ROY草子(2001.4〜7)


 更新情報&日記もどきのコーナーです。

 基本的には更新情報をお伝えします。が、自分の思ったことをただ書き連ねている場合もあります…。

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秋初月(あきそめづき)

01/07/30 (月)

そして、1週間が過ぎた
 前回の更新からすでに1週間が過ぎているということなのですが…。24日に体育の出張があり、その日の夜に高校時代の友だちに会い、翌日からは完全に夏休みだと思っていたのです、が、しかし…。人が休みに入ったとたんに具合が悪くなったのがお犬様たちです。
 カイザーくんがまず先に具合を悪くしました。半年前に東大病院に入院した経歴を持つカイザーくんでしたので、即動物病院に連れて行きました。とりあえずお薬をもらって様子を見ることになったのですが、次の通院日の朝、今度はベスさんの具合が悪くなりました。症状はまったくカイザーと違ったので、こちらも即病院へ。2匹まとめて一人で車に乗せ、病院まで連れて行くのはけっこう難儀なことです。不思議とカイザーくんは車のキーを持っているときには勝手に駐車場まで行ってくれるので、とても楽ですが。そう、車に乗せるまではいいのです。しかし、乗ったあとが悪い!めったに乗らない車だから、ちょっと興奮気味です。カイザーくん1匹ならいいのです。たぶんベスさん1匹でも大丈夫。助手席に一応いますから。でも、2匹になるとさすがにスペースが狭く、2匹とも居心地が悪くて動くのです。運転席まで来る悪い子はカイザーくんの方。おとなしくしてろって。
 で、結局カイザーくんは今日を含めて3回病院に通いました。どうやら病院にはいやーな思い出があるらしく、中にはいるとすぐに帰りたがります。いっぱい吠えるし、もう大迷惑!他の子が来ない時間帯を見計らって行かなくちゃいけないことがよーくわかりました。ベスさんはすっかり元気になりました。カイザーくんも今日「もう来なくていいよ。」と言われました。お薬が効いたみたいです。カイザーくんは薬だけ出してもすぐに飲み込んじゃう大馬鹿者です。こちらとしては非常に楽ですが。
 それにしても、この動物のお医者さんはとてもいい人です。前の東大入院騒動の時も、この先生が東大病院に紹介してくれたのです。ていねいに診てくれ、わかりやすく飼い主に症状や対処法を説明してくれました。本当にこの人は動物が好きなんだなあと思います。いい先生に診てもらえてよかったね、カイザーくん&ベスさん!
 そして、タイトルに戻ります。そう、お犬様騒動があり、結局この1週間はそれで過ぎたのでした…。さらに、家事に追われていました。両親はただいまドイツの妹の所へ遊びに行って留守にしています。夏休みになるとわたしの休みが多くなるので、これ幸いと出かけていくのです。わたしは普段家事をやらないから…2倍時間がかかっているな、絶対。7月中にやろうと思っていた児童文学作品の更新は、8月に延期になることが確定です。もう、審議中ランプなんて点灯の余地もありません。
 最後に。兄貴、頼むから家事手伝って。せめて、自分が休みの日くらいやってくれ。休日に関して条件は一緒だと思うぞ。わたしがいなければ自分でやるしかなくなるからやるらしいんだけど…。

