ROY草子(2003.1〜3)


 更新情報&日記もどきのコーナーです。

 基本的には更新情報をお伝えします。が、自分の思ったことをただ書き連ねている場合もあります…。

[Topへ戻る]

 [ROY草子1998年8〜9月へ] [ROY草子1998年10月へ] [ROY草子1998年11月〜12月へ]
[ROY草子1999年1月へ] [ROY草子1999年2月へ] [ROY草子1999年3〜4月へ]
[ROY草子1999年5月へ] [ROY草子1999年6月へ] [ROY草子1999年7月へ]
[ROY草子1999年8月へ] [ROY草子1999年9月へ] [ROY草子1999年10〜12月へ]
[ROY草子2000年1〜2月へ] [ROY草子2000年3〜7月へ] [ROY草子2000年8〜12月へ]
[ROY草子2001年1〜3月へ] [ROY草子2001年4〜7月へ] [ROY草子2001年8〜10月へ]
[ROY草子2001年11〜12月へ] [ROY草子2002年1〜8月へ] [ROY草子2002年9〜12月へ]
[今月のROY草子へ]

花月(かげつ)

03/03/31 (月)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。「翼」の更新はしばらくお休みです。5月か6月頃に,増刊号が出ますので,その時にまた更新します。次の学級通信のタイトルを考えなくっちゃ。
 そういえば,「翼」というタイトルは,女将さんが作っていた学級通信の名前と同じだったんだよね…。これは本当に偶然だったんだけど。今回,「翼」にしたのは,学年便りが「はばたき」(最終号は「はばたけ」にしました。これは,4月から決めていたことだったのです。)なので,翼がないと羽ばたけないよなということで決めたのでした。

出勤しました!or出勤するの忘れた!
 これはどういうことだと思いますか?うちの職場では,出勤したらまず出勤札をひっくりかえし,出勤印を出勤簿に押すことになっています。ところが,朝忙しくしていると出勤簿に押印するのを忘れるのです。そういうときに,「あ,出勤するの忘れたわ。」と言って,出勤印を押しに行くのです。退勤時に「あ,出勤しなくちゃ。」となることもあれば,翌日になってから「しまった,昨日出勤するの忘れていた!いま,出勤しました!」ということもあります。
 今日は,今年度最後の押印です。朝,ちゃんとわすれずに出勤しました。「やったー!これで1年分きれいに埋まった!!」と言ったら,同期のみっちゃんが「でも,明日からまた真っ白な状態の出勤簿だよ。」とぼそっと一言。…せーっかく1年が終わったと思ったのに…。今日くらいは達成感に浸らせてくれ!明日から,いや,今日の午後から怒濤の新学期準備に突入したんだけどね。


03/03/28 (金)

掲示板からお引っ越し
 またもや掲示板から移してきました…。

種まき(3月27日)
 ハボカイザーくんは新しいたねをもらいました。「ホー・ロトのたね」といいます。白い花が咲くらしい。いま,一所懸命育てています!

はまったかも…(3月25日)
 昨日,同僚からゲームソフトを借りてきました。パソコン用の物です。なんと,昆虫採集ゲーム!職員室で事務仕事をしていたら,「ねえ,これ貸してあげる!」と突然CD-ROMを差し出してきたのです。「何ですか,これ?」「ゲームだよ。」「?」「こうやって遊ぶの。」と同僚は自分のパソコンを取り出し,早速ゲームを始めました。
 単純に昆虫を捕ればいいのですが,捕り方には何通りかあって,失敗すると網を破られたり,襲ってきたりすることもあります。最初は基本の3パターンをマスターすればいいのですが,それができない!なんと,コツをつかむのに1時間もかかってしまいました。でも,コツさえわかってしまえばこっちのもの。その後は快調で,どんどん虫取りのできる範囲が広がっていきました。気がついたら,2時間もやっていた…。
 ただいま,ゲーム上での季節は春なので,他の季節の昆虫も捕れるようにがんばろうっと!…春休み中はずっとこのゲームばかりやっていそうだ…。せっかくゲームから卒業したのに!!
 ちなみに,このソフトを貸してくれた同僚は,昨日お子さんとすっかりはまってやっていたそうです。しかし,何でわたしに貸したの!?

ディズニーのお話(3月24日)
 今日は卒業生のお姉さんたちが教室の片付けを手伝ってくれました。やったー!おかげで,だいぶ早く片づきました。さすがだわ,お姉さまたち!!
 お姉さんたちにディズニーランドの話を聞きました。参加人数は16人と聞いていたのですが,実際は23人だったようです。うちのクラスが19人,隣のクラスが4人。何人かが家の人から携帯を借りてきていて,その子たちをリーダーのようにして,残りの子をグループに分けたそうです。そうすれば,園内で別行動をしていてもちゃんと連絡が取り合えるというわけです。なかなか賢い!さらに,このグループは男女混合にしたとのこと。あまりのすばらしさに感心してしまいました。
 それぞれのグループでいろいろなできごとはあったようですが,それなりに楽しんできたようです。4時過ぎにはディズニーランドを出発し帰宅したというのもえらい!
 話を聞いていると,女子がしっかりしていて男子は好き放題やっていたような気もするけど…。なかには,ちゃんと他の人のことを考えて行動していた男子もいたようですが。

犬カイザーの感覚(3月22日)
 犬のカイザーはどうやら鼻があまりよくないらしい。食べ物が落ちたときに,拭き忘れていてにおいが残っていても,落ちた位置にたどりつけない。
 そのかわりなのか,耳はとてもいい。袋の音がしただけで,ガバッと起き出す。何か食べ物をもらえると思っているのだ。さらに,目もいい。ジーッと家族の動きをよく見て行動するのだ。
 うーん,何でこんなに鼻が悪いのかは謎だが,それをカバーしているにしては良すぎる耳と目なのであった。


03/03/23 (日)

春眠暁を間違える
 あまりにもポカポカしていたので,昼寝しました。ちゃんとベッドで昼寝をしたのはとっても久しぶり。最近は,コタツでそのまま昼寝〜ということが多かったのです。コタツだとだんだん暑くなってきて自然と目が覚めるのですが,ベッドで寝ると爆睡してしまいます。目覚ましも鳴ったのですが,思いっきり無視!!気がついたら5時半になっていました。明るい外を見て,「あ,やばい!寝過ごしちゃった。え?5時半!?仕事遅刻しちゃう!」そこまで思ってようやく「あ,違うわ。昼寝してたんだ。今は夕方の5時半だ。」と気づいたのです。
 春眠暁を覚えずとは言いますが,暁を間違えるということもあるのね…。

史上最強と史上最大
 「史上最強のいい卒業式にしよう」というのは,卒業式当日に子どもたちが考えた目標です。前日の目標はたしか,「史上最大の楽しい1日にしよう。」だったような気がする…。最初は「企業最大の楽しい1日」とかなんとか言っていて,ますます意味不明だったのですが,結局こんな目標になったのでした。
 それにしても,史上最強の卒業式って…どういうのを指すのか!?

