ならいごと色々(Lv.2)
【書道】
【書道】
ならいごと話の第2弾は【書道】です。
これについては、なぜはじめたのかナゾ。
いつからはじめたのかも記憶はありません。
でも習っていたのは確かです。
小学6年生まで続けておりました。
が、これも例に漏れず、イヤイヤやっていたんです。
あ、でも、弁解させてください。
書道が嫌いなんじゃないんです。
当時の私にとって「ただじっと座っている」ことが耐え難い苦痛だったという、ただそれだけの理由でございました(^_^;)
(ついでに一生懸命書いた作品を、真っ赤な筆で上書きされちゃうのもイヤだったな〜)
そして、それがまるで生死に関わるかのように重大に考えていた私は、どうにかしてサボろうと頭をひねり「頭が痛い」だの「腹が痛い」だのと嘘八百を並べては、なんとか教室へ行くのを避けようとしました。
しかし、やはり親の方が上手です。
なんだかんだと丸め込まれ、強引に荷物を押しつけられ、渋々と通う…そんな日々を送っておりました(笑)
そんな私ですが、書道の中でも憧れていたものが二つありました。
一つめは「ペン習字」。
私の通っていた教室では、ボールペンを使ったペン習字は、中学生以上でなくてはできませんでした。
なぜ、中学生にならなきゃできないのか?
なぜ、私は鉛筆の粉を小指にくっつけてまで文字を書かなきゃならないのか?
数々の疑問と不満を抱えつつも、いつか私もペン習字を習うぞ、と思い憧れていたものです。
二つめは、昇級のたびにテキストに掲載される自分の名前を見つけだすこと。
見つけると嬉しくて、家に帰って見せびらかしたものです(^_^;) 単純というか何というか。
しかし、中学受験をすることが決まり、塾に通うようになってからは、教室に通うことが難しくなってきてしまいました。
そこで「やめます」と言いに教室に行ったのですが、意外にも素敵なプレゼントが私を待っていました。
それは、立派な賞状。
先生が嬉しそうに、「この前、提出してもらった作品、銀賞になったの。おめでとう」と笑顔で言います。
そう言えば…記憶が蘇ってきました。
サボっていたために、練習もせずにその場でいきなり課題を書いて提出するという暴挙に及んだ過去の記憶が。(今現在の行き当たりばったり的性格の素地はここにもあったのか?)
それがなんと賞を貰ったと!?
しかも、銀! 金なら1枚、銀なら5枚の、あの銀です!(イミフメイ)
「すごーい、私ってなかなかヤルじゃん?」
お子さまな私が図に乗るには十分すぎる威力のあるモノでした。
ということで、ゲンキンにもその場で「やめる」ことを撤回し、再び通いつづけることになったのでした。
結局は、その後、半年あまりでやめることになったのですが。
確か最終的なクラスは、書道が2段で、硬筆が1級…だったかな?(うろ覚え)
でも、自分で言うのもなんですが、正直なところ、書き文字はヘタッピでした。ものすごーく下手。
書道をやってたなんて冗談だよね、と自分を疑いたくなるくらい。
まぁ、最近になって、やーっと「上手」と言われるようになったという…。それも年の功のなせるワザでしょうか(ぉぃ)
あの墨を擦るときの良い香りや、満足行く作品が書けた時の達成感は今でも忘れられません。
道具は実家に揃っているので(両親も一時期習ってて、しかも二人とも「師範」を取ってしまったという。うー。敵いませんなぁ)、そのうち気まぐれで、習い事として再開しちゃったりするかもね?
書道をやっていて学んだこと→「ジッとしてることがツライ子には向いてない習い事かも…」?
2001-11-16