夏休み、ドラマ特集
 普段忙しいからめったにテレビなんて観ないのですが、夏休み中だけは別です。久しぶりにドラマを観ました。
 まずは「ちゅらさん」です。子ども時代の再放送を観たので、続きもと思って観ています。おばぁがいいです、とても。ああいうおばあちゃんっていいなあ。
 そして、「大好き五つ子!3」。これは最初のシリーズを全部観てしまったので、2と3もそのまま観ています。やっぱり子どもって大きくなるんだなあとあの子たちを見ていると思います。子どもたちが3年生になり、けっこう自己主張をするのですが、ちょっと気になることがありました。母親に対する口の利き方と、それを聞いての母親の対応です。生意気盛りで、えらそうな口を利くのはわかります。でも、そこでそういう言い方をしてはいけないということを子どもにわからせないといけないと思います。ドラマでは母親は注意せず、そのまま言わせっぱなしにしていたのです。さらに、祖母は子どもに怒鳴られて「はい、わかりました。」なんて返事をしてしまうのです。こういうことは絶対にさせてはいけないと思います。一度でもそれを認めると、もっと大きくなったときに手が付けられなくなります。
 「キッズ・ウォー3」も観ようと思ったのですが、見逃してしまいました。(今日は五つ子も見逃しました。)「五つ子」のお母さんよりもこっちのお母さんの方がいいな。
 次は「ネバーランド」について。原作が恩田陸さんということなので、どんなものなのか観てみたのですが…。次回は観ないな、絶対。だって、あの演技陣は何なの?わたしはジャニーズ好きでもないし、アンチでもないのですが…これだと「ジャニーズのためのドラマ?」って言われても仕方がないのではないかと思ってしまいます。このドラマに出ているジャニーズのみなさんはあまり演技が上手いとは言えません。あと、設定が気になりました。原作を読んでいないので何とも言えないのですが、設定が『トーマの心臓』と似すぎているのです。わたしが観たのは先週の分1回きりですが、それでも似ていると感じるのだから、相当近いものがあるんじゃないかな。今度原作は読んでみようと思います。
 一番よかったのは「世界で一番熱い夏」でした。社会派という感じのドラマです。主演の岸谷さんもいいし、何よりもヤブさん役の田中邦衛さんが光っていました。でも、先週の回で死んでしまったので、もう観られないのかな…。これは第1回から観ておけばよかったと後悔しています。田中さんというと、「北の国から」のお父さんをすぐに思い浮かべます。「北の国から」は小学生の頃からずっと好きで観ていた番組でした。蛍と純はわたしとほぼ同じ年なので、親近感を持っていたこともあると思います。「世界で…」でもう一人光っていたのがタカシ役の風間俊介さん。風間さんは1年ちょっと前に放送していた金八先生で兼末健次郎役をしていました。そう、あの優等生だけど陰ではいじめのリーダーをしていた子です。この金八先生も途中から見始めたのですが、その後最終回まで欠かさず観てしまったのは兼末健次郎がどうなってしまうのかとても気になったからです。思わず見させてしまうのだから、それだけ風間さんの演技がよかったということなのでしょうね。正直、後でジャニーズだとわかってびっくりしましたから。(ジャニーズって知らずにソーラン節を踊るところを見て、「踊るのも上手い!」って思ったのです。)この人はきっと、ジャニーズという看板がなくてもやっていけるのではないでしょうか。今回の「世界で一番熱い夏」での演技もいいですよ。


01/07/23 (月)

日直は疲れる
 夏休みに入ってから初めての出勤。なぜか今日は全員出勤の日。そして、日直の日でもあります。実は、くじ引きで見事に1番を引いてしまったのです。1番に日直ということは、今年1年間で最も多く日直がまわってくるということ…うーん、どういうわけかこういうくじはすぐに引いてしまいます。この間も生徒指導部のジャンケンに負けて、1年間の「今月の目標放送当番」なるものを引き受ける羽目になったし、高校生の時は絶対になりたくなかった文化祭実行委員を引き当てたし。本当にいやーなもののくじは見事に引き当てるのです。最近はキリ番をとることが多くて「ついてるなあ。」と思うこともあるのですが。
 で、今日の日直。確か「8:00から見回りや水やりや生き物の世話をすればよい。」という話だったのですが、全員出勤日のために8:10から打ち合わせの予定があったので「これは絶対に10分だけでは無理だな。」と思い、7:10から見回りを始めました。
 でも!それでも終わりません。例のうさぴょんを始めとして、うこっけいにチャボのえさと水やりが大変でした。みんなおとなしいいい子なんですが、3連休だったためにお腹は空くし、のどは渇くしでわらわら寄ってきて仕事にならないのです。花壇の水やりも3連休後だったので念入りにやっていたら、それだけで1時間があっという間に過ぎました。結局一部の植物には水やりができませんでした。さらに、お茶当番なんてものまで重なっていて最悪。お湯を沸かし、湯飲みを洗い、「ちめてぇむぎちゃ」をポットに入れるのがお仕事で、高学年でやるのですが、見事にみんな忘れ去っていたのです。
 午後も水やりを念入りにして帰ってきたのですが、これはやはり文句を言いたい!!全員出勤の日に定刻通りに来て日直の仕事を全部やろうなんて無茶です。8:30から研修なんて始めるんですから。それって日直の仕事はしなくていいってこと!?それならそうするけど。もし、8:00から見回りを始めていたら、3連休後だというのに動物や植物の世話なんてまったくできなかったんだから。勤務時間外に日直の仕事をしているなんておかしい。しかも、夏休みだというのに。まったく何を考えているのでしょう。