明日は修了式
 一応1年間の締めくくりの日。でも,卒業学年だったので,もうすでに1年間は終わっているのであった。修了式には出るけど,残りの学級指導(つまり,通知票渡しね)は暇になります。で,その間にすることは教室の片付け。荷物を全部引っ越しができるようにまとめるのです。たとえ引っ越しをしなくても,一度全部荷物をまとめると整理整頓ができるのであった。というより,そうしないと整理整頓ができない(笑)。昔から,後片付けって苦手なのです。明日がんばれば,けっこう楽になるかな〜。春休み中は2日だけ出勤して片付けを続け,あとは31日の離任式に行けばOK。
 今年は31日が月曜で,翌日から15年度がスタート。来るメンバーが替わるのです。子どもたちと別れるのも寂しいけど,先生方と別れるのもやっぱり寂しいです。翌日から違う職場で勤務というのはもっときついだろうな。
 でも,異動するとそれだけいろいろな先生と知り合えます。意外なところでつながりのある先生もいたりします。わたしは育った地域で教員になっているので,子どもの頃にお世話になった先生がけっこういます。特に,管理職あたりに…(笑)。師弟関係で同じ職場で勤務ということもありました。同じ市内での勤務もこれで丸7年。次は8年目です。だいぶ市内に知り合いが増えてきました。

置いていかれること
 この間保護者がこんなことをおっしゃっていました。「子どもはどんどん成長していって,親は置いていかれるので寂しい。」いつも子どもと一緒に生活している親でもそんな風に感じているのかと驚きました。わたしは,長い間子どもと関わる仕事をしています。大学生の頃からだから,もう10年以上になります。そのたびにいつも感じてきたのが,この「置いていかれる」ということなのです。
 塾で教えていた子たちも,進学し,塾を卒業していきました。子どもたちは新しい世界へ旅立つ準備が整い,とても嬉しそうにしているけれど,こちらは子どもたちと一緒には行けないのです。いつまでも一緒にいられたらいいのにと何度思ったことか。でも,それは絶対にできません。だから,ときどき子どもが思い出して訪ねてきてくれるのがとても嬉しかったのです。塾で教えた子が,何年も経って「先生に会いたい。」って言ってくれたこともありました。教員になってからも,卒業していった子たちがよく来てくれました。今は異動してしまったので前任校の子たちとはほとんど会えませんが,メールや手紙で近況報告をしてくれます。何年も前に出した学級通信を読み返し,高校中退を思いとどまってくれた子もいました。よく,教育の成果はすぐに出るものではなく,何年かしてあらわれるものだといいますが,まさにその通りなんだなって思いました。そのときにできる精一杯のことをしていれば,結果はあとからついてくるのでしょうね。
 別れる時はとても寂しいけれど,それもいつか懐かしさと愛しさに変わっていく。置いていかれるけれど,自分はここでいつでも子どもたちが羽を休める場所を用意して待っていればいいのでしょうね。


03/03/21 (金)

得意技!
 例によって,掲示板から移してきました…。そろそろ,背景も春バージョンにしないとね。でも,もうちょっとしたらね。

お子さまたちの春休み(3月20日)
 今日,学校で保護者に会いました。家に学校の本があったので,返しに来てくれたのです。そのとき,本日のお子さまたちの予定を聞くことができました。なんと,総勢16名でディズニーランドに行くというのです。確かに,卒業前から女子が集まって計画を立てていたのは知っていたのですが,まさか男女混合で16名も参加するとは…。どうやら隣のクラスの子も少し加わっているようですが,それにしてもビックリです。それだけ,仲が良くなったってことかな。
 今日からディズニーランドでは手荷物検査が始まりましたが,あの子たちは遊ぶことに夢中であまり気に留めなかったのかな…。それとも,戦争を身近に感じ取ったのかな…。
 お子さま方,後で必ず今日のことを報告するように!!

史上最強のいい卒業式にしよう(3月19日)
 昨日,卒業式が行われました。朝,7時過ぎに出勤し,卒業証書のチェックや三旗の掲揚などいろいろやっていました。そんなわたしの様子を見て,同僚のS先生は,「花嫁の父みたいだねえ。」と言いました。「花嫁の母ってわりとどっしりと構えているのに,父の方は落ち着かないんだよな。」…言い得て妙だわ。確かに朝から落ち着かなかったのです。
 まず,子どもの登校時間がいつもより遅いのです。1時間近く遅くなる子もいます。卒業生は,9時に着席となっているからです。わたしにとっては,この待ち時間がたまらなく嫌なのです。なかには,30分以上早く着きすぎた子たちもいましたが。
 ようやく子どもたちの登校時間になりました。いつもと違う服装になっている子が多く,すでにハイテンション状態。男子は,ネクタイをしている子が多かったのですが,入場する頃までにはみんな軒並み曲がっていたので,直して歩きました。なかには,ブレザーを脱いで腰に巻き付けたため,よれよれにしてしまった女の子もいました…。
 そうしている内にハプニング発生。ブレザーのボタンが取れてしまった子がいたのです。わたしの方はもう入場間近になっていて,子どもたちより先に体育館に行くことになっていたので,先ほどのS先生(男性)に縫ってもらうことにしました。もう一人「オレのも取れそう!」などと言い出した子もいましたが「これ以上触るんじゃない!」と言い置きました。
 さて,例の勝負ですが,ちゃんと入場前に子どもたちに提案しました。「わたしを感動させることができたら君たちの勝ち。この勝負,受けます?」子どもたちは受けて立ちました。ポイントは3つ。呼名で大きな声で返事をすること,別れの言葉をしっかりと言うこと,歌声を響かせること。さて,どうなったでしょうか。
 この勝負に関し,わたしの方では一切手抜きはしませんでした。というより,手抜きができない状態にするために,この勝負を挑んだのです。子どもたちが精一杯がんばってくれれば,わたしも精一杯がんばれると思ったからです。
 卒業式前の1週間は,とにかく辛かった。何をしていても泣きそうになってしまうから。卒業式の予行でも泣きそうになっていて,このままだと本番の呼名もまずいかもしれないという状態になっていました。何があっても,呼名だけはしっかり行わなければいけない。泣いてしまって呼べなくなるのだけは避けなくては。ほんのちょっとでも気がゆるんだら,すぐに泣けてしまうのです。でも,この勝負のおかげで,呼名は無事に終わりました。1組が呼名している間の待ち時間の緊張のおかげもあるかもしれませんが。
 全員がしっかりと卒業証書を手にし,気になっていた記念品授与も上手にでき,いよいよ別れの言葉と合唱です。子どもたちも緊張していたのか,だいぶ早口になっていたけれど,一所懸命言っている様子がよく伝わってきました。合唱もきれいに響いていて,来賓や保護者からお褒めの言葉をいただきました。退場するまで,本当に立派な姿でした。この勝負,完全に子どもたちの勝ちです。
 その後,卒業を祝う会を行いました。保護者主催の謝恩会のようなものです。例年だと,卒業式のあとはそのまま下校となるのですが,今年は体育館に残って保護者と子どもたちと一緒に過ごしました。子どもたちと長い時間一緒にいられてよかったし,保護者からもいろいろと声をかけていただけて,2年間の苦労が報われたと思いました。一所懸命にやってきたことはちゃんと伝わるのだと,改めて思いました。最後までしみじみとはしなかったけれど,それもらしくていいかな。
 今日は,1日事務仕事をしていました。明日までの大切な宿題を,主任と2人で抱えこんでいたのです。5時ちょうどに宿題が終わり,ホッと一息。忙しい1日で良かったのかもしれません。寂しさを感じずに済むから。仕事をしていたのは職員室。やっぱり教室には行けません。今,学校中で一番寂しい場所は,あの教室だから。修了式が終わり,どのクラスからも子どもたちがみんないなくなったら,きっと教室に行ける,そんな気がします。

勝負!(3月17日)
 明日の卒業式,お子さまと勝負します。賭と言った方がいいかな。
 この勝負,絶対にお子さまに勝ってもらわなくちゃいけないんだけど,こちらが手抜きすることはまずありえないのです。さて,どうなるか。
 結果は後日!

