手帳の新調は慎重に
年末は、来年度の手帳を新調する季節でもあります。私はいつもこの手帳選びに毎年かなーり時間をかけるタイプです。なぜなら「これさえあれば万事OK」なものにまだ出会えていないから……。
そんな私が毎年(ええ、毎年)しでかしてしまうのは、必ず手帳を複数買ってしまうことでした。
吟味して買ったあとで「こっちのがよかったー!」というのに出会ってしまうんですねぇ、これが。
一度そう思っちゃうと、この先1年間もイマヒトツなのを使うのはチョット…となって、乗り換えてしまうわけです。
そして今年(つまり2004年の分)もまたやっちゃいました、複数買い。それも、前代未聞で4種類も放浪を。自分でもいい加減に観念しいや、と思います。心の底から。
そこで今回は、来年、また迷わないようにするため「吟味」内容についてメモしておこうかと思います(^_^;) つまりは備忘録みたいなもの?
私同様、手帳を探している方にとっても、少しでも参考になったらうれしいです。
●1年使い切りの手帳
毎年気分を換えたい時に最適です。種類も多種多様なのでどれにしようか迷うほど。
でも、それは長所でもあるし短所でもあります。
あまりに種類がありすぎるので、ああでもないこうでもないと放浪する羽目になりそう……。
●システム手帳
これの長所は自由度が高い点。リフィルを使い分けて自分だけの手帳を作ることができます。
オリジナルリフィル作成ソフトなんかもあるようですので、こだわりたい方にはピッタリ。
ただ、あれもこれもと欲張りすぎて詰め込みすぎると、パンパンに膨らんじゃうので要注意。
真ん中のリングも書き込む時にちょっと邪魔に感じてしまうかも…。
●「超」整理手帳
長所は、A4サイズの紙を四つ折りにしてファイリングできる点、リフィルを自作できる点などなど。
自由度と手軽さはシステム手帳の上をいくと思います。
Excelなどで表を作るのが得意で、既存の手帳に物足りなさを感じて「いっそ自分で作ってしまいたい」という熱意のある方は、ハマること間違いなし。使いこなしたい方はこの本をチェック!
●フランクリン・プランナー
「時間を無駄にせず、理想的な日々を過ごしたい!」という方向け。
人生での目標や価値観などを見直し、やらなければならない事柄の重要度を設定したりする必要があるそうです。使い方を守らなければ、ただのシステム手帳に成り下がってしまうという、第四世代手帳。
継続しようという強い意思と、How-To本を熟読する必要があります。また、手帳の特性上、無くしてしまったり、誰かに見られたりしたら、ちょっとキツイ手帳と言えるかも。
●みわたす手帖
120年のお前の人生すべてまるっとスリッとごりっとお見通しだ!な手帖。120年も生きられるかどうかはさておき、一生を見渡せるというコンセプトは、なかなか面白いと思いです。
でも、公式サイトを見ても肝心の内容が今一つ見えてきません。分かるのは概念だけ。中身の画像はありません。一冊買えば一生買い替えなくてすむの?とか一年ごとに買い替えるとなると、毎年一生分の歴史を書き直さなきゃなんないの?とか謎は深まるばかりです。これはもうお店で実際に手に取って確かめるしかないようですね。
●ほぼ日手帳
「ほぼ日刊イトイ新聞」作の手帳。文庫本サイズなのに、どのページもパタンと開く作りになっています。カバーには便利なポケットつき。ボールペンとメモ帳と付箋までおまけでついてきます。でも、ほぼ日ファンじゃないとノリについていけない点もあるかも(私のことだ…。いえ、気に入って買ったんですけどね。ちょっと引いちゃう点もあったりして)。また、入手方法も期間限定のネット販売のみなので要注意。9月頃に「ほぼ日」を忘れずチェックしましょう。
追記:ああ、そうそう。ほぼ日手帳にはこんな騒動があった模様です(というか、コレ真実ですので、ハイ。私、ほぼ日に直接確認しました)。私はもう懲り懲り、かも。
以上が、今回朱里が検討した手帳の数々についての簡単なレビュウでございました。
毎年毎年色んなタイプのものが出てくるとは、手帳業界は熱いですね!
手帳ユーザーも、結局は「これだ!」というものに出会うまで、根気よく放浪するしかないのかもしれません。
っちゅーことで、手帳ジプシーな私に、オススメの手帳などがありましたらぜひ教えてくださいねー。
追記:手帳は実物を手に取って吟味することがなによりも大事です!
通販で買う場合は特に慎重に熟考を重ねた方が、後悔しませんよ。
2003-12-08 ( 2004-04-14 modified )