01/07/22 (日) 夜

更新情報
 「ぴょん」に1件追加。月宮桂さんのHPです。月宮さんは別のお名前で絵本を出版されている児童文学作家です。

体調を崩した!
 明日からまた仕事だというのに…夏バテでしょうか。とほほ。明日はしかも全員出勤日で日直なんだけど…。しかも、総合の授業の下見にも行かなくちゃならない!年休は無理か。というわけで、さっさと寝ます。


01/07/22 (日)

更新情報
 「マンガ」に渡辺多恵子さんを追加しました。『風光る』がお気に入りなのです。あと、『はじめちゃんが一番!』の江藤亮。いい味だしています。

うさぴょん増殖中
 学校のうさぎがあいかわらず増殖しています。雄うさを隔離してあるのに、いつのまにか一緒になってしまうー。だれかうさぴょんをもらってくれないかしら。


01/07/21 (土)

更新情報
 「ぴょん」に1件追加しました。児童文学作家、越水利江子さんのHPです。あと、「ぴょん」の整理もしてみました。思ったよりもお引っ越ししているページが多くありました。もうじきこのサイトも3周年になるのですが、未だかつて引っ越しをしたこともなければ、TOPページもあまり替えたことがありません。うーん、どうしてもリニューアルってできないんですよ。テキストのやたら多いページだからもう少し構成をかえようかなあとも思うんだけど。「児童文学作品」のコーナーもあのままじゃ重くなる一方だから何とかしないと…。
 でもね、こんなことを今は考えているけれど、たぶんリニューアルはしないと思います。夏休み直前まで「よし、今年こそは計画的に勉強するぞ!」なんて思っておきながら、いざ休みにはいると何にもしないっていうこと、よくありませんか?あれと一緒だと思うのです…。

WEB本の雑誌
 リンク集には加えていませんが、このページもなかなかおもしろいですよ。最近、吉野朔実に関する話題が掲示板に多く出てくるので足繁く通っているのですが、どうしても書き込めません。きっとずーっと端から眺めて終わるのだろうなあ。

眠れない夜の暑さしのぎ〜肝試し〜
 肝試しに初めて参加したのは小学校6年生の時。夏休みに学校に泊まる宿泊訓練というのが当時ありました。校庭で飯ごう炊さんを行い、夜はキャンプファイヤー。実際には雨が降ったのでキャンドルサービスをやりましたが。そして、夜の校舎を歩く肝試しが行われました。
 夜の学校は普段とは違う姿を見せます。大好きな音楽室は肖像画が何枚も並び、外からの光でうすぼんやりとその姿を浮かび上がらせます。理科室には人体模型君たち。ホネホネくんとないぞうくんの2人がいました。昼間見てもあまり気持ちの良いものではないのに、夜になるともっと不気味です。自分たちの教室だって、何だか怖い。みんながいれば賑やかなのに、真っ暗でシーンとした室内は別世界。どこかドアを開けたら別の世界に繋がってしまうんじゃないかって不安になるのです。
 でも、終わってみればさっきまでの怖さはどこへやら。不思議と平気になってしまうのです。
 おどかされる側が圧倒的に多かった時代が過ぎ、今度はおどかす側になりました。毎年キャンプをやるたびに肝試しを行ってきました。初任の年はゴール地点に待機だったので子どもたちの泣き顔しか見られませんでしたが、去年はおばけになってきました。といっても、わたしは階段の陰に隠れておどかすだけで変装はしません。この階段の直前にチェックポイントがあり、子どもたちはそこでさんざんおどかされています。「もうおどかされないだろう。」と安心しているところで「わっ!」と飛び出すと、これがまた実に効果的なので変装の必要性がないのです。
 そして、今年。キャンプでは残念ながらあまりの忙しさに肝試しどころではありませんでした。ところが、6年生が親子レクという形で肝試しを実施するというのでお手伝いに参加できることになりました。今回は階段2重攻撃をしかけてみました。最初の階段で一人目がおどかし、もう大丈夫だろうと思った階段下でさらにおどかすという作戦です。これが大当たり!みんな見事におどろいてくれました。最初は大声を出しておどかすだけだったのですが、途中から布を持ってきて目の前に放り投げることにしました。目の前にいきなり物が飛んでくるとビックリしますよね。泣きだした子もいたのでちょっと気の毒かなーとも思いましたが、まあよしとしましょう。
 ちなみに、子どもたちによるとちっとも怖くないおばけと強烈に怖かったおばけとがいたようです。いすが急にすべってくる部屋はS先生がその場でしかけを考えて作ってしまいました。下駄の音が響き渡ったり、金物が落ちてきて大きな音を出していたり。そういうものでも十分怖かったそうな。でもね、わたしが一番怖かったのは、おどかしている途中に現れたゴキブリくん。大きかったんですよ、これが。おばけが悲鳴をあげるわけにはいかなかったのでおとなしくしていましたが…。そうそう、おばけ役を終えて帰ってくる先生を驚かせたのも収穫かな。
 肝試しは何が楽しいって、おどかす側になったときじゃないかな。こっちも飛び出すタイミングをずらさないようにってけっこうドキドキするんですよ。