最後までしみじみしない!(3月17日)
 今日は2時間クラスレク。お別れ会…といっても,みんな同じ中学に行くんだけどね。学級解体にはなるから,一応お別れかな。あの天候でサッカー決行しました。水はけ状態が非常によいグラウンドならではの技。少々泥が跳ねていたけど,そんなことはお構いなし!最初は15分だけの予定だったのに,結局10分延長戦。でも,今までで一番いい試合でした。
 3,4校時は卒業式練習。5校時は通知票配布。子どもたちはAの数ばかり気にしていた…。そういう問題じゃないっつうの!本当は,長縄とみんなから一言というお別れ会企画が残っていたので,それもやる予定だったのに,結局時間切れ。長縄は強行突破で,5年生が卒業式準備をしている最中に校庭で跳んできました。記録は伸びなかったけれど,最後まで長縄を続けてきたことがよかったと思います。
 結局,そんなこんなでバタバタしていて,ちっとも卒業式の心構えだとか,心にじーんとくる話をする暇なんてなし!(遊びまくっていたせいなのだが。)まあ,それもうちのクラスらしいかも。卒業式後に,少ししみじみしていただきましょうかね!でも,記念写真とるんだった…。
 さあ,明日は卒業式だ!
 本日の迷言
・「服がけがれる!」
 明日雨が降ったら,服が汚れるので学校で着替えてもいいのかという質問が出たのです。その時に,「服がよごれる」ではなく「服がけがれる」とお子さまは言ったのでした。
・「ぬくもりがない」
 離任式の日には,教室には来ないで体育館に直接行くことを告げたら,「それってぬくもりがない…。」という発言がでました。「懐かしい教室に入りたいじゃないですか。」とさらに言いだしたので,「じゃあ,春休みに教室の後片付けを手伝いに来てもいいよ。」と言ったら「ぬくもりがなくてもいい。」と即答。
 ねえ,あなたにとってのぬくもりって,なに?

懐石(3月16日)
 高校の部活仲間で集まったときの裏話。
 幹事から「懐石料理店を予約しました。」とのメールが届きました。詳細を見ると,会費は3000円+飲み物代。
「懐石料理でこの値段?」何だか変だなあと思いつつ,出かけようとしました。すると,母が「ねえ,先生もいらっしゃるんでしょ?それに,懐石料理なんだからもうちょっと格好を何とかしたら?」と一声かけてきました。わたしは,ジーンズにパーカーで出かけるつもりだったのです。だって,あのメンバーだから,別に格好なんてねえ…。結局,そのままジーンズ&パーカーで出かけました。
 お店に着いてみてまず思ったのは,「え?これ,本当に懐石料理店か?」どうみても,普通の飲み屋さん風だったのです。おかしいなあと思いつつ,部屋に行きました。すでに数名来ていたのですが,先生もラフな格好で,部活仲間もほとんどがジーンズ姿。「なーんだ,やっぱりこれでよかったんじゃん。」とホッとしたのですが,もう1つの懐石料理が気になります。そのとき,テーブルの上にある割り箸の袋が目に入りました。
「会席料理 ○○」
 そう,懐石料理ではなく,会席料理だったのです。なーるほど,それならあの値段でもうなずけるわ!にしても,幹事!漢字は正しく変換してくれ!!

またまた変わった(3月16日)
 今度は明日の午前中が雨。最後の体育があるんだけど…。
 昨日はプラネタの運営審議会に出ました。そこでは,来年度の印教研の開催日時について情報をゲットしてしまいました。せっかく半日開催になっていたのに,再び1日開催だと…。ってことは,いいかげんな提案はできないっていう事じゃないか。まずいなあ…。算数で提案なんだけど…。
それにしても,プラネタリウムでゲットするネタとは思えないところがいいわ。
 なぜこんなことになるかというと,運営委員が幼稚園,小学校,中学校の教諭が1名ずつと天文クラブの会員が1名と校長が1名とプラネタリウムの先生が1名で構成されているからなのです。小学校はわたし,校長は前の職場の上司で,今の職場では同じ中学校区の学校ということでつながっていて,プラネタリウムの先生ももともと中学校の先生で,中学校代表の先生はすぐ隣の学校勤務(でも,中学校区は違うのです。),そして,天文クラブの方はお子さんが校長の小学校に通っているのです。異動が絡んだ結果,偶然こうなったのですが,世の中は狭い。
 夜からは高校時代の部活仲間と宴会をやっていました。当時の顧問だった先生方を迎えての宴会。うちの学年と,1つ下,もう1つ下まで集まっての宴会はとてもおもしろかった!数年ぶりに会う人もいたのですが,不思議とみんな変わっていないのです。なかには,ついこの間転職したばかりという人もいましたが,彼は「自分なりには充実しているからね。」と満足げでした。外見はあまり変わっていなくても,話してみるとそれなりに考え方が変わってきていることがわかりました。15年前の高校時代とは違っていて当然なんだけどね。
 先生方はおかわりなくお元気そうでした。卒業して何年たってもこうやって声をかけてくれることがとてもうれしいとおっしゃってくださいました。わたしたちにしてみれば,この先生方にはとてもお世話になったし,今もこの部活の仲間とずっとつながりがあるのは,それだけあのころが充実していたからだと思っているから,先生方にお会いしたいと思うのも自然なことなのです。また,こんなふうに先生方にお会いできたらいいなあと,みんなで話しながら帰りました。
 高校のときの友達とはけっこう頻繁に会っています。最近サボっているけど,OB・OGチームの練習にも出ているしね。これだけ長く付き合える友達がいることって幸せだなあと思います。

ほっと一息(3月10日)
 とりあえず,全部所見は終わりました。裏所見も。裏所見というのは,子どもたち一人一人に宛てた手紙のような物です。通知票は,保護者向けの物だから,子どもたちにはよくわからない言葉を使っていることもあります。でも,手紙だったら,子ども本人に宛てた物だから絶対にわかるはず…。
 裏所見を書くのは,女将さんにもらった通知票があるからです。女将さんの書いてくれた通知票というのは,今だったら絶対管理職からストップがかかると思うようなものでした。だって,保護者宛ではなく子ども宛に書かれていたのだから。
 でも,わたしにとっては,これが一番大切な所見になりました。心に残る手紙を書くのはとっても難しいけれど,できる限りその子の良さを認め,さらに成長してほしいという思いを込めて書いたのですが…伝わるかな。23人同じ文面の人は誰一人としていません。本当はこれをラストの学級通信にしようと思ったのですが,ちょっと事情があってラストより数回早い通信になりました。自分でも焦っているってことはわかっているんだけど…。
 子どもたちからも手紙をもらいました。6年生を受け持った時には必ず子どもに書いてもらうことにしているのです。これは,最初に組んだ主任からの教えです。5年前にもらった手紙は,未だに大切にしていて,あの時の主任が言ってくれたことがよくわかるのです。「心の支えになるような手紙を書けばいいんだ。」なんて言ってくれた子がいたのですが,まさにそういう内容の手紙を書いてきてくれた子もいました。


03/03/15 (土)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。


03/03/09 (日)

息抜き中
 ただいま,裏所見作成中です。子どもたちに「先生に手紙を書く」という宿題を出したので,こちらも手紙を書いているのです。子どもたちがくれた手紙は絶対にずっととっておくのですが,こちらが書いた手紙はどうなるのかな…。だいたい,今までの学級通信を全部とっておいている子っているのかな。まあ,いいや。全員がとっておいてくれなくても,誰かひとりくらいはとっておいてくれるだろうから。


