデルになっている人たちのことなのです。主人公の深雪と対戦する選手は実在のプロテニス選手をもとにしているなとわかるのです。グラフにサバチーニ、あと、アンダーサーブを打つ場面は、全仏オープンでチャンがレンドルに対して行ったプレーを元にしているんだろうな。わたしはあの全仏オープンを見てテニスがとても好きになったので、特に印象深く覚えているのです。
めいしゅうさんのおっしゃるとおり、高村光太郎の「雷獣」をうまく使っている作品でした。ストーリーもおもしろかったんだけど、三崎さんとマルセルの関係がいまひとつはっきりとわからなかったのが気になるなあ。異父兄妹?二人のお母さんはフランス人?あー、よくわからん!