千と千尋の神隠し&エンヤ
 現在頭の中をぐるぐると回っているのが『千と千尋の神隠し』のテーマ曲「いつも何度でも」です。木村弓さんの澄んだ歌声が耳を離れないのです。思わず着メロに入れてしまいました。わたしの携帯はオリジナルメロディーを入れられるのですが、単音でしか作れないのが難点。(兄の携帯は音を重ねられるのですが、リズムがあまりはっきりさせられません。母の携帯もリズムはダメ。父の携帯は…あれ?オリジナルメロディーって作れたかな?)たぶんどこかでダウンロードもできるんだろうなあと思ったのですが、自分で作る方が面白いので耳コピーで入れてみました。できぐあいはまあまあかな?でも、わたしの携帯は発信専門であまり受信には使いません。キャンプに行ったときはガンガン連絡しまくったのでしょっちゅう音楽が鳴っていたのですが。(この時は「主よ、人の望みの喜びよ」を着メロにしておきました。子どもたちは「何かどこかで聴いたことのある曲だなあ。」とつぶやいていました。)受信しないんじゃあ……意味ないじゃんか(笑)。
 エンヤも今ぐるぐるしています。朝の通勤時間帯にかけているFMでよく流れていたし、最近はテレビのCMでも流れていたので、思い切ってCDを購入しました。歌詞のわからない曲ってあまり好きではないのですが、エンヤの曲は特別かもしれない。

疾風(かぜ)のまつりごと
 竹宮恵子さんのマンガなのですが、つい最近文庫化されたので読んでみました。「ノスタルジック・ファンタジー」と銘打ってあったので手を伸ばしたのです。
 戦後間もない頃、喬(たかし)と鳩子の兄妹は旅をしていました。ふたりの行く先々では人々の願いが次々と叶えられていきます。喬たちは不思議な力を持っていたのです。このふたりは人間の姿をしているけれど、話を読み進めていくうちにどうやらそうではないことがわかってきます。作品中にはっきりとその正体は描かれません。作中で喬も「自分が何なのかわからない」と語っています。でも、おそらく喬と鳩子は戦争という時代が生み出したもの。戦争によって人々が受けた心の痛みやつらさを癒すもの。神のような存在なのでしょう。戦後、無力感や脱力感から自分たちの力で進んでいくことができなかった人々のために、喬たちは存在したのかもしれません。けれど、時代は流れ、やがて人々も自分たちの力で未来を切り開いていくようになります。「自分の力で解決できるようになった」人々にとって、もはや喬たちの存在は必要ありません。消えてゆくしかないのです。
 喬と鳩子はどちらも不思議な力を持っていますが、その力は正反対のもののような気がします。喬は人々のマイナスイメージを糧にし、鳩子はプラス方向のあたたかい力を生み出しているようです。
 今回の文庫には解説がついているのですが、そちらでもふたりの正体についてほぼ同様の意見が書かれていました。藤本由香里さんは「この物語の主人公は日本の<戦後>という時代」と表現していましたが、その通りだと思いました。

