基本的には更新情報をお伝えします。が、自分の思ったことをただ書き連ねている場合もあります…。
モンシロチョウが…
2時間目の終わり頃のこと。「先生、チョウチョが…。」「蝶?」子どもが指さしている方を見ると、本当にモンシロチョウが飛んでいました。「何で教室の中に…。」そこまで言って思い当たりました。「もしかして、さなぎになっていたのが孵っちゃったの?」実は、教室にいた幼虫は全部ハチに寄生されてしまったと思っていたのですが、どうやら無事にさなぎになっていたのがいたようです。「おかしいなあ、キャベツの葉にはいなかったと思うんだけど…。」でも、実際目の前にモンシロチョウが飛んでいるのだから、間違いはありません。もう一度キャベツを調べてみたら…。いたいた!羽の模様が見え、今にも羽化しそうになっているさなぎくんです。「こんなところにいたんだ…。」さらに植木鉢のかげにももう一つ。キャベツの葉の裏でさなぎになると緑色なのに、こちらは茶色くなっています。モンシロチョウ博士曰く「さなぎになった場所によって色が変わるんだよ。保護色みたいに。」うーん、そうなのかあ。モンシロチョウって奥が深い。
で、このモンシロチョウはすぐさまモンシロチョウ博士のクラスに連れて行かれました。そこには、もう1匹モンシロチョウがいました。「あれ?これは…。」「いや、昨日もうじき羽化しそうっていっていたやつなんだよ。思っていたよりも早く成長しちゃって、モンシロチョウになっちゃった。」そう、前日まで観察していたさなぎくんだったのです。きれいにさなぎのからを残してモンシロチョウになっていました。そうだ、この子はメスだったのでさなぎさんですね。うちの教室にいたのはオス。モンシロチョウ博士のクラスは5年生なのですが、うちのお子さまが連れていったモンシロチョウを見た瞬間、「あっ、こっちはオスだ!」と言っていました。うーん、恐るべし。さすがモンシロチョウ博士の弟子だ。5年生にオスとメスの見分け方をしっかりと教わり、3年生は一つ賢くなりました。
千客万来
中学校は期末テストのシーズン。今日からうちの隣の中学校ではテストが始まりました。そうすると、帰りが早くなり小学校に立ち寄る子がちらほら。給食から昼休みにかけて卒業生が現れました。中には、卒業アルバムを渡して以来会っていない子もいました。見た瞬間「何かやけに大きくなっていない?」と思うくらい男の子は背が伸びていました。成長期なんだなー。口も達者になっているし、小学生だったときよりもうち解けて話をしている感じがしました。今日のテストの答えを確認したり、明日以降のテストの予想問題を考えたり。小学生の頃はあまり勉強をしているようには思えなかった子が、真剣になって電気分解について話をしている様子を見ると、何だか不思議な気がします。
そんな彼らを見てるととてもうれしくなります。みんないい表情をしているのです。「部活、やめちゃった。」と言った子は澄んだ瞳をしていました。あの瞳を見ているとこの子は部活をやめたことを後悔はしていないだろうなって思うのです。
でも、できればこちらの放課後の時間帯に来てほしいなあ。3年生と遊べなくなっちゃうから。3年生のみんな、今日はゴメン。悪かった。
嵐の昼休み
今日は大荒れの昼休みとなってしまいました。一方ではずぶぬれになった子が続出し、他方では2年生とサッカーコートの奪い合いでケンカ。ずぶぬれ組は下着までぬらして帰ってきました。サッカー組は自分たちの悪事がバレてしまい掃除の時間にお説教。2年生に謝りに行く間に掃除の時間が終わってしまいました。そうすると、当然お残りとなるわけです。今日はクラブがあるというのに。お願いだから人に迷惑をかけない遊び方をしてくれ…。
更新情報
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久しぶりに読みました
