ROY草子(1998.11〜12)


 更新情報&日記もどきのコーナーです。

 基本的には更新情報をお伝えします。が、自分の思ったことをただ書き連ねている場合もあります…。

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暮古月(くれこづき)

98/12/31 (木)

ありがとうございました
 このHPに遊びに来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。更新しないことが多く、これは来年になっても変わらないと思いますが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

更新情報
 「ぴょん」に風葉さんのHPへのリンクを追加しました。

JR東海の曲!?
 この冬休みに映画を何本か観ています。『天空の城ラピュタ』に始まり、『赤毛のアン』『サウンドオブミュージック』『風とともに去りぬ』…。今日観たのは『赤毛のアン』です。原作を読むのはすぐにあきらめてしまう(いつも最初の数冊で終わっちゃう)のですが、この映画は好きなのです。風景がとても素晴らしい。本を読みながら景色を想像するのも好きなんですけどね。ケンカをしたときに相手が謝ったのに許さず、ずっと後悔していたというマリラの話をきいていてちょっと焦りました。ケンカをしているわけではなくても、気まずくなってしまって和解せずにいる、そういう覚えがあるので。
 さて、タイトルの件について。『サウンドオブミュージック』を家族で観ていたところ、マリアが「わたしのお気に入り」という曲を歌い出しました。それを聴いていた妹が「これ、JR東海じゃん。」と言ったところでみんな顔を見合わせました。「今まで知らなかったの?」「うん、JRっていい曲を使っているなとは思ったんだけど。」確かにそうだけど…。JR東海のCMを見て「そうだ、京都に行こう」とわたしは思うことが多いけど…。うちの妹はけっこう大ボケなことを言って笑わせてくれます。

妹へ
 妹の話をもう少し。兄弟姉妹はよく比較されることが多いようですが、うちではあまりそれがありませんでした。でも、子どもの方では意外とお互いのことを気にするものです。うちは3人兄妹で、全員3歳ずつ離れています。そうすると、上の子が4年生になると次が1年生になる。そして、中学・高校は卒業すると入れ替わりで入ってきます。これで得をしたことも多々あります。特に、中・高では学年カラーが同じになるので、そのまま使えるものがたくさんありました。でも、プレッシャーになったことも山ほど。一番他の兄妹のことを気にしていたのは妹です。どういうわけか、「○○の妹か」と言われることが多かったようです。2人も上にいると、比べられる材料が2倍になります。妹にプレッシャーがかかりまくったのは高校受験の時だと思います。上2人が受験可能な範囲で一番ランクの高い高校に通っていたため、自分もそこに行かなきゃという思いがあったのかもしれません。当時わたしも大学受験だったので勉強したのですが、どっちが大学受験するのかわからないというくらい妹は勉強していました。夏休みは1日に16時間勉強していた時期もありました。わたしが妹のことをよ い意味でとんでもない奴だと思うようになったのはこの頃からです。猛勉強のかいがあり、妹はわたしたちと同じ高校に入学しました。さらに、定期テストでは常に好成績を残していました。その裏にはとてつもない努力があったのですが。家中の誰よりも勉強したのは間違いなく妹だと思います。大学でもドイツ語を学び、今では英語とドイツ語の読み書きに不自由しないくらいにまでなりました。一番あやしいのは日本語かもしれませんが(^^;)
 妹の小学校の頃の成績はそんなによいものではありませんでした。でも、本人の気持ち次第でいくらでも変わるのです。さらに学校の成績にあらわれないところにも、妹の才能はあふれていました。一度聴いただけの曲をピアノで伴奏をつけてスラスラ弾いてしまうのは、わたしには絶対にまねできないし、羨ましいと思います(でも、わたしは初見でだいたい弾けると自分をなぐさめています。)絵を描くのも上手く、あっという間にイラストを仕上げます。スポーツも万能で、スキーはストックなしでスイスイ降りていきます。頭の回転がよく、2度同じ悪口を繰り返さずにケンカしていました。
 これだけ書くと、妹とわたしは仲良しのように思えるでしょ。でも、それは大間違い。非常に仲が悪いのです。わたしはとても負けず嫌い。だから、妹を見ていて妬ましかったのです。でもね、それだけあなたのことを認めていたんだよ。悔しいからずっと言わずにきたけどね。
 明日でまた3歳違いになる妹へ、誕生日おめでとう。1月1日はお正月ではなく、あなたの誕生日だよ。