03/03/08 (土)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。

仰げば尊し
 週刊子どもニュースのあとに,童謡が流れているのですが,今日は「仰げば尊し」でした。わたしが小学生の時には,在校生が「蛍の光」,卒業生が「仰げば尊し」と「門出の歌」を歌っていました。懐かしいなあと思いながら聴いていたのですが,「仰げば尊し」は明治時代に小学唱歌として作られたと知ってビックリ。あの歌詞が小学生のためのものなの!?とんでもなく難しい歌詞なのです。実は,歌詞の意味をよく知らずに今まで歌っていて,今日ひどい勘違いをしていたことも判明しました。「思えばいととし」の「いととし」を母は「いと尊し」だと思い,わたしは「愛おしい」だと思っていたのです。わたしの場合,歌詞は全部ひらがなで覚えていたのでとてつもない勘違いになってしまいました。本当は「いと疾し」なのでした。
やっぱり昔の歌の詞は難しい!勘違い&よくわからない状態で歌っているのがきっと山ほどあるんだろうな。
今勤務している学校の校歌も非常に古い歌詞で,子どもたちは意味もわからずに歌っています。この間教えたんだけど,きっともう忘れているな…。
そうそう,今は卒業式で「仰げば尊し」は歌っていません。そういえば,中学校の卒業式でも「仰げば尊し」は歌わなかったな…。「大地讃頌」を合唱した記憶はあるけど。女将さんに訊けばわかるかな。

スーパーリーグプレーオフ
 今日はファイナル第1戦。アイシン対トヨタ自動車です。やっぱり佐古ってすごい!!彼のプレーは高校時代から見ていますが,32歳だというのにあの動きの良さにはビックリです。トヨタには田臥がいて,彼のプレーもすばらしかったけど,やっぱり佐古の方がいい!こういうのって好みの問題なんだろうな。わたしは,絶妙なパスを出すポイントガードが好きなのです。


麗月(れいげつ)

03/02/23 (日)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。

ハボカイザーの新しい遊び
 今度は折り紙です。紙ヒコーキを飛ばしています。これがなかなか上手!

きた!
 金曜日の5校時の高学年ブロック縄跳び納めの会にて,ついに長縄の新記録が出ました!やった〜!
 3分間で340回です。こんな記録,2度と出せないかも…。というのは,その時の集中力が半端ではなかったのです。最初の1分間で100回ちょっと。少々ミスがあったからこの回数なのですが,同じようにミスを重ねていたら記録更新は無理だなと思っていたのです。ところが,ここからの追い上げがすごかった!うまくリズムに乗って,だんだん跳ぶスピードと縄をまわすスピードが速くなっていったのです。しかも,ミスはあまりありません。1分間で130回くらい確実に跳んでいる時間帯もありました。
 300回を超えた時点で,残り40秒ほど。子どもたちの声も,309回の自己記録を超えたあたりから大きくなっていきました。ラストの方で少々ミスがあったので,340回という記録になりましたが,ノーミスならたぶん360回も超えられると思います。
 実は,先頭の子がインフルエンザで欠席していて,誰が代わりにトップになるかで業間の時間に調整していたのですが,どうもうまくいかなかったのです。でも,結局その並び方でいこうということになり,本番直前の練習では,かなりいい感じで跳べるようになっていました。
 他のクラスは300回を超えられなかったので,うちの記録はぶっちぎりでした。でも,こんな記録はもう出せないだろうというのは子どもたちも言っていました。それだけ,この1回に懸けていたのです。にしても,この集中力を,もうちょっと別のところで活かしてくれたらなあ…と思うのは,やっぱり欲張りすぎかな。
あと,全員参加で記録を出したかった!惜しいなあ。

お姐さんといっしょ(卓球編)
 昨日は姐さんたちと遊んできました。今回は,またも卓球勝負となりました。前回,3人だけで卓球勝負をして楽しんだ話をしたら,「卓球やりたい!」という声がHさんからかかり,「よし,んじゃ卓球じゃ!」ということになったのです。
 メンバーは,ぐりちゃんとぐらちゃん,T姐さん,Hさんといういつもの面々と,Sさんという史上最強のおねいちゃんです。え?史上最強とはどういう意味かって?いや,誰かを罠にはめたり,いたずらしたり,とんでもない遊びを考えたりと次々と悪事を思いつき,わたしたちを悪の道に走らせた張本人なのです(笑)。Hさん曰く,「Sさんから『人をむやみに信用してはいけない。』ということを教わったよ。」HさんとSさんは,同学年を組んだことがあり,ついでに同期です。そうそう,この6人は1年間だけ全員同じ職場にいたことがあるお仲間なのです。HさんとSさんはこの1年間しか重なっていませんが,あとのメンバーはそれぞれ2年以上重なっています。
 さて,メイン(?)の卓球です。「やりたい!」と言っていたHさんは,気合い十分です。「昨日,素振りしたんだよ〜。」「な,なぬ!?素振りしたんすか?」「うん,やる気十分だよ!」ペンとシェイクのラケットを半分ずつ借りてきていたのですが,Hさんは迷わずシェイクをとり,素振りを始めました。「おおっ!もしかして,元卓球部?」と思わず言ってしまうほどきれいなフォームをしているのです。「ううん,卓球部じゃないよ。」と言うのですが,どう見ても素人じゃない!ローテーションを組んで打ち始めたのですが,Hさんはどこに打っても必ず返してきます。フットワークも華麗で,温泉ピンポンとは明らかに格が違います。「ねえ,絶対素人じゃないでしょ!!」「ん?ママさん卓球に参加していたことはあるよ。」「は?ママさん卓球!?」「よく社会体育でやってるじゃない。夜,体育館を借りてやるの。」「ああ,バレーと同じようなもん?」「そうそう。ママさんたちと卓球やってたんだよ。」なるほど,上手いわけだ!
 途中から,HさんはT姐さんに指導を入れ始めました。ラケットの振り方を教えているのです。この指導が実に上手く,T姐さんはあっという間に上達してしまいました。ぐりちゃんとぐらちゃんは,もともとテニスやバドミントンをする人なので,ラケット競技は得意です。卓球も,いや〜なくせだまやスマッシュを打ってきます。
 いよいよHさんとの対戦です。「さあ,いくよ〜。」なぜだか,Hさんは真剣モード。顔はにっこり笑っているけど,動きは隙がない!次から次へと,強烈な球を打ってきます。「あれ,ROYの球は伸びてくるねえ。」卓球ど素人のROYですが,どうやらHさんにとってはいやな球を打っているようです。「ねえ,バックハンドの練習したいから,バックにいれて。」「魔球いきま〜す!」とだんだんノリは部活のようになっていきました。ここへ,Sおねいちゃんが遅れて登場。あまりに打ち合いが激しかったため,「な,なに?部活やってんの!?」とのお言葉をいただいてしまいました…。ぐりちゃんたち曰く「監督がひとりいてね,部員に指導してるんだよ。」「部活やってる部員はひとりだよね。」すると,Sさんは,「じゃあ,球拾いからやらなくっちゃ。あ,それともこれ?」と言いながら空気いすを始めたのでした…。
 結局,1時間半くらい交代で打っていたのですが,Hさんは大汗だくだくになりました。「今度は,違う服装で来るわ!」「それって,ジャージで来るってこと?」「うん,ポロシャツとジャージで,ポカリ持参するの!!」本気の彼女と誰が相手をすればいいのでしょうか?
 その後,近くのサイゼリヤでお茶をしたのですが,なんと4時間居座ってしまいました。解散したのは夜6時半過ぎ。夕飯も食べちゃった方がよかったのかも…。
 それにしても,このメンバーが1年だけでも全員一緒に仕事をしていたのかと思うと,ある意味すごいかもしれない…。今は,全員違う職場なのですが,「あの職場でやったような悪事をすると絶対浮くよね〜。」というのがみんなの一致した意見。このメンバー以外にも,一緒にいろいろな企画をして遊ぶ人が当時はいたのです。これも,Sおねいちゃんという強烈な方がいたからかもしれませんが…。


03/02/18 (火)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。


03/02/13 (木)