児童文学を久しぶりに読みました。ヒュー・ロフティングの『ささやき貝の秘密』です。ロフティングはドリトル先生シリーズの作者です。訳者は山下明生(はるお)さん。訳者あとがきに書いてあったのですが、ドリトル先生シリーズを書いている途中に『ささやき貝の秘密』は出版されていたそうです。物語は大きく二つに分かれています。主人公の双子の兄妹が9歳の時の冒険と、9年後の恋の物語。魔女と呼ばれる不思議なおばあさんアグネスとその飼い猫、自分のことを話している声が聞こえてくるささやき貝、謎はたくさんあるのですが、それが解明されるわけではありません。最初から最後まで不思議なことは不思議なまま。でも、ハッピーエンドのファンタジーです。前半部分は小学生でも楽しめますが、後半の恋物語はもっと上の年齢層が読むと楽しめそうです。
やまざき貴子さんのマンガ
彼女の描くマンガはその時によって作風が違っていて楽しめます。
若菜&紫野シリーズのぶっとんだお嬢さんたちには笑わせてもらいました。
『GONDWANA』は自分のミスで過去にとばされ行方不明にしてしまった恋人を捜す物語。滅びゆく古代文明とそこで暮らす人々、恋人が行方不明になってしまった時から止まっていた主人公の時間がまた流れ出すところが印象的です。若菜シリーズのような内容を期待しているとギャップの大きさにビックリするかもしれません。
『マリー・ブランシュに伝えて』はご先祖マリー・ブランシュの遺言で結婚相手が決められていることに腹を立てた主人公が、タイムマシンを使ってマリーに会い、遺言を書かないよう抗議しにいく話です。結局主人公はマリーの恋する一途な思いを知り、彼女をとても大事な友だちとして応援することになります。続編の「ディア シェアラ」はその後のマリーの物語。マリーの願いは恋人と一緒にいたい、ただそれだけ。でも、マリーはヨーク家の娘、恋人はランカスター側の者。周囲の猛反対にあいます。それでも「幸せだった」「後悔しないように生きた」と言えるマリー。これは泣けます。
『可視光線』は文貴、拓未、瞳子の3人の高校生の思いをそれぞれの視点から描いています。自分の中にある熱い思い、飢えや渇き、偽った心。それに気づきそういう思いを持った自分を認識することで前進していく姿が印象的な作品です。
『っポイ!』はまだ完結しない…。雑誌掲載から1年以上経っても単行本にならないなんて。間に『ZERO』という作品を描いているから進まないのでしょうけれど。でも、『っポイ!』はおすすめです。完結していない話なのに「マンガ」のコーナーで紹介しているくらいですから。新しい登場人物が出てきたぞと思っていると、前の話に伏線がちゃんとはってあり何度か驚かされました。(マサキくん関連の話でけっこうありました。)主人公の平みたいにまっすぐ突っ走っていくのもいいのですが、わたしはどちらかというとひねくれた中学生だったので、万里のほうが共感できます。万里は勉強もスポーツも何でもできるし、女の子にももてまくり。でも、本当はとても寂しがり屋。高校進学を控えて悩んでいるのは平と離ればなれになること。(平はあまりお勉強ができないから…。)一人になるのがいやなのは平じゃなくなんでもできる万里の方です。でも、誰にもそういうところは見せようとしない。なのに、平はちゃんとわかっている。言葉にしていないことでもわかるのは平のすごいところですね。「BA・N・RI」「ホーリーナイト・ロンリーナイト」「DAD」は万里関係のお話です。
もう一つ、『っポイ!』でおもしろいのは少女の描き方です。平の妹の成は女子校に通っています。母の昭も同じ女子校の出身。昭は3人も子どもがいるのに、見るからに純真な少女という感じです。平たちのお父さんとの出会いを描いた「大好き」では恋する少女としてとても生き生きとしています。成はとてもボーイッシュな女の子。同級生の女の子に好きと告白されることがしょっちゅうです。女の子が女の子を好きなんて女子校だからじゃないのと思うかもしれませんが、そうではないと思います。恋に恋する、少女期特有の感情というか…。「少女迷宮」にはそれがうまく表現されていると思います。成と昭は親子ですが、まったく違うタイプの少女ですね。成にしてみればコンプレックスになるのかもしれないけれど。でも、一番気に入っている少女は真かなあ。あの不器用さがたまらなく可愛いです。
1週間
うーん、だんだん土日にしかキーボードに触れられなくなってきました。掲示板の書き込みも土曜の朝が指定席。最近ネットに繋げるのも朝になっていて、平日は掲示板に行っても読むだけ状態です。夜は疲れちゃってすぐに寝てしまうのです。レスしなくちゃと思いつつ、結局週末にまとめてのレスになってしまって申し訳ありません。でも、きちんと読んでいます。書き込みをしてくださっている方、いろいろな話題があって楽しませていただいています。ありがとうございます。