98/12/26 (土)

2週間ぶり…の更新情報
 うわー、2週間放って置いたんだね…。成績処理が終わったからといって、ひまになったわけではない…と言い訳しておこう(^^;)
 「子どもとわたし」2年生に追加があります。またもやまとめての掲載です。 

サンタからの贈り物
 ところで24日はクリスマス・イブ。わたしのところに子どもたちが寄ってきて言いました。「せんせー、クリスマスプレゼント何もらうの?」「先生はねー、大人だからもらえないんだよ…。」「でもさ、サンタさんがいるって信じている人の所にはサンタさんが来るんでしょ。先生も信じていれば来るよ!」サンタさんがいるって信じている人の所にはサンタさんが来るっていうのは、わたしが子どもたちに言った言葉なのですが、こういう風に返ってくるとは…。ところが、その日本当にサンタがやってきたのです!赤い服を着て(もちろん帽子もかぶって!)プレゼントの袋を持って。その正体は、去年受け持っていた子。「先生!クリスマスプレゼントです。どうぞ!」彼はそう言ってお菓子をくれました。「サンタの格好、家からしてきたの?」「まさかぁ。ここで着替えたんですよ。でも、先生のクラスの子に見られちゃって、『サンタだー!』って群がられちゃった。」それにしても、サンタの衣装がよく似合っていた!!Aくん、ありがとう!うれしかったよ。「裏すずかけ 冬の増刊号」の記事にしてもいい?

冬休みの目標
 百人一首を全部覚え直す。一度覚えたんだけど、あやふやになってきたので。学童に通っている子たちが全部覚えているので負けたくないっていうのもある…。
 負けたくないっていう点でもう一つ。なわとびの練習。わたしは専門が国語なのですが、みんな「お前は体育だ!」と言って信じてくれません。悔しいので体育をきわめてやる!というわけではありませんが、三重跳びに挑戦してみようかと…。学校でやる体育種目は得意です。これだけは自慢できるかもしれない。大学受験の時に選択教科で国語と数学を選ぼうとしたら「何で体育にしないんだ!」と体育科の教師数名に言われ、本当に体育で受験しました。マット運動をしていると「体操部だった?」と言われることはしょっちゅう(実際はバスケ部。)「子どもとわたし」に紹介したなわとびの技は全部できます。2回旋1跳躍(二重跳び系)の技は前後どちらでもたいていできるかな。これらを組み合わせて連続で跳ぶのも大丈夫。でも、三重跳びだけはできなかった。ジャンプ力落ちているからダメかな。バスケやっていたときは垂直跳びで60pちょっと跳んでいたんだけどなあ。
 あと、読書…。「幻想水滸伝2」のクリア…。こんなにできるのか?冬休みの宿題もあるっていうのに。宿題は子どもたちだけじゃないんだよ。先生だって宿題やっているんだー!!


98/12/12 (土)

更新情報
 久しぶりの更新です。成績処理が一段落したので…。
 「子どもとわたし」2年生に追加があります。今までにたまっていた分を一度に載せたので、記事が古くなっている(T_T)
 「児童文学作品」に武川みづえ『わたしのゆうれい』を追加しました。「その他の作品」に清水義範、西原理恵子『どうころんでも社会科』を追加しました。 

2足のわらじ
 岡田淳さんと神宮輝夫さんの対談を読みました。(石姫さんが以前掲示板で紹介されていたのはこの本かな?)岡田さんの児童文学は小学生の頃から大好きでした。『放課後の時間割』のあとがきに図工教師をしていたと書いてあったのですが、その後もずっと教員を続けているとは思いませんでした。何で教員しながらあれだけ物語が書けるのだろう!?年に1冊は間違いなく出版していると思います。わたしなんて、HPすらなかなか更新できないでいるのに…。