1日早いけど
 バレンタインチョコをもらいました。くれたのは,クラスのお姉さん5人です。うちの学校には,「勉強に関係ない物は持ってこない。」という決まりがあり,バレンタインも「家でやってね。」ということになったのです。すると,お姉さんたちは「1回学校から帰って,もう1回来て渡せばいいよね!」と考えたのでした。本当は明日の放課後に渡したかったらしいのですが,その日は授業参観&懇談会。これではとてもじゃないけど渡せません。そこで,今日の放課後,彼女たちはチョコを持って再び学校に来ました。わたしは会議をしていたので,それが終わるまでずっと待っていた子もいました。どの子もみんな手作りのチョコ。「ちょっと失敗した!」と言っていましたが,味は問題なし!おいしかった〜。みんな,ありがと!
 …こうやって女の子たちからチョコをもらっているから,男性と間違われるんだろうな(笑)。

しまった!
 久々に大ポカをしました。自分で子どもたちに言ったことをすっかり忘れていたのです。何かって,連絡帳のこと。隣の席の子と書いてある内容をチェックすることになっていたのですが,それにも関わらずあまりにも忘れ物がひどかったため,チェックはムダと判断し,自分で責任を持って書くことにしたのでした。でも,そのことをきれいさっぱり忘れてしまい,子どもたちに「チェックしていないの?」と言ってしまったのです。子どもたちは「え?だって,先生がチェックするなって言ったんじゃん。」と不思議そうな顔をしていました。そりゃそうだ。で,この時とばかり子どもたちは集中攻撃してきました。子ども曰く「先生っていつも正当なことを言ってるから,こういうことめったにないもんな。チャンス!」だって…。ちっ,やられたわ。

辻読書
 今年度第2回の辻読書。どういうわけだか,うちのクラスのお子さまたちは,わたしの読む本のところにはきません。クラスに置いてある本を読むから,いまさら聞こうという気はないんだろうなと思っていました。。今回選んだのは,岡田淳『ふしぎの時間割』です。このなかの1編が,今年の小学校3年の教科書に採用されているのです。というわけで,ターゲットは3年生。教科書にはないお話を読み聞かせたかったのです。でも,ふたを開けてみたら,1年から6年までまんべんなく来ていました。あ,うちのクラスは例外です。「ピータイルねこ」の話を読んだら,子どもたちは目を輝かせて聞いていました。時間が余ったので,教科書に載っている「消しゴムころりん」も読みました。ジェスチャーのシーンがあったのですが,読むとその通りのしぐさを子どもたちはするのです。すっかりはまっていました。残念ながら,ここからがおもしろいというところで時間になってしまいましたが,みんな続きが気になってしかたなく,どうしたら読めるか教えてと訊きに来ていました。
 さて,クラスに帰ってみると,すでに半分近くの子が戻ってきていました。「先生,何読んだの?」と聞く子がいたので「これだよ。前に読み聞かせたでしょ。」と答えたら「ううん,読んでない。」「ネズミの出てくる『放課後の時間割』なら読んでもらったけど。」どうやら,前の学校でのこととごちゃ混ぜにして覚えていたようです。そこで,教科書に載った「消しゴムころりん」の方を急遽読み聞かせることにしました。この話は,黒板を使って話すと効果的です。本当のことだけが消えずに残るという不思議な消しゴムのお話で,実際に黒板に言葉を書き,消す作業をすると非常にわかりやすいのです。子どもたちは,他の学年の子たちと同じようにジェスチャーに合わせてしぐさをしたり,どの言葉が残るのか予想しながら楽しんで聞いていました。あいかわらず,ノリのいい人たちです。


03/02/11 (火)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。だいぶ卒業モードになってきました。
 前回更新分の「スキー顛末記その1〜その3」は,この下にある「スキー顛末記」を少々手直ししたものです。どこを直したか,読み比べてみるのも一興かと…。

お姉さんと弟
 最近,Nくんが輪をかけてぶっとんでいます。3学期が始まってすぐに席替えをしたのですが,友達としゃべりまくり,あまりのうるささにこちらが我慢しきれなくなり,教卓の真ん前の席に来ていただいたのですが,それでもうるさいことには変わりなし。一人でもへっちゃらでしゃべりまくるのです。何のために席を替えたんだか…。基本的に頭の回転が非常に速い子なので,こちらの言ったことに対しすぐに反応してしまうのです。考えて答えているというより,反射で答えているという感じです。同音異義語を言うのなんか当たり前,時には勝手に聞き違えて妙な発言もしてくれます。で,Nくんの発言にこちらが反応すると,他の子たちにはまるで漫才かコントをしているかのように聞こえるらしい…。「どう考えても,先生に一番お世話になっている(=迷惑をかけている)のってNくんだよねえ。」「先生のこと,絶対忘れられない人になるよね。」「これで忘れたら,恩知らずだよね…。」というクラスのお姉さま方の発言も飛びだしました。これでも彼女たちの発言は,Nくんに対して好意的なものなのです。言葉だけ聞いているとそうは思えないかもしれませんが,彼女たちが実際に話しているのを聞けば,そのことがよくわかります。うちのお姉さま方は,温かい目でやんちゃな弟たちを見守っているのでした。小学校高学年だと,どうしても女の子の方が成長が早いので,お姉さんと弟という感じになってしまうのです。優しいお姉さんたちとやんちゃな弟たちというクラスだから,うまくかみあっているのかもしれません。
 いずれにしても,このクラスはNくんに始まり,Nくんに終わるのかという気がしなくもない…。クラスの雰囲気を明るく,いや,ぶっとんだものにした功績は大きいと言わざるを得ません。こんなNくんですが,その正体は,児童会役員をやり,高跳びの部会大会優勝者であり,前方転回や片手側転もやり,語彙力があり,高跳びのマーカーを何度も忘れ,スキーでは大熱を出して寝込んでいた,よくわからないお方なのでありました…。卒業式当日も何かやらかすんじゃないか…。


03/02/08 (土)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。


03/02/01 (土)

更新情報
 ハボリンクについての注意書きをTOPに加えました。ほとんどの方には関係のない更新で申し訳ありません。


端月(たんげつ)

03/01/25 (土)

お買い物!
 今日は「見るだけ〜」のつもりで出かけたのに,結局買ってしまいました…。展示販売会に行ったのです。でも,おいしいシフォンケーキが食べられたし,気に入った物を買えたからいいか。


03/01/19 (日)