瞳子
 掲示板にも書いた吉野朔実『瞳子』です。全6話なのですが、そのうち印象に残っている話についていくつか紹介したいと思います。
 まずは、第1話の「俄か雨」。簡単に言えば娘の母離れの話だと思います。瞳子が自分の母親を「あなた」と呼ぶのですが、それは母から離れたいと思う心の表れではないでしょうか。結局それは表面的なことでしかなく、実際には母親に依存していて、そのことに瞳子は気づかずにいます。この話、実はちょっと自分に痛い部分があります。わたしはもう長いこと母を「お母さん」とは呼んでいません。もちろん、人前では「お母さん」と呼びますが、普段は名前で呼んでいます。いつからだったのか…おそらく高校生くらいからそうだったのではないでしょうか。その背景にはやはり、母と対等になりたいという思いがありました。いつまでも保護される子どもではいたくなかったのです。結局未だに家から出ていないパラサイト娘のわたしなのですが…。ただ、今でも母を名前で呼ぶのは、単に習慣になってしまったからです(笑)。ごめんね、お母さん。
 もうひとつは第6話の「ボーイフレンド」です。「今日は昨日の続きじゃない。だから…明日も今日の続きじゃない。」この言葉が妙に印象に残っているのです。まず、このフレーズですぐに思い浮かべたのが大島弓子『バナナブレッドのプティング』でした。「きょうはあしたの前日だから…だからこわくてしかたないんですわ」主人公の衣良が言った台詞なのですが、もしかして吉野さんは『バナナ…』を意識して『瞳子』を書いたのかなあと穿った見方をしてしまいました。
 衣良は永遠に少女でいたい。こわいものは成長であり、変わっていくこと。瞳子はそれとは逆の立場にいるのかな。人は変わっていき、癒されていくもの。瞳子は1980年代後半くらい(掲示板では10年もさばをよんで書いてしまいました。)を生きる少女なのですが、どうやら吉野さんの少女時代が反映されているようです。『バナナ…』がどの時期に描かれたのかは正確に覚えていないのですが、瞳子が少女として生活していた時期と近いような気がしています。マンガの世界では少女のままでいたい少女が描かれ、現実にいる少女は現実を見つめだしている…のかな?

ハリポタ
 第3巻をようやく入手し、読み始めましたが…。うーん、何だかどんどん先を読みたいとは思わなくなってしまいました。マンネリっぽい感じがしてしまったのです。正直、繰り返し読みたいと思うほどの作品ではもともとないのです。もうやめちゃおうかなあ。


01/07/08 (日)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。

キャンプ終了
 梅雨時だというのに、全く雨に降られずにキャンプを無事終えることができました。先週の日曜は37度も気温があり、とんでもない暑さでした。結局ほぼ1週間30度以上の暑い日が続き、キャンプ当日も30度以上あったようです。汗だくでお風呂にも入れず、寝苦しい夜でしたが、とても楽しく過ごせました。
 今回のキャンプではデジタルビデオカメラが大活躍!ビデオにとっておいた映像を、後で再生しながら好きな部分を写真としておとすことができるのです。これ1台で2役こなしてくれたおりこうさんです。
 キャンプの準備と当日の様子は「風早」に載せておきましたのでご覧ください。1日目の夜はちょうど部分月食でした。夜、眠れなかった子はもしかして見られたかもしれませんが…どうだんだろう?

欠け始めの頃の満月 22:40ごろ


松風月(まつかぜづき)

01/06/24 (日)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。
 「クイズの部屋」へリンクをはりました。先週作った物です。かなりローカルな問題もありますが…もともと地域の小学生向けに作った物なのでかんべんしてくださいね。5時間くらいでちゃちゃっと作ったので、中身はそんなに充実していません。そうそう、このページの更新はたぶんないです(笑)。だって、おおもとは去年作ってあったのに、1年間全く手直しをしなかったんだもん。

しばらくの間
 「子どもとわたし」以外の更新はできないと思います。いろいろと本は読んでいるのですが、感想をまとめる時間がないのです。特に、キャンプとバスケの試合を目前に控えていて、それが終わったとたんに成績処理になります。夏休みまでとても忙しいです…すみません。


01/06/07 (木)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。

愚痴ですが
 このHPでは仕事のことで愚痴を書きたくはないと思っていたのですが…なんだかそんなことも言っていられない気分になってしまいました。今回更新した学級通信からもわかると思いますが、毎日何かしら道徳的指導をしなければならないという事態が起こっています。基本的な生活習慣の問題から友人関係まで、さまざまな問題点があるのです。うーん、いったいどうなっているんでしょうね?人数が少ないのに、とても濃い人たちです。男子はかまってほしくてちょっかいをだしてきている感じですね。本人たちはそんなに意識していないようですが。今まであまりかまってもらえていなかったのかなあ?女子は進んで自分から行動しようという気持ちに欠けるのが難点です。指名されれば動くけれど、「誰でもいいからやってくれる?」とお願いしたら絶対に動きません。もちろん、子どものよい部分もたくさんわかっているから、一緒に過ごすのは楽しいのですが。
 職場にもいろいろ不満を感じることが多くなってきました。異動したばかりだから様子を見ていたのですが…うーん、あまり長居をしたいとは思えませんね。今までが恵まれすぎていたのかなあ?