本質をとらえるもの
 ファンタジーは虚構の中に真実をうつしだしていると思うのですが、児童文学も本質をよくとらえている作品が多いと思います。児童文学でタブーとされてきたことがこの10年でだいぶ崩れ、今の社会が抱えている問題をしっかりととらえだしてきているように感じます。でも、児童文学作品がだいぶ減ってしまったのが気になります。日本児童文学者協会が出している『日本児童文学』も隔月になっているし…。

……『西の善き魔女 4』
 これはどこに書こうかと考えたのですが、とりあえずここに。荻原規子『西の善き魔女 4』について。うーん、困ったなあ。正直に言って、ちょっと予想外の展開。悪く言うと、期待はずれ。荻原さんの意図するところがさっぱりわからなくなってしまいました。3巻のルーンの言葉「きみはぼくに、博士を見ているんだよ。フィリエル、きみは博士が好きなんだ。」「きみが本当に求めているのは博士だよ。」これがキーワードだと思ったのですが…。物語が完結していないのに憶測で書いてはいけないとは思うのですが、『西の善き魔女』では少女の中の父をどのように乗り越えていくかがテーマだと思っていました。ルーンがフィリエルの前から姿を消したことで、フィリエルの自分探しの旅(この場合は、博士への思いを確認すること)が新たに展開する…と読んでいたのですが、ルーンが現れてしまいましたね(^^;)このままでは、フィリエルはもちろん、ルーンも博士の存在を乗り越えられないと思うのですが。勾玉三部作に見られた少年の中の母と対峙する少女という構図が、『西魔女』では少女の中の父と対峙する少年となるのかと密かに期待していたのですが、深読みしすぎたかな。


98/12/07 (月)

ご無沙汰しています
 仕事はあいかわらず忙しいです。更新・掲示板がお留守になっていて申し訳ありません。11月中に書いておいたこのページをUPしそびれていました(^^;)11/29の「児童文学」は12/7にUPしました。


神帰月(かみきづき)

98/11/29 (日)

児童文学〜『空色勾玉』〜
 わたしが大学で学んでよかったと思えるのは、児童文学のこと。日本児童文学者協会に所属している佐藤宗子(もとこ)先生の講義を毎年聴いていました。荻原規子さんの『空色勾玉』がうちの大学の図書館に置いてあったのですが、おそらく佐藤先生が入れたのだと思います。このHPにも載せてある「勾玉三部作」の1つ目のレポートは、佐藤先生の講義で書いた物です。本田和子(ますこ)さんの著書『異文化としての子ども』をテキストに、少女論をテーマとしていました。4年後期のレポート(単位には関係なかったのでレポートを出さなくてもよかったのですが、つい書いてしまいました)であったため、佐藤先生が指摘したことに対する考察ができなかったのがずっとひっかかっていました。その「指摘」は、少年の持つ「少女」が主人公である少女のより一層の成長に深く関与するという点をどのように評価するのかということ、そして、照日王についてどのようにとらえるかという2点でした。前者については結局評価しきれていないのですが、後者については2つ目のレポートで少しだけですが考察しています。照日王については、卒論で『空色勾玉』を扱った人が狭也と対照的な二つの 「少女」として論じていたそうですが、わたしはそれを読んでいません(^^;)読んでおけばよかったなあと後悔しています。
 もう一つ、『空色勾玉』を読んで考えさせられたのが「児童文学」という枠組みについて。「児童文学」とはどのような作品をいうのか。同じ講義の前期レポートで、『空色勾玉』を軸に「児童文学」の枠を考察したのですが、これはうまくまとまりませんでした。自分の中で「児童文学」の基準が曖昧になってしまったからです。児童文学は子どもを読者として想定しているものだとそれまで思っていたのですが、作者が読者を想定していない場合が多くなっていることに気づいたのです。というより、自分のために書いている、自分が読みたい物を書いている作者が多いのです。読者のボーダーレス(子どもと大人の境界の曖昧さ)も要因の一つとして考えられると思いますが、書き手の側の変化も大きいような気がします。
 このように考えているうちに、「児童文学」とは何なのかがよくわからなくなってしまいました。『空色勾玉』は「成長」という点において「児童文学」になるだろうと思ってはいるのですが。……何年経っても結論が出ません(^^;)
 もう一度勉強し直したいなー。