スキー顛末記
1月13日(月)
 今日は成人の日。本来なら学校は休みだが,6年生だけは登校する。2泊3日の自然教室初日なのだ。3連休の最終日ということで,道路とホテルが比較的空いているからこの日に設定しているらしい。
 朝,5:00過ぎに家を出た。夜明け前なので,当然周りは真っ暗である。夜の方が街灯が点いているのでまだ明るいくらいだ。学校に着いたのは6:00少し前。真っ暗な中出勤し,玄関を開けて職員室の明かりをつけるというのは少々妙な感じがする。幸いなことに,子どもたちはまだ誰も登校していなかった。気分が高ぶっている子どもたちは,やけに早く登校してしまうことがあるのだ。
 15分ほどして,職員が出勤し,添乗員やカメラマンが到着した。子どもたちも登校し始めたようだ。昇降口の方で声がするのだ。
「入っていいんじゃない?」「えー,いいの?」「だって,開いているってことは,入っていいってことじゃないの?」
寒いのと,トイレを利用するのとで昇降口を開けておいたのだ。しかし,子どもたちにはピロティに集合と話してあったので,昇降口に入ってよいのかどうか迷っていたらしい。「開いているということは入っていいということ。」という判断は一応正解である。しかし,彼らは「教室に行って忘れ物を取ってくる」ことをしたかったようなのだが。
 6:30に電話が鳴った。「インフルエンザになったので,欠席します。」「えーっ!!」金曜日まで元気だったのに,土曜日にインフルエンザで寝込み始めてしまったのだそうだ。結局,欠席者は2名。少々残念なスタートとなった。
 集合時刻より前に,ピロティにはほとんどの子が集まっていた。いよいよ出発式だ。実行委員はスムーズに式を進め,さあ出発。と,掲示板の方をふり返ると,何かが書かれている紙が貼られていた。「みんな,あれ,気が付いた?」「おおっ!」そこには,「行ってらっしゃい!」というメッセージが…。あれを作ったのはおそらく教務主任のJ先生だろう。細かい技に,みんなで感心してしまった。
 バスに荷物を積み込み出発しようとしたら,「あれ?積めないぞ…。」みんなの荷物が大きくて,バスの下の格納庫に全部入りきらなかったのだ。「窓,開けて!!」「は?」「後部座席の後ろに積むから!」すでにバスに乗り込んでいる子たちに窓を開けさせ,荷物を車内に放り込んだ。最初からトラブル発生である。
 少々遅れたが,無事に出発。魔のR16も空いていて,あっという間に柏インターに到着。子どもたちはバスレクを始めた。今回は全員がレク係である。バスの座席の横の列ごとにチームを組んでいて,それぞれが用意しておいたレクを進めるのだ。11列あったので,全部で11種類のレクができる。帰りの分もあるので,合計22種類だ。けっこう凝った内容のレクを用意していたので,みんなに飽きずに過ごせたようだ。具合が悪くなった子もいない。もしかしたら,レクが足りないかもしれないと思っていたのだがとんでもない!3チーム分のレクを残して,奥日光湯元に到着してしまった。ホテルの到着時刻も予定より30分くらい早い。早い分にはいいだろうということで,荷物を部屋に運び込み,昼食にした。
 午後はスキースクールだ。ピーカン!まぶしくて目が痛いくらいだ。インストラクターの話では,最近では一番いい天気だということだった。開校式を済ませ,班ごとに分かれてインストラクターの先生に指導してもらった。A班は経験者ばかりが集まっているので,あっという間にリフトの方へ行ってしまったが,あとの班は基礎からじっくりと教わっている。子どもたちは実に素直に指導されたことを実践するので,どんどん上達していく。1日目の午後だけで,思い通りに止まったり曲がれたりするようになった子もいた。
「この調子なら,大丈夫そうだね。順調に進んでいるしね。」しかし,そう思ったのは大きな間違いだということに,すぐに思い至ることとなる。
 ホテルに戻り,休憩となった。疲れているだろうと思いきや,子どもたちはまだまだ体力が有り余っていた。あちこちの部屋に出かけ,廊下だろうがかまわず写真を撮りまくっている。「写真は部屋の中で撮りなさい!廊下で激写するのは反則!!」外でそり遊びや雪合戦をしている子たちもいたが,こちらは無謀なことはせず,楽しく過ごしていた。部屋に残っていた子たちは一体どう過ごしていたのやら…。後で聞いたら,トランプ三昧だったグループもあったようだ。
 夕食がすみ,入浴の時間となった。ここで,とんでもない事態が発生!なんと,全員が入り終わるまでに1時間30分もかかったのだ。なぜこんなことになったのか。まず,服をなかなか脱がない。友達と一緒にお風呂にはいるのが初体験だったので,恥ずかしかったのだ。なんとかお風呂に入ったはいいが,次は楽しくなって遊びだしてしまい,なかなか出てこない。なかには,タオルを浴槽に入れてしまう子もいた。「それは,マナー違反!!」さらに,使った後に整理整頓をして出てこなかったため,桶や椅子が散乱し,シャワーからはお湯が出たまま,泡は流れていない,洗面台は髪の毛だらけになっていたのだ…。「いいかげんにしろ!!」結局,入浴後に臨時で全員を集め,お風呂の使い方を指導し直したのであった。また,お風呂で鼻血を出した子が2名。温泉でのぼせてしまったようだ。
 その後,消灯まで自由時間だったのだが,部屋ごとに見事に特徴が出ていた。みんなで一緒に遊ぶところ,少人数に分かれて過ごす人達。それなりに楽しかったようではある。消灯時刻も基本的には守っていたようだが,なかにはいつまでもトランプをやっていて,注意された面々もいた。この人たちは,その後もずっとトランプばかりしていた…。
 深夜,見回りに行くと,まだ起きている子たちがいる。興奮して寝付けないらしい。また,部屋が異様に暑かったため,寝られなかったようだ。
 とりあえず,1日目は終了。
1月14日(火)
 早朝,起床時間にはまだ早いというのに,廊下に出ている子たちがいる。早く目が覚めてしまったので,他の人を起こさないように廊下に出てトランプをしていたというのだ。…目が覚めたら,布団のなかでおとなしく横になっているようにと言ったのに…。5:30頃には全員起きて…いや,起こされてしまった部屋もあった。「こんなんで今日一日もつのだろうか?」朝から心配な人達である。
 起床後,布団を片付け,シーツを廊下に出しておくことになっていたのだが,一部屋だけ出ていないところがある。例のトランプ部屋だ。様子を見てみると,やっぱりトランプをしている。「シーツ出して!」「え?」「朝からトランプやってんじゃない!やることやってから遊べ!!」彼らは,その後またトランプを始め,朝食開始時間になってもまだやっていた…。
 スキースクール午前の部,開始。この日もピーカンである。ほとんどのグループが,今日はリフトに乗れそうだということで,リフト乗り場のそばでスクールが始まった。A班は今日もあっという間に姿が見えなくなっている。どうやら,不思議なコースを通っているようで,後で話を聞いたら,木の間を抜けたり,こぶを跳び越えたりしていたとのこと。結局,この日はほとんどA班の姿を見かけることはなかった。
 すべてのグループがリフトに乗ることになった。まず,D班。上達が早く,リフトも上手に乗っていった。次にB班。こちらも,なんとか乗ることができた。そして,C班はB班が2回目のリフトに乗ったあとにようやく乗り始めた。順調に乗っていき,あと5人くらいというところで,リフトが止まってしまった。「ん?止まっちゃったねえ。」「先生,何で止まってんの?」「上の方で何かあったみたいだね。あ,そうそう,リフトが止まっても,絶対飛びおりないでね。」「は?飛びおりる?」「そんなことしないよ〜。」「いや,そういうことをした人が昨日いたから言ってんの。」「えー?マジ!?」「マジでいたの。」A班で飛びおりてしまった子がいたのだ,実は。でも,乗った直後だったので,高さはほとんどなく無事にすんだ。不幸中の幸いである。今回は,上の方で何かあったようだが,なかなかリフトが動き出さない。そのうち,子どもたちが「ねえ,ネットの所に誰か落ちてるよ。」と言いだした。「え?落ちた!?」「あれ,Aくんじゃない?」わたしは眼鏡をかけていなかったのでよく見えなかったのだが,子どもたちにはしっかりと見えていた。「本当?」「うん。」そのうち,リフトがまた動き出したので,全員リフトに乗っていった。すると,下の方からパトロール隊が斜面をものすごいスピードでかけあがっていった。「え…,うそー!?もしかして,けがしたの?」すぐにリフトの係員が出て来て,「どうも上で落っこちた子がいて,パトロール本部の方へ連れてくるみたいですよ。本部は下にあるから,行ってみてください。」と教えてくれた。あわてて斜面をかけおりていくと,途中でパトロール隊のスノーバイクに追い抜かれた。後ろにはAくんが乗っている。「大変だ!」
 本部に着くと,Aくんは治療を受けているところだった。目のわきが切れ,出血している。でも,目そのものには異常はなかった。それでも,念のため病院に行くことになった。再び子どもたちの方へ行くと,「ねえねえ,Aくんは大丈夫?」と口々に言ってくる。やはり,気になるようだ。「大丈夫だったよ。」と声をかけ,スキースクールに専念するようにした。