橘月(たちばなづき)

01/05/28 (月)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。「児童文学作品」に『こそあどの森』シリーズ最新刊『はじまりの樹の神話』についてのコメントを追加しておきました。といっても、以前掲示板に書いたものですが。

結婚式のこと
 土曜日、高校時代の友人の結婚式に行ってきました。彼女のウエディングドレスは、お母様がご自分で縫われたものでした。シンプルなデザインだけれど、とても上品な仕上がりで、170cmと長身の彼女にぴったりとあうものでした。素敵です。
 高校時代の友人たちとも久しぶりに会い、いろいろな話題が出ましたが、一番盛り上がったのは某俳優のこと。この人が高校の1年後輩だということが判明し、みんなで大騒ぎしてしまいました。でも、だーれも高校時代の彼を覚えていません。というより、存在自体知らなかったのです。2年間も同じ学校にいたというのに…。同じ学年なら名前くらいは覚えているのですが、1年違ってしまうとよほど繋がりがない限り覚えていないのです。
 この俳優さんはNHKの朝ドラ『あすか』に出演していて、わたしは毎回欠かさず見ていたのですが、「どこかで見た覚えが…。」なんて思ったことは1度もありませんでした。ごめんなさい。


01/05/05 (土)

更新情報
 「ぴょん」(リンク)を修正しました。あと、MIDI関係のリンクをはりました。TOPページにBGMをつけてみたのですが、その時にすてきなMIDIサイトをたくさん見つけたのでリンクしてみました。TOPのBGMはお好みに合わせてONやOFFにできるようにしてあります。5つの曲は、どれもわたしの好きな曲です。サイトのイメージにはあっていません(笑)。でも、そんなに大きくずれているわけでもないかなー?
 そういえば、TOPの写真は結局1年間そのままにしちゃったなあ。まあ、いいか。

惰眠を貪る
 とにかく、眠い!この連休はよく寝ているなあと自分でも思います。いっぱい昼寝をしても、夜はきちんと眠れてしまう!いいんだろうか?

カウンター
 最近、アクセス数が多くなっているような気がするのですが…気のせいかな。もうじき20000HITになりそう。うちのサイトは検索サーチやWEBリングに登録していないので、みなさんがどうやってこのページを見つけているのか不思議なのですが…。でも、来ていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。


卯花月(うのはなづき)

01/04/30 (月)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)に追加があります。

姐(ねえ)さんたちといっしょ
 連休初日の28日は姐さんがたと一緒にテニスをしてきました。今年は全員違う勤務先となったので、ちょっとした同窓会気分です。(といいつつ、5人中4人までが同じ市内に勤務しているので会う機会は多いのですが。)
 昨年の秋には水上まで遊びに行ったこの面々。今回は近くのテニスコートでの会合です。待ち合わせは3時30分にファミレスの駐車場となっていたのですが、時間を過ぎても現れない人が2人…。10分ほど経ち、ようやく1人到着しました。テニスシューズを買いに行っていたために遅刻したそうです。しかし、この日起きたのはなぜか昼の1時だったそうで…。姐さん、そういえばあなたはこの間の休みに電話したときも、お休み中でしたね。あれは午前10時を過ぎていたように思うよ…。結局姐さんは昼御飯抜きでした。昼過ぎに起きたんだから朝御飯抜きじゃないのって思ったのですが、本人は「起きたら食べるのが朝御飯だから、昼御飯を抜いたことになるの。」と主張しておりました(笑)。
 もう1人は4時になっても現れません。この方には前科があるので、気にせずテニスコートへ移動することにしました。その前科とは、自分の趣味に没頭するあまり、約束をすっかり忘れてしまうというものです。数年前の冬、年度末裏人事予想大会を兼ねた食事会が開催されたのですが、某趣味にすっかり浸りきった彼女はとうとう現れなかったのです。え?この趣味ですか?彼女は、西原りえぞおさんにすっかり魅了されていて、1人でできる遊びに今はすべての力を注ぎ込んでおられます。そして、この日も予想通り、朝御飯も食べずに開店からずっと居続け、昼御飯も抜き、夕方6時前に家にたどり着いたのでした。そして、留守電の「テニスコートにいるよ〜。」というメッセージを聞き、ちょうどテニスを終えたわたしたちの前に姿を現したのでした。彼女曰く「今日が28日だって思わなかったんだよ。」今回は28日に集まることは覚えていたようです。携帯を持っていない彼女と連絡を取るのは非常に難しいと悟ったわたしたちは、今度から行きつけの店の電話番号を教えてもらっておこうと話し合ったのでした。結局、彼女はこの日、朝から頑張った甲斐があり、「お詫びにおごるよ〜。」と快く言える状況になっていました。ドリンクバー、サラダ、デザートはすべて彼女のおごり!みんなで「ゴチになりま〜す!!」と喜んだのは言うまでもありません。
 さて、肝心のテニスですが、みんな1年ぶりとかそれ以上というブランクがあり、最初はラケットに当たるボールがやたらと重く感じていました。でも、打ち合っているうちにだんだんと感覚がもどってきました。4人しかいないので、交代で休憩をとることができず、休みたくなると全員で休憩となります。30分動いたら休憩という感じでした。この4人は明らかに実力差があります。わたしはまったくのど素人なので、一番下手です。あとの3人はサークルやテニススクールで教わってきています。強烈なのは、ぐり&ぐらコンビです。ぐりちゃんはとっても意地悪な攻撃をバンバン繰り出します。自分でも「いじわるっ!」と言うくらいです。ボレーで顔攻撃をすることもあります。あの破壊力はまるで加賀のお蘭のようです。ぐらちゃんも強いです。「ひろみ、よくって!」と言いながサーブしてきます。さりげなく華麗に攻撃してくる姿はお蝶夫人のようです。お蝶夫人&お蘭の超強力ペアの前に、完膚無きまでに叩きのめされたROY(またの名を岡ひろみ)&姐さん(またの名を宗方コーチか藤堂さん)ペアだったのでした(笑)。やはり、バックハンドが上手にならないとダメねー。お蘭ことぐりちゃんったら、常にサーブの時にバックばかり狙ってくるんだもの。超いじわるっ(泣)。


