ハイテク機器導入の落とし穴
父が、仕事で使うと言って、いきなり新品のノートPCやらデジカメやらスキャナーやらFAXやらを手に帰宅しました。
もちろん、全部最新機種。
…うらやましいなぁ。
私もずいぶん前からデジカメ&スキャナーを欲しがっていたので、なんか簡単に手に入れてしまった父が、うらやましいやら悔しいやらで、ほくほく顔の父を見て見ぬフリしてました(笑)
ところが、落とし穴がありました。パターン通り、かもしれませんが。
ウチの父、電話やFAXはともかくとしても、ビデオ予約はできないし、Wカセットコンポで録音やダビングもできない人。
なので、当然、パソコンの使い方も知らないんですよ…。
あ、でも今は懐かしきワープロ専用機は使えるんですけどね。
そんでもって、様子を見ていたら、分厚いマニュアルとのにらめっこは最初だけ。
気が付いたら、なぜか将棋ソフトだけは使いこなせるけど、あとはサッパリ。
ファイル保存もできないので、何か文書を作るたびに、私に電話をかけてくる始末。
そのため、マシンがフリーズした時は、カバーを叩いたりキーボードをめちゃくちゃ叩いたりした挙げ句、電源のコードを「ぶちんっ」と抜くという、強硬手段に出るのです。
おとうさーん! それは昔のTVじゃないのよ──!!!(>_<)
電源コードをぶちんしている瞬間を目撃してしまった時、私は思わず叫んでしまいましたよ。
「なにやってんのぉぉぉぉ!?」って。
そうする前に、私に一声かけてほしいです…。
時々、うっすらとホコリをかぶった彼らを目撃すると、哀愁を感じてしまう今日この頃。
そうそう、父の名誉のために追加情報。
最近は少しずつですが、パソコンを使えるようになってきたようです。
でも、ネットデビューはまだこれから。
さ〜て、どうなることやら?
1999-06-22