この1週間、いろいろなことがありました。
まず、うねうねくん。教室にいたのはみんなハチに寄生されてしまってダメだったのですが、教務主任のM先生が育てたものは次々とさなぎになっています。昨日はさなぎを見ていた子が「動いた!」と大騒ぎ。まださなぎになっていないうねうねがさなぎに触ったとたんにビクンと動いたのです。さなぎって動くのね…。(こんな先生に理科を教わっていいのか?)来週には羽化しそうです。2年生が飼っているやごも次々ととんぼになっているそうです。これも見に行かないとね。昨日は5年生のメダカをクラス全員で見せてもらいに行きました。メダカの赤ちゃんが思ったよりも小さくてみんなビックリ。このところ生きもの関係がおもしろくなっています。
新しい教科書を見ました。と言っても、教育出版から出されている物だけですが。そんなに大きく変わったところはないような気がします。掲示板にも書いたのですが、消えてしまった物語がありました。齋藤隆介さんの『ソメコとオニ』です。去年6年生を送る会で3年生が発表した作品で、今の3年生は来年自分たちがその作品を読むと知って喜んでいました。それだけおもしろいお話なのに、なくなっちゃうんだなあ。
学校の視聴覚室にあるパソコンのお掃除をしました。正確には教務主任のM先生がやってくださったのですが…。ハードにあまりにもたくさんのソフトを入れてしまったため、空き容量が50MBくらいになってしまったのです。この際だから必要最低限の物だけをインストールしようということになり、全部入れ直しました。子ども用の教材はM先生のクラスの子に一斉にインストールしてもらいました。5年生くらいになると、きちんとできるようです。だいぶパソコンの中身がすっきりしました。が、困ったことがひとつ。ブラウザが使えない状態なのです。7/1にパソコン研修で使おうと思っていたのですが…。どうしようかな。
おたふくかぜはまだ流行っています。入れ替わりで休んでいます。去年のインフルエンザといい、今年のおたふくといい、この学年は必ず流行にのるんだから…。しかも、最先端を行きたがります。
『奈良大和路紀行』というビデオを買いました。監修が奈良県立橿原考古学研究所で、毎日放送の「真珠の小箱」という番組をもとにしたものです。他のサイトでこの番組のことを知り、観たいなあとずっと思っていましたが、このビデオがそれだとは手元に届くまで気がつきませんでした。1巻30分で5巻セット。まだ全部は観ていないのですが、高松塚古墳やキトラ古墳の発掘風景や情報などが詳しくてとても充実した内容です。
今年はパソコンクラブを担当しています。わたしはクラブの時間を利用して特打というソフトで遊んでいます。タイピングソフトで、ランキングを出してくれるコーナーがあります。去年のこの時期に初めてやったときには2級の判定だったのですが、この間数カ月ぶりにやってみたら1級の判定が出ました(^o^)ソフトで練習していなくても、日々キーボードを打っていると自然と速く打てるようになるようです。
更新情報
「ぴょん」にリンクを追加しました。Toshyさんの芥川龍之介関連のHPと、田畑益弘さんの短歌と俳句のHPです。
更新情報
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授業参観
今日は授業参観&引き渡し訓練がありました。引き渡し訓練というのは、災害時を想定して迎えに来た保護者に子どもたちを引き渡すというものです。今回の授業参観は本の紹介を行いました。8班あるので、1つの班につき5分以内にまとめなければなりませんでした。それにもかかわらず、時間を過ぎた班があったのですが…。でも、子どもたちは楽しんでいたからいいや。
いつになったら
ただいま、うちのクラスでおたふくかぜが流行中。かかると1週間くらい休みになってしまいます。スポーツテストや水泳が始まったというのに…。6月に入ってからクラス全員が揃っているっていうことがほとんどないなあ。
明日香、明日香、明日香!