01/04/22 (日)

雨に祟られて…
 昨日前の学校の歓送迎会が行われました。3週間ぶりに前の学校に行きましたが、ちっとも懐かしい感じがしません。まだ、毎日あの学校に通っているかのようです。それって、まだ新しい勤務先に慣れていないっていうことなのかなあ?子どもたちも10人くらい現れました。雨の中、まさかあんなに来ているとは思いませんでした。3週間でやけに大きくなっている子がいてびっくり。春休み中にぐんと大きくなってしまったようです。新しい担任の先生とも楽しく過ごしているようで一安心です。歓送迎会ではいろいろな方とお話ができました。今までに受け持っていた子の保護者にも久しぶりにお会いすることができました。高校生になっている子のお母さんから、近況を聞かせてもらうこともできました。
 今受け持っている子たちのかつての担任の先生にもしっかりお話をうかがってきました。とてもかわいい子たちだったようで、楽しそうに話してくださいました。
 それにしても、送別会も雨、昨日の歓送迎会も雨で寒い日でした。何でこうなんだろう?もしかして、わたしは雨女だったのかな?そうだとしたら、陸上大会も雨になりそうだけど…。そうそう、子どもや保護者に雨乞いもしっかり頼んできました(笑)。


01/04/15 (日)

更新情報
 「子どもとわたし」(風早・5年生)(すずかけ・6年生)に追加があります。
 「すずかけ」は最終号です。一応ね。次の発行は、5年後の成人式…かな?
 今年の学級通信は「風早」にしました。「かざはや」と読みます。『萬葉集』にも出てくる言葉です。学校のある市のすぐ隣町の昔の名でもあり、村山早紀さんのお話に出てくる街の名でもあります。ついでに、この学校はなぜか強い風がビューッと吹き抜けるのです。ぴったりの名前かななんて思っています。

月の異称
 月と言ってもお月様ではなく、1月2月の方です。今月は4月。4月の異称ってあまりきれいなものがなくて…。結局今回は「卯花月」にしました。「卯月」とそんなに変わらないのですが、まあいいや。