 このころになると,子どもたちもだいぶ上達していて,「曲がるの,うまくなった!」「スキーってすごくおもしろいね!」と嬉しそうに話していくようになった。
 12:45から午後の部開始。けがをしたAくんは結局1針縫い,見学となってしまった。スキー場での見学ではつまらないし寒い,さらに気分転換をした方がいいだろうということで,華厳の滝を見に行くことになった。
 スキー場は少し曇りだしてきた。1日目はビデオ撮り,2日目の午前中は滑らないうちにけが人が出たこともあり,わたしはまったくスキーをしていなかったのだが,午後からはインストラクターに教わりながら滑ることになった。5,6年ぶりのスキーなので,滑れるかどうか不安だったが,しばらくすると滑り方を体が思い出し,転ぶこともなく滑れるようになった。リフトに何回か乗り,インストラクターから離れて自分だけで滑り始めたとたん,B班のNくんが体調不良を訴え,休んでいるところに出くわした。「どうしたの?」「気持ち悪い…。」「いつもの?」「いや,いつもじゃない。」「あ,そうか。いつものは頭痛だっけか。」などと軽い調子で会話していたのだが,そのうち本格的に具合が悪くなってきたので,インストラクターに連れられてNくんはホテルに戻ることになった。一番近くにいた教師がわたしだったので,一足先にホテルに戻って到着を待つことにした。
 ホテルに戻ったNくんは結局3回ほど嘔吐してしまい,保健室にしてある部屋で休むことになった。熱が少しずつ上がりだしたので,戻ってきた養護教諭が病院に連れて行った。Nくんの熱は病院でさらに上がったのだが,薬をもらって飲んだところ,いったんは平熱まで下がった。しかし,夕食後にまた熱が上がり,結局夜のレク大会には参加できず,保健室で寝る羽目になった。10時頃には熱が39度近くまで上がったため,氷枕をもらったり,アイスノンや氷をもらったりして対応。11時過ぎからは養護教諭が保健室に付き添って一晩中様子をみていた。Nくんの熱は翌朝5時過ぎには平熱まで下がっていた。よく眠っていたので一安心。でも,食事がろくにとれていなかったし,まだ熱が高めだったので最終日のスキーには参加させなかった。本人はぶーたれていたが,あきらめていただいた。こっちの心配なんてまったく考えないのだから,まったくもう。こっちは最終日も熱が高かったらどうしようかと心配で寝られなかったというのに!ちなみに,Nくんは熱が高かった時のことはなーんにも覚えていない。突然ガバッと起きて飲み物を飲んだりトイレに行ったりしていたのだが,「えー?おれ,そんなことしてないよ。」の一点張り。「この調子じゃ,どれだけみんなに世話になったかなんてわからないよね…。」というのが教員みんなの一致した見解。友達は,Nくんの荷物をまとめたり運んだり,かわりに仕事をしたりとカバーしてくれたのだが…。Nくんには,卒業までいっぱい働いてもらうことにしよう(笑)。
 話がそれたが,インストラクターに教わってのスキーはこの日で終了。なんと全員がリフトに乗り,滑れるようになったのだ。でも,一人だけ心配な子がいた。けがをしてしまったAくんだ。彼は,ちょっとスキーが嫌になってしまったのだ。でも,せっかくうまくなりかけていたのだから,ここであきらめてしまってはもったいない。翌日はフリースキーになるが,挑戦する気になってくれるといいなと思いながら,明日のことをAくんに話したところ,「やってみる。」という返事をもらえた。担任が一緒に滑ることにし,Aくんは最終日に臨むこととなった。
 この日の入浴は,昨日とはうってかわっての素早い行動が見られた。バッチリである。「もういろいろ注意しなくて済みそうだな。」と思っていたのだが,残念ながらそうはいかなかった。例のトランプ軍団である。先ほどのNくんの荷物を同室のトランプ軍団に運んでもらうおうとしたのだが,彼らはトランプを続けていて一向に動こうとしなかったのだ。遊びに来ていた別の部屋の子がせっせと働き,同室の子たちがまったく働かなかったので,「何考えているんだ,ふざけんな!!」と一喝。その声は,ドアを閉めていたにもかかわらず,2部屋先まで響き渡っていたということが,後の子どもたちの証言で明らかになった…。
 8:00からはレク大会。各部屋ごとに準備しておいた出し物を披露するのである。何だか怪しげな部屋もあったが,それはそれで楽しめた。なぜか,男子はどの部屋もマジックをしていた。1つだけどうしてもトリックがわからないものがあり,レク終了後も何度かアンコールでやってもらった。最初は廊下でやっていたのだが,こちらがあまりにもわからず,子どもたちはだんだん嬉しくなってきて騒がしくなったので,部屋の中でやってもらったが,それでもわからない。そうするとますます子どもたちは調子にのってくる。「カメラマンに聞いてみたら?わかったって言っていたから。」などと言う始末。でも,悔しいから絶対聞かない!!
 さんざん遊んだ後,さすがに疲れたのか,子どもたちは消灯時間をしっかり守って眠ってくれた。一部,2つの布団に4人で寝たり,押入のなかに布団を敷いて寝ている人もいたが…。でも,腹痛や気分の悪さを訴えてくる子が何人も出て,翌朝には具合の悪い子がもっと増えているんじゃないかという不安とともに,夜は更けていった…。
1月15日(水)
 最終日。朝はみんなあまり早く起き出してこない。いいことだ。結局,前日に具合が悪いと訴えた子もほとんどがスキーをするということになった。
 起床後,部屋の片づけをしつつ,遊んでいる子どもたち。やることやってからだったらいくら遊んでもいいのだが…。それでも,前日までよりは部屋もきれいに片づいていたからいいか。
 この日はフリースキー。でも,天候はあいにくの雪。気温も低い。夜中からずっと強い風が吹いていたが,朝になっても風はおさまらない。まあ,こういうこともあるということで,スキー場に向かった。具合の悪いNくんと,Mさんは養護教諭とホテルでお留守番。
 1本目は全員同じリフトに乗って同じコースを滑ることにした。ビデオに滑っている姿を撮るためである。「こんなに上手く滑れるようになりました!」という証拠映像を撮っておかなくては!次々と上から子どもたちは降りてくるのだが,いかんせん吹雪いているので,うちの子たちなのかどうだかよくわからない。しかも,ビデオを通してみているから,ますますわかりにくい。でも,「ゼッケンを着けているから,多分うちの子だな。」という感じでなんとかなった。みんな本当に上達している。やっぱり子どもは技能を身につけるのが早い!たいしたものである。ボーゲン直滑降の子もいれば,ターンしながら滑ってくる子もいる。なかには,スケーティングをしている子もいた。うーん,これはレベルが違いすぎる。一番印象的だったのは,普段体育を苦手としている子が,とても嬉しそうに「スキーって楽しい!」と言っていたこと。実際この子はとても上手く滑れるようになった。
 1時間ほどビデオを回していたが,氷点下6度で吹雪いているなか,じっとしているのは辛い!結局,途中で養護教諭と交代してホテルへ戻った。でも,寒かったのは子どもたちも同様で,予定よりも早く引き上げてきた。戻ってきた子たちは,レンタルしていた帽子やゴーグルを返却しなければならない。その受け渡しをするのにロビーへ降りていったのだが,ここがまたえらく寒い!自分の上着は鍵のかかった部屋に置いてあったので,Nくんのコートを借りていった。Nくんはわたしよりも大きいので,十分着られるのだ。次々と戻ってくる子どもたちから,小物をもらったり,ゼッケンとリフト券をあずかったりと大忙しだった。
 昼食をとり,部屋の荷物を全部まとめてさあ出発という時にまたもや事件勃発。女子の部屋で,誰の物でもない落とし物が出たのだ。名前は書いていない。持ち物にはすべて名前を書くようにとあれほど言ったにもかかわらずである。絶対にその部屋に泊まった人の持ち物なのだから,何とかするようにと言い渡したのだが,なかなか解決しない。結局,同じ物を持っていた子がもう一つも自分の物かもしれないということで持ち帰ったのだが,そこに行き着くまでに他の部屋の子は全員荷物をバスに積み,座席に座って待っている状態になっていた。自分の持ち物の管理はしっかりやってもらいたいものである。
 帰りのレクはほとんどのグループがパス。『天空の城ラピュタ』を観て帰ることになった。いろは坂を下り,日光口パーキングで休憩したのだが,「気持ち悪い」と言っている子が続出。いろは坂で酔ってしまったらしい。ビデオを観ていてもダメだったようだ。でも,みんな軽症ですんだ。寝ている子もいたが,多くの子が身を乗り出してラピュタを観ていた。けっこうはまっていたらしい。結局,学校まであと20分というところまでラピュタを見続けていた。本来なら,もう1本観られるはずだったのだが,あまりにも道路が空いていて,予定時刻より1時間早くなってしまったのだ。おかげで,渋滞にも巻き込まれず,気持ちよく帰ってこられた。