98/11/23 (月)

お知らせ
 学期末が近づき、仕事がとても忙しくなったので、1ヶ月ほどネットにアクセスできないと思います。更新もできませんのでご了承ください。


98/11/14 (土)

更新情報
 「詩歌の散歩道」に大津皇子の和歌を追加しました。その他の和歌も、作品だけ載せておきました。自分の好きな歌しか載せていないので偏りまくり…。

増える一方
 マンガの蔵書数がついに1000冊を越えてしまいました。どうしても捨てられなくて、増えるばかり。まーったく困りもの。

好きな場所
 すすさんのHPのゲストブックに書き込みをしました。その時に「好きな場所」という項目があったのですが、迷わず書いたのが明日香と鎌倉でした。でも、どちらも自分が住んでいる所から遠く離れています。じゃあ、わたしが身近な場所に愛着を持っていないのかというと、そういうわけではありません。身近にあって大好きな土地がちゃんとあります。それは、佐倉。佐倉に住んだことは一度もないけれど、小さい頃からいつも出かけていて、自分の通った高校、5年間講師をした塾があります。友だちもたくさん住んでいます。佐倉城址や武家屋敷があり、歴史を感じさせる場所。歴史があるだけに光と影の両方が浮かび上がってしまうけれど、それも含めて愛せる、そんな土地なのです。


98/11/11 (水)夜

おまつりだ!
 カウンターで遊んだので、寝不足です…。こういう日に限って6時間授業なんだよね(T_T)しかも、6時間目はクラブ…。疲れ倍増です。
 でも、一番大変だったのは文化祭準備。うちのクラスは「おまつり広場」なるものを行います。今日はグループごとに話し合っておまつり準備をしたのですが、あちこちでトラブル続出。そのたびに「せんせー。」とよばれるのだからたまらない。君たちは35人、わたしは1人しかいないんですけど…。

交換日記
 高学年を受け持ったときに、子どもと交換日記をしていました。子どもたちの声にならない言葉を聞きたかったからです。
 5年生のクラスは40人いたので、返事を書くのが本当に大変でした。週末の土日に2,3時間かけて書いていました。だんだんと提出する子の人数が減って来るので、途中からは1時間ちょっとになりましたが。6年に進級するときに学級増のためクラス替えをしたのですが、日記だけは続けることにしました。子どもたちの本音が見え隠れするこの日記、卒業する頃には提出する子が限られていましたが、大切な思い出になったようです。2年間出し続けた子や「大事な物だから」と言ってタイムカプセルに埋めてくれた子もいました。
 卒業と同時に終わったはずの日記。ところが、一昨日わたしのもとに日記が届いたのです。2年間、ほぼ毎日日記を書いていた子のものでした。彼女は、わたしと直接話す事はあまりなかったのですが、そのぶん日記にはさまざまなことが書かれていました。今回届けられた日記は、便箋に書かれたもの。近況報告だったのですが、あえて彼女は「日記」として書いてくれました。わたしが彼女の日記を楽しみにしていたように、彼女にとっても日記が楽しみだったのです。
 彼女からの日記は、わたしにとって言葉にできないくらいうれしいものでした。


98/11/11 (水)未明

更新!?
 このページに怪しい物体が現れましたが、これ、実はカウンターです。ちょっとお試しでつけているだけなので気にしないでください。アクセス数で成長するらしい。たまごっち(死語?)みたいなものかな。お暇な方はクリックしてみてください。物体からのメッセージとカウンターが現れます。(ブラウザーによっては見られないようです。クッキーとプラグインが必要だったかな?)


