病名は?
ずいぶん前のことになりますが…体調を崩しました。
いきなり高熱に見舞われて、その日、一晩中うなされてしまったのです。
ところが、翌朝、目が覚めたらすっきりケロケロりん☆彡
「あれは一体なんだったの?」というくらい、元気になってました(とは言っても本調子じゃなくて、一日中ぼんやりしてたけどね)。
でも、それだけで全てが終わったわけではありませんでした。
数日後、ぽつぽつと赤い発疹が足に出てきたのです。
はじめて見たときは、ただの虫さされだろうと思ってたんだけど…それが、時間が経つにつれて、どんどん増えていくじゃーあーりませんか。
気がついたら、身体中に広がっておりました
さすがにただコトではないと思いまして、医者へGO!
(元気はつらつなので本当だったら出かける予定だったんですが、発疹があまりにすごかったので、予定を取りやめて病院へ行きました…)
そして、朝早くから行ったのに、待たされること3時間。
やっとこさ診察を受けることに。
けど、お医者さんは私の症状を見て首を傾げるばかり。
だって、私、発疹を除けば、元気だから(笑)
で、色々と話し合っているウチに、ふと思い出したことがありました。
「そういえば、私、はしか、やってなかったような?(・_・?)」
…私のつぶやきに対する反応は、想像以上にスゴかったです。
「な、なんでソレを早く言わないの!!!Σ( ̄□ ̄;;)」
お医者さんや看護婦さんたちの雰囲気がガラリと変わりました。
「子供たちに近づかないで!」
「さ、早く、こっちへいらっしゃい!」
突然特別扱いをされ、看護婦さんたちに囲まれながら、病院内を移動。
気がつくと私は、皮膚科の診察室のはじっっっこの方へ連行されました。
順番待ちもナシ。いきなり、先生に診断を受けることに…。
(あの3時間はなんだったの……)
でも、専門家であるはずの皮膚科の先生も首を傾げてます。
「オトナがはしかにかかると、そりゃもう寝込んで大騒ぎするのに、あなたはケロッとしてるわねぇ?」って。
確か、記憶では、はしか予防の注射を打ったハズなので抗体はあるハズ。
だから、はしかではないのかもしれない。
発疹の出方から行くと、水疱瘡かも……?
ということで、とりあえず血液検査後、かゆみ止めの薬だけいただいて帰宅しました(念のため、ということで外出禁止令も出ました)。
数日後、血液検査の結果を聞きに再び病院へ。
水疱瘡でもないし、はしかというわけでもないらしい、と言われました。
「……? それじゃ、結局、これってなんなんですか?」
私の問いに、先生は唸った末に、こう言いました。
「そうね……あえて言うなら、『異型麻疹』かなぁ?」
『異型』って……?(^_^;
徹夜続きで疲れ果てている時に、ウィルスに感染したからこういうことになったのだとのこと。
いやぁ、びっくりしました。
数日後、外出禁止令が解けた私が、真っ先に街へ繰り出したのは言うまでもありません。
だって、本人、めっちゃ元気なのに(発疹はかゆかったけど)、絶好のお散歩日和に、外出できないってツライものです。
みなさんも健康には気をつけましょう。
1999-06-22