徒然なるままに
 3月からずっといろいろなことがありすぎて、更新もほとんどストップしていました。
 まず、一番大きかったのは異動です。今までずっと見送る側でしたが、初めて見送られる側になりました。異動希望は出していなかったのですが、新規採用から5年なので異動対象になる可能性もあったのです。こればかりはどうしようもありません。運が良ければ異動せずに済むと思っていたのですが…ダメでしたね。今回の異動で一番気になったのは、受け持っていたクラスのこと。学級編成なしで6年生になるので、担任だけ替わることになるのです。正直、自分が受け持ちたかったですね。でも、この1年であの子たちに精一杯のことをしてきたとも思うので、異動することになってちょうどよかったのかなあとも思います。
 離任式では、いろいろな人に花束やお餞別をもらいました。見送りに来てくださったり、手紙をくださった保護者もたくさんいて、とてもありがたかったです。卒業生もたくさん来てくれました。中学校の離任式の後、小学校に寄ってくれたのです。最後には教室に置いてあった荷物を車に積んでもらって大助かり!とても頼もしくなりました。
 異動してからも、毎日忙しくて大変です。まず、慣れない!!市内異動ですが、まったくやり方が違うのです。学校全体で統一されていることが非常に少ないのも不思議です。かと思うと、細かいところにうるさいし。あと、「例年通り」という言葉が多いのも困ります。昨年度いなかった人にはわからないじゃないか!!「そんなの聞いていないよ。」と思うことが多すぎます。
 子どもたちも微妙に違うかもしれません。今年も5年生を受け持っていますが、うちのクラスには大きな農家の子が多いようです。おかげで社会の米作りの学習は進めやすいです。クラスに22人しかいないというのもいいです!ただ、男子は9人しかいないから、ちょっと気の毒…。男子だけでドッジボールができないしね。この子たち、4年生とケンカすると負けて帰ってくるんだよなあ…。トホホ。正確には、4年生が強すぎるんだけどね。女の子は、ちょっとおませなお姉さんが多いかな。夢中で読書をしている子もいます。けっこうドリルを一所懸命に進めています。
 そうそう、子どもたちが意外なところでつながっていることがわかりました。塾や習い事でお知り合いになっているらしい。電車の駅1つ分離れているのですが、それくらいだと自転車で充分行ける範囲だということでした。前の学校の子の名前が、うちのクラスの子や6年生から出てきてビックリしました。やっぱり、市内は狭い…のかな?あと、うちのクラスの子たちの1,2年生のときの担任は、この間までの同僚だということが判明しました。2年くらい前に、この先生からうちのクラスの子たちのことを聞いたことがあったので、この偶然には本当に驚きました。今週末の歓送迎会で会えるので、この子たちの低学年の頃の話を詳しく聞いてみようっと。
 5月の終わりに市内の陸上大会があります。うちの学校は5,6年生全員が参加するし、そこで前の学校の子たちと会えるのを楽しみにしていたのですが、なんとその日は県主催の6年目研修などというものが入っていたのです!雨が降れば、陸上大会の日が延期になり、わたしも見に行けるのですが…。もう、雨乞いするしかない!!去年の大会委員長は、うちの体育主任。この方は雨男です。去年はしっかり雨が降りました。今年も委員長となり、雨を降らしていただきたい!雨降ったら昼食1回おごってもいい!!バスケも面倒見るから、お願いします!

万年微熱
 最近すっかり慣れてきたのが、この微熱。子どもの頃から汗をちっともかかず、熱が体にこもりやすかったようです。この間bay-fmで、「この時期は体が気温の変化に対応しきれなくて、汗をなかなかかけず、体調を崩しやすい。」という話をしていました。わたしもこのパターンに当てはまるのかな?でも、最近はあまり季節に関係なく、微熱があるようになってきました。熱があることになれてきて、あまりきつくはないのですが。健康診断で何もひっかからないからいいか。
 不思議なのは、微熱があるのに手は冷たいということ。何でだろー?

ラブリーカイザーくん!!
 カイザーくんの絵本を作っていただきました。自分のペットを主人公にした絵本を作ってくれるサイトがあるのです。我が家にはカイザーくんとベスさんという犬がいるのですが、今回はカイザーくんを主人公にしてもらいました。カイザーくんの写真をもとにして、イラストを描いてもらうので、世界に1冊しかない絵本ができあがるのです。とてもすてきな絵本が届いて、家族みんなで喜んでいます。このサイトにはyan(大塚菜生さん)のHP「童人の杜」のトップページからリンクがはってありましたが……あ、あれ〜?リンクがなくなっているぞ?あ、リンクのページの中にありました!「デジタルハウスお楽しみ家」というHPです。

か、家庭科が!!
 今回何がピンチって、家庭科を自分で授業しなくてはならないことです!ど、どーするんだー。高学年4度目&5年生3度目にして初の家庭科です。ただでさえ苦手なのに…。うっうっうっ…(泣)


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