98/11/08 (日)

更新情報
 「ぴょん」に雁野さんのHPへのリンクを追加しました。

歴博散歩
 久しぶりに、とてもよい天気!朝から午後2時くらいまでは小学校の体操競技会を観戦していたのですが、その後は髪を切ったり、歴博に出かけたりしていました。歴博はとても気に入っている場所です。気が向くとフラリと行ってしまうのです。今日は3時半頃に着き、中に入ったら途中で閉館時間になってしまうので(1時間で展示を全部見るのは絶対に無理!第1展示室で1時間過ごせるから^^;)城址公園を散歩しました。もともと佐倉城があった場所なのですが、城跡はほとんど残っていないのがちょっと残念。でも、町を見下ろすことができ、本当にお城があったんだなと思わせます。
 春は桜が満開になり、花見客でいっぱいになります。でも、今日も桜が咲いていた…。11月とは思えない気候だもんね。銀杏並木もちっとも色づかないし…。まあ、散歩には最適だからいいか。

懐かしの曲
 ユーミンのベストアルバムが出ましたね。ユーミンの歌はアルバムで聴いたことがほとんどないけれど、好きなのはけっこうあります。一番好きなのは「守ってあげたい」です。リアルタイムで聴いて、シングルまで買ってしまいました。当時小学校4年生だったわたしが、初めて親に「買って!」とおねだりしたレコード(当時はCDじゃなかった)です。映画『ねらわれた学園』の主題歌になっていたかな?同じ頃に『機動戦士ガンダムU』の主題歌「哀戦士」も流行ったなあ。
 ユーミンの曲は「不思議な体験」も好きなんだけど、今回のアルバムには入っていなかった(;_;)
 初めて買ったレコードはシングルが「守ってあげたい」だったけど、アルバムはオフコースのベスト「セレクション」だった。小学校6年生の時かな。ベストにした理由は、「有名な曲がいっぱい入っていたから。」オフコースって、いっぱいアルバム出していて全部集められなかったんだもん。「秋の気配」「でももう花はいらない」「僕の贈りもの」「夏の終り」「愛を止めないで」「生まれ来る子供たちのために」「いくつもの星の下で」……きりがない。でも、小6でオフコースにはまったわたしと友人Yさんっていったい…。
 あみんも好きだったな。「待つわ」「琥珀色の思い出」(だったかな?)「待つわ」をハモって歌うのが流行りました。


98/11/04 (水)

更新情報
 「子どもとわたし」2年生に追加があります。実は、この更新が一番楽。すでにできている学級通信をコピーするだけだから、5分でできちゃうのです。

でーきーたー!!
 ついに職場のHPが完成しました。やったー!!創立20周年記念式典に無事間にあってよかったー。でも、まだ一般に公開はされません。とりあえず、校内で見られるようにはなったけどね。

プラネタリウム
 ちょうど1週間前に、職場のそばのプラネタリウムに行ってきました。土星と木星、月、二重星を天体望遠鏡で見てきました。月は、双眼鏡でもだいぶはっきりとクレーターが見えるんですね。ちょっとびっくり。しし座流星雨(流星群じゃなくて流星雨らしい。プラネタの先生はそう説明していました。でも、違いはよくわからん^^;)のよい見方(?)なるものも教わってきました。うちの方は明るすぎるので、もっと暗いところに行った方がよいらしい。でも、それやったら次の日は仕事にならなくなる…。休み取ってもいい?


98/11/03 (火)

更新情報
 「ROY草子」10月分を別のページに移しました。リンクの追加はもう少し待ってくださいね。

それなりに
 NHKで北村薫『スキップ』のドラマが放送されていたので見てみました。ちょっと原作と違っているところもあったけれど、わたしはけっこう楽しみました。外見が42歳でも、中身は17歳。でも、ほとんどの人はそんな真理子を「気持ちの若い人」と思うんだろうな。気持ちが若いから生き生きとして見えるって。本人や家族の苦悩なんて考えもしないで。
 このドラマ、配役も結構よかったと思います。真理子役は松坂慶子さん。どうしても42歳には見えませんでした(ほめているつもり)。娘の美也子役は酒井美紀さん。彼女はどうしても『白線流し』のイメージがわたしの中で消えません(^^;)原作の方が、美也子さんはかわいかったな。夫役は長塚京三さん。真理子さんのことをとても大事にしていて、すてきでした。