今日の朝刊を読んでビックリ。天武天皇の白錦後苑かもしれない苑池跡が見つかったそうです。しかも、謎の酒船石は水を送る施設の一部だったかもしれないって…。こういう発見があるから古代史って好きです。やっぱり明日香は歴史の息吹を感じる場所です。今年も行けるといいなあ。
ネットを使った交流学習
今、試しにやっているのが「自分の町の形が何に見えるか」というテーマでの交流です。インターネット上に上がっているほかの学校の作品を見て感想を送るという程度なので、学習っていうほどのことはないのですが。でも、他の学校の子と交流できるのは楽しいです。理想的なのは、自分たちで交流したい学校を選べるようになることかな。まだ、学校のパソコンがネット接続できるようになっていないので、それは夢のまた夢ですけど。今回は、同じ郡の知り合いの先生方と一緒に交流学習を進めています。3年生のレベルだと、ようやく自分の町に目を向けるようになったというところなので、他の市町村との交流は接点がないと難しいですね。
更新情報
「子どもとわたし」(3年生)に追加があります。最近、更新というとこればっかり…。本を読む暇がほとんどありません。夏休みにがんばろうっと。(もう夏休みのことを考え始めている…)
うねうね2
無事誕生したうねうねくんたち。でも、中には蛾の幼虫も紛れています。教務主任のM先生はパッと見て「こっちは蛾ね。そっちは青虫。」と区別するのですが、わたしは「?」という状態。生まれてまもない幼虫は区別が付きにくいのですが、「おしりをつっつくと素早く動く方が蛾だよ。青虫はとろいの。あと、頭が黒くなっているかどうかでもわかるんだよ。それとおしりの先が分かれているのが蛾ね。」といくつか見分けるポイントを教えてもらいました。なるほど、言われてみれば…。
ようやくなんとか見分けることができたわたしに次なる衝撃が。M先生は言ったのです。「ここにいる幼虫はメスばっかりだねえ。」えっ、幼虫をパッと見ただけでオスかメスか区別できるんですか?M先生はモンシロチョウ博士だ!(わたしのパソコンの師匠でもあるし、ギター弾けるし、歌はうまいし、もう多才な人です。できないことなんてないんじゃないだろうかと思ってしまいます。)
うねうね
今、学級園でキャベツを育てています。いえ、正確にはキャベツではなく、キャベツを食べるモンシロチョウの幼虫を育てています。たまごがたくさん産みつけられ、次々にうねうねくんが誕生しています。理科の授業の一つなのですが、はっきり言ってこの授業はいや!誰か理科の時間だけ授業するのかわってくれないかなあ(T_T)
全仏オープン
グラフ対ヒンギスの試合がありました。何かグラフってやっぱり強いなあ…。「うまい」と言うより「強い」という感じ。笑ってしまったのは第3セットのヒンギスのサーブ。グラフのチャンピオンシップポイントの場面でアンダーサーブを打ったのです。それで思い出したのが10年前の全仏オープン。男子準決勝でチャン対レンドルだったと思うのですが、あの時、チャンがアンダーサーブを打ったのを見て目が点になりました。あれ以来だなあ、プロの選手がアンダーサーブを大きな大会で打つのを見たのは。あの年は男子はチャンがエドベリを破って優勝し、女子はサンチェスが優勝。この時の対戦相手ってグラフだったんじゃないかな?ちょっと確信が持てないけど。チャンもサンチェスもまだ10代で、自分とほぼ同い年だったので、ふたりの活躍がとても印象に残っています。
更新情報
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け、掲示板が!!
昨日、掲示板に書き込みをしたら、どういうわけか今までの投稿が全部消えてしまいました。何で〜?普通に投稿しただけなのに(T_T)
どうやら消えてしまった発言内容は復活できないようです。せっかく書き込んでくださったみなさん、ごめんなさい!
いたたた
最近あちこちにあざができています。原因は、お子さまたちがじゃれてくることにあります。何だか知らないけれど、子どもが常にまとわりついてくるのです。2年生のときにはそういうことをしなかった子も、なぜかピトーッとくっついてきます。うーん、何なんだ…。
ただくっついているだけならよいのですが、「勝負だ!」などと言いながら相撲やプロレス技や力比べを挑んでくるとんでもない子もいてけっこう疲れます。勝負を挑んできたものについては、3倍返しくらいで応戦しますけどね。が、一人だけ力勝負で勝てないお子さまがいるのが悔しかったりします。この子は器械体操が得意で、こうもり振りからひねりをいれてとびおりるなどという技を平気でやってのけ、片手側転やロンダートもできるようになってしまいました。そんな彼の目標は、わたしを投げ飛ばすことらしい。この2ヶ月の彼の戦績は0勝。負け数はもはや数え切れない状態。まあ、体格差や技術の差があるから、わたしが勝って当たり前なんだけどね。腕力が強いだけでは勝てないということにそろそろ気がついてきたようですが…。
わーい!
素材屋のしっぽさんが作ったかわいいキャバリアのアイコンをGET!早速カイザーくんとベスさんのコーナーに使いました。
ちょっと複雑
今日、郡の陸上大会がありました。1週間前にあった町の大会での上位入賞者が郡の大会に行けるのです。うちの学校からは高跳びの子が2名、郡大会に行きました。4月に陸上練習がスタートし、ずっとわたしが高跳びを担当していたのですが、あまり技術的なことはわからずたいした指導はできませんでした。でも、なぜか子どもは少しずつ記録を伸ばし、町大会では自己ベストを更新して1位と2位になり、郡大会ではさらにそのベストを更新して5位と2位に入賞してきました。大会のたびに記録を伸ばしていてたいしたものだなと感心する反面、もっと細かく指導してあげられたらよかったなと思いました。