 今回の自然教室は,スキーが上手くなることと,集団でいかに気持ちよく過ごせるかということがポイントだったのだが,とりあえず成功と言って良さそうだ。こんなにいろいろあるのも珍しいが…。16日は代休で,17日は6時間授業というスペシャルメニューになったが,全員が一応元気に登校していた。そうそう,Nくんもお元気そうだった。元気すぎて一喝されたくらいである。「あの大熱は一体何だったんだろう…。」と教師一同の疑問は残ったが,具合が悪いより元気な方がずっといいということでよしとしよう。


03/01/12 (日)

更新情報
 ちょっとだけ替えたところがあります。スクロールバーの色です。替えたのは,このページとトップです。どのブラウザでもOKなのかなあ。よくわからないけど,やってみました。

明日から
 旅に出ます。って,自然教室の引率ですが(笑)。掲示板のレスが遅れますが,気にせず書きこんでください。

全部で…何カ国語だ?
 ただいま,家の中で4カ国語が飛び交っています。日本語,これは当然ですな(笑)。さらに,ドイツ語と英語と中国語が入り交じるのです。
 なぜなら,わが家に留学生がホームステイしているから。ドイツにいる妹の友人で,彼女は当然ドイツ人です。でも,中国に留学していた経験があるため,中国語でもしゃべれるのです。ドイツ語を漢字変換して,日本語にするということもよくやります。ドイツ人はたいてい英語もしゃべれるので,わたしは説明する時に英語を使います。ただし,単語を並べるだけね。彼女はかたことの日本語で話しますが,よくわからない時には,漢字で書いてくれます。そうすると,だいたいの意味がわかるのです。中国語は,彼女が電話で友達と話す時に使っています。意味不明です(笑)。
 ドイツ語は,母が勉強する時にしゃべってもらっています。あと,妹と電話で話す時もドイツ語ですね。彼女はドイツ人とタイ人のハーフで,タイ語も少し話せるそうです。さらに,フランス語もちょっと話せます。彼女一人で6カ国語が話せるということです。わが家は,4人集まっても3カ国語が精一杯(笑)。日々,和英,英和,和独辞書を片手に会話しています。今日はことわざ辞典まで飛び出してきました。彼女は,中日,日中辞典も持ってきました。気をつけないと,妙な言葉を教えちゃいそう。いつもの話し言葉を教えちゃうと,日本語学校で教わっていることとずれちゃうな,きっと。父は江戸っ子+長野言葉をしゃべるし,母は川崎+長野言葉をしゃべるし,わたしは千葉弁+長野+関西方面の言葉でしゃべるし…。わたしはアクセントもおかしいらしいから,きっと正しい日本語は彼女に教えられないな。


03/01/06 (月)

更新情報
 「子どもとわたし」(翼・6年生)に追加があります。


03/01/04 (土)

更新情報
 「プロフィール」の「好きな作家」から,〜「本好きへの100の質問」への回答〜へリンクをはりました。
 最近の更新っていったら,こんなのばっかり(笑)。昨日は「本好き」には答えないと言いながら,結局答えている自分がいた…。


03/01/03 (金)

明けましておめでとうございます
 今年も超低速な更新速度になりそうですが,どうぞよろしくお願いいたします。
 さて,1月1日付けで更新したことになっていたのですが,コンテンツはどこも更新日時が1月1日になっていなかったので「おかしいなあ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は,更新したのはハボカイザー関係の部分だったのです。「ハーボットオーナーに100の質問」に答えたページを作ってリンクをはっておきました。新年早々の更新がこれかい(笑)。だんだん,何のサイトだかわからなくなってきた…。でも,「児童文学」の100の質問って探したけどなかったのです。「本好き」というのはありましたが。ただ,「本好き」はちょっと答えにくい項目が多かったので,パスかなという気がしています。

更新情報
 TOPのBGMを直しました。「直した」ということは,つまり,その,えーと…。いつからだかわからないのですが,BGMが鳴らなくなっていたんですね。本人が最近ちっとも使っていなかったので,いつから鳴らなくなっていたのかわからないのでした。原因として考えられるのは,「PCが変わってOSが変わったためJAVA SCRIPTが正常に作動しなくなった」「ハーボットを設置した関係でJAVA SCRIPTが正常に作動しなくなった」ということくらいなのですが,よくわからなかったので,ソースを全部別の物に変えたのでした。今度はちゃんと鳴っていると思うんだけど…。いかがでしょうか?

箱根駅伝
 やっぱり今年も見てしまいました。お正月に箱根駅伝を見ないとどうも落ち着きません。
 今年は雪の中のスタートで,選手は大変そうでした。前日の往路終了時点で,15位までのチームがトップから10分以内のゴールになっていて,どのチームも差がなくなっていることを感じさせられました。例年通りのルールなら,全部で15校の参加なのだから,全チーム繰り上げなしのタイム差スタートになったはずなのです。実際,復路でも繰り上げスタートになったチームはありませんでした。
 今年は,シード争いも熾烈で,見ていてドキドキする場面がたくさんありました。どこが勝つかわからないというレース展開はいいですね。
 でも,テレビで見ていて思うのは,沿道に出ている方たちのマナーについて。何で選手のそばで旗を振るんだろう。選手にとってはじゃまで,走りにくいんじゃないかな。あと,どんどん車道に身を乗り出してしまうこと。選手を見たくて前に出てしまうのでしょうけれど,あれもじゃまだと思うのです。選手の走りやすさを考えた応援をしてあげてほしいですね。


[Topへ戻る]

 [ROY草子1998年8〜9月へ] [ROY草子1998年10月へ] [ROY草子1998年11月〜12月へ]
[ROY草子1999年1月へ] [ROY草子1999年2月へ] [ROY草子1999年3〜4月へ]
[ROY草子1999年5月へ] [ROY草子1999年6月へ] [ROY草子1999年7月へ]
[ROY草子1999年8月へ] [ROY草子1999年9月へ] [ROY草子1999年10〜12月へ]
[ROY草子2000年1〜2月へ] [ROY草子2000年3〜7月へ] [ROY草子2000年8〜12月へ]
[ROY草子2001年1〜3月へ] [ROY草子2001年4〜7月へ] [ROY草子2001年8〜10月へ]
[ROY草子2001年11〜12月へ] [ROY草子2002年1〜8月へ] [ROY草子2002年9〜12月へ]
[今月のROY草子へ]