風景
 「夕焼け」というと、どんなイメージを持つでしょうか。何でこんなことを言いだしたか、それは授業で読んだ『わにのおじいさんのたからもの』がきっかけです。おにの子は空いっぱいに広がった、口では言えないほど美しい夕焼けを見て、「これが宝物なのだ。」と思うのですが、自分だったら夕焼けを宝物だと思うか子どもたちにきいてみました。結果は人それぞれでしたが、印象的だったのが男の子の言った「夕焼けはこわい」という答えでした。それを聞いて、わたしはホッとしました。なぜって、わたしも基本的に夕焼けはこわいから。
 幼稚園児だった頃、わたしはそろばん塾に通っていた兄の後についていってしまいました。でも、塾の中には入れず、近くにあった神社で兄が出てくるのを待っていました。おそらく、30分待てば兄が出てきたのでしょうが、わたしにはそれがとても長い時間に感じられました。誰もいない神社で、たった一人で過ごしていたのだから。しかも、夕方だったのでどんどん日は傾いていきます。程なく空は夕焼けで真っ赤に染まり、雲も稲穂も秋の草花も色を変えていきました。どんどん変わっていく風景の中にたった一人でいることがたまらなくなり、わたしは泣きながら家へ帰りました。そのせいか、今でも何となく夕焼けを見ると不安になるのです。
 もう一つ夕焼けで思い浮かべるのは、辺り一面に広がっているすすきが夕陽を浴びて輝いている風景。きれいすぎてなんだかこわい、そんな風景です。
 どちらも、小学校1年まで住んでいた土地で見たのですが、なぜか思い浮かべることが多いのはその土地の風景です。たった4年しか住んでいないのに、何でだろう?そばに山があったからかなぁ。(今住んでいるところには、見事に山がない!山がないと何となく落ち着かないのです。)


98/11/01 (日)

更新情報
 「詩歌の散歩道」に山村暮鳥『風景〜純銀もざいく〜』、大伯皇女の和歌を追加しました。「その他の作品」に田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』を加えました。「子どもとわたし」2年生も追加してあります。

ふぅ〜
 昨日は授業参観でした。今年はこれで3回目。だいぶ緊張しなくなりました。次の大きな行事は文化祭。うちのクラスの出し物は、生活科の授業と関連させて「おまつり」の予定。おみこし作るって言っているけど、はたしてできるのだろうか?
 明日は学校のHP作りだ!学校のPCは1台だけWIN98になっています。これを使うのがけっこう楽しい♪WIN95との違いはあまりよくわからないけど。なんせインターネットにアクセスできないからなあ、モデムがなくて。モデム、ほしいなぁ〜。

やばーい
 久しぶりに一般のボールとゴールを使ってバスケをしました。といっても、シュート打っていただけなんだけど。普段ミニバスケットのボールとゴールを使っているので、見事に感覚が狂っている!やたらゴールが高く感じました。シュートはショートになることが多くて、ボードやリングにかすりもしない!体力もないし、やばすぎ…。これじゃ、ゲームに加われないよ。

愛(は)しきもの
 出産のため実家に帰っていた同僚が、赤ちゃんを連れてこちらに戻ってきました。去年も友人の赤ちゃんを見てその可愛らしさに感動したのですが、今年もまた同じような感動を得ることができました。とーっても小さいのに、きちんと爪があり、手相もある手。わたしが指を出すと、その小さな手できゅっとつかんでくる。黒の部分が多い瞳にわたしが映っているけれど、何を考えながら見ているのかな。赤ちゃんの瞳って何となく大人と違う。うまく言えないけど。
 この間、同僚が戻ってきたことをクラスの子どもたちに教えたところ、みんなすぐに「じゃあ、明日赤ちゃん連れてくる?」と尋ね返してきました。子どもの発想って本当におもしろい。九州から帰ってきた次の日に学校に来られるわけないのに、すぐに赤ちゃんを連れてきてくれるって思っているのです。でも、尋ね返してきたときの子どもたちの瞳も、ワクワクドキドキ輝いていました。
 愛しきもの、小さな小さな稚児の手、無垢な瞳、輝く瞳、それを持つ